映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

ボス その男シヴァ―ジ

2013-04-28 | インド映画
3時間越えのインド映画です。
以前映画館で「ロボット」を見ましたが、
本作もインドのスーパースターラジニカーントさん主演です。
現在64歳のラジニカーントさん、増々パワーアップして、
歌に!踊りに!アクションに!と、八面六臂の活躍です。

お相手の女優さんは若くお美しいのですが、
いつまでラジニカーントさんは頑張り続けるのか?
どうして若くハンサムな男優さんが主役を務めないのか?・・・不思議です。
ラジニカーントさんはお父さん役の俳優さんより年上なのではなかろうか?

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       ボ ス  その男シヴァ―ジ

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 < ストーリー >
アメリカでビジネスに成功し、インドへと戻ってきた実業家シヴァージ。
ビジネスで蓄えたお金を、貧困にあえぐ人々のために使おうと無料の病院や大学を建てようとする。
しかし、悪徳企業家アーディセーシャンが賄賂で手懐けた政治家に圧力をかけ、計画を潰し、
シヴァージは全財産を奪われる。正攻法では善行を行えないと感じたシヴァ―ジは、
悪徳政治家や企業家の裏金をマネーロンダリングし、建設費用に充てるが・・・。

今回も、極彩色の豪華な衣装・舞台装置で、突然!踊る踊る・歌う歌う!
それもインド風あり、ヒップホップ風あり、ロック調ありで、豪華絢爛です。
相手役の女性も、美しいく艶めかしいだけでなく、激しい踊りもバッチリです。
    艶っぽい微笑み。

          
      ラジニカーント氏のバックのおじさんたちの体型が…見事な太鼓腹を活かしたペインティング。

ストーリーは、
賄賂天国インドの政治家の腐敗ぶりと企業家の強欲ぶりをこれでもかと描き、
ヒーロー・シヴァ―ジが悪に悪で対抗し困っている人たちを助ける
インド版鼠小僧次郎吉のような、
ミッション・インポッシブル?のようなトリックありの、勧善懲悪・拍手喝采物語です。
インドの映画館はやんややんやの盛り上がり~なんでしょうね。
庶民の日頃のうっぷんを晴らし、溜飲を下げるストーリー。 絶対受けるよね~。

しかし・・・、
「この国の裏金をすべて集めて分配したら、貧困なんてなくなるはず。インドは貧しい国ではない」なんて言っちゃって、ラジニカーントさん大丈夫かなぁ~?

ラジニカーントさん自身、庶民層から苦労して今のスーパースターの地位を築かれた方で、
学校や病院の建設や、被災地援助、貧困者・被差別女性を支援する社会活動などを行って
おられるようで、まさにシヴァ―ジそのものね。 →ウィキペディア

ラジニカーントさんのウィキペディアにも「肌の色」について書かれていますが、
本作の中でも「肌の色」を白くしようとシヴァ―ジがあれこれ頑張るシーンがあるのですが、
インドで「肌の色」の濃さが問題になるというのを初めて知りました。






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