Neverending Cult

「ただのファン」で居続ける為のブログ

私たちのバレンタイン戦争 ゆらぎ荘の幽奈さん 第67話「バレンタイン狂想曲①」感想(週刊少年ジャンプ2017年29号)

2017-06-19 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                            
                                         コガラシきゅん可愛い。











ゆらぎ荘は(現時点で)ジャンプのラブコメ代表みたいになってますが、
その大きな要因としてコガラシが普通に格好良い、(女の子たちと)釣り合ってるように見える、っていうのが大きいと思う
まるで格ゲーの主人公みたいな硬派なルックスにあの粋な性格と「惚れててもおかしくない男」を
ごくごく自然に作れているセンスこそ(実は)最も凄いんじゃないですかね、と感じます
でも、ルックスも格好良いけど、「今風ではない」のも事実なんで
ある種嫉妬ではなく憧憬のようなフィルターを通して彼を見れるのも正直大きいと思います
イケメンはイケメンでも少女漫画みたいなものじゃなく、ちゃんと少年漫画のイケメンなんですよ
そういう、、、キャラデザの妙、みたいな部分も安定した人気に繋がってるんじゃないでしょうか
ま、とはいえ、アンケ投函はまだまだ欠かせない訳なんですけど(笑

「人間は中身」とはいうものの、
たまにそれが自分を磨くことを放棄して単なる免罪符として使ってるんじゃないか、って感じる事も多々あります
逆に言えば、中身の人間性自体が見た目に現れるんじゃないのかな。とも思ったりします
コガラシのシュッとしていて、チャラチャラした部分がなく、さっぱりしている
尚且つ純粋に格好良いと思える「見た目」は彼の誠実な性格がよく反映されたものにもなっていて
だからこそ、そんな硬派だが粋な彼が真正面から紅潮したカットにはときめいてしまいました
「あのコガラシさんが、紅潮・・・?!」的な良さがあるというか、
ある種コガラシに憧憬のような感情を抱いてるからこそ、そんな風に思える
そう考えるとゆらぎ荘は王道のHラブコメのようでいて、実はかなりの「発明」を垣間見せている作品とも言えると思う
少なくとも今の少年誌のラブコメに於いてコガラシのようなタイプの男キャラは正直見当たらないし、
バレンタインでチョコ戦争やられても違和感がないキャラ~って考えると相当凄いと感じるんですよ

とはいえ、個人的には別にすべての作劇に納得がしたい、という訳ではないです
全部に納得だったり理屈を求めると表現がどんどん窮屈なものになっていってしまい、
偶発的なロマンが生まれにくくなってしまいます
だから、
(他と比べて)コガラシは凄い、とか言いたいわけじゃなく、
「こういう方法論を編み出したミウラさんは凄い。これも一つの新しいやり方じゃん。」って言いたいだけなんですよね
ここに来て少年誌のラブコメの男性像を更にアップデートさせた存在・・・それがコガラシだとは断言出来る。







だから、雲雀がこんな風にストレートにコガラシにドキッとして、
恋愛という沼の中でハラハラドキドキしている相様に関しても素直に感情移入が出来ちゃうんですよね
すごく純粋で、努力家で、健気で、それでいて(くノ一という設定を除けば)等身大の女の子じゃん。。って
ごくごく自然に思えるセンスが今週素晴らしかったと思います

本当に好きだからこそ、真剣に考える。
本当に好きだからこそ、「自力で」頑張る。
本当に好きだからこそ、必死で伝え方を模索する・・・
今週の雲雀の行動の隅々からコガラシへの想いが直に伝わって来て
ニヤリとすると共に、グッと来る気持ちもかなりあったりと
ラブコメとしては実に一級品の作劇になっていると思う
ただ渡す、
ただ頑張る。のではなく、
色々ある方法から考え抜いて選んだり、
最終的な部分は全部自分の力でやりぬくという意思
その結果「良い雰囲気」を生み出せた・・・と考えると
その後すぐムードが台無しになってしまったとはいえ(笑)、
コガラシの紅潮まで消える訳じゃないから、ある種尊い光景だな~とも思いました
別にこれで雲雀がリードとかそんな事はないと思うんですけど、一瞬でもそうやって期待を抱ける
そういうしっかりと夢見させてくれるセンスが抜け目がなくて実に最高だな・・・と
そんな風に個人的には思いました。なんか「この子も報われて欲しいよねー」って素直に感じれるのが絶妙なんですよ笑





コガラシが誠実である事は誰もが認めるところでしょうけど、
コガラシだけではなく他のキャラも誠実だと思えるところがまた素晴らしくて、
尚且つメッセージ性がない漫画の様で実はメッセージ性だらけの漫画な所もまた個人的には大好きな部分です
上のコマ、たった1コマで雲雀の“本気”が伝わって来る非常にテクニカルな演出になってると思ったんですけど、
それと同時に、いい加減に選んだものや適当にみつくろったものなんて、それは結局そこまでのもの。
という事実を端的に読者に伝えてくれているような気が自分的にはしました
本当に誰かに認められたり評価されるには、
「適当さ」が垣間見えちゃいけないんですよね
そうじゃなくて、
ちゃんと「誠実であること」を見せなきゃいけない
そういう立ち振る舞いの部分も重要になって来ると思うんです
そういう意味では今週の雲雀と狭霧は物凄く誠実な姿を読者に見せたと思います
物事をナメたり、軽視すればするほど、「素敵な自分」から遠ざかっていくような気もするので。

それと、雲雀がそんな頑張りを陰でコソコソと行っていたのも良かったですね
努力を決して他人には見せない、あくまで、(気持ち的には)毅然と振る舞う・・・
それこそが人の正しい形だと個人的には思います
「自分頑張ってます」
「自分頑張りました」なんてのは、
はっきり言ってドヤ顔で言うようなことでもなんでもないんですよ
頑張ってるのはみんな(程度の差はあれ)同じなんだから、それをさも人に見せびらかすのは間違ってると思う
そういう意味合いであくまで努力を悟られない形で(それでもコガラシは「凝ってる」と言ってくれたけど)、
謙虚に堅実に頑張り切った雲雀の姿をいち読者として見てたからこそ、
ちょっとだけ良い雰囲気になった事が嬉しくもあったのかと、、、
個人的にはそんな風に感じました。努力なんて、他人にみせびらかすものじゃない。ドヤ顔や同情引きなんて論外なんですよ。
そういう部分が全く感じられないのもゆらぎ荘及びゆらぎ荘のメンバーが大好きな要因なのかなって感じましたね。











あと、ちゃんと狭霧の気持ちも考えてくれてる作劇も良かったです
個人的に狭霧は大好きなキャラですし、このまま相談役で終わったら悲しいので、
最後にものっそいニヤニヤしまくれる狭霧×コガラシで〆てくれたのがまた「分かってて」(笑
この先の展開にも期待したくなりましたし、いち狭霧ファンとしても最高なお話でもありました
またコガラシの照れっぷりにリアリティがあって、その点も堪らなかったですね
これ案外脈アリなんじゃ。。とドキドキしつつ、
来週は千紗希さんのターンなのでそれもまた楽しみにしています。

狭霧は、人としても気高い部分が垣間見れるから個人的に特に大好きなキャラクターなんです
それでいて恋に奥手で、自覚要素もまだまだで、でもきっちり素養はありありなトコがたまんないですね
今週の話を読んでもっと狭霧×コガラシなお話を読みたくなってしまいました
まだまだ「ゆらぎ荘」に関する興味は底が尽きません
尽きそうもないですね。

それと、今週も掲載順上位なのがとっても嬉しかったです
新連載6連弾の時は本気で、ガチで心配してたんですが、結果的にはしっかりと上位キープしてくれてます
だけど、そうやって油断してるとまた不安になるので(笑)投函はきっちりと、一週も欠かさず続けていくつもりです。
今の週刊少年誌のラブコメ作品の中でもトップクラスのクオリティだと思ってるので、頑張って欲しいですね
頑張って欲しいというか、健闘を願う、っていうか。


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誰かに必要とされたい ゆらぎ荘の幽奈さん 第66話「呑子さんと担当さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年28号)

2017-06-12 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                          
                                         百合カップルかな?(歓喜)












この話の肝は最後に呑子さんが「ちゃんと」取り乱してくれた事が大きいでしょうね
直接的に心情が描かれてはいないけれど、累ちゃんは(本当は)呑子さんに必要とされたかったんでしょう
もし真実を告げた後に呑子さんが平気の平左な態度を取ってたら彼女絶対ショック受けてたでしょうね
本音はきっと担当を外れたくはなかったし、先生にも同じ想いであって欲しかった
だからこそ、最後に呑子さんが取り乱した描写はかなり大きい訳ですよ
途中までは真実を告げる事を躊躇ったり自分自身の葛藤と揺れ動いてる累ちゃんの相様だけでお話が進んでいて、
肝心の呑子さんの気持ちが未知数だったからこそ、自分(累)と同じように惜しんでくれる、
離れたくないと思ってくれる呑子さんの態度が何よりも胸に来た・・・
ある意味そういう話だったように思います。

誰だって誰かから必要とされたいものです
特に自分が懇意にしている/してきた相手には、その分必要とされていたいもの
それは決して打算的な考えではなく、人としての当たり前の感情だと個人的には思います
このお話の素晴らしいところは、呑子さんが冷静ではいられなかった感情の揺れ動きにあると感じるんですよ
累ちゃんが呑子先生の為に必死で頑張って、一緒に制作に取り組んで、毎回わざわざ本人の所まで足を運んで、
ちゃんと腹割って話せる信頼関係を築いて来た描写があったからこそ、
最後の描写にドラマが生まれた訳で
それもまたミウラさんの構成力の賜物だなあ、、、って個人的には思いました
ただ累ちゃんが離れたくなかっただけの話じゃなくて、それは呑子さんも同じで、
そんな二人の絆がきちんと感じられるからこそ本当に素晴らしいと思えたんだなあ~と
つまりは「お互い好き過ぎだろ!」って話ですね(笑






ところで、今回は百合的にも良かったな、と思いました
なんか冒頭に挙げたカットとか、百合漫画のそれだろ(笑)って思っちゃったんですが
個人的には呑子さんは誰かとくっ付くよりもこういう女同士でやんややんややってる方が似合ってるのかもしれません
ある意味累ちゃんがちょっとだらしないけど確かに格好良くて素敵な相手を支える妻みたいに見えました
正直この二人のアフターストーリーとか観てみたいですよね・・・
これはこれでいつもとは違う魅力があるというか。。
学生時代はきっと陰キャだったことは容易に想像がつくんですが、
陰キャは陰キャだけに好きなものには一途ですから、なんか素直に憧れてる様も良くてね・・・
ある意味「純愛」を感じましたよね、ええ。

でもね、
「大切な事をメールで済ます」っていうのはね、はっきり言ってナシですよ
今の世の中は簡単に繋がる事が出来る分、より関係性が希薄になってるような気がしますね
一見繋がったように思えても、ボタン一つでぶっち出来る悲しい現実もありますから、
その意味じゃ「どうなんだろう?」って気もしますけどね・・・
便利になった分、
何かが失われている気も大いにします
だからこそ、ちゃんと本人に会いに来て告げる事を選んだ累ちゃんの誠実さが光ってるなあ。とも言えます
それもまた相手に対する「愛」ありきの行為だと思いますからね この話全体を通してですけど、
呑子さんに累ちゃんが信頼される理由が本人の口から話してなくても伝わって来るんですよ
データ上の簡素なやりとりだけではなく、人としてのぬくもり溢れるコミュニケーションをちゃんと取って来たからこそ、
作家に信頼される編集になれたんだなあ。。ってのがよく伝わって来ます
呑子さんの単独回は一年ぶりくらいだと思いますが(笑
今回もまたしっかりとしたメッセージ性を含んだ名話に仕上がってたなあ、と感じました

やはり、自分が捧げて来た想いの分だけ、相手も同じ事を想ってたり、その想いを返してもらったら、
想った側としても嬉しいものですよね。そういう良さが今回の「ゆらぎ荘」にはありましたし、
やはり博愛精神だけじゃぶっちゃけ厳しい部分もあるんじゃないかな・・・なんて
ふと思ったりもしてしまいました。それはそれでリアルっちゅうかね。
またこういう話を編集者の視点から描けるのも凄いですよね
「漫画が良くなる過程」もさり気に描かれたりもしていて、
複合的な意味合いで面白味がありグッとくるお話でした。やはり個人的に今のジャンプでは「ゆらぎ荘」が一番好きな漫画です。













また、冒頭のこの何気ない会話のシーンが、
オチに繋がっていた、伏線だった~というのにも唸らされました
田村さんはただセクハラ的発言だから怒ってた訳じゃなく、
恋人が他の女の事を語ってるから怒ってた訳なんですよね
そういう目線で見ると本当に有り体なカップルに思えてくるから不思議だ・・・笑
オチとしても伏線的描写があるので「筋が通ってる」とも言える、巧い話数でもありました
あと個人的にアラサー(?)のやや爛れた感じの描写が凄く良かったです
自分の年齢的にもああいう描写はフィットしますねえ。
特に13ページ目とかね!


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恋という沼 ゆらぎ荘の幽奈さん 第65話「朧さんのデート対策」 感想(週刊少年ジャンプ2017年27号)

2017-06-05 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                         
                                             美しい。










最近ネットスラングでよく見かけるものとして「沼」というのがある
意味としてはズブズブはまっている、みたいな意味合いだと思うが(よく知らんけど)
そういう意味では恋愛こそ最もその形容が似合う事柄だと個人的には思う

朧ちゃんは元々強い子孫を作る為の・・・相当利己的な手段でコガラシに迫っていたはずなのに、
いつの間にかそんなコガラシ自身の逞しくて粋な側面に惹かれるようになっていた
(しかも、この漫画の凄い所はコガラシに惹かれるのもしょうがない。と素直に思える所)。
つまり、恋愛という沼にズブズブとはまっていく過程が描かれていた訳で
正直朧ちゃん大好き人間としてもニヤニヤ不可避な傑作回でした。





ただ、こういう展開になると野暮ったく心情を説明しがちになるのが恋愛漫画の常ですが、
ゆらぎ荘は・・・少なくとも、今回の朧ちゃんの件に関しては一切そういう演出を選んでないんですよね
ちょっと物憂げな表情と含みのあるセリフだけで「なんとなく」朧ちゃんの秘めたる恋心を示唆する・・・
といった演出に留めていて、それがまた逆に良かったというか、直接的に表現しない分
想像が捗る印象でそれも個人的なニヤニヤ感に貢献してくれたのかもしれません。

朧ちゃんは人間界に生きていたわけではないから、
人間の細かい機微や常識的なあれこれは正直分らない
だからこそ、ダイレクトな手段以外の篭絡方法が分からなくて壁にぶち当たっている
それも、以前の利己的な理由とはまた違うセンチメンタルな趣が作中からは感じられるんですよね
それがまた良かったというか、恋はある種難しくて儚いからこそ美しいというか・・・・。
そういう「良さ」を存分に感じてしまいました

こゆずの演じた冬空はイケメン的かつ肉食系のコガラシでそれはそれで女の子好みなんでしょうけど(笑
でも、“朧ちゃんが大好きな”コガラシはもっと不器用で、だけど誰よりも誠実で、、、
そんな事を想ってるかのような冒頭に引用したカットは最高の出来栄えでした
正に恋する女の子そのもの
しかも、余計な心情を完全に省いて
あくまで表情だけで表現している、読者の感性に任せてる粋な手さばきも存分に光っている
そんな「朧ちゃんの恋心の目覚め始め」を千紗希さんというフィルターを通して描き切っている秀逸な話数でしたね
そして、相変わらず肉食女子っぷりを遠慮なく披露しまくっている朧ちゃん自身も実に最高な回でした笑
恋愛的にも、サービス的にも魅せる事が出来るこの「ゆらぎ荘」という作品はやはり抜きん出た良さがあると思う

あと、なんだかんだでこゆずにコガラシ変化を頼んでいるオチの朧ちゃんが可愛かった(笑













↑これ、さり気に表情もいいんですよね
いつものクールで煽情的な表情ではなく、
本気でドキドキしちゃってるような陶酔した表情に変わってるのがまたツボでした
それにしても、呑子さんいい年こいてこんなものばっかり描いてるのか(笑
イケメン化したコガラシは確かに格好良いけれど、でも普段のぶきっちょで男らしいコガラシの方がより素敵ですよね
そういう意味でも朧ちゃんの心情ともシンクロ出来て、そういうとこもまた良かった話数ですね
最後の思いっ切りおっぱい揉まれてる千紗希さんも良かったです・・・笑


千紗希さんと言えば、冒頭のモノローグも良かったですね
かるら様は手段は強引だったにせよ、他のヒロインと比べて「ちゃんと告白した」という立派なアドバンテージがある
その結果フラれてしまったけど、秘めたる恋心を押し殺さずに外に出した、、、という点で見習うべき点もある
そういう事に自覚的になりつつある彼女のカットも良かったのと、そういう事をきっかけに
また物語自体も面白可笑しく動いてきそうだなーって予感もあって
今週はそういうトコもまた良かったですね。

傷付くことが出来るのは、ちゃんと行動した人だけなんですよ。


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潔いやり方で ゆらぎ荘の幽奈さん 第64話「一体何者?幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年26号)

2017-05-29 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                        
                                       マトラかっこういい。









冷静に考えれば、
搦め手を駆使して相手を手籠めにしよう~なんてのは
幽奈さんの言う通り「好かれる訳がない」行為ではあるんですよね
卑怯な手段だったり、小賢しい目配せはいずれどこかで破綻する運命なんです
「本当の幸福」は正々堂々と頑張った者にしかもたらされない・・・と個人的には思っています。

ただ、かるら様の抱えていた狂気にも似た愛と偏執っぷりはそれはそれで魅力的、、、というか、
物語のキャラっぽくてハラハラドキドキする展開ではありました
でもそれを抑えきれない想いの力で崩してしまった、
それがある種幽奈さんの主人公力を物語っており
今回のサブタイが示す通りそれさえも後々の展開に於ける伏線になったりするんでしょうね
きっちりとかるら様に啖呵を切った幽奈さん、、、格好良かったです。





今回行ったかるら様の所業は決して褒められるものではなかったんですけど、
恐らくはゆらぎ荘の面々や様子を見て焦りというか「こういう手段でしか」という気持ちがあったんでしょうね
つまりは、正々堂々勝負する自信や潔さがなかった・・・という話なんです
本当に自分に自信があれば、ああいう手段は取らないし
逆説的に卑怯な手段を使わなれば自分には勝ち目がない~と
自分で自分を値踏みしているような行為になっちゃってたと思うんです
でも、ある意味そんな心情にこそかるら様の良くも悪くも人間くさい・・・っていうか人間じゃないけどね笑
でもなんかそういう要素が色濃く感じられてある種の健気さを感じさせてくれて良かったかと思います

また、かるら様にとっては必要以上にコガラシに責められなかったのも大きいでしょうね
あそこは普通だったら死体蹴りされてもおかしくない場面だったんですけど、
コガラシは「・・・ゴメンな」と優しい言葉で許してくれた
だからこそ、
かるら様も改心してああいう変化を見せてくれたんでしょうね
今度こそ嫌われないように、今度はもっと素直な気持ちで―
そんなかるら様は、以前よりも更に素敵に思えました
やっぱり愛だの恋だのは「抑圧」「征服」が加味されると途端に美しさを失ってしまいますよね
最後のかるら様とコガラシのやりとりを見ていたら、多少不器用でも確実性がなかったとしても、
やはり偏愛以上に純愛の方が遠回りのようで近道なんじゃないかな・・・って思えました
例えそれが届かなかったとしても、
正々堂々と潔く頑張った。という事実は残る
そしてそんな姿こそが一人の女性として最も美しい姿なのではないかと、、、
そんな風に思いました。





ただ、なんでしょう
最後のこの表情を見てたら、
ある意味かるら様に結ばれて欲しいな~って直情的に思ってしまうというか
有り体に感情移入してしまった自分も居ました
また他のヒロイン達とは、
別のベクトルで結ばれて欲しいキャラというか・・・プレゼントを受け取ってもらえて、笑顔を見せてくれた
強引に搦め手で責めるよりも、ずっと近道且つ喜びを得れる手段だったじゃないか、、、と
ある意味ここに辿り着くための遠回りだったような気もしてきました
人間(人間じゃないけど笑)、失敗・間違いこそ真実に辿り着く為の最も良い薬だったりもする
愛する人を想って、純粋に贈り物を贈る・・・ただそれだけの事が、それで笑顔を見せてくれることが、
こんなにも胸を満たしてくれる行為だったなんて、、、それを学べただけでも良かったんじゃないでしょうか
今まで見せたどんな表情よりも素敵に感じられたラストシーンを見てたら、純粋にそう思いました
ただ素直に、「恋する女の子」であるだけでいい。
小細工は必要ない。
そんなパワーと正しさに満ちていた“純”を感じさせる最高のクライマックスでした。かるら様頑張れ!











しかし最近の掲載順めっちゃ良いですね
毎週欠かさずアンケ出してますけど、
今週いくら下から遡っても出てこないんで「あっ、これ相当上に載ってるパターンだ。」って
コンビニで嬉しさを感じてしまいましたね・・・笑
ゆらぎ荘は恋愛にサービスにバトルにドラマに、複合的に楽しめる漫画だと思うんで
これからもジャンプ新時代を担う作品群の一角として奮闘して欲しいですね。心からそう思います。


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はじめての結婚式 ゆらぎ荘の幽奈さん 第63話「かるら様VS幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年25号)

2017-05-22 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                         
                                           カワイイ。











なんでしょうね、
ある意味このまま結婚しちゃってもいいのでは?と思えるようなお話でした
ここまでコガラシにご執心して、何年も掛けて一途に追って来たのならば、報われていい資格はあるというか
ちょっとだけかるら様が報われて微笑むバージョン(?)も見たいな、、、と素直に思ってしまいました

それは今回、かるら様のバックボーンと視点のみで描かれてるからそう思うんであって
冷静に考えるとコガラシの意思もみんなの気持ちも無視されてるんですよね
それはまあ、普通にダメな事なんですけど
それでも、なんですかね・・・
憎み切れない良さがあるというか、
「本当の想い」が伝わって来る作劇だからこそ、そんな風に思えるものがあったんだと思います
限りなく強引な部分を除けば、普通に純愛を貫く乙女ですからね。。かるら様は。






他のヒロインにとっては由々しき事態でしょうけど、
読者としては基本コガラシにある種自己投影して読んでる節があるわけで
その観点からすると、ぶっちゃけそんなに嫌でもない、、、っちゅうか、むしろこれはこれで良いのでは?っていう・・・
そういうものがあるなあ、と。勿論コガラシはコガラシなんでコガラシからすると拒否感たっぷりなのかもしれませんが(笑
こんなに想ってくれてるなら、、、って、二律背反ですがそういう感情も沸き上がらせるヒロインと作劇になっていて
その点は流石だなあ。と実直に感じてしまいました。

ただ、詳細にコガラシの心情を(想像で)考えてみると、
やはりコガラシにとって一番大事な場所はゆらぎ荘で、
かつ「幽奈を幸せにする」って未練が強く残ってしまうと思うんですよ
そう冷静に考えてみると、やはりピンチはピンチであり、「どうにかして・・・」って想いも沸き上がって来る
実に読者にストレスを与えない巧い作劇に仕上がってるな・・・と感心しますが、一方でちゃんと危機感も煽って来ていて
そういう意味合いだとベストな塩梅になっている気がしました

ネックになってくるのは、
やはりまだリベンジの機会が残っている呑子さんとか朧ちゃんとか仲居さんとかですかね
支離式が完了してしまった~という事実が描かれて今週は終わっているので
「どうなってしまうんだ」という意味合いでかなり先が気になる引きになっていると感じました
変化解除のタイミングが後々の伏線になって来そう?とか、
色々と想像出来るポイントはありますが
自分は頭が固いんで予想屋には不向きなんですよね(笑
なんで、素直に「ハラハラ」を引き続き楽しみたいと思う
やってることは強引なんだけど、素直に憎むには純すぎる。。という、
かるら様の魅力に溢れていた63話目でした。他ヒロインの嫉妬描写なんかにも期待したいですが・・・次週が楽しみです(笑
















かるら様の瞳と言動には不思議な魅力があります
でも同時に、コガラシもコガラシで確かに格好良いヤツだな。。と披露宴の格好を見ていたらそう思えました
今、コガラシを「ヒロイン」と称して、コガラシ争奪戦を繰り広げてますけど、違和感が全然ないのは
「そんな風に倍率が高いのにも頷ける」粋な男だから。。ってのも大きい気はします
あと扉絵が最高でした!(超笑顔)



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キャラを大切に扱うということ ゆらぎ荘の幽奈さん 第62話「マトラ攻略戦」 感想(週刊少年ジャンプ2017年24号)

2017-05-15 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                             
                                             厳しい戦いだった。











ドラクエで例えるなら、
ボストロールとかストロングアニマルみたいな脳筋モンスターを
非力なキャラがバシルーラでふっ飛ばした、、、みたいな感じですかね
先に描かれた相様では朧ちゃんまでも軽くいなしていたので下馬評では大きく不利
今のロッテがソフトバンクに勝つくらいの無理ゲー(笑)だったんですが、
戦い方は一つじゃない
やり方によっては覆す可能性もある・・・のはある意味始まる前から分かっていました。

まずミウラ氏はキャラに対して誠実な漫画家なので、
この手のバトル展開にありがちな雑な扱いはしないだろう。という確信に近いものがありました
それは前作「恋染紅葉」でも深く実感していた事なので、余計に安心感を持って読むことが出来ましたね
 もう一つ、前回で夜々ちゃんをあれだけ活躍させておいて、まさか狭霧や雲雀を無下に扱うことはないでしょう。。という
それもあってか絶望的な状況が続けど「狭霧たちならきっと・・・!」という想いを抱きながら読むことが出来た
それが今回最も優れていたポイントだったんじゃないかなあ、、、って個人的には思いました。






今回の戦いを振り返ってみると、
マトラは完全な脳筋タイプのキャラで、
狭霧や雲雀はちょっと違う、術式系のキャラだったのが相性的に良かったんじゃないか。。と感じます
また、作中でも言及されてますが、以前の狭霧回(51話)で描かれていた内容も何気に繋がってるんですよね
あの時も脳筋タイプのコガラシでは出来ない類の方法で問題を解決していた姿が印象的でしたし、
その時にもらった言葉が今も狭霧にとっての“自信”になっている、、、という構成が上手すぎました

「ゆらぎ荘」は少年漫画にありがちな、
その場しのぎの超展開を繰り出しているわけではなく
後だしジャンケンも一切繰り広げてはいない
そういう・・・
ミウラタダヒロ作品ならではの「納得」と「得心」がめいっぱい詰まっている素晴らしい展開であり、
作品自体の株も大きく上げる“真っ当にしっかりした”展開が楽しめる62話に仕上がっていたと思います

個人的には、これだけ面白くて構成的にも明らかに優れた漫画なのだから、
やっぱり表紙巻頭を飾って欲しいですし、またその価値はある作品だとはっきりと思う
狭霧の凛々しい表情、
雲雀の何歩も先を往かれて悔しそうな表情・・・
想像以上のドラマと感慨深さがそこにはあって、それもまたこれまでの「積み重ね」による賜物だったりするんですよね
コガラシに信頼され任された経験があったからこそ、矜持と自信をもって堂々とマトラを攻略出来た作劇とカタルシスに関しては
相当にレベルが高い、ゆらぎ荘ならではの「誠実さ」が滲み出ていて今回もまた惚れ惚れしてしまうようなクオリティだったかと


また、今回の勝利は狭霧が中心ではありましたが、
雲雀がいなければ成し得なかった勝利でもあった、、、とも思います
なぜならば、彼女が足掻いて時間を稼いでくれなければ逆転の仕様もなかったから・・・です
そういう意味ではある意味「雲雀あっての勝利でもあった。」とも形容出来ますし、
そういうトコもまた巧かったな、と
本当に自分の期待した通りの「この二人だからこそ」の勝利劇に仕上がっていてその点でも期待に応えてくれた傑作回でした
また下馬評がとことん不利だった分、覆して攻略してくれた爽快感、、、っていうか、「見たか!」的な
そういう感覚もあって(笑)余計にスカッとするお話になってたなあ。と感じましたね
ジャンプでは今次世代のヒット作を色々な演出等で仕掛けてますが、
この「ゆらぎ荘」もそれらの作品に全然負けてない、
押し上げられるべき漫画だとはっきりと感じましたし、
色々な意味合いで「男の子の欲望」にきっちり応えてくれる傑作なのは間違いないなあ、と。













・「気合い」とか「覚醒」とか、曖昧なもので問題を解決させない
・少年漫画の悪い意味で雑な展開には決してしない
・積み重ねをきっちり生かす
・雲雀の存在も攻略に生かす
・主要キャラを安易にヘタレ化させない
・敵キャラを安易に弱体化させない


これらが全部守られているジャンプ漫画、、、、って時点で個人的には物凄く感動してしまいました(笑
コガラシのキャラ造詣からしてそうですが、王道に見えて実はかなり革新的でカウンター的な作品でもあるんじゃないか、と
個人的には改めてそんな風にも感じられた秀逸過ぎる第62話でした。素晴らしい作劇だった!



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昨日の敵は今日の友 ゆらぎ荘の幽奈さん 第61話「夜々軍参上」 感想(週刊少年ジャンプ2017年23号)

2017-05-08 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                        
                                      かるら様、やっぱ可愛いな。









GW終わっちゃいましたね
個人的には肉体労働系の仕事やってるので
正直ありがたかったんですが・・・・・。また今日から毎日元気に疲弊するぞー!!(遠い目)

それはそれとして、今週の「ゆらぎ荘」も面白かったです
まずは前菜として夜々のバトルだった訳ですが、
以前のお話と見事に繋がってもいて
それもまた良かったですね
あの必死に攻略した荒くれ者の猫が、今回は強力な助っ人として活躍してくれる。。
実に合理的な展開だと思いました。

それと同時に、あのお話ですら、こういう時の為の伏線だったのかな・・・?って考えると
ミウラ氏はどれだけ先を見据えて物語を構成しているんだよ。。と恐ろしい気分になりましたね
正直な話、少年漫画にありがちな気合だったり超パワーで解決した訳じゃないので
そういう意味合いで考えると、ここにもまた積み重ねの良さが出ているなあ。。って思いますね

多分、前回の夜々のエピソード(35話)を読んだ限りでは
単発のお話って感触で
「これが後々に繋がってくるだろう~」なんて思いもしてなかった訳ですけど
それがきちんとこの回に真っ当に活かされている、単なるラブコメ回以上の意味合いを持っていた。。と思うと
本当によく出来た漫画だなあ・・・って個人的な贔屓抜きで事実としてそう感じざるを得ませんね
何も出来ない。。のではなく、
自分のすべきことをしていたからこその
信頼が生んだ勝利、、、という気がしました






世の中結局は動かなきゃ変わらないというか、
常に一石を投じ続けていたからこそのご褒美が確実にあるものだと思います
初めから諦めて達観して「何もしない」というのはその後の芽生えを生まない、
ただ無為に可能性を浪費していくだけの作業に過ぎないので
とにかく「何かする」ってのが重要なんですよね
そこに器用さなんかは必要なくて、
がむしゃらに思うがままに動いた結果が今の「ちょっとした成功」にも繋がったりもする
このお話を読んでいると、個人的にはそういう事を感じますし
実際夜々が昔頑張った事柄が
リアルに納得出来る形で繋がっている訳ですから
やっぱり・・・「動く」って事はとっても重要なんですよね






それとは別に、
かるらと幽奈氏でちゃっかりラブコメやってるのも気になりました
幽奈さん、うっかりコガラシの前で事実上の告白しちゃうところでしたね(笑
正直「あぶねー。」って気持ちにもなったんですが(こんなとこで告白ってロマンがないからね)、
慌てて赤面する幽奈さんは可愛いな。。って素直に思ったりもしました
それとは別に、
自信満々でコガラシへの愛を謳うかるら様もやっぱり可愛いな。。と(笑

絶妙なのは、やってる事は勝手極まりないのに、
どこか羨ましい感じもする・・・というバランス感覚ですね
主人公の幽奈さん側からしてみれば(色々な意味で)阻止すべき事柄なんですけど
ぶっちゃけ男の子の視点から考えると、あながち悲惨な気もしない、、、っていう。
それもまた本作の徳の高さを示していると言えますね笑

夜々は相手がぶっちゃけ取り巻きレベルの・・・
ストリートファイターで例えるとベガ親衛隊のレベルだったので無双出来ましたが、
マトラはバルログとかサガットのレベルだと思うので、本当の正念場は来週以降、、、という感じもします
でも、言っちゃえば前回の敗北って強襲だったり相手の力がよく分らない中で負けた。。という印象も強いですからね
夜々をこれだけ大活躍させたのだから、いくらなんでも狭霧や雲雀をヤム〇ャ氏みたいな扱いにはしないはずです
そう信じて、来週を心待ちにしたいと思います。来週は遂にマトラやかるら様との攻防になると思うので余計に期待。




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コガラシはヒロインだった? ゆらぎ荘の幽奈さん 第60話「コガラシ救出大作戦」感想(週刊少年ジャンプ2017年21・22号)

2017-04-24 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                       
                                       妙な絶望感がありますね。










またDBに例えて申し訳ないんですが、「朧ちゃん、呑子さん、早く来てくれー!」って状態になってますね(笑
将棋で例えるなら飛車角落ちの戦いというか・・・それほどまでにマトラの“強者感”は群を抜いてますね
逆に言えば「ここからどう展開するんだろう・・?」ってワクワク感はあります
雲雀ちゃんや狭霧が意地を見せられるか、
それともまた別な展開が待っているのか・・・
少なくとも実力は圧倒的に劣る事は上の描写でもはっきりと示唆されてるので、
ジャイキリ展開にするにしてもボロ負け展開にするにしても改めてその軸となるような上手いシーンに仕上がっていると言えます
狭霧はマトラやコガラシと違って脳筋系の強さじゃない事と、後は「狭霧と雲雀のコンビ」ってのが重要になって来るでしょうか
個人的には某ヤムさんみたいに単なるやられ役ではない(あれはあれで一種の様式美ではあるんですけど笑)、
足掻きを見せてくれるような「健闘」にも期待したいトコロです。






人間は、「待ってる人がいるから頑張れる」ところも正直あると思います
逆に言えばそういう人がいないから死にたくなったりするんじゃないですかね?笑
そういう意味では、千紗希さんの存在も役に立ってないようで実は物凄く力になってたりするんですよね
そういうトコロもまた巧いなあ、というか、何気に無駄なキャラがまったくいないのが素晴らしいんですよね
戦うメンバー、回復を任されたメンバー、そして、「楽しみ」を用意しておくメンバー、、、と
それぞれがそれぞれの役割をきっちりと果たしているのがまた読んでいて気持ち良い部分だったりします
そんな中で雲雀の失敗(笑)や幽奈さんがコガラシ部屋に驚くシーン等、
きっちり「コメディとしての楽しさ」を挿入してくる
そういう抜け目の無い構成もまた光っていて、
つくづく良く出来た漫画だなあ。と感銘を受けてしまいます
このゆらぎ荘の「しっかりしている部分」は是非まともに評価されて欲しいですし、
幽奈さん達がコガラシの結婚を阻止する理由も感情的な部分だけじゃなく正当で切実な理由があるから。。というのも、
よく考えられてて練り込まれてて流石だなあ、って思ってしまいました。相手を歪んだ人物にすることによって、
結婚阻止の作劇にもきちんとした説得力と誠実さが出てくる。。っていう。





ただ、それはそれで気持ち良さそうだなあ・・・って思えてしまう塩梅もまた絶妙なんですよね(笑
かるら様のおっぱいに挟まれてのサービス風呂、、、うむ、悪くない
更に、あのキチってるコガラシ部屋を見られた時のかるら様の反応もめっちゃ可愛くてニヤニヤしてしまいました

なんでしょうね、龍神編の時もそうだったんですが
相当読者に気を遣っている、配慮が光ってる感じがするというか、
「なんだかんだで憎めない」っていうパターンが結構多くて、
そこもまた物語を気持ち良く読める要因の一つだなあ、って気は凄くします
かるら様は客観的に考えればコガラシを強制的にわがものにしようとしている悪いヤツなんですけど、
その根底には純でなんだかいじらしい感情がある気がする、、、というピュア暴走型のキャラだからそう感じるのかな

兎角敵キャラの設定、味方キャラの活躍の度合い、次回を心待ちにさせる絶望的演出・・・と、
個人的には何もかも上手く行ってるなー、と手放しで感じてしまった話数でした
その上できっちりサービスもコメディも盛り込んで至れり尽くせり!ですね
展開的には窮地に立たされてますが、
ゆらぎ荘の面々だってそんなヤワな連中ではない。と信じています
そんな彼女らの想いが結実する事を願いつつ、再来週(合併号なので)のジャンプが非常に楽しみです
特にやっぱり狭霧と雲雀ちゃんのコンビが気になりますかね(笑)意外と展開が読みづらいので、その意味でも気になります。














今週のジャンプの表紙は、
表紙にサブキャラが登場して、
表紙をめくると主人公が登場する。。という仕掛けだったんですが
ゆらぎ荘の場合はサブたちの中にコガラシが居て、主人公たちの中に幽奈さんがいる・・・って事で
やっぱり本作の主人公は幽奈さんみたいですね
そう考えると恋愛描写に於いて明らかに幽奈さん側の視点のが圧倒的に多いのも納得出来るんじゃないでしょうか

でも、確かにラブコメ的に俯瞰するとヒロイン達の恋物語なんだよな。。
ゆらぎ荘は色々とオリジナリティのある漫画ですけど(相手役の男が圧倒的強者なトコとか)、
そういうトコもまた他ラブコメにはないたしかなオリジナリティなんじゃないでしょうか
言うなればコガラシがある意味ヒロインのポジっていうか・・・
だから今週は表紙にも注目して欲しいですね。
そして幽奈さん頑張れ!!




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君はストーカー ゆらぎ荘の幽奈さん 第59話「かるら様と秘密の部屋」 感想(週刊少年ジャンプ2017年20号)

2017-04-17 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                            
                                        いやー今回はやられたわ。












正直に話すと、今週のような展開はまったく予想してませんでした
普通にシリアスバトルに突入して最終的に仲良くなるかつての龍神編のようなパターンだと思ってました
そしたら、父の仇どころか、ご存命だったとかいう斜め上の展開に完全にヤラれてしまいましたね(笑
勘の良い読者なら気付いてたと思うんですが、自分は勘が良くないので素直にビックリしてしまいましたね
いや~、正直、不意を突かれたのもあって、めちゃくちゃ面白かった・・・っていうのが本音ですね笑

それにしてもあの「コガラシ部屋」はインパクト大でした
あれじゃただのサイコストーカーじゃん、、、って感じなんですが笑
しかし、コガラシほどの手練れならファン自体はいてもまったくおかしくはないし、
逆にそこまでストーカーするほどに好きなんだなあ・・・って思うとかるら様が可愛くも思えてくる(笑
ある種絶妙な演出とキャラ設定に仕上がっていてその辺もまたミウラさん巧いな~って感じますね。
男子は基本寂しがり屋で単純だから、そこまで求めてもらうと嬉しいじゃないですか?
そもそも現実では求められてないですからね
これはこれで・・・
一種の夢なんじゃないかと(笑)。




メンズドリーム。


しかし、老人口調で主人公の事大好きっ子で、かるら様は最高のキャラクターですね。
なんでしょう、最初の登場で「コガラシの事憎んでるんだろうなー。」ってのがインプットされてるんですよ
インプットっていうか、まあぶっちゃけ「そうに違いない」っていう先入観による決めつけですよね
だからか、余計に意表を突かれて可愛く感じるというか、すっごくいとおしく感じるというかね。
最近ヒロイン視点のお話も増えてましたけどやっぱり本作の主人公はコガラシで
コガラシが好かれてると自分も嬉しい、
感情移入するんだな。。ってのを改めて実感したお話でもありました
かるら様があまりにもいじらしくて可愛すぎてかるら様ルートでもいいや。っていう刹那的な考えも抱いてしまうくらい(笑
個人的にはものっそい気に入ってしまったワンエピソードに仕上がっていました 俺もかるら様のものにされたいぜ

ただ、理屈的にも成り立っている展開になっている点も見逃せませんね
まさかあのハーレム風呂ですらただのサービスではなく今週に於ける伏線になっていたとは。。っていう。
そもそも、昔やったソープ回自体が「コガラシは搦め手に弱い」っていう示唆になってるんですもんね
コガラシは完璧超人に見えて、戦闘のタイプでは完全に脳筋系って事がよりはっきりとしたので
その点では便利過ぎない良さ、、、みたいなものも演出出来ててそこもまた秀逸かと
つまりは、
ゆらぎ荘はコガラシだけいれば安泰♪・・・って訳でもなく、
「みんながいるから」な、そういうチーム、、、チームというか、仲間の集まりなんだと。
そういう事実であり良さを間接的に伝えているシリーズにもなっている気がしてそこもまた好きなポイントですね。





一方、幽奈さんも幽奈さんで主人公属性を発揮していました
出来る/出来ないではなく、
やるかやらないか・・・
ただそれだけです
そして、それをやるだけの恩義を感じているか感じてないか、、、
そういう事なんですよね
まるで少年漫画の主人公みたいに、今までとは違う口調と勢いで思いの丈を叫ぶ幽奈さんを見て実直に胸が熱くなりました
そうそう、これだよこれ!っていうか、ホント少年漫画のテンションじゃん!って心から思えてそこもまた嬉しかったですね
幽奈さんの誠実で尊くて、勇気あるアクションに感動もしてしまった正によりどりみどりな話数に仕上がってました
ここからの展開は益々ニヤニヤ出来て、かつグッと来そうな展開になりそうで期待も大ですね
本当それぞれのキャラが良い子ばっかりなのもミウラさんの作品だなぁ、って気がしてすごく好きです
千紗希さんやこゆずは武力がない分看病という分野で役立っていたのもまた流石でした
かるら様もなんだかんだいって良いキャラになってくれそうな気もするし笑
マトラとのリベンジマッチも拝めそうだし来週もめっちゃ楽しみ
取り合えず、結婚は結婚で羨ましいですけどね(笑
本当に結婚したら物凄く強いお子さんが産まれそうです。まあ、その分嫉妬等も激しそうですが笑













個人的にやっぱ2度目の表紙飾らしてあげたいんで、
お好きな方は是非アンケの投函をお願いします
今週の展開は色々な意味で神ってたと思うんで(笑
これをきっかけにますます人気が上がっていく事を祈っています
それにしてもゆらぎ荘は改めて良いヒロインの宝庫だな、って思いました。つくづく。


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至高の女子プロレス ゆらぎ荘の幽奈さん 第58話「“かるら”と“マトラ”」 感想(週刊少年ジャンプ2017年19号)

2017-04-10 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                          
                                        構図がいちいち格好良い(笑)。












コガラシは父の仇・・・というのをストレートに解釈すると、
かるらの親父が悪い妖怪でそれを退治したから~って事になるんでしょうか
それとも、また何か別の理由があったりするのか。。色々な意味で気になって来ました
すぐに陥落される訳じゃなく、マトラも含めて相当の実力派っぽくてワクワクしてきちゃいましたね
っていうかナッパとベジータみたいだな笑

なんかいきなりやってきて、それまでの強キャラを全員完膚なきまでに蹴散らして、
ややインフレ気味のバトル模様を見せつける感じが読んでてDB的だな~、とか思ったんですが
このままみんなで修行展開にも入ったりするんでしょうか
まあ、
「バトル漫画みたい」ってセルフツッコミが入ってた事から考えるとそれはないんでしょうけど
正直存外に燃える展開だな、というか、特に朧ちゃんあたりにはリベンジして欲しいな。って実直に思ってしまった。

それにしても、「戦えないメンバー」だと思ってた幽奈さんが意外と最後の抵抗を見せてたのに驚きです
でもそうなると、バトル的に戦力外なのは千紗希さんだけな気がしますが・・・
他のメンバーは曲がりなりにも戦えるキャラばかりなんですよね
そう考えると唯一の(まともな)人間キャラである千紗希さんの個性が逆に際立つような気もする
正直今週の彼女のリアクションとか面白かったしね笑





それにしても、かるら様は美しいですね~
美しいだけじゃなく、おっぱいも大きくて(笑)
今から陥落の瞬間が楽しみになってしまうスペックだったんですけど、
まだまだ展開的には気高い強キャラとして描いていきそうな「じらし」がまたニクいです
それに加えて、女王様的なSな表情(16ページ目3コマ目)もゾクゾク出来て良かったですし
思ってた以上に良キャラな予感と感触があってその意味でも最高な話数でした

マトラは、まさかの典型的な「バトルバカ」キャラで笑
これまた今までにはいなかったタイプのキャラですね
若干出る漫画間違えてるような気もする
しかし、そんな“ズレ”もまた効果的で面白い
先週のカットを見る限りもっと狡猾で他人を見下すタイプのキャラにも予想してたんですが、
むしろ限りなく戦いに関して純粋で、素直に強さを求める無垢な面が意外と可愛くて素敵に思えました

なんか、想像してた以上に新キャラ二人のキャラが立ってるな。というか、
確かにどっちも今までにはなかったキャラ(この漫画的にね)なので、新鮮味があって面白かったですね
バトルバカのマトラも可愛かったし、女王様気質なかるら様もゾクゾクするような要素があって期待出来る
最終的にどんなポジションに落ち着くのかはまだ分かりませんが、京都編もまた龍神編みたく名エピソードになりそうで楽しみです。


それにしても今週は女子プロレスみたいでしたね
あられもない姿で、ガチンコでやりあう姿は正に女子プロレス的な楽しさがありました
幽奈さんのセルフツッコミも含めて割と王道ってよりかは変化球的な展開ではありますが、
ある意味「女の子の色気のある姿を描く」というコンセプト的にはむしろこれまででも随一だった気もする
「コガラシが連れ去られる」という今までに無かった展開なのも含めて今後の顛末に注目ですね
そしてあのソープ回(笑)がまさかの「変化の術に弱い」という伏線に(結果的には)なっているトコロもすげーと思いました
ミウラさんそういうとこも流石だわ。。と感心しつつ、「謎の二人組がそれまでの強キャラを蹴散らす」
「京都で長編」というのはある意味ジャンプ的には伝統で王道な展開なので(笑
様々な意味合いで来週以降も見守っていきたいです
あと何気に夜々ちゃんが「運勢操作は?」って確認してるのが良かった。意外と機転が利いてて。













ジャンプの漫画は昔から1周年のタイミングで新展開を仕掛けてくる事が多い気がする
ゆらぎ荘もその例に漏れず新展開を繰り出して来ましたが、思ってた以上に本格的なバトル描写と、
尚且つ官能的な視点も忘れない巧さも手伝って中々面白い出だしになってて良かったかな、と。
完膚なきまでやられたキャラのリベンジ、、、という視点でも楽しめそうですし、
これまたゆらぎ荘の多角性を見せつけるシリーズになりそうです。
何より新キャラがきっちりと魅力的なのが良い。



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