映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

クリスマス・キャロル

2009-11-30 | 映画 か行
マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を見て、是非3Dの映画を見てみたい!と思い、
川崎109シネマズIMAXシアターで「クリスマス・キャロル」を見てきました。
IMAX「THIS IS IT」は最終日まで4日間のすべての回が完売になっておりました。
マイケル人気はスゴイです~。

3Dは例の専用メガネをかけて鑑賞です。
近眼用のメガネをかけたうえに専用メガネをダブルでかけて長時間の鑑賞は、平均的日本人の
鼻の高さを持つ私には、ちょっと辛かったです。

手違いで吹き替え版を予約してしまった私・・・おばか~!
「何とかなりませんか?」お願いしてみましたが、
(特別料金払ってるんだから字幕版に変えてくれ~という心の声も空しく)「こちらでは何とも・・・」
という残念なお答え
しか~し、吹き替えの声は何と「アンパンマン」のチーズの声担当の山寺宏一氏。
さすが山ちゃん!でした


                              

     ク リ ス マ ス ・ キ ャ ロ ル  

                             


本編が始まる前に流れた「アバター」と「不思議の国のアリス」の予告編も3D!でした
「アバター」は途中から一部アニメーションですが、両作品とも実写版の3Dで大迫力~!
技術的なことはわかりませんが、3Dってのはハンドクラフトのシャドウボックスみたいに
何層かになっていて奥行きを出すのかな?と思われるようなシーンがありました。

 < ストーリー >
金が全てと考える守銭奴スクルージは町の嫌われ者。
あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が現れ、その翌日から
「過去の亡霊」「現在の亡霊」「未来の亡霊」が一夜ずつスクルージを時間の旅へと連れ出す。


1968年ディズニーが初の長編カラーアニメーション「白雪姫」を製作する際、俳優を使って
撮影した後、その動作に合わせて絵を描き込む画期的手法で、自然な人物の動きを実現しました。
本作は、ディズニー技術の延長上にあるというべき、俳優の演技をデジタル化して取り込む
パフォーマンス・キャプチャー」という技術を使っています。
「フォレスト・ガンプ」や「バック・トゥー・ザ・ヒューチャー」のロバート・ゼメキス監督は
この手法がいたくお気に入りのようで、ここ数作パフォーマンス・キャプチャーのアニメを撮っておられます。

でも実写じゃダメですか?
折角俳優さんが出演しているのに、デジタル化してアニメにしなくちゃダメですか?
ジム・キャリーやコリン・ファース、ゲーリー・オールドマンなのに・・・、
あの渋いゲーリーが、そういえばなんとなくゲーリー?でいいんですか?
どうもあの作った感のあるアニメの表情が・・・苦手。
ジムやコリン、ゲーリーのままの方がいいなぁ~。

オープニング早々、小雪が降るクリスマス前のロンドンの街を、上空からまわっていく映像は
傾斜の緩いジェットコースターに乗って飛んでいるような感覚で、「あっ、目に口に雪が入る~」と
感じました。凄いよ~。期待通り

でも、アニメでディケンズの名作だから・・・とお子さんをIMAXに連れて行ったら泣いちゃうかも?
暗い色調が多く、亡霊が迫り、大音響、耳がビリビリしましたよ。


クリスマスを舞台にした映画って沢山ありますねぇ。
シリアスドラマにコメディーと色々あれど、ほとんどが見終わった後、ジ~ンと心に響く人情話。
「素晴らしき、哉人生!」「34丁目の奇蹟」「あなたが寝てる間に」「ホームアローン」などなど。

毎年この季節になるとこのような心温まる映画が繰り返し製作され、懐かしい映画が放映されるのは
家族の大切さを見直し、豊かな者が貧しい者を助け、神への感謝の気持ちを表すという
クリスマス本来の過ごし方を忘れないようにするためかもしれませんね。

赤と緑のシンボルカラーに、オーナメントで飾られたツリー、綺麗なイルミネーション。
そしてムードを盛り上げる素敵な音楽。
その上、雪でも降ろうもんなら・・・クリスチャンでなくても心躍っちゃいますねぇ





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  ***** 見た 映画 *****

 11月24日 「クリスマス・キャロル」@109シネマズ川崎

 11月29日 「PARIS」DVD パリを舞台にした群像劇 ジュリエット・ビノシュ主演
 
 11月30日 「男と女」DVD クロード・ルルーシュ監督 アヌーク・エーメが美しい!