Photo by Ume氏
「梅雨も明け、下界の暑さをよそに、快適な夏の日々を過ごしているのだろう」
「それっでござる」
「そこは標高1千700メートルぐらいとか、今の時期なら朝か夕暮れかどっちかね、気持ちが良いのは」
「人によって違うでござろうが、某(それがし)にとっては夕暮れでござる」
「ふむー、確か映画にも撮られたほど夕焼けがきれいだとか言っておったな」
「中央アルプスに沈む夕日は、モザンビーク海峡のグリーンフラッシュにも負けぬほどでござる」
「オイオイ、またエライ遠くの話を持ってきたな」
「夕焼けも結構でござるが、夕闇とともに訪れるここの静けさが、また格別でござる」
「お前に静寂はあまり似合わないと思うが・・・」
「知ったのでござる。10年かけてやっと」
「なるほどな。鹿も学習するというからな」
「それにしても、たった3,4日で空木岳と東西の駒ヶ岳の3山を登ってしまった還暦を過ぎた女傑の話を聞きました?」
「ああ、Fさんか。まるでデパート3店でも回るようにな」
「同じ女傑でも、あの代議士とか、畏れながら先輩の奥方とは内容が大分・・・」
「待てまて、それを言われると、・・・頭が痛いのう」
「賢者に悪妻、ですか。クク」
赤羽さん、いつも音信を寄せていただきありがとうございます。以前に、ショーン・コネリー主演の「ひと夏の恋」とかいう映画が、似た話を扱っていたのを思い出しました。
8月中は、キャンプの場合も、予約をお願い致します。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。