サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

6月の猫・ぱ~と2

2020-06-30 | 




これね・・・気が付けば6月殆どやってなかった事に気付きました。
で、今年も半分が終わりますけど、正直結構長かったです
なんか色々な事があったなあ、、、って思う
それはなんでもそう、
音楽も漫画もアニメもゲームも、野球も日常も人々も、ね。
短いって感じは個人的にしなかったです それなりに濃くもあったので・・・下半期はもっと濃くしたいですよ(笑
取り敢えずスマホでコメント返信はそれなりに打てるようになったんで後は記事っすな
スマホで記事書けるようになれば普通に毎日2~3回更新出来るようになるでしょう
現実そこまで行ってないですけどね笑





大将。どーん。。




高いとこ好き。。でもこの写真ほこりが酷いな(笑
ちゃんと掃除しなくちゃ。




チョップ。母親はチョプスと呼んでて、正直そっちのが良い気がする今日この頃。。
これはツイッターで挙げたカットの没バージョンです。
正面を向いたやつをツイッターではUPしてます。




ムク。これもツイッターの没カット
数枚撮った上で最も良いのをあげてます
でもこれも冷静な感じがいいですね笑




ルイ。この中では唯一♀猫。




この子は昔からめっちゃ元気で健康体なんですよね。
鳴き声もうるさめ(笑






明日は昼と夜で出来れば二度更新したいかな・・・
でも月曜のマグちゃんの記事も本当は日曜に書くつもりだったから。
そういう意味ではまだまだ予定通り遂行出来てはいないですね。要精進。









ブレイクに期待。/破壊神マグちゃん 第2話「少年 藤沢錬」

2020-06-29 | 破壊神マグちゃん
大丈夫?(笑








初回があまりにも良かったので、
逆に2話目が心配になってしまうのはWJ読者のあるあるだと思うんですが(そんなことない?)、
今回も非常に良かったと思います
まず、新キャラを使って物語を展開させて来たのが良かったです
いわゆる出し惜しみしない姿勢というか・・・「キミを侵略せよ!」も出し惜しみ無かったハズなんですけどね笑
新キャラって言っても錬は一応初回にもちょい出てるけど。あと表紙にも。

狙いとしては正直ラブコメの匂いを出したかったんだと思います
事実、健気な少年とウブな少女(というか鈍感?)の思春期感はよく出ててそこも良い感じだったと思う
何より錬が応援したくなるタイプのキャラだったのも大きいですね
好きな女の子の為に、
勇気出して誘ったり、
プレゼント買ったり・・・実に偉いじゃないですか
その分、流々の美少女感も増していてその辺りも今回秀逸なポイントだったかな、と。




正直カワイイ。



この漫画の一番の武器は「愛嬌」でしょう
兎に角どのキャラにも愛嬌みたいなのがあって、それに触れてるのが楽しい、というか・・・
取り分け今週もマグちゃんのキモ可愛さには素晴らしいものがありました(笑
初っ端からいきなり学校ぶっ壊そうとしたり、
神と呼ばれてる錬に対抗心燃やしたり、
握りつぶされそうになってたり(笑
錬の支配を完了した(?)時のポージングだとか、
ハンバーガーとポテトを食ってる時の絶妙な愛らしさも堪らなかった
その後のいきなりデブ化した姿は完全にシュールな笑いに仕上がっていてそれもコミカルだったんですが、
最終的には溢れ出そうになって(笑)エネルギーが完全に爆発しそうになってたり、
完全に危険人物(?)化してたのも規格外で面白かったです
一歩間違えたら大惨事になってたんで、
そういう意味合いではシャレにならないんですけど、
空中にぶん投げられて大爆発してるマグちゃんはそれはそれで面白い。。っていう、
なんでしょう、酷い事してるし、酷い事されてるのに、なんだか笑えるというハイレベルな笑いに仕上がっています
何気に、錬と流々の過去を挿入して伏線を撒いてるのも流石と言ったところですね。




こっちもカワイイ笑



そう、純粋に髪留めを可愛い~と言っている流々も女の子してて良かったんですが、
その後しみじみとお礼を言ってるシーンがまた凄く可愛くて良かったです
錬が惚れるのも分かるな、というか・・・
でも、
髪留め付けたマグちゃんも最高に可愛かったですね(爆)
これはこれでものっそい愛らしいというか、売れるな!っていうか笑
その前の錬がちょっとイケメンだったからこそ、余計にこのオチが引き立ってて良い感じです
中学生で1430円って結構痛いだろうに。。
ただ、
流々は流々で純粋な良い子っぷりが引き立っていてそっちもまたイイな、とも感じました
基本あんまり女の子してないけど、ちょいちょい可愛くなる感じが好きですね。そんで究極のお人よし!







あと、
ツイッターで早速マグちゃんのファングッズ作ってた人を発見した(っていうか流れて来た)んですが、
このキャラめっちゃシンプルだしグッズやファンアートするにはかなりハードルが低い感じなのもいいな、と笑
正直機運が変わって(?)マグちゃんパワーだけで戦えそうな気さえして来たんですが、
実はラブコメとしても誠実なお話やってたりもするんでそこも是非、って所ですね。

あと、「野放しにしておく方が危ない」っていうのは凄く巧いと思いました。本当にそうだもん。
二つの意味合いでね。



協力という概念。/アクタージュ act-age scene118「鬼の巣」

2020-06-27 | アクタージュ






今までのアクタージュは、
対王賀美陸とか対百城千世子とか、
タイマン的な構図が多かったと思うんですけど、
今回は「みんなで協力。」っていうトピックがある訳なんですよね
だから、今までとは違うカタルシスが待っているような・・・そんな気がしています
具体的に書くと、3人で一つの役柄を創り上げる訳ですから自分の出来栄えだけを気にするんじゃなく、
相手のクオリティも気にしなくちゃいけない・・・っていうのが結構歯ごたえありそうだな、と笑 
いわゆる一つの“絆”というか、、、案外そういうものも観れそうな予感もしますね。




夏ちゃんが合格したのも嬉しい(笑



加えて、銀河鉄道の夜、羅刹女と違ってあんまり若手中心でない事もトピックでしょうね
関わってる人の数も注目度も段違いだったりするので本当の有名俳優ばっかりが共演相手になってくる
今までは同世代の共演者が多かったと思うんですけど、名うてのベテランとも対峙するんですよね。
そういった時に経験の浅い夜凪ちゃんがどこまで良い演技を出来るか・・・が鍵ですね
早速、
「お前誰だよ」攻撃を食らって景ちゃんもきっと悔しいでしょう
一時期CMとかで知名度上げましたけど大河に出るような人と比べたらまだまだ
その上、夏ちゃんの奮闘とか、皐月ちゃんのリベンジとか、、、夜凪ちゃん達の他にも、
様々な見所の伏線が撒かれていて実に楽しみなシリーズになって来た・・・と思います
多分、面子と環さんという強キャラの存在で今回も夜凪ちゃんは苦戦するんでしょう

・・・って、考えると意外と夜凪ちゃん無双してないね、って思う(笑
一難去ってまた一難、また高い壁を用意された景ちゃんだけど、
簡単に主人公が無双しないからこそ読んでて燃えるものがある。
今回も、
足掻いて足掻いて“素晴らしいもの”をファンに見せてくれることに期待・・・ですね!










余談ですが、
今週の扉絵、
マジもんの3姉妹みたいで正直むっちゃ可愛い・・・!
って思いました
また、ひたすら生意気だけどそこがカワイイ皐月ちゃんと
負けん気の強い次女の夜凪ちゃん、
そんな彼女をからかう長女の環さん・・・とある意味この3人でもう一つ物語作れそう!ってくらい(笑
なんか上手い具合にキャラの関係性が面白くハマってんなあ、と感じれてそこも良かったです
あんまり、夜凪ちゃんをからかえるくらいユーモアのある人物が少なかったんで、
そういう意味だと環さんが景ちゃんのカワイイトコを引き出してくれそうでそこもまた期待・・・ですね!
(でも、環さんは環さんで重鎮に挑む、って高い目標がありそうですな)。

何にせよ、
環さんに負けない!ってシンプルなテーマだけではなく、
みんなで一つの素晴らしい役を創る~っていうテーマも提示されたので、
ここに来てこの大河の目標が色々定まって来た感じで凄く面白い事になって来ました!
次週は(っていうか土曜発売なんで次々週か)久々にセンターカラーですしまた盛り上がって来そうで楽しみです。。
最近夜凪ちゃんの前に百戦錬磨のベテランが現れすぎなんで、何とか存在感を残して欲しい気持ちで一杯ですね。


ロッテ、単独首位キープ!

2020-06-26 | スポーツ







今年は甲子園ない・・・
いや、選抜の代わりみたいな大会はありますけど、
ただ選手権は実質無い=千葉代表を応援出来ない!って事で、
ロッテの応援に力を注いでいます
今週はね、
結構千葉テレビで放送してくれてるんで、
3試合ぐらい観れたのかな・・・しかもその内の2つが逆転勝ち。。という事で
まさかの6連勝、現在パリーグの首位を走ってる状態なんで気持ち的には中々良いです

観てて感じたことは、
井口監督のやりたい事が形になって来た感じがしますね
個人的に井上を育てたのは井口さんだと思ってるんですけど、
その井上が7番打つようになったらダブルチャンス打線がめっちゃ機能していて、
4番5番を抑えても6番7番にまたホームラン打てる打者が控えてるんで・・・これは強いな、と。
その上相変わらず好調な荻野、推しの清田も頑張ってるし(ちなみに彼らは同世代)、
藤岡くんもかなり巧くなってるし・・・って事で隙のない打線が出来上がって来た、それも、
今年いきなり出来た訳じゃなくて、ここ数年間の我慢によって生まれたものだと思うんで、
ようやく井口さんのやりたい野球に現実が近づいて来た感覚がありましたね。

それと、
岡と和田の走塁の上手い選手が控えてるのも正直大きいですね
特に23日の試合、その二人がバッチリ足でプレッシャーかけた場面は観ていて痺れました
ある意味全員野球が出来てるな、という印象が今のところはあります
それは鳥谷さんの存在を含めてそう、です
経験豊富なベテランの存在も色々プラスになってそう、なんで
結構井口さんの狙い通りの強いチームが出来つつある印象を受けました


あとはやっぱ先発がめっちゃ頑張ってるのも大きいですね!
特にミラクル星稜でお馴染み岩下くんの好投にはかなりグッと来ました
正直ああいう衝撃的な勝利を収めた人とかってその話題性だけで消えちゃうイメージがあるんで。
そういう意味だと、話題性で済まない人間になりたい、っていう根性を感じた投球でもありました
それはそれで過去の自分に向けてのリベンジなんですよね・・・
苦労人の井上の大活躍にも刺激をもらいました
中村の豆だらけの手にも、、、。

ロッテは常勝軍団でもなければ、カープやソフトバンクみたいに地元にめっちゃ根付いてる訳でもない、
ある意味良くも悪くも真ん中ぐらい、まあちょっと下かもしれないですけど笑
だからこそ、下剋上を狙い続ける姿が美しいチームでもあります
そういう意味では夢を見るのにかなり相応しいチームだとも思う
根性を見せてる人の姿を観て、刺激を受けるのもまた生産的な行動だとも思うから。
今後もロールモデルにしたくなるような戦いっぷりを期待しています。。


ま、取り敢えず今は、今は首位、ナンバーワンなんで(笑
一応記事にしてみました、ってトコかな。
密かに応援しているので。



誠実さ。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第22話 感想(ヤングジャンプ2020年30号)

2020-06-25 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女








羽々里の夫が幽霊としていきなり現れていきなり成仏してしまった・・・笑
その成仏のきっかけが恋太郎が良い子過ぎて誠実過ぎて心配がなくなってしまったから、というものだったんですが、
その恋太郎のセリフもあまりにも良い人過ぎるセリフで思わず笑ってしまったんですけど、
その後のこの反応は更に極端で電車の中で吹き出しそうになりました笑
でも、
普通に考えれば凄く良い話ですよね
まあ、いつまでも大切に想ってる~って言えば聞こえはいいですが、
裏を返せば未練がましく過去を引きずってるだけ、とも言えちゃうんですよね
だからこそ、恋太郎が本気で彼女を愛してくれて良かったなあ、と思う
幸福一つ取ったって、
正直何を幸福と感じるかなんてその人自身で決める事ですから。
恋太郎は複数人とイチャイチャしてるのではなく、
全員とタイマン×6みたいな感じ
お泊りから、
即会いに行った時点で彼の本気は伝わりましたね。







で、まあ、このセリフですね
正直かなりの名セリフだと感じました
口では何とでも言えるけど、
実際に行動に移すにはエネルギーが要る
そして「本当に好き」という気持ちを一生懸命伝える事
がむしゃらにやり切ること
そういう気持ちを、
理解しろと押し付けないこと・・・で、それが受け手にとっての喜びに変わって行く
だから、強制も強要もせず、ただ真っ直ぐに愛を伝え続けることが、
惚れたものに許された唯一のこと、、、っていう
そういう謙虚かつ、
誠実な姿勢が光っていて素晴らしいセリフだと思いました
結構人間って「分かって欲しい」とか多くを望みがちじゃないですか
だからこそ、このセリフを読んで本当にそうだよなー・・・って素直に思えた自分が居ました
そして、ある意味合法ハーレムに於ける回答を一気に出したような話数にもなっていて、
そういった意味合いでも秀逸な22話目でした
それと、
純粋に羽々里さんが凄く健気で生真面目で、それでいてセクシーでもあって、
羽々里さん自身の魅力も再確認出来た話数にも仕上がっていましたね
本当のこと、真実っていうのは当人たち同士の中にしかない、
だから、
羽々里さんとのラブシーンも素直に感情移入出来て・・・そういうトコもまた秀逸だったと思いました
なんで、その後の羽香里とのキスシーンも素直に良い気分で観れましたね
正にニュータイプの漫画だわ。。と感じつつ、
密かに空気を読んでる唐音もまた可愛かったですね(笑






でも今週の内容って、
ギャグとしても最高に面白かったんですが、
先述のように結構メッセージ性の強い内容にも感じましたね
本当の気持ちを伝え続ける事だけが惚れたもんに出来る最高で唯一の表現、
そして、時には思い入れという十字架を外して未練から一歩進む事も大切・・・っていう、
ただノリでやってるだけでもない深みもあるように感じられてそこも大好きな内容だなー、と。
最後のオチもあまりにも強引過ぎて面白かったですね
っていうか羽香里理事長の娘じゃんっていう(笑



思惑の交差。/ノケモノたちの夜 第42夜「三つ巴」

2020-06-24 | ノケモノたちの夜
新キャラ来た!










この漫画ってひょっとしなくても独特ですよね
剣十字って組織はマルバス達にとっては「敵」に当たるけど・・・
けど、やってることは今週の内容を観ても分かる通り全力で悪魔からみんなを守ってるんですよ
剣十字の団員同士の絆も強いし、人情も意外と深い、正直純粋に格好良いと思ってしまった自分が居ました
普通の漫画なら、
剣十字の皆さんが主人公なんでしょう
でもこの漫画は悪魔側のマルバスとウィステリアが主人公っていう、、、
そうなってくると、
色々複雑というか、
ただでさえ悪魔全体が進化しつつある人間の統制に動いている中(剣十字の壊滅を目論んでいる)、
マルバスたちの立ち位置がどんどんリアルにノケモノになっていくんじゃないか・・・っていう予感はしますね
マルバスも、契約者であるウィステリアには献身的ですけど、スノウは敵なので協力する事は出来ない
だから人間側でもあるウィステリアにとっては今が本当に辛い。。んだろうなあ、って思いました

ぶっちゃけ、
進化し過ぎた文明を目の当たりにして、
ダンタリオンらが取り敢えず「剣十字だけでも滅ぼしとくか~」ってなるのは
ある種当然の行動理念というか腑に落ちるものがあって凄く面白いと感じたんですよ
だからこそ、剣十字の皆さんの格好良さも際立つ感じがします
事実、
アレックスちゃんやタケナミさん、ビビアン(しつこい)等の活躍に期待している自分もいたりします
ただ、その先にあるのが(?)マルバス達との死闘だと思うと複雑な想いになったりもしますね







悪魔たちは自衛の為に集合し、
剣十字はそんな悪魔たちから仲間や市民を守る為に戦っている
では、マルバス達は?って考えると、今現在どっちとも言えない立場な訳で、
結構ヤバめの未来が待ってそうな予感もしちゃうんですけどね・・・
具体的に書くと、
両方から敵視されて本当にノケモノになってしまう危険性を孕んでいます

しかし、ウィステリアにとっては、スノウは唯一の肉親であり、幼い自分を育ててくれた恩人でもある
だから、マルバスの協力がなくても、自分一人の力で助けて見せる・・・と意気込むウィステリア
リアルに泥まみれになっても自身の正義を貫くその姿はまるで少年漫画っぽくて格好良い
もしかしたら、そういう行為の積み重ねがまた違った未来を生むかも、、、とかちょっと感じたりもしましたが、
マルバスにとっても内心辛いだろうなあ、って思うとかなりいばらの道を進んでる気もします

サブタイトルは「三つ巴」ですけど、
多分三つともそれぞれに違う正義があるんですよ
剣十字は市民や仲間を守る正義、
悪魔は種族そのものを自衛するという正義、
そしてマルバスたちはそのどちらとも違う第3の正義・・・
その中で最も難しい正義を貫いているのがマルバス達であることは言うまでもない
過去最大の長編になりそうな今回、改めてその行方を見届けたい、、、ですね。





期待の新連載。/破壊神マグちゃん 第1話「少女 宮薙流々」

2020-06-23 | 破壊神マグちゃん
正直カワイイ。








今週のジャンプで久々に感想を書きたくなる漫画に出会った
「破壊神マグちゃん」・・・なんだか「地獄戦士魔王」を彷彿とさせるセンスだと思う
個人的には「神緒ゆいは髪を結い」以来のヒット、その前だと「キミを侵略せよ!」以来の手ごたえを感じました・・・
って書くと、多分これ読んでる人は「どっちも4巻以内で終わってないか?」とか思うでしょう
でも今回は個人的趣向を差し引いても完成度の高い漫画だと思う!
ちょっと前までサンデーでやってた「ゆこさえ戦えば」にもちょっと似てる
けど、
決定的に違うのは主人公の流々がちゃんとしてることですね
多分ジャンプの文脈的に言えばたるるーととかテンテンくんとかそういう系統の漫画に入ると思うんで、
そういった意味合いではある種ジャンプの王道の一つ・・・と捉えられなくもないのが良い。







何よりも、
マグちゃんのキャラが相当立ってるのが大きいですね
基本的に高慢な態度で、でもポンコツで、でも時々超強くて・・・っていう、
絶妙というかどこか憎めない、いわゆる"キモ可愛い”を地で行くキャラクターになってるのが良いです
 感心したのは、電話を煩いと言って問答無用で吹っ飛ばしたところですね
ああいう不条理ギャグって昔は結構よくあったんですけど、
今はその辺色々うるさくなってるのもあって、
どうしてもキャラに(ある程度は)礼儀正しい行動を取らせなければ~って変な遠慮というか縛りがあると感じてるんです
でも、マグちゃんはタイトルの通り「破壊神」っていう設定が元々あったりするので、
人間の常識が通じないのは当たり前イコール素直に笑える、っていう・・・
上手い具合にフェミニストの穴をくぐって非常識ギャグを構築してるな、って思いました
 もう一つ、復活したばかりで信仰も足りないからすぐガス欠って設定も巧いですね
そのままだったら文字通りのチートキャラになっちゃうところを、
弱点をしっかり作っておしおきを食らう余地を作ってるのも秀逸だなあ、と。
色々と不遜な態度を取るマグちゃんと、
そんなマグちゃんとは対照的にバカ正直で今どき珍しいぐらいのお人よしの主人公流々・・・
このコンビネーションもまた絶妙で初回だけを観るなら何一つ文句のない完璧な出来だとはっきりと感じましたね

途中、自分の制服よりもマグちゃんを優先した流々の行動にも凄くグッと来ました
元々貧乏で制服一つ買うだけでも大変なのに。。
(何気にマグちゃんが制服が飛んだ時動揺して手を放してるのも良い感じ)
そう考えると、
そういうトコもやっぱり上手いし、
天気が心配だからマグちゃんに取り込みを依頼するシーンで、
そのシーン自体がその後の展開に向けての伏線になってるとことかもいちいち秀逸だな、って・・・
まあとにかくキャラ配置にしても演出にしても無駄がなくて個人的には素晴らしい初回だと思いました
納豆が好物っていうのもなんか滑稽で可愛くて(笑)。
全部のシーンにちゃんと意味があるような練り込まれた初回に感じましたね。




このシーンも好き。



あとは、全体的な雰囲気及び絵がいいですね
多分完全にアナログで描いてると思うんですけど(そもそもカラー絵がモロにアナログだし)、
そこがまた今どき珍しくて良いですし温か味の強い作風にマッチしていてとっても似合ってると思います
何より女の子がすっごくナチュラルで可愛く感じられるのが個人的に最高ですね
流々は元気いっぱいの性格にキャラデザも美少女ちっくでイイですし、
正直表紙と巻頭カラーの絵をちょっと見ただけで
「あ、これ俺が好きなやつだ。。」ってはっきりと分かりました
なんか色々な意味でスレてなくて純真な感じ・・・
破壊神っていうのもブラフじゃなくて、
最後にみんなの平和の為にその力を使って見せたのもちゃんと設定を活かしていていいな、と思ったし、
上から流々を見下したくてわざわざ天井まで行ったり、
ポンコツと呼ばれてマジ切れするのとか細かいギャグも面白かった(笑


正直、1年ちょいぐらいに初見でビビッと来た新連載だったんで頑張って欲しいです
絵の可愛さ、構成の巧さ、雰囲気の良さはズバ抜けていて、
多少ニッチだった神緒ゆい、キミ侵以上に期待出来るものを感じました(勿論ニッチなのはそれはそれで良い事でもある)、
まあぶっちゃけ、「カワイイ」「にぎやか」「ほのぼの」っていう自分が好きな要素を満たしてるのが大きいので
そういう意味じゃ確実にヒットするってよりかは結局俺に向いてる、っていうのが結論ではありますが(笑
でもこれはそれ抜きにしてもちょっといいとこまで行くんじゃないか、って期待しています
来週以降も感想書くかは未定だけど、取り敢えずアンケは出します!










この作者さん、
今回初めて知りましたけど、まだこんなレベルの高い新人さん居たんですね・・・
個人的にマグちゃんと流々どっちも可愛くてどっちも面白いので何度も読み返したくなりますね
完全に絵柄にも作風にも一目惚れしたような感じです。。
会話劇読んでるだけでも面白いっていう笑
マグちゃん、売れて欲しいです。



女の争い。/アクタージュ act-age scene117「奪う」

2020-06-22 | アクタージュ
カワイイ。







恐らく、
夜凪ちゃん的には、
墨字さんは本当は環さんで撮りたい・・・けど、
環さんは少女ではないので夜凪ちゃんで我慢している。。みたいな、
そういうニュアンスの言葉をマジで受け取ってしまったのだと思う
つまり未だに墨字さんが環さんの幻影を追い駆けてたら良い気持ちはしないのでしょう
人は誰しも「自分じゃなきゃ出来ない何か」を追い求めている節があったりもすると思うので、
そういう意味合いで環さんの幻影を重ねられる事はきっと不愉快だったんでしょうね
それと、純粋に煽って来た人と仲良くしている(?)事にムカついたりしてたのかもしれない笑
墨字さんの作品を好きになったタイミングだからこそ、
その作品にいつか立つのは自分だ~っていう、
矜持のようなものも生まれてるのかもしれないですね・・・。







ただ、
環さんが煽って来たのって、
多分いたずらでも元来の癖でもなんでもなく、
それはそれで複雑な感情が込められてる気がするんですよね
環さんは環さんで今の彼の興味が夜凪ちゃんに注がれてる事にある程度の嫉妬があって、
その上で夜凪ちゃんにハッパかけてる目的もあったりするのかもしれない・・・
いずれにせよ、
どっちかっていうと環さんの方が視野が広いのは間違いないと思う
夜凪ちゃんは環さんと張り合う事だけを考えて大河全体の事が見えていない
でもそれも初めての経験だし当たり前っちゃあ当たり前なんですよね
思えば、
同世代とは割と対等に渡り合って来たけど、
上の世代とはこういう描写があんまり無かったんですよね
そういう意味合いで夜凪ちゃんもまた一つの転換期に差し掛かってるのかもしれません







しかし、
夜凪ちゃんも初期と比べて色々な表情を見せるようになったな、って思う
恐らくは墨字さんや雪ちゃんと付き合いが長くなって来てそれなりに恩義も感じてるので、
だからこそああいう嫉妬に近い表情を珍しく見せたんだと思いますね
それはそれで可愛かったんですが・・・笑
墨字さんの作戦も理解出来る
本当に良い作品は年齢が変わる前とかも印象に残りますし、
むしろその変化を惜しいと思わせるぐらいの魅力を出さないと行けないんですよね
そういう意味では格上に真っ向から挑む訳ですから相応の挑戦と言えるでしょう

でもあれですね、
この漫画、
思ってたよりも無双とか出来ないですね(笑
先週まではぶっちぎりでオーディション勝ち抜いたのに、
環さんの前だと思ってたより周りが見えてない事が露呈してしまっています
壁を破ったらまた次の壁がある感じ・・・この感覚、すっごく良いと思います!
やはり夜凪ちゃんは努力で勝ち上がっていくキャラだとも感じてるので、
今回もめっちゃ努力してもらわないとね!って思います







今回、
夜凪ちゃんだけではなく、
皐月ちゃんのドラマだったり、
読切の主人公だった雪ちゃんの心情だったり・・・
結構伏線っぽいエピソードが要所要所に垣間見られてその意味でも面白かったです
今回の大河は最終的には「一つの線」にならなきゃいけない、という所が鍵だと思いますね。
環さんに促されて夜凪ちゃんがもっともっと大きくなる様も是非観たい、ですね!



【アルバムレビュー】未来スコープ/marble

2020-06-21 | アルバム感想
                    






1.未来スコープ
2.puzzle
3.残像キセキ
4.fluffy
5.nora
6.catchlight
7.未来シルエット
8.smile~the landscape through a “MIRAISCOPE”~
9.水彩キャンディー
10.夢ぐも
11.いつか明ける空へ
12.風が吹く







昨日、
復活を発表したオーガニックポップユニット・・・改め、ソーシャルディスタンスユニットmarbleのアルバム
昔から自分の記事を読んでくれてるような奇特な方はご存じだと思うんですけど、
自分marbleの大ファンで、
毎回音源が出る度に絶賛の長文レビューを書いて、
ライブに関しては東京どころか関西とかまで遠征して観に行ってたんです
今回5年ぶりに活動再開って事で一気にその頃の記憶が蘇って来て・・・ちょっと泣きそうになりました
なんだろう、
昔はちょっとでもmarbleの良さを・・・
それも所謂「音楽ファン」と呼ばれる人種に伝えたくて頑張ってた気がする
実際伝わってたかどうかは正直よく分からないんですが、
ただ今聴いても純粋に良い音楽をめっちゃ作ってると感じます
個人的にはナチュラルミュージックって言い方がしっくり来るような気もしますけど、
あんまり日の当たらないところで常に最高の音楽を作り続けていたユニットが居る・・・っていうのは、
今からでも皆様に知ってもらいたいですしそのチャンスがまた来たな~、って思いましたよね。

活動休止中に一番聴いてたアルバムは「未来スコープ」でした
なんでだろう?って思ったら、
多分一番(曲数的にも内容的にも)聴きやすいアルバムだと思うんですよね
marbleのフルアルバムとかミニアルバム全部聴いてる自分が言うので結構信憑性あると思います(笑
marbleの良さは純粋に歌詞とメロディがいいこと、気持ちの良いポップミュージックであること、
後はやっぱ本当に音楽好きな人らが作ってる音楽な気がする・・・トコですかね
心地良いポップスからオルタナ、ロック、ポストロック、
オーガニック、打ち込みまでアレンジの幅が広く、
また今作は勢いのある曲とバラッドのバランスが良くてアルバムとしての構成がとても秀逸に感じます
一曲一曲が洗練されていてどの曲も爽やかで誠実さが感じられてそしてちょっぴり切ない(感じがする)、
オリジナルアルバムではあるんですがあまりにも良い曲「しか」入ってないので、
実質的にベストアルバムっていうか・・・
一応、ベスト自体は出てはいるんですけど、
marbleのアルバムはどれもベストみたいなもんなので(笑
個人的には一つ一つ集めた方が(逆に)効率的かと思う



軋む想いも・・・・・・あるから些細な
喜び感じてる (未来スコープ)



今作は、
結構の他のアルバムに比べて歌詞が生々しいというか、
色々経験を経たからこその酸いだったり葛藤が詞に出てる気がするんです
だからこそ、そういうの大好きな人間としては最もコンスタントに聴いてたのかもしれません(笑
一曲目の「未来スコープ」からして苦しみがあるから喜びがある、という事を歌っている名曲
この曲のメロディは本当丁寧に練り込まれてる上に祈りを感じるようなポジティブさも胸に響きます
marble後期のアンセムと言っても差し支えのない曲
疾走感溢れる「puzzle」は人生をパズルに置き換えてる歌詞もユニークで面白い、尚且つ、沁みる。
今作で最もロック色の強い置き忘れた情熱を呼び覚ます~というテーマの「残像キセキ」も素晴らしい
欲しい所で欲しい曲が来るのも今作の秀逸なポイントじゃないでしょうか
「花咲くいろは」のイメージソングの一つだった「fluffy」も爽やかでお洒落なポップソングに仕上がっています
ぶっちゃけこの曲も初めて聴いた時の鮮やかな感動が凄かったんで赤字にしたかったです
こういう全曲シングルでいけそうな類のアルバムは推し曲を選ぶのがキツい、、、
スケール感のあるメロディが素晴らしい「nora」、
ポストロックの匂いも感じる未来っぽい曲調の「catchlight」も格好良い曲
そんで、めちゃくちゃ赤字にしたくて最後まで迷ったのが名曲「未来シルエット」、
この曲はメロディラインの紡ぎ方があまりにも丁寧で美しく、
誠実で切実な歌詞の流れも地に足が付いた希望のアンセムに仕上がっていて素晴らしいと思うんです
個人的に自信を失ったような夜にはこういう曲を聴きたいって感じます

初期の名曲をリアレンジした「smile」もライブでは準定番だった大切な名曲、
で、
表題曲以外に赤字にしたのはシングルの2曲でした
「水彩キャンディー」は今作では最もメロディがキャッチーで、かつ、
恋の苦い部分を中心に歌っているギャップもまた聴いてて切なくなるmarbleを代表する名曲
そのカラフルなアレンジとお洒落なセンスの融合は売れたのも納得のクオリティだと思う
「夢ぐも」は、
当時相当気合入れてレビューした記憶があって、
今聴いても「待ち合わせはまだ先」っていうフレーズが聴いてて心奮えるものがある、
今回改めてしっかり聴いてみて多分最も当時よりも好きだな~って感じられた曲だったんで赤字にしました
その後にミドルテンポのバラッド「いつか明ける空へ」が来るのもバランス的に最高ですね
この曲、なんとなくmarble自身を歌ってるように思えるのは自分だけでしょうか?
最後の「風が吹く」は正真正銘のオーガニックポップ、
短くもそのナチュラルさに拘った音作りが心地良い風を生み出している、これはこれで最高のエンディングだと思えます。









marbleの音楽の良さを表現するのに大げさな言葉は必要なくて・・・
いや、時には大げさな言葉も必要かもしれないですけど(笑)←どっちだよ笑
ただ、音楽好きな方なら反応せざるを得ないくらいハイクオリティのポップ・ミュージックだと思うんです
スッと頭に入って来る歌詞と歌、練り込まれてるのに聴きやすいアレンジ、
何よりも、
一曲一曲が純粋に良い。
うん、結局色々御託並べてきたけど、それに尽きるわ、っていう。

それと、今作の歌詞は「未来」って付いてますけど、
今現在の葛藤だったり、行き詰ってる心境を吐露しつつ、
“それでも着実に今未来を創って行こう。”っていう意味合いの「未来」だと感じたんです
だから無責任に未来に希望を抱いてるアルバムでもないのがまた誠実で素晴らしいな、って思います。
個人的にはmarbleの最高傑作って選べないんですけど、
聴いた回数なら多分一番多いアルバム、ですね。