入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’17年「初冬」 (14)

2017年11月16日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 郡猟の会長(県猟友会副会長)から電話を受けたとき、友人のKと新宿の雑踏の中を歩いていた。きょうから猟期が始まり、それで牧場を訪ねてくれたのだという。その電話で、一気に気持ちが入笠に戻った。たった1日前、新宿駅に着いたときは、FMZ君に「こうやって東京の街を歩いていれば、昨日もこの地にいたような気がする」なんて言ったはずだったのに。

 今回、東京へ出掛けたのは古い友人のSがアメリカから日本に帰ってきていて、10数年ぶりに会うためだった。彼のことや、FMZ君も含む3人が東京の一隅で一時を過ごした〝青春貧乏物語‟をここで詳らかにすることはしないが、初めて行ったアラスカからは、当時ロスアンゼルスに在住していた彼をはるばる呼びつけてみたり、その後アメリカ女性と所帯を持ったミネソタの地へは2回ほど行って世話になった。彼が家族を連れて東京へ来たこともあったし、こうして20代のころからのSとの途切れとぎれの交友を幾度繰り返したかと思うだに、時の流れの速さというか、慌ただしさというべきか、そんなことを身に沁みて感じてる。

 管理人室から

 また、山の牧場に"主たる生活の場″が戻った。牧区の見回りをして戻ってくる途中、上の大曲を下ってきたら雪が舞っていた。伊那側では今冬初めて見る雪だ。
 今、外の気温を見ようと、窓のカーテンの代わりにしている毛布をまくり上げたら、いつの間にかここでも雪が舞い始めていた。昼の気温は1度。例年の初雪が15日前後だから、平年並みということだろう。

 隣室の10畳ふた間

 今冬、時代遅れの山小屋の利用を予定されている各位には、燃料、部屋割り(小屋48畳、管理棟10畳ふた間)その他の準備をしなければならないので、できるだけ早い予約をお願いします。
  牧場は19日で閉めますが、その後も例年と同じように、折角いただいた予約にはできるだけた応じたいと思っています。 なお、冬季営業につきましては、カテゴリー別の「28年冬季営業の案内」を参考にしてください。料金を含め、営業内容は昨年と同じにしたいと思います。

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