映画の話でコーヒーブレイク

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リンカーン弁護士

2012-07-26 | 映画 ら行
久しぶりのマシュー・マコノヒー主演映画です。
最終弁論で息詰まる演技を見せた「評決のとき」の若手弁護士役から、15年もたってるんですね。
あの映画も衝撃でした。
止むに止まれぬ事情で犯した殺人とはいえ「無罪」になることがあるんだ・・・っと、
アメリカと日本の司法制度の違いに驚かされた映画でした。


本作は公開館の少ないのが残念な、非常に面白い本格サスペンスです。



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       リ ン カ ー ン 弁 護 士

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 < ストーリー >
高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりにしているやり手の弁護士ミック・ハラー。
金次第で少々強引な手も使いつつ司法取引を成立させ、麻薬売人や娼婦らの弁護を引き受けている。
ある日、女性への暴行容疑で告発された資産家の青年ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)の
弁護を引き受ける。無実を訴えるルーレの身辺を洗っていくうちに、ミックが過去に担当した
女性暴行致死事件とルーレの事件の手口が酷似していることに気づき…。

             
         左が弁護士を演じるマコノヒー。 右が被告役ライアン・フィリップ

派手な映画ではないのですが、じっくり見応えのある法廷ドラマです。
「評決の時」「アミスタッド」以降、恋愛ものが多かったマコノヒーですが、カッコイイハンサム役より
年を重ねてちょっとくたびれた、ちょい悪弁護士役がとってもはまってます

そして被告ルーレ役のライアン・フィリップもいいんだわ~
法廷で無実を訴えるシーンには圧倒されました。陪審員だったら「無実」に一票入れてます。
影のある役が多いけれど、彼は良い人役より「実は悪人」が合うなぁ。

他に、検事の元妻にマリサ・トメイ、事件の調査にウィリアム・H・メイシー
担当検事にジョシュ・ルーカス、ミックに仕事を斡旋する男にジョン・レグイザモなど、
主役級の俳優さんが脇を固めてます。

オープニングから、ちょっとセピアな感じの画面や音楽、全体のテイストが
かつての法廷ものの雰囲気漂う、本格派法廷サスペンスです。

お金になりそうな楽勝の事件だと引き受けたが、実はミックに声がかかったのには裏があった。
弁護士の守秘義務を利用し、無実に持ち込もうとするルーレ。
双方の家族をも巻き込み、絶体絶命のミックの起死回生の一発とは?
う~…これ以上は、書けません。
手に汗握りますよ。

しか~し・・・ミック、お酒をよく飲むなぁ~。



 なでしこジャパンのオリンピック第1戦カナダ戦が始まりました。
 前半で2点ゴーーーーール! と思ったら・・・
 後半10分で1点を返されました。 
 最後まで見たいけれど・・・明日も早いのでもう寝ます。
 ガンバレ、日本!

あぁ~、これから宵っ張りになりそうです。
でも…楽しみ! 



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        「リンカーン弁護士」 @川崎チネチッタ 


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