アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

9月のどんぐり工房草木染め~アカネ染め

2022-09-19 16:43:51 | 草木染め

  先週土曜日のどんぐり工房草木染め講習会で、久しぶりにアカネ染めをしました。

  使ったのは西洋アカネ。日本茜の10倍の太さはあるという西洋アカネは煮だすとすぐに赤い色が出てきます。1時間もすれば、こんなに真っ赤。

   この日染めたのは、ほぼ木綿。絹だともう少し真紅になります。

   この日は5組の参加が予定されていたのですが、台風接近の予報のため、遠方から参加するはずだった2人は欠席、朝になって1組の親子さん欠席、もうお一人は日にちを間違えて欠席となり、参加してくださったのはこちらの友人親子2人のみ。染め液はたっぷり用意したので、わたしも、前から染めたかったものをいろいろ染めました。

   左はもう20年近く前に買ったキュロット。とても気に入ってよく着たせいで、すっかり色が落ちて白っぽくなっていました。一度何かで染めましたが、それもはげ落ちたので、今回2度目の染め重ね。元のむらさきっぽい色に近づきました。

   右もキュロットですが、「あげますほしいです豊田周辺」のFBグループで知人からいただいたもの。元は真っ白でした。それをゴバイシで染めてほんのり赤っぽいグレーにしたのですが、洗濯機で粉せっけんを使って洗ってしまい、茶色に変色。気に入らなかったので、今回無媒染でアカネ液につけました。写真の色は、かなり赤に近いグレーなのですが、実物はもう少し茶色がかっています。ほんとは写真の通りの色になることを期待したのですが、外れました。またの機会に茜液に浸け、今度は鉄媒染しようと思います。今年はこの色のまま、着ることにします。

  靴下も着古したTシャツも麻のエプロンもスカーフも、きれいな色に染まりました。

  真ん中の大きな布は、布ナプキン用に知人から分けてもらったネル地です。触った心地がとてもいい。まるでワタのよう。この布は、紙ナプキンをやめて布ナプキンに変えたいと言っている姪に送るつもりです。

  参加した5歳の女の子。竹下駄?を上手にあやつっていました。工房では工芸体験ができるほか、こうして一人遊びできる道具がいろいろそろっていて、無料で貸してもらえます。

  アカネで染めた布はまさに茜空の色。ただ今部屋の中で乾かしているところなのですが、思わずほおずりしたくなるほど美しい。残ったアカネの根からはまだまだ色が出そうなので、台風が去ったら木槌でたたいてさらに煮だしてみるつもりです。

   草木染め体験、この秋は、数か所で開きます。

   まず今週末23日金曜日には、旭地区の竹々木々工房主催の竹染めを、足助の古民家の宿・北小田の家で開きます。(20+) 里山素材で草木染め | Facebook

   来月5日と26日は、豊田つながる博の催し物の一つとして、森の幼稚園・もりのたまご主催の染め講座を、もりのたまご園地にて開きます。https://toyota-tsunagaru.com/events/241

   どんぐり工房の草木染め講座は、10月29日と11月26日に開きます。10月は栗の皮で、11月はアベマキのカクトで染めます。こちらはどんぐり工房のHPにて詳しくご覧ください。

 

 

 


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