サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

祭りのあと。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第159話 感想(ヤングジャンプ2023年53号)

2023-11-30 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女











あていぁ出井祭李・・・
どういう名前なんだ(笑)
と思いつつ、
ゴスロリの新キャラでございます。
尚、中学生、、、
う~む、実にイイですね~←??
ちょっとローゼン〇イデンのキャラっぽくもあるな。
 ゴスロリに関して言えば、結構街でもよく見掛ける様になりましたよね...
そういう意味では、俗に言う多様性が進んでる証拠なのかもしれません
流石に、
お祭りの舞台では見ないですけどね笑

そもそも、
管理人はお祭り自体そこまで参加しないですね
いや、正しく言えば昔はよく行ってた、、、っていう事かな
悲しい事に、
先述の多様性が仇になって他の娯楽とかに行くようになっている自分もいるので・・・
ただ、
個人的なイメージですと、
エロゲーなんかでお祭り好きのキャラとかお祭りイベントがやたら多いイメージですね
まあ労せず浴衣のシーンが描けるから、っていうのもあるでしょうけど、
今でもカップルなんかは恒常的に行ってるんだろうか。。







あてぃやは、
お祭りにカコつけて恋人ごっこをしようとした恋太郎に激怒した。
お祭りは恋のおまけではない...というある種堂々とした意見。
確かに、
ライブとかに例えると、
音楽そっちのけで恋人のムードを高める飾りにされてたらムカッとするかもね(笑
ただ、
恋太郎の言う通り、
楽しい場所だから、
ステキな所だから、
ここで大好きな人と楽しみたい。という考え方もあり、
それはそれで一つの楽しみ方~っていう趣向も決して否定出来ないだろう。
 そう、
恋はお祭り
恋はカーニバル
恋はサーカス・・・様々なドキドキハラハラを楽しむのは正にお祭り的と言うのは間違いない
それを見開きで宣言するシーンはロマンティックで良かったですね
 正直、
また変な娘が来たな...という印象もありつつ笑
人間関係も祭りの一種と捉えればきっと良いグルーヴで恋太郎ファミリーと過ごせるんじゃないでしょうか。
というか、最終的に恋太郎が誰よりも祭りバカになってるのが流石だなって思いましたね😂
ミイラ取りがミイラになる、、、って感じかね?(ちょっと違うかな)。
ただ、たまには自分も地域のお祭りに行こうかなぁ、など
そんな想いも駆らせるエピソードだったかと。
あていぁ、
個性の塊で面白いし早速好きになりましたよ。











ところで、
アニメの8話の感想、
まだ書けてないですが諸事情により遅れた頃にUPする事になりそうです
ただあの日、代わりに原作のリアルタイムの感想がよく読まれててなんか嬉しかったです・・・笑
改めていつも100カノの感想を読んで下さる方に感謝、ですね。


BAND-MAID「10TH ANNIVERSARY TOUR FINAL」@横浜アリーナ 23.11.26

2023-11-29 | LIVE











先週の日曜日、BAND-MAIDのライブに行きました。










BAND-MAIDのお給仕に行くのは今年一月以来2回目でした。
その間に細かいツアーとかもあったんですけど、全部チケット取れなかったんですよね(笑
この横浜アリーナ公演はその時発表になったものなので、そう考えると時が経つのは早いな~と。
仕事中は遅く感じるけどな。。
 会場の横浜アリーナは、
度々語ってるんだけど実は生まれて初めて行ったコンサート会場なんですよね
なので、ここに来ると毎回色々懐かしくなってしまう、って言う...ある種のルーツですね。
子供の頃はあの席で観たんじゃないっけ?とか、やっぱり思い出しちゃいますね。
大人になって自力で来れてるのもまた感慨深いなぁ、と感じつつ。
文字通りすべてを出し切った渾身の公演でございました。
では、以下。
















会場に着くと、
いっぱいお花が届いてたので眺めてたんですが、
来てる面子がえげつなくてのっけからビビった。
V系が多いのは何となく理解出来るけど、小室哲哉とかはどういう縁なんだろう。でもなんだか嬉しい気分に。
 席に関しては
アリーナ席の真ん中くらいでまあまあの席でした
時折肉眼でも表情確認出来るかな?くらいの席でしたかね
夕方5時開演で10分くらい経った瞬間にこれまでの歩みを描いたムービーからライブはスタート!

初っ端から代表曲「DOMINATION」という選曲にアガる。
分厚いリズム隊に感動を覚えつつ、この規模の会場で「ハロー」のシンガロングはやっぱりアツかった。
鮮やかなギターリフが光る「glory」
小鳩ミクが歌う歌モノの楽曲「alone」
更にノリの良いロックナンバー「Play」と人気曲を立て続けに披露していく。
その中で、割と最近なんだけど個人的には出会いの曲である「Unleash!!!!!」はブチ上がりました。。
あの洪水っていうか滝みたいな印象の間奏の激しいギター演奏を生で聴けたのと、
サビの照明が虹色で超カラフルだったのも良かったし、
サビ最後のダンダン~の部分のコールも楽しかったですね。
何より、この瞬間を待っていた...というニュアンスの歌詞と相俟って聴いてる時のカタルシス、
及び解放感が半端無かったですね。
これぞロックコンサート感・・・っていうか。
この瞬間だけに生命を注いでる感覚が刹那的で痺れた一幕でした。
まるで、ライブハウスで観てる様な臨場感でしたね。


ハードロッキンな音像が光っていた「Thrill」
そして最近出した配信シングルの「Shambles」と新旧の楽曲を立て続けに演奏。
「Shambles」では「人間万事塞翁が馬」ってフレーズの生歌唱が印象に残ったし、
「邁進GO」と聴き手の背中を押す力強さも聴いてて胸に来ました。
盛り上がりに長けるサビと、
ギターとベースのバトル~に畳み掛けるドラムにも興奮した「Don't you tell ME」
更に躍動感のあるドラミングがこれまたカタルシス満点だった「After Life」と攻め攻めのセトリ。
この曲は、
前回観たライブで好きになった楽曲の一つで、
この日もまた小鳩のシャウトも含めてそのガッツ溢れる歌詞と歌唱に浸っていました。
「幸せになりたい」というストレートな歌詞が胸を打つリズム隊の迫力にも魅せられた「Sense」
SAIKIの歌唱も歌がクッキリと伝わって来る丁寧な仕上がりでそこも素晴らしかったですね。
中央のステージに小鳩ミクが出て来て、
「ジャーン」とギターソロをかまし、3ピースのセッション風のイントロから名曲「influencer」
この前奏もまたあまりにも格好良くて正直かなりキマってました
小鳩の「Everybody Look」という掛け声、
そして、
ファンキーなベース&ギターソロにも魅せられたこの日もまた会心の演奏に仕上がってました
何より、サビのSAIKIのボーカルが破壊力満点で人間が水面下で抱いてる感情を刺激してくれました。
デカいハコにも似合っていて、この曲の時は逆に❝アリーナ感❞に酔い痴れてた感じでしたね。
個人的に、
「Unleash!!!!!」と「influencer」は絶対に聴きたい!と思ってたので嬉しい選曲でした。。
改めてライブでこの曲を聴いてるとバンドメイドの良い部分の詰め合わせの様にも感じました。


音源以上の疾走感を感じさせてくれた名インスト曲「from now on」
この曲を聴いてると確かに90年代V系感あるかも・・・ってちょっと思いました
また、ウルトラテクニックで聴かせるKANAMIのギターソロも素晴らしく盛り上がりました。
ああいうのはアリーナクラスのハコで聴くと超絶品よね(笑
 ここからバラッドゾーンに突入。
綺麗なアルペジオも印象的だった「Daydreaming」
低音が際立つリズム隊の存在感も見事だった「Memorable」では、
サビのSAIKIの歌唱がビブラートを効かせた流麗な仕上がりになっててそこもステキでした。
ステージ後ろの大型ビジョンにこれまでの歴代の写真も次々と映し出された「about us」では、
「Cries...」というサビの歌詞も相俟っていつになく沁みる出来栄えで感動しました
BAND-MAIDは激しいロックだけでなく、歌モノも行けるぞ!
そんな主張を感じつつ、
今度はオルタナ風味のロックナンバー「Mirage」と幅広い側面で魅せていくBAND-MAID。
なんだかビビッドで前衛的な映像と共に届けられた「Bubble」ではシンガロングも発生。
更に、
小鳩がアリーナ席を回って遠くの観客にも近くで歌を届けた「Rock in me」と様々な演出でお給仕は進行。


ここで、
今度はゆったりと聴けるアコースティックでのステージが始まる。
中央のステージにてSAIKIとKANAMIが二人きりで演奏。
渋いアコギの音も快感だった「Different」
そして照明が塔の様に形を変えていた神秘的な「anemone」、
果ては、
SAIKIがまさかのピアノ弾き語り(!)で披露した人気曲「Choose me」~と
しっとりとしたパフォーマンスでも聴かせて魅せていく様も心地良かったですね。
個人的に、
SAIKIさんはボーカル専念タイプに見えていたので、
ピアノ弾き語るのは予想外でした。素のアレンジが光る分、歌詞がより沁みる出来栄えになっていて
今後も彼女の"楽器演奏者としての"パフォーマンスにも期待したくなった一面でした。


煌びやかなインストナンバー「onset」からバンドセットでのライブが再開。
各々のソロパートもあって非常に楽しい一曲でした!
更に、
小鳩ミクが歌う「Brightest Star」
好例のモエモエキュン~コールからのノリの良い「FREEDOM 」の披露
そこから、テクニカルかつリズミカルなAKANEのドラムソロがスタート!
そう言えば、
ライブでドラムソロを(単体として)聴くのは久しぶりだな~と感じつつ、
序盤と比べてどんどんスピードアップしていく迫力満点のドラミングに完璧に骨抜きにされました
こういうの聴いちゃうと、もっとライブでドラムソロあってもいいのでは?とか思っちゃいますね(笑
正直、かなり盛り上がってたし。

ドラムと言えば、
最早AIR JAMに出ても違和感無いのでは?ってくらいパンキッシュな高速ドラミングを披露した「BLACK HOLE」
この曲も1月の東京ガーデンシアターで聴いて大好きになった楽曲の一つで、
この日はグラグラ揺れる迫力のアンサンブルに呼応して
ずっとヘドバンで応戦してました
それがあまりにも気持ち良過ぎて、演奏で頭どうにかされた...
ってクオリティの一曲でした
この曲の狂気は、正に古き良きロックコンサート的・・・この曲をアリーナで聴けたのも嬉しかった。
ある意味、大地と一体化してしまったような音楽的オルガズムが強烈な一幕になってましたね。
個人的にはこの曲がこの日最もイカされた楽曲でした。。


ライブも終盤戦。
SAIKIが「かかってこいよー!!」と観客を煽り、
いぶし銀のベースソロから「DICE」を投下
メロディアスかつポップな歌も気持ち良かったし「さぁ 始めよう」というフレーズも胸に残りました
現時点での最新アルバムから「HATE?」も披露
この曲はイロイロあった・・・
ステージの上にある階段を上がって更に高い場所から砂塵の様な映像と共に歌うSAIKI、
中央のステージでベースとギターのソロ合戦が勃発したり、
そのワイルドな演出も含めて痛快な一曲でした
正にロックンロール!
「お前が嫌いだ」と叫び倒しサッと終わっていく音像は痺れましたね。スカッとした。
 ライブでは特に盛り上がる一曲「NO GOD」
サビのシンガロングが楽しくて、
自分も一緒になってオエオエオ!と歌唱
ポップに駆け抜けるこの曲を経て踊れるロックナンバー「Magie」で今度は横アリをディスコに変える。
その勢いのままに、パワフルなボーカルで聴かせる「Manners」と最高沸点を刻んでゆく。
既に、
もう30曲以上歌ってるはずなのに、
まだあんな力強い声でるんだ・・・!と純粋にSAIKIの歌唱に感動してました
アウトロの小鳩ミクとのユニゾンも綺麗で魅せられた一曲。
更に、
今度はバンドバージョンで名曲「Choose me」を攻撃的に披露しまだまだ燃える横浜アリーナ、
本編の最後は疾走感溢れる「FORWARD」とみんなで精一杯歌い切った「endless Story」で圧巻の幕引き。
「どんな明日も
 どんな未来も
 戦い続ける理由が
 生きる証だ」
という歌詞、
そして、最後の小鳩ミクの「いってらっしゃいませーっ!!」という大声。
そう、
ここで終わりじゃない。
ここで感じたものを思い出を胸に刻んで、
観客の一人一人が再び日常という戦場にまた帰って行く。

そんな事を想起させる演出がまたドラマチックでグッと来ますし、
またちょっと成長した自分になってここに帰って来たい。そんな風にも感じたフィナーレの瞬間でした。
ドラムソロを含めると全34曲、そして4時間の長丁場のライブ、正に集大成のお給仕という感想。
そんな記念碑的な公演に立ち会えたのはいちリスナーとして幸福な時間でしたね。
ありがとうございました!!!!!
















1.DOMINATION
2.glory
3.alone
4.Play
5.Unleash!!!!!
6.Thrill
7.Shambles
8.Don't you tell ME
9.After Life
10.Sense
11.influencer
12.from now on
13.Daydreaming
14.Memorable
15.about us
16.Mirage
17.Bubble
18.Rock in me
19.Different(Acoustic)
20.Anemone(Acoustic)
21.Choose me(piano ver.)
22.onset
23.Brightest Star
24.FREEDOM
25.DRUM SOLO
26.BLACK HOLE
27.DICE
28.HATE?
29.NO GOD
30.Magie
31.Manners
32.Choose me
33.FORWARD
34.endless Story















しかし、
ご覧の通り全34曲・・・と正にフルボリュームのライブでしたね
今年観たライブの中では最も曲数の多いライブだったんじゃないでしょうか
それ故に、
結構足がガタガタでしたけど(笑
ただ、
その分大河ドラマの様な(←全然観てないけど)感動のあるお給仕だった事は間違いない
それと、
来年はこの公演の映像作品が出るのと、
ニューアルバムに新ツアーも・・・って事でその立ち止まらなさも格好良いな~って思いましたね。
 正直、
かなりチケットが取り辛いバンドになって来てるんですけど、
運良くチケットが手に入れられれば来年も是非更に進化したBAND-MAIDが観たいなぁ、と!
引き続きロックオンしていくので是非よろしくお願いします。。


LUNKHEAD「アリアル」「plusequal」再現LIVE@千葉LOOK 23.11.25

2023-11-28 | LIVE











先週の土曜日、ランクヘッドのライブを千葉で観ました。











この公演は、
2016年に出たアルバム「アリアル」とその3年後に出たアルバム「plusequal」の再現公演でした。
このブログを長年ご覧になってる人ならご存じかもしれませんが、
両作共にリリースツアーに何度か参加しています。
思い出深いのは「アリアル」は群馬にまで行ってライブを観た事↓
LUNKHEAD ONEMAN TOUR2016「アリアル」@高崎club FLEEZ 16.10.15
「plusequal」も"色々あった"作品なので感慨深い気持ちでした↓
LUNKHEAD ONEMANTOUR2019「plusequal」@恵比寿LIQUIDROOM 19.7.19
大体この辺の時期って、
聴く音楽がかなり偏ってた時期なんですよね
当時は、特定のバンドや歌手を掘り下げたい気分だったんですけど、
後々それが間違いだった...間違いというか、視野が狭くなるきっかけ作っちゃったな、っていう。
その分、この頃のランクに関しては色濃い思い出が残ってるので悪い事ばかりでもない。
今回改めてその時期のアルバム達をあの頃以上の熱量で楽しめたのは幸福な出来事でした。では、以下。















この2作の再現は千葉公演のみ・・・って事で
千葉県民且つ千葉市の隣に住んでいる身としてはちょっと嬉しかったですね(笑
会場は恒例の千葉LOOK、言わずもがな自宅から最も近いライブハウスです
今年店長が還暦を迎えそのイベントにも参加しましたが、
千葉が誇る老舗のハコですね
見ての通り、
如何にも「昔ながらのライブハウス」って外観が(特に令和の今となっては)素敵ですね
今年行くのはこの日がラストでしたが、早くも来年も行く予定あるので、また2024年も沢山参りたいなあ、と。


定刻頃にライブはスタート。
温もりが漂う「優しくしたい人がいる」ではリズム隊のドクドク来るような演奏にも魅せられた。
パワーポップみたいな音像にも感じた想いが漲る「ヒナタ」、
この曲で
「あ、今回は曲順通りではなく、2枚の曲を混ぜていく感じなんだ。」と察知しました
「君が君を救い出して~」という歌詞がやっぱりこの日も沁みた。
「月明りに踊る君を僕はただ見ていた」では、セッション風のイントロからダンサブルな音像へ
Aメロの時にミラーボールが煌びやかに回っててそれも素敵でしたし、
ライブで聴くと思った以上に踊れる曲だな~とも再認識。
 そんな、
どちらかと言えばポップな序盤からは一転、
「存在?」からゴリゴリのロック・モードに突入!
バッキバキのアンサンブルにブリッブリのベース、全体的にハードなアレンジで観客を沸かす
その上で「正義のグロさに吐き気がした」「否定しないでよそんなに」「生きてるだけで褒めて」
正直初期の楽曲に比べてもキレッキレのフレーズが飛び出して来て堪らない一曲だった
更に、
ガレージロックの様なイントロから、
憎悪とペーソスが一気に襲い掛かって来る「空白」
ある種、パンキッシュでもあるんじゃないか?という爆音のアンサンブルに乗せて、
切実な想いがドバドバ溢れ出して来る衝撃性の高いロックンロールに仕上がっていました
自分は一部ヘドバンしながら聴いてましたが、合田さんも激しいアクションしてて視覚的にも格好良かった。
今、目の前にある空白(虚無感)を拭い去りたい、、、という渇望に感情移入しながら聴いてました。。


まだまだ続くよロック・モード!と言う事で、
お次は「木曜日」
この曲は、
サビメロが往年の歌謡曲みたいでそれまでとはまた違うエモーショナルさがありました
サビで官能的なポージングで歌う小高さんがまた色気もあって素敵だった。
かつての名曲「体温」にも近いものを感じる名曲「心音」
ドクドクのベースソロ、情熱的なギターソロ、ドスドスと破壊力抜群のドラミング・・・に加え、
その曲名の通り❝生きているだけで尊い❞という事を歌う歌唱にもグッと来ました。
ロッカバラード「いつか知らない誰かを愛しても」では、
ミラーボールに乗せて切ない男心を歌唱
いつも以上に粘りっこいサビのボーカルがその感情を深く伝えて来て胸に来た...と同時に、
アウトロの加速するドラムにもカッコいい!と魅せられた楽曲でした。
青白い照明と共に音数少な目で鳴らされた「空中線」
リズム隊の存在が際立つ低音が気持ち良い一曲として響いていました。
この曲なんかは、色々な楽曲を聴き込んで❝引き算の気持ち良さ❞を学べた今だからこそ、
あの頃以上に良い感じで聴けてたんじゃないか?って思いましたね。
キメキメのギターソロも光っていた「陽のあたる道」
個人的に未だに独身かつ結婚の予定も皆無なので、「うらやましいなぁ~」と思いながら聴きました(笑


LOST IN TIMEの海北さんとの共作「光のある方へ」
定番曲じゃないはずなのに、観客のみんなキメの手拍子しっかりやってる事にちょっと感動。。
アットホームな雰囲気の中、「生きていくことは寂しいから」という歌詞が身に沁みつつ、
ずっと活動休止している海北さんへの想いも込めながら盛り上がりました.....。
いつか、この曲を海北さんと一緒に歌って欲しいな。
 王道のランクを聴かせるロックチューン「葉桜ファイター」
アウトロのドラミングにも魅せられつつ、
「いつかの」ではメロディアスなサビが気持ち良く「解りあった気がした 気がしただけ」っていう
切ないフレーズにも感情移入しちゃってました
その情念を更に爆発させた様な「極光」
蠢くようなベースサウンドが特徴的な、ちょっとグランジの匂いもするヘヴィな一曲
「オーロラを見てみたかった 多分きっと俺は見ないままで死んでいくのだろう」という歌詞も印象的で
その諦念を徹底的に歌い切った様な歌唱もまた胸に迫って来るこれまた出色のバラッドでした。


ライブも終盤戦へ。
和風のギターリフに荒々しいボーカリゼイションが光る「朱夏」
この曲、「plusequal」のリード曲だったんですけど気が付けばレア曲になってました
久々に生で聴いていると、真っ赤な照明も相俟って❝鮮血の決意表明❞というワードが浮かんだ。
何が何でも叶えてやる、生き抜いてやる...という禍々しさすら憶える音像がインパクト大でした。
ファンキーなギターフレーズにも魅了された近年の代表曲の一つ「ユキシズク」
この曲では、
サウンドもそうなんですけど、
それ以上に「でも生きてかなきゃで~」辺りからの小高さんの"うた"があまりに切実で凄すぎました。
この日は本人もMCで話してましたが序盤の方にそこそこミスも散見されたんですけど、
聴き手としては正直そこはあんまり意識してなくて、
それ以上に演者の「伝えたい想い」のが重要で・・・(って書くとちょっと恐縮なんですが苦笑)。
そういう意味では、確かにこの日は小高さんの歌唱に関しては絶好調だった様に思った。
「生きてかなきゃで」って、聴き手の苦労を汲んでくれてるのが尊いですよね。
 NUMBER GIRLリスペクトが滲むダークなダンスナンバー「SHIBUYA FOOT」
この曲リリースツアーの時めっちゃ楽しかったなあ...と想起しつつ、
報われない気持ちを抱えながら踊るカタルシスを堪能。
そして、
この日個人的に一番アガったのは、
超ダウナーな歌詞にご機嫌なビートを被せた「うぇいうぇいうぇい」!!
「諦め切るには早すぎて 夢を見るには遅すぎる」とか、
「真っ当直球に生きても ズル賢く息をしても 行き着く先は皆一緒」とか、
「もう少しだけ布団の中で寝ていたい」など、
おおよそポジティブ要素皆無なダウナー過ぎる歌詞が前提にありつつも、
曲調は踊れるロックナンバーに仕上がってる訳だから、その乖離してる感覚がものっそい気持ち良かった。
なんというか、全力で嘆き散らす様な感覚...が恍惚的で、加えて散弾銃の様なドラミング、そして、
oioiコール、声出し解禁によって復活した「灰!灰!灰!灰!」のコール・・・など
ある種ランクヘッドのオリジナリティ「しか」ない様な楽曲とステージングで
この曲の大盛り上がりっぷりは本当に素晴らしかったと思いますね
声出し解禁前にも聴いたんですけど、
やっぱりこの曲は明らかに声出しあった方が盛り上がるしカタルシスが全然違う。そんな事を感じました。
正直、こういう曲に救われる人もいるだろうな・・・と思いつつ、
みんなで跳ねまくった「アウトマイヘッド」
時折パンキッシュに駆け抜けた「はじまれ」とその先のメッセージも打ち出していくランクヘッド
そして、長かったアルバム再現シリーズの本編最後に選ばれた楽曲は、「小さな反逆」でした。


前の曲のアウトロからエモーショナルなドラミングが炸裂していて、
その勢いのままに小刻みなビートが癖になる格好良さを放つ櫻井さんのドラムからこの曲がスタート
その地続きになってる演出も良かったし、
ここまで一年掛けて散々・・・数百曲以上の楽曲を再現して来たライブの終わりが、
「些細な喜びを感じ続けよう。」と歌うこの曲というのは単純に似合ってる。と思いましたし、
その雄大なアンサンブルと伸びやかなボーカルを聴いていたら映画のエンディングの様な雰囲気・・・
エンドロールの感覚が拡がっていて、
これ以上ないくらい素晴らしい着地になったな、
と。
アウトロがまた、
シューゲイザーみたいなアレンジに仕上がっててそれも格好良かった
実際、努力や優しさが必ずしも報われる訳じゃない世界を生き抜いて行く為には、
それしかないんじゃないか、って思うし。
明日あれやろう、とか、
明日はあれ食べよう。とか、
そういう小さな事に期待し喜び続けるのがその運命に対するアンチテーゼに超進化していく。
これを、再現シリーズの最後に持って来たのは必ず意味があると感じる.....し、
結果的に、
総てのアルバム分は諸事情で行けて無いんですが、
でも今年の春からこのシリーズに(行ける時は)通い続けてた身としては
ホントに最高の答えを見せてもらったなぁ。という気がして心から感謝したくなったのでした。
いちリスナーである管理人自身もまた、"反逆"を続けていこうと思いましたね。
ありがとうございました!!!!














1.優しくしたい人がいる
2.ヒナタ
3.月明りに踊る君を僕はただ見ていた
4.存在?
5.空白
6.木曜日
7.心音
8.いつか知らない誰かを愛しても
9.空中線
10.陽のあたる道
11.光のある方へ
12.葉桜ファイター
13.いつかの
14.極光
15.朱夏
16.ユキシズク
17.SHIBUYA FOOT
18.うぇいうぇいうぇい
19.アウトマイヘッド
20.はじまれ
21.小さな反逆

22.心音(2回目)
23.ナハトムジーク

24.シューゲイザー
















アンコールでは、
ミスが許せなかったのか、「心音」をやり直し。
ギンギンのベースラインが気持ち良い中、より盤石になった「心音」が聴けてラッキーでした。
にしても、こういう歌詞のテーマの楽曲をライブで聴いてると余計にエモく感じますね
最新アルバムから渾身の力で「ナハトムジーク」を届けた後、
まさかのダブルアンコールも敢行!!
MCの途中から演奏を始めるエモーショナルな演出も光る中で「シューゲイザー」を叩き付けてフィニッシュ
怒涛の疾走感と、漲るエネルギーを泥臭く表現し切って最高だったライブは堂々の終わりを告げました
聴き手の背中を押しつつ、
バンド自体も懸命に足掻いて行く。
その理想的な関係を保ちつつ来年LUNKHEADは結成25周年を迎えます。
初めてランクのライブを観たのが2005年なので、自分も古参の領域に入って来たかもしれません。
その目で、25周年のランクヘッドの生き様を来年見届けて行きたい...と考えています。
下半期にまた千葉に来るっぽい?ので、またこの場所で観れたらいいですね♬


人助けは面倒くさい。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第35話 感想(コミックキューン2023年12月号)

2023-11-27 | コミックキューン











迷子になった榊さんの妹「姫乃」と偶然出会い、
彼女のお姉さんを探す事になった久々登場のスポーツ少女の天宮さん
だけど、
心の中では面倒臭そうかつしんどそうでした
これを読んでいて、個人的には「普通はそうだよな・・・」と結構頷いてしまいましたね(笑
物語のヒーロー、ヒロインはごくごく自然に人助けをするけれど、
現実に置き換えてみると自分にだって予定があって、
したいこともある訳だから
それを犠牲にしてまでそういう善行を尽くす度量は無くて当たり前だと思う
そういう意味では、
ものっそい共感した...と同時に、
そういう事をナチュラルに出来る櫻子たちが如何に凄いのかも間接的に伝わる描写になっていて、
だからこそヒーロー及びヒロインというものは崇拝されるんだなあ。とも感じた次第。

・・・とは言いつつ、しっかりと最終的に榊さんと出会わせた天宮さんも偉いんですけどね。。
要するに、どっちも正しいんですよね、結局は。







後半はメタネタ連発。
キャラ被りしてるから必要ない~とか、
姫乃の事は夏樹や榊を中心とした問題であったので、
自分らだけ数話分飛ばしてる?だとか、
良い意味で
漫画特有の流れをネタにしてる感じが面白かったです
キャラ被りしてる事に対して、「生きてるから!」って返すのも面白いですね
確かに、
現実に置き換えると、
キャラ被りしてるから要らんなぁ~とはならないですよね(笑
 そういう意味だと、
むしろ、
キャラ被りしてない方が不自然なのでは・・・?とか
余計な考えまで生まれて来ましたよ
スポーツ選手だって、
正直「この人とこの人はタイプが同じだな。」っていっぱいいるのに、
漫画のキャラの場合必ず違うタイプの人が延々と繰り出される...という矛盾。

否、
これは矛盾なのかな(笑
漫画の世界は漫画の世界で良い気もするけど、
この漫画はそこに敢えて疑問符を投じている崇高な作品と言えるかもしれません
まさか、
絶対にドラマチックに飾られるであろう和解シーンまで「私らは知らねえよ。」と茶化してるのには
コミカルで笑えましたが😂
それはそれとして、
夏樹の言ってる事自体は至極真っ当だとも思ったし、
別に彼氏彼女の関係でも無いんだからここ(日本)を選んだとしても、
交流自体は続けてもいいんじゃないかな、と。
ある意味、
この漫画のオリジナリティが出まくっていたさりげない良回でございました。。









しかし、
今回櫻子殆どサービス無かったのに、
着てる服だけは胸が強調されてて密かに眼福でした・・・。
ある意味、見た目だけで主人公?っぷりを見せつける櫻子さんはすごい。


横浜で見つけた花。

2023-11-26 | 










今日、
ライブ参加の為、
新横浜駅付近を歩いてたらとんでもない場所に咲いてる花を見つけた。
アスファルトの上・・・っていうか、むしろ隙間?笑
無機質な風景の中にこの花だけが綺麗に咲いている。
これを見ていて、
正直、
「自分もこうなりたい。」って少しだけ感じました
それを説明すると野暮になるので、
細かい意図は見てる人の想像にお任せする。


最近...
最近でもないけど、
「自分は所詮こんなもの。」と自分で自分に見切りを付けたくなる事がかなり多くなった。
それは一見悲観的な考えに映るかもしれないけど、
逆に言えば、
だからこそ自分を抱きしめられるのは自分しか居ない~という想いを持てるようにもなっている
すべては捉え方次第で、ネガティブが新しい一歩へ変わる時だってある...という事。
脳内で色々と思考を巡らすのはとっても重要で、
そのヒントを日常から貰う事もあります。
来週も、
毎日更新するのでよろしくお願いします。



ぬこのかたまり。

2023-11-25 | 









今日は仕事終わってから千葉に行き、
古本屋とかビッグカメラを巡りつつラーメン食って、
最後はライブ観に行って今に至る~って感じでした。
しごおわ→ライブはよくある事なんですが、
千葉だと近いので電車の中で休憩する時間が少ないんですよね
なので、
疲労の回復も兼ねて今日は愛猫の写真をお送りします。
ただ、交通費的にはめっちゃ助かります(笑
なんせ隣の市ですし。











寒いから?一緒くたになってます。




実にけだるげ・・・笑




いぶし銀。




大あくび!🥱




仲良しっていいですね・・・しみじみ。




子猫だったチロルもすっかり大きくなった。




ちなみに親ではない...笑










しかし最近は寒暖差激しいですね。
マジで格好気を付けなくては。。



リーガルリリー「TOUR2023 『where?』」@東京キネマ倶楽部 23.11.21

2023-11-24 | LIVE











今週の火曜日、リーガルリリーのライブを観ました。










今年夏前くらいに発表されたミニアルバム「where?」のリリースツアーの一環として行われました
ちなみに最初にこの公演は無くて後々追加公演として東京公演が決まった形でしたね。
Chilli Beans.との対バン、そして野音のワンマン・・・と
音源としては一昨年辺りから聴いているものの、
ライブに関しては2023年に入ってから急に3回も観に行っています 初参加を含めて、ね。
 観ていて感じたんですが、
リーガルリリーはThe Novembersやeastern youthと対バンしてもおかしくないくらい
振り切ったオルタナティブロック或いはギターロックっぷりを発揮していて、
そういう観点だと未だに轟音ロックの血が途絶えてなくて安心も出来た一夜でもありました
ただ、
あの3人だからこそ生み出せるエネルギーみたいなものも確実にあって、
それもまた印象に深く残った火曜の夜でございました。
では、以下。

















東京キネマ倶楽部には去年の夏以来約1年振りの来訪。
最寄り駅の鶯谷の雰囲気からしてそうなんですが、
ここに来ると昭和の匂いがする...というか、
この会場自体が元々キャバレーかなんかだった場所をライブハウスにした~みたいな感じだったと思うんで、
要所要所に古き時代の名残・・・の様なものを感じてシックで好いんですよね
良い意味で現代風じゃないというかね。
まず、
エレベーターで上がる~って時点でちょっと特殊だし。
色々な意味でこのハコならではの要素があって個人的にお気に入りのハコの一つでございます。

場所柄もあり珍しく梅酒を飲みながら開演まで待機。
メンバーは昔のMステみたいに上記の画像の階段からステージに降りてきました
出て来た時に3人で深くおじぎをしてたのも印象的でしたね。
 ライブは、
初っ端から「若者たち」の轟音からスタート!
初めて観たリキッドルームの時もそうでしたが、初手からの爆音はインパクト大ですね。
オレンジの照明と「メトロノームはいらなかったんだ」というフレーズがまた沁みいる様なステージでした。
ダンサブルなアレンジとつんざくギターサウンドが気持ち良かった「ハイキ」
もうライブに行くのも今回で3度目だからか、
より楽曲も身体に馴染んでる感覚。
この曲の最初のサビ終わりでほのかさんがめっちゃ楽しそうに演奏してたのも印象に残った。
「触りたいなぁ。」とエモーショナルな歌唱が胸を打つ中、
更にポップネスが炸裂する「ライナー」に移行
音源以上にグルーヴィに、
そしてストレートかつサビ終わりの温かさが胸に残る素敵な幕開けを魅せてくれました。


四つ打ちの様なアレンジで疾走感と共に聴かせた「林檎の花嫁」、
疾走感と言えばこちらも美しい疾走感で魅せた「GOLD TRAIN」とキラーチューンを惜しみなく投下。
ベースのドライブ感に、90年代オルタナ感、ジャリジャリ鳴らされるギターの音色が堪らない。
サビのポップに情景が拡がっていくロマンティックな感覚は癖になるくらいに素晴らしかった。
この曲も3回行ったライブ中3回聴いてるので馴染んだからこその感動があったと思う。
 メンバー紹介から始まり、
攻撃的なアンサンブルから始まった格好良すぎる「東京」
東京公演での「東京」だからかこれまで以上に気合の入った演出にも思えた
ブレイク時の鮮烈な演奏、点滅する照明...はまさにロックンロール!!って印象のパフォーマンスでした。
その硬派な雰囲気のままに骨太なバンドサウンドに魅せられた「地獄」を投下
そして、
物憂げな「明日戦争がおきるなら」では、
ステージの後ろの幕に3人のシルエットがデカく映る独自の演出が目を惹きました
演出と言えば、リアルに蛍の光みたいに数点の光だけでシックに演奏し切った「蛍狩り」も良かった
この曲は音源では渋い印象を受けてたんですが、ライブで聴くと何度も放たれる「輝きを放て」という
そのフレーズがまるで観客へのメッセージにも聴こえて存外ライブ向けの楽曲だな。
って思います
これはこれでエモだな、っていうか・・・・・。


この曲は「うた」が中心に響いてた気がした「ハンシー」も格好良かった
今この瞬間にしている事がもしかしたら最後かもしれない、、、と歌う歌詞が印象に残った。
イントロの部分をエレキ弾き語りで聴かせたライブの起爆剤と言っても良い「ノーワー」
やっぱり、
叫ぶようにたかはしほのかさんが歌う「のーわーのーわー!!」のインパクトがスゴい。し、
物憂げな歌詞の中で最後にちょっとだけ希望が香るそのさじ加減も素敵に感じました
この曲終わりのMCでほのかさん
「皆さん、リーガルリリーですよ」と満面の笑みで挨拶していてそれも微笑ましかったですね
リーガルリリーにとって東京がホームらしい...ので、その影響もあったのかな?
アコースティックギター中心で牧歌的に奏でた「overture」
逆に、
エレキギターの超ブルージーなリフにこの日も悶絶気味になってしまった「地球でつかまえて」~と
曲数を重ねて様々な側面で魅せて聴かせていく良い具合のセットリストに仕上がってました。
また、この曲の心臓まで響く様な激渋のギターリフがこの会場には似合う!
まるでタイムスリップしたような感覚。。
懸命な表情で「私をつかまえて」と歌う歌唱もまた印象的でした。


ライブもいよいよ終盤戦。
最早、定番曲のオーラまで漂っている新譜から「管制塔の退屈」を披露。
この日気付いたんですが、途中の「退屈を忘れるのー」の部分、高い声で切なそうに歌ってるので
えらい印象に残るな・・・と
それと、
サビはエモーショナルかつどことなくエレジーって感じもするし、
また
みんなで(良い意味で)一体感の無い最高のシンガロングをした終わり際がまた素敵過ぎました。
リーガルリリーの「みんなで歌える歌」ってお題の中では最高の回答をしたな。って印象
そう、
やる気出そうぜ!みたいなものよりも、
一人一人のそれぞれの声がただただ鳴り響くシンガロングのがリーガルリリーの音楽性には似合ってる。
それは良し悪しという意味ではなく、リーガルリリーならこうだよね、って感じですね。
 最近、
デジタルシングルとして配信リリースになった新曲「泳いでゆけたら」
個人的にこの曲大好きで通勤時とかによく聴いてるんですよね
なので始まる前一番楽しみにしていた楽曲でした。
ライブだと生音メイン、
かつ、
後半ダンサブルになって普通に踊りながら聴ける様な音像が実に素敵な一曲でした
音源だとポップに駆け抜けるイメージなんですが、ライブだと打ち込みでなく生音が際立つんで
エモい方向性で聴こえるのも新しい発見で良かったですね。
重たいベースの音が恍惚的だった「1997」
一部尖ったギターフレーズが楽しかったり、「片道切符を失くさないように」
懸命に歌うその歌唱にも胸を打たれた一曲でした。
 音源以上に走るドラム、
情熱的なギターソロも素晴らしかった名曲「リッケンバッカー」。
そのドラミングの影響でCDとかで聴くよりもパンキッシュな仕上がりになってたのが気持ち良かったし、
ラスサビの、
「ロックンロールさぁ~」の盛り上がりは、
今まで以上に胸アツな仕上がりでした。

爆発する演奏、
高まって行く鼓動、
そして、
「ロックンロール」という良い意味で超ストレートな歌詞・・・本当に素晴らしかった。
思えば、今の時代ストレートに「ロックンロールさ」って叫ぶバンドって少なくなった気がする
それをやってるのがリーガルリリーみたいな佇まいのバンドってのも面白味がありますけど、
しかしこの瞬間はめっちゃ気持ち良かった。。
落語家が演目を磨いていく様に、
ミュージシャンも同じ楽曲でもより磨き上げて届ける面白さがあるのかもしれない。
そんな事を感じたこの日の「リッケンバッカー」でした。

「争いのない世界が欲しいよ」というフレーズの歌唱が印象に残った「キラーチューン」で本編は締め。
心なしか音源よりもぶっきらぼうに歌ってる様に思えたたかはしほのかさんの歌が良かった。
令和に際立つオルタナティブロックサウンドを響かせつつ、
「ロックバンド」としての矜持も垣間見える、
正にロックバンド・リーガルリリーの格好良さに満ち満ちた公演だったかと思います。
ありがとうございました!!!














1.若者たち
2.ハイキ
3.ライナー
4.林檎の花嫁
5.GOLD TRAIN
6.東京
7.地獄
8.明日戦争がおきるなら
9.蛍狩り
10.ハンシー
11.ノーワー
12.overture
13.地球でつかまえて
14.管制塔の退屈
15.泳いでゆけたら
16.1997
17.リッケンバッカー
18.キラーチューン

19.ジョニー
20.はしるこども














アンコールでは、
バッキバキのアンサンブルに魅了された「ジョニー」
更に、
ライブではお馴染みの超エモーショナルなギターロック「はしるこども」にてオーラスを迎えました。
「はしるこども」はこの日も凄くてファンキーなベースラインに始まって
三位一体の塊感のあるバンド演奏、
更に、
怒涛の疾走感とどこを切っても「THEロックバンド」な音像
更に、「走って。ころんで」という超絶エモーショナルな歌詞にも感情移入しながら聴いてしまった
正直、生きていると日々上手く行く事ばっかじゃないでしょう?
ぶっちゃけ、
むしろ上手く行かなかったな...って事の方が多い訳で。
だから、ガムシャラに「ころんで」って歌うほのかさんの歌唱には胸打たれましたね
その上で「きみを信じてるよ」と伸びやかな声で歌うラストがまたグッと来るうたに仕上がってて、
聴いていて「・・・もうちょっと踏ん張ってみるか。」と思わせるには十二分のステージ
でした。
それ自体がもう既に何もかもロックンロール的というか、
情熱に溢れていて本当に素晴らしかったです。
爽やかに、
そして泥臭く駆け抜けた2023年のリーガルリリーの今年最後となった東京ワンマン。
今年機会に恵まれて3度もライブに行けてその魅力にハマった感じあるので、
来年も是非リーガルリリーのライブに足を運びたいなぁ.....と。
まだライブで聴いた事の無い大好きな楽曲もあるので、
2024年にはそこにも期待したいですね!


【ハルくんの逆襲。】三簾真也「幼馴染とはラブコメにならない」 7巻

2023-11-23 | 水女神&幼ラブ(三簾真也)










今回もすっごく面白かった。
管理人はるなこ推しなので、
るなこの出番は限りなく少なかったな~とは思いつつ(笑
でも、
本当に良いラブコメていうのは、
推しキャラじゃなくても「この子とも良いな・・・!」と未来を想像してしまうもの
だと思う。
その観点からすると幼ラブはホント素晴らしいというか、魅力的なヒロイン揃えてるな~って感じますね。







まず、
7巻のトピックスとしては
5番目のヒロイン(?)候補である
小暮梢...ことこずねーちゃんが初登場した事ですね
しかも、
初っ端から胸揉み&ブラ発見~と非常に飛ばしてたので結構ドキドキしました
こずねー自身はそこまでえーゆーの事を意識して無さそうだったけど、
しおとあかりに勘違いされない為に必死に否定してたら
あからさまに不機嫌になってたのは気になった
現段階では、
えーゆーは意識してないものの、
こずねーの本心はまだ分からないんですけど、
ただ、
自分だけ「オンナ」扱いされてない事で火が点く可能性は高いですよね...
というか、普通に美人だしスタイル良いし、女教師だし← ・・・って事で
早くも一定の層から人気を集めてそうな新キャラだな~と

何より、
超ズボラな性格が良いですね(笑
部屋散らかり放題、いつもけだるげ、良い意味で(?)適当、、、と
ある意味物凄い親近感を受けるというか、でも、これも普通な気がするな、っていうか、
逆に言えば仕事で頑張ってるのに更に生活まで律義にする必要なくない?と思うんですよね(キリッ
なんか、
えーゆー以前に
管理人と思想近いかも...とか思っちゃって、
えーゆーが選ばなかった場合には是非ウチに来ないか?的な。。
ああ、こういう風に感じてしまう時点で本当超良いラブコメだわな
推しキャラ以外にも感情移入出来る時点で優良だと言えます。

にしても、
スタイルに関して言えば5人中随一のプロポーション、
そして年齢的にもリード出来る?タイプなので
本格的に目覚めたら4人は恐怖でしょう
加護欲も刺激するでしょうし、
何より、
日常はあんな風なのに、
しっかりと授業出来て、出来るだけじゃなくて分かりやすくて有能で、
尚且つだらけてるようで生徒の事も考えてる・・・ってのが正直格好良いですね
普段ズボラなのに授業してる時は輝いてる...のはある種バンドマンに通じるものがあって(?)
中々ニクい新キャラだなと感じました(笑)。なんかこずねーも応援したくなっちゃうなあ。
まあそもそも、先述の様にまだ本心も完全には透けてない状態ですけどね。




😘




新キャラのこずねーのお披露目巻であると同時に、
既存のヒロインズの中ではハルくんにフィーチャーされた巻でもありました
そう言えば、6巻がるなこ祭りだったんで7巻も出番多いキャラが表紙で分かりやすくてイイですね
兎角、
ハルくんは可愛かった。
新年自分だけジャージでダチ扱いされた事に憤慨して、
頑張って晴れ着を着たり、
追試の時に
えーゆーと2人きりでドキドキの勉強会があったり・・・ね!
否、
あの時はハルくんも可愛かったけど、
えーゆーも正直親友の為に教えて支えて応援して、、、とめちゃくちゃカッコ良かったかな
あれだけされて意識しないオンナは居ない。。罪作りな男ですの~
そう言えば、
巻の最後にバレンタインのエピソードが入ってるんですけど、
そこでもえーゆーがバリ格好良くて痺れました
冬の川を一生懸命探せるのは中々居ない
ああ、
そりゃ、
みんなえーゆーを好きになるわ
えーゆーはリアルに英雄だわ。
って感じで
主人公がモテる理由がこれ以上なく明確に記されてるのも物語に入り込める要素になり得ているかと。








ハルくんの話から脱線した。
そう、
この巻はハルくんの「本当の恋の目覚め」
えーゆーへの恋心を認めて、恋する自分も肯定して・・・
ハルくんが本格的に❝えーゆー杯❞に参加するスタートラインに立った巻~という気がしました
銭湯でこずねーに恋愛相談して、全国大会で結果出してその上で告白する!と決意したシーンは
かなりエモーショナルで良かったです
確かにイチコロでしょうが、
ぶっちゃけ、
その立派な身体で迫ってもイチコロな気はするが。。←←←
うむ、
銭湯だから必然的に(こずねー含めて)お色気シーンが充実してるのも隙が無くて良かったです
ハルくんの気持ちも解かるなぁ、友達みたいな感覚で恋出来たらそれって最高じゃんね。
 何より、
大好きな人を想って真剣に頑張ってるハルはキラキラしてて可愛かった。
96ページの夢中になって勉強してるカットとか.....実に青春ですね
なんか、
ハルくんと一緒になっても、
それはそれで青春的要素高めでイイなあ、とか想像してしまう
そこに本作の❝強さ❞がある気がして7巻目もすっげえ面白かったな!と。
8巻は12月8日発売なのでそちらもまた楽しみですよ。











しかし、
普段ボーイッシュな娘が女の子に目覚める様も素晴らしくイイですね
裏表紙にもなってるハルの晴れ着姿は後出しだからこそインパクトあってめちゃカワでした
本筋であるラブコメ部分も良いんですが純粋に日常コメディ描写も逐一クスクス出来て面白かった
特に、こずねーのだらけっぷりは突き抜けててこれは強力な新キャラだな、と(笑
106ページのこずねーのカット達は蕩けすぎてていちいちツボでした。。
益々賑やかに面白くなってる幼ラブに今後も期待大です!!


君こそスターだ。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第158話 感想(ヤングジャンプ2023年52号)

2023-11-22 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女











今週は水曜日発売でした(ヤンジャンが)。
で、
今回の話なんですが・・・
昔ジャンプで連載してた「ピュー!と吹くジャガー」のポギーの話に通じるものがあるな~って思いました
ポギーは姫歌の様に人気アーティストだったんですけど、奇想天外なジャガーに出会った事によって
自分の才能を疑い奇行路線に走って人生めちゃめちゃになってしまう、、、って
そのあらすじ書いてたら
全然少年漫画じゃねえな(笑)と改めて感じました
100カノの読者がジャガーさんを知ってるのか?はともかく。。
うん、
近しいものを感じました~って事ですね。

ただ、
違うのは結末ですね
姫歌は詩人ちゃんの「奇抜」なとこに惚れ込んで教えを乞うていたけど、
当の詩人ちゃん自身はただ格好付けてやってるだけに過ぎない~というのを自覚していて、
本当は彼女に持ち上げられる度に違和感を受けて段々それがキツくなってきちゃったんですね
驚いたのが、
詩人ちゃんも「人の子」だったんだな・・・って事
まあホラー映画でビビり散らかしてた時点で人の子っぽさはありましたけど(笑
でも、自分を客観的に見れるだけの視点は持ち合わせてたんだな、って。
 考察すると、
本当は本気で格好良い存在になりたいけれど、
努力してもそれが中々出来なくて、
仕方なく今のキャラを演じて楽しんでるのかな...と思いました。







しかし、
姫歌は言う
「すごい私がすごいって言うんだからあなたはすごい」と・・・
その理屈だと、
総理大臣がホームレスを称賛しても総理大臣よりもすごいという事になっちゃいますけど(笑
でもね、
詩人ちゃんのそのキャラは羨望から来る妥協から生まれたものかもしれないけど、
それだって詩人ちゃんの確かな個性なのは間違いないし、
絶対数では姫歌の方が上かもしれないけど、
詩人ちゃんの才能を褒め称える人だって確実に居て、それが姫歌だって事。
それを誇りに生きてゆけばいいんじゃないか、って思いました
まあ、
もっとはっきり言っちゃえば表現に勝ち負けなんて無いし。
大概の人が知らないマイナーミュージシャンが居たとしても、
熱心なファンが少しでも居ればそのミュージシャンはその人らの中ではメジャーに勝ってるって言えるんですな
だから、あんまり自分を卑下しないで...
って、
まさかいつも颯爽としてる詩人ちゃんにこんなメッセージを贈る事になるなんて想定もしてなかった。
ただ、詩人ちゃんも詩人ちゃんで水面下ではホント思春期の女の子なんだなあ。って
そんな風にキャラの新しい側面が見れた収穫ポイントの高いお話でした。
いつか、
詩人ちゃんのテイストを上手く取り込んで更に昇華させた姫歌も見てみたいし、
姫歌の表現の基本的な上手さを学んでまたちょっと進化した詩人ちゃんも見てみたいですね。









しかし、
まさか詩人ちゃんがストレートに突っ込む側に回るとは思わなかったな
そうさせた時点で姫歌って最早奇才なのでは・・・?


ぬことネガティヴ。

2023-11-21 | 









この間、
仕事中ずっとネガティブな事を考えていた。
ちなみに仕事の事で悩んでいた訳ではなく、もっと別の事で苛まれていた。
ら、
仕事中にいきなりクラっときて不意に倒れそうになった。
実際倒れなかったのだけど、そこそこの時間しんどさを抱えたまま仕事してました。
その頃は、
まったく笑顔も無く、
何もかも憂鬱そうに過ごしてたので、
恐らくあまりにマイナスな事を考え過ぎて精神にキたのだと思われる。
ぶっちゃけ、
ネガティブであそこまで体調悪くなったのは稀だったので、
過度にネガティブに浸るのも危ないな~と感じた出来事でした。
美味しいものはどんな時でも大好きなんだし、
取り敢えず美味しいものの事を考えてやり過ごそうかな、とか。
 まあ、
この記述に関して言えば「しくじり」として書いてます
本当に...
身体が資本という格言に疑いは無いですから。
この間書いた仕事中ずっと同じ腕を使わない事~を意識したらちょっとだけイイ感じになりました(笑











必殺のあざといポーズ。




子猫にして流し目(?)の使い手。。




そして甘噛み。美味しい?🥴




名前はまだ無い。




一緒に昨日の夜中、数十分遊んだ時の写真たちでした。
懐いてくれると嬉しいですよね。










それでは、
また明日!!(今日ライブ行ったから元気取り戻せました)。