サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【アルバムレビュー】enClorox/54-71

2020-03-31 | アルバム感想
                      




1.music box(reprise)
2.humpty empty mellow blues
3.swamp disco
4.doors
5.don black cock
6.riceball blues
7.what color
8.fire fever
9.life
10.lonesome moldboy
11.music box





2002年に出たメジャーデビュー・アルバム
しかし、これほどメジャーという言葉が似つかわしくないメジャーデビュー盤も早々ない
このCDどこで買ったんだっけ・・・少なくとも店頭に置いてあるような盤じゃなかったと思う
どっちかっていえば限りなくアングラ寄りのオルタナティブロックですけど、
2002年はDMBQとかもメジャーデビューしてたんだよなあ・・・って思うとちょっとおかしい時代でしたね(笑
2002年は他にもTRICERATOPSの「2020」が出たりpre-schoolの「feel something?」が出たり、
syrup16gがメジャーデビューしたりと自分の音楽遍歴的には印象深い年の一つ、ですね。

54-71は音楽的に括ると何になるんでしょう
インディーロック、オルタナって言葉が相応しい気がしますが、
エモっぽい曲もあるしそもそも朗読のような歌い方も独特だし・・・
正直「54-71に似たバンド」って言われても思いつかないくらい凄まじい独自性がありました
このアルバムを聴いていてもポピュラリティよりもオリジナリティを追求している印象で、
色々な意味で我が道を行っているバンドだった気がする
確か深夜のファクトリーって番組でゲストに出てた時にライブだったりトークを聴いた覚えがあるんですが、
それもまた独特で喋らないメンバーが居たりライブも盛り上がり無視で各々が独自の世界に浸ってるし、
でも振り返ればあの時代ってそういうぶっきらぼうで格好良いバンドが多かった気がしますね
その「自分だけの世界にとことん浸っている様」はかなり影響を受けてると思います
このブログ読んでりゃある程度は分かるとは思いますけど・・・笑


全11曲、
時間も40分ちょいと短め
基本的には佐藤さんの"朗読と歌唱の真ん中”のような独特のボーカルが印象的で、
今や単体で知名度のあるボボさんのクッキリしたドラム、川口さんの浮遊感のあるベース、
そして高田さんのシンプルだけど一音でグッと来る力強いギターサウンドが聴いてて非常に心地良い
各々のポジションが各々のポジションで存在感を打ち出している歌もサウンドも個性的で面白いアルバムです。
音とか全然重ねてないから多少スカスカなんですがそれが逆にクールで格好良い、っていう
そういう意味では「THEバンド」な音像にもなっていると思います
ジャンル的には所謂ロック・ミュージックのカテゴリーに入ると思われますが、
一般的にイメージするロックとはちょっと違う感じの独自性の高いロック音楽に仕上がっていますね。

インストから始まり、
食い気味に佐藤さんのラップにも近い?ボーカルがガンガン耳に飛び込んで来る「humpty empty mellow blues」があり、
多少ポップ・・・ポップとまでは行かないかもだけど(笑)跳ねるメロディが気持ち良い「swamp disco」、
メロディアスな「doors」からクールにまとめた「don black cook」、
合唱みたいなサビが燃える「what color」は研ぎ澄まされたギターリフもまた絶品
割と大人な雰囲気もする「fire fever」からTVでも披露していたエモーショナルでバンドの代表曲の一つ「life」、
ロッカバラード「lonesome moldboy」から最後インストの「musicbox」のロングバージョンで締める流れは、
正にオルタナティブロックの気持ち良さに満ちていて最高の終わり方だと個人的には感じます
この曲、オルゴールみたいな音色とバンドサウンドが重なっている独特のアレンジ含めて格好良くて大好きですね。

全体的には、クールでシックで、大人びている格好良いロックサウンドが印象的で、
その中をストレンジだったりエモーショナルだったりする這うようなボーカルがずっと乗っている・・・という、
割と音楽マニア向けの音像に仕上がってるのと同時に、 新しい音楽の気持ち良さが知れる作品にもなっています
だから、インディー・ロック好きには勿論、これからそういうの好きになる素養を持ってる方にも聴いて欲しい
そういうアルバムになっている・・・と思ってます
惜しむらくは54-71はもうずっと活動してない状態なので、
ライブ活動が観れないのが残念ですね
このアルバムが出た時はまだ学生だったので気軽にライブ行けるような状態じゃなかったのが惜しまれる。。
でも、このアルバム出た時からコンスタントに聴いてて未だに格好良いって感じますね。



おススメの3曲(赤字にした曲)は結構ベタだと思います
ベタっていうかバンド自体今も昔も超マイナーなのにベタも何もないかもしれないですけど(笑
「humpty empty mellow blues」は矢継ぎ早に繰り出されるフレーズの波が凄く格好良くて、
間奏の激しいギターサウンドだったり肉々しいベースサウンドなどバックで鳴ってる音も最高です
この曲は54-71のパブリックイメージに最も近い曲だと思う。

「swamp disco」は今作で一番好きな曲
兎角、サビの独自性が凄いですね
佐藤さんの歌ってる部分はそこそこポップだと思うんですが、
後ろで絶唱のようなハモり・・・ハモりって言うのかなこれ(笑
が、重なってるお陰でとことんまでオルタナを感じれるセンスが素晴らしい
問答無用に格好良いと思える一曲でこの曲は個人的に一度でいいから生で聴いてみたかった
カラっとしたギターリフも特徴的で聴いてて面白いです。
強気な歌詞も最高!

「life」は、
先述のファクトリーで当時TVで聴いたのもあって、
その思い出も含めて、なんですが
今作では唯一サビもその歌詞もエモーショナルに仕上がっていて、
その54-71らしからぬ"温度”の高さも意外性があってやっぱり今でも好きですね
多分この中だと最もライブ映えする曲だったんじゃないか、って思います
録画してたビデオを失くしてしまったのが悔やまれます。
高田さんのギターがまた職人的な格好良さがあって良い。







振り返って冷静に考えてみると、
自分が中学生高校生の頃って今のダンサブルなロック~ってよりは、
オルタナティブロック、つまり独自性を追求したロックの全盛期だったんだよなあ・・・って
その当時聴いてたバンドとかも同時に懐述してるとしみじみと感じますね
その中でも特に格好が良く中毒性の高いバンドの一つ、でした。
ちなみにこの浮世絵みたいな(?)ジャケットも大好きです。


千世子の貫禄。/アクタージュ act-age scene107「打ち上げ」

2020-03-30 | アクタージュ
カワイイ。







人気投票は千世子が1位でした
主人公が1位じゃないのはちょっと意外ですけど、
ただ正直この人気投票やってた時期って千世子の方が主人公っぽい・・・
っていうか感情移入し易い作りになってたのでしょうがないという気持ちの方が強い
星アキラが修行中の間に、千世子がいつの間にか読み手と近い目線のキャラになってたので、
多少驚きはしつつも納得もしている自分もいるのもまた事実なんだよなあ
というのも自分他人の感想あんまり読まなくなってしまったので、
あんまりその辺疎かったんですよね
でも、
景ちゃんも"圧倒的2位”なので別に心配する事もないでしょう(笑
またリアルの世界でも景ちゃんが千世子に一歩及ばなかったというのが説得力凄いじゃないですか(笑)。
やっぱり(しつこいけど)マキバオーで例えるならやっぱり千世子はカスケードだから。
簡単には越えられないからこそ、越えがいがあるのもまた事実なんですよね
頑張れ夜凪ちゃん・・・!とめいっぱい思いつつ、
"本物”に焦がれる千世子もやっぱり気持ち分るし応援したいし・・・って事で
何とも悩ましいツートップだなあ、って感じますよね。でも個人的にはどっちも(同じくらい)好きです。
お互い「ないものねだり」し続けてる泥臭いところが素敵ですよね。







結果として、
サイド甲はサイド乙には勝てなかった
落としどころとしてはポピュラリティでは千世子が圧勝、
コアなサブカルファンには夜凪ちゃんのが受けた・・・という形らしい
要するにメジャーで大人気のバンドとインディーズで高評価なバンドってとこでしょうか
形としては千世子たちに軍配が上がったけど、夜凪ちゃんもまた爪痕を残した
だからこそ、
悔しさを引きずらない、
いや、当時は悔しかったかもしれない
でも、全力は尽くし切った。
からこそ、わきあいあいと(?)打ち上げに参加出来てるんでしょう
ま、でもお互い全力出し切ったんで意外と後腐れない感じで良かったですよ
花子さんは引きずってるみたいだし、夜凪ちゃんも内心悔しいとは思いますけどね。
なんか続くらしいので、更なる混沌にも期待です
しかし、阿良也の星アキラの物まねはかなりイケメンだと思ってしまった・・・笑
そんな阿良也の自分の物まねに嫉妬(?)する陸との絡みもまた良かったです
何気にこの二人が今後はライバルになるのかな?って感じたりも。




なんとなく嫉妬してそう(妄想乙)



自分の好みとしては、
正直この漫画で初めて泣いたのがサイド甲の羅刹女だったんで、
そういう意味合いではどっちかって言えば夜凪ちゃんの方に思い入れがあります
でもそれって内輪ネタを(当然だけど)知ってる上で触れてるのもまた事実なんで、
そういう意味合いではそこ含めちゃうのはフェアじゃない気もして、
何とも言えないですが・・・
でも、
ただ一つ言えるのは、
「今後が楽しみ」という事
より"本物”に近づけた千世子も、
より"エンタメ”を意識した景ちゃんも、
間違いなく何かを掴んだ今回の公演であり、
いずれ二人の本懐が成就するシーンが来たとしたら、
きっとここがターニングポイントだったよな、と言えるシリーズでした
千世子も、夜凪ちゃんも、両方頑張ったし、素晴らしいものを魅せてくれた。

しかも、
それらが才能やハッタリではなく、
きちんと「努力」だったのも素晴らしいと思いました
夜凪ちゃんの陸に対するリスペクトもちょっと気持ち萌えるものがあって良かったです・・・笑
なんだかんだ夜凪ちゃんも自分の経歴に傷を付ける覚悟で自分を止めてくれた陸に対する感謝があるんでしょうね
そう考えると、 ある意味千世子の最大のライバルは陸かもしれないですね、、、(笑)
でもまあマツキさんは匂わす程度の方が好みっぽいから最後まで曖昧なまま、かも。





意識させたい。/松沢まり「みはらし荘の6人の花嫁」 第6話 感想(コミック電撃大王2020年5月号)

2020-03-29 | 松沢まり
こういう気持ち分るなあ。








先日単行本1巻も出た「みはらし荘」、勿論購入済みですが
単行本の1巻の続きがこの話数なのでそういう意味でも推したい1巻です
1巻収録分ではどっちかって言えば物語のキャラクター達やテーマの紹介がメインだった訳ですけど、
2巻分からどうやら個々の掘り下げに入るみたい・・・ですね
でも他のヒロインズの出番もあります
真っ先に描かれるのは、
ゲーム実況にハマっている三国茉穂さんでした。






独りでいるのが楽しい、
独りでいるのが気楽~っていう状態になってしまうと、
ふと一番最初に挙げさせてもらった画像のような気持ちになるのはよく分かります
人生、一度は誰かを思い切り愛してみたいというか、まあ未体験の事に対する興味と欲求ですよね
そういうのが一切ない人間、そういう感情を全部棄てられる人間って居そうで居ないですから、
そういう意味合いではとってもリアルなキャラ描写だと言えます
ちなみに、
その前の特に一緒に居たい人がいなければ~っていう心理描写に関しても分かるので、
この漫画って舞台とかは所謂漫画漫画してるけどキャラの内面に関してはかなり生々しいんですよね
だから、「女」として見られずちょっと悔しがる茉穂さんの気持ちもまた理解出来るというか・・・
奇しくも以前忍が感じた想いと同じ感情を持つところが中々面白いって思いました(笑
次号、
茉穂さんのどんなユーワク(!?)が待ち受けてるのかもまた楽しみです・・・!
っていうか今月の引きが凄い週刊漫画っぽい引きだったんでその意味でもかなりワクワク出来た話数でした。
今のような状態の茉穂さんがどういう風に変化していくのか~含めて今後が凄く楽しみ♪ですね。







ところで、
各々の「ゲーム」に対する捉え方の違いも面白かったです
二ノ宮さんはそもそも相当の箱入り娘だったみたいでピュアな反応だったし、
夕凪は、まあ年相応の女子高生っぽい(?)リアクションでした
一番おススメは、
彩さんの色々な意味で「大人の」反応でしょうか・・・笑
麻雀とかいかにも「っぽい」ものをチョイスする辺り松沢さんのセンスの良さが光ってますね
それと表情も凄く大人の魅力に溢れていて何気に凄く注目してしまいました、、、(笑
これから、色々なヒロインズの掘り下げが描かれていくのもまた楽しみですね
8ページ目1コマ目の茉穂さんの哀愁溢れるネタ(?)も面白かった。




クリスの可愛さに悶絶。/「俺の友達♂♀が可愛すぎて困る!」 2巻

2020-03-28 | 単行本感想







昨日、
千葉のメロンブックスで購入して来ました
特典で描き下ろしのブックカバーが付いてて嬉しかったのと、
既刊購入でお風呂ポスターが貰えるキャンペーンをやっていたので、
多少迷いましたがファンなので思い切って既に持っている1巻をもう一度買ってしまいました
ので、誰か欲しい方居たら1巻ダブってるのであげます(笑
この漫画本当色々な意味で素直で好きなんですよ。

作中では言及されてませんが、
正直主人公の滉一もかなりイケメンの部類な気がします
唯一硬派な顔立ちしてて男らしくて格好良い気がするというか、
ガタイも良いですし個人的にはもっと作中でキャーキャー言われてても良い気もする
でもそれだと色々と不都合なのでフツメン扱いされてるんだろうなあ、って思う
ただ、読む方としては納得しやすい主人公なので感情移入に無理が生じないのが優れている点ですね
表情の硬ささえ直せばアイドルとか俳優も目指せそうだけど、それやると作風がブレちゃうんでしょうね(笑







いきなり脱線しましたが、
いきなり新キャラの女体化少年クリスがやって来て、
このクリスが元々のヒロイン(!?)雪緒を食う勢いでめっちゃ可愛さをアピールしてます
正直な話、
1巻であれほど雪緒に夢中になってたのに、
2巻の最初っから攻め攻めなクリス見てたら気持ちがすっかりクリスに傾いてしまって・・・
金髪外国人というのもポイント高いんですが、そもそも元が薔薇が似合う類のイケメン紳士キャラなんで
そこからのギャップが(作中でも言及されてますが)凄いというか、単純に面白いキャラなんですよね
男に戻ればホモ呼ばわりされて一気に薔薇ムードになるし、
女になれば持ち前の明るさとエロさで一気に男心を煽られてしまう
何より天然の雪緒とは違って自身が美少女であることに自覚的でもあるので、
主人公である滉一をちょいちょい意地悪な目配せでからかってきたり、
誘惑モードで揺さぶって来たりするので使い勝手が良いんですよね
妄想するにはピッタリのキャラというか・・・笑

ただ、クリスによって雪緒の魅力も徐々に増してるのも事実です
積極的過ぎるクリスの影響で元々親友ポジションだった雪緒が徐々に嫉妬し始めるんですよね
これによってどんどんラブコメっぽい雰囲気が生まれてるのでなんだかんだで雪緒にとっても良かった気はする・・・笑







中でも一番のお気に入りは11話です
この話数は特に推せます
雪緒もクリスのアピールっぷりに焦ったりイジけたりしてたけど、
クリスもクリスで元々持ってる思い出の数が違うんで滉一と「雪緒と同じ思い出」を作りたがるんですよね
その相様とクリスの精神的可愛さに満ち溢れた11話のクリス単独回はクリス派に寝返るには仕方ないクオリティでした
そういえばこの話はあまりに良かったんでキューンの感想として書くつもりだったんですが、
結局タイミングが遅れて書けずじまいでした
ので、今推しています
いつもとは違って清楚な服装のクリスの可愛さに、
どんどん滉一の事が好きになってるクリスの様子がまたカワイイ
その中でお馴染みのエッチな目配せがあったり、
クリスの言動が色々な意味で弾けてて面白かったり・・・
ロリクリスも観れるし(笑
元に戻った時、いちいちバックに薔薇があるのもまた笑った
兎角、この2巻はやっぱりクリスのイメージが(個人的に)かなり強いですね
天真爛漫かつちょっとエッチなクリスの魅力にメロメロになってしまった2巻目、
最後にはいとこの褐色少年・翼もやってくるよりどりみどりっぷりで様々な観点から楽しめる漫画になって来たな、と。
更なる新キャラも登場予定っぽいのでその辺含めて期待です・・・!あと雪緒も頑張って欲しい。







本作は、
シンプルに「ちょっとエッチなラブコメ」を堪能出来るスタイルで、
そのあんまり余計なもので着飾ってないストレートなところが読みやすいし好きです
でも、何気に滉一の宿題教えるところがリアルだったりもする日常描写も秀逸だと思いました
要所要所で萌えだけじゃない情感も搭載されてるところも好みです
その上で、
格ゲーネタとか(笑
演出程度にパロディが散りばめられてるセンスもまた良かったですね(しかも舞とかユリとか明確!)
特にアラサーの方にはピッタリの漫画だと思います・・・笑
また本誌で表紙も飾って欲しいですね!



しょうあん可愛過ぎ問題。/しょうあんと日々。 第19話 感想(コミックキューン2020年5月号)

2020-03-27 | しょうあんと日々。
俺んちにこないか?(提案)







今日は有給消化の日でした
暇を利用して千葉のメロンブックスでいっぱい漫画買って散財して来ました
その中にコミックキューンの最新号もあったんですけど、電車の中で早速読んでたんです
一番最初にこの「しょうあんと日々。」と読んだ訳なんですが、正直ヤラれちゃいましたね(笑
あまりのしょうあんの可愛さに・・・!

って、お前それ毎月言ってんじゃねーか!って思われそうですけど(爆
ぶっちゃけ電車の中で読んで愚直にときめいてしまったというか、「可愛さ」に感動してしまったんです
毎月毎月可愛いって強く想ってるけど、毎月毎月その臨界点を越えてくるというか、
それってある意味凄いんですけど(笑
でも今月は「一家に一台欲しい!」と思ったくらい(何?)の物凄い可愛さで、
Superflyの歌じゃないけどこのキャラが可愛くないって言われたら何が可愛いのか分からなくなるほど、
その強烈な可愛さにヤラれてしまった素晴らしい話数に仕上がってたと感じました。




お姫様だっこに興奮するしょうあん可愛い。



別に特別なことをやってるわけじゃない(主人公がダイナマイトっていうのは特別かもしれない)、
今回も7話よろしく久々に人間がこの島にやって来て、
人間のチョコ食って感動した、、、ってだけ
それだけなのに、
無性に可愛いし、
逆に言えばシンプルに可愛さを魅せる~って事に振り切ってるからこそかなりの破壊力があります
チョコ食べただけでこんなんなるならいっぱいいっぱい食べさせてやりたいな!というか、
物食べてるだけでめちゃくちゃに可愛くなるヒロインっていうのも中々いないんじゃないか、というか(笑)。

しょうあんは基本しょうあん一人の漫画ですけど、
こういう風に設定を利用して廃墟に忍び寄る人間との交わり(?)を描くっていう
あくまで個人を貫きつつ他人をギミックに使ってまた新しい可愛さを引き出す~という、
何気にテクニカルな事もやってるのもポイント高い、巧いな。って思いますね
人間の発言や行動にいちいち反応して様々なリアクションを取る今回のしょうあんは、
人間の行動を真似したり頷いたりしてドヤったり、
時には火を使うタイミングで弱気になって涙目になったり、
色々なしょうあんが垣間見られるのが良かったし面白かったし、
かわいそかわいいコンセプトを地で行っててそこもまた秀逸だったと思います
お姫様だっこに反応するとこも超可愛かったけど、しょうあんは恋愛感情とかあるんでしょうか・・・?笑
(正直ちょっと妄想してしまった笑)。




これも可愛いなあ(笑



酒飲みすぎ+人形に見える、しょうあんもフラフラで訳わかんなくなってた~という構図から、
バレてもおとがめなしだったのも上手いオチだったな、と思いました
チョコ食べてご満悦だったり、
お酒飲んで良い気分になっちゃったり、
お菓子食べてまたもや「うまーっ」って状態になったり、
今月のしょうあんはいつにも増して暴力的なまでの可愛さでした
でも、
どれも、
しょうあんにとっては、
我々みたいに「当たり前」じゃなくて「初めて」の事柄ですから、
本当は自分らも「初めて」の時は色々なことやものに感動しまくってたんでしょうね
そう考えると、
ある種しょうあんの姿って忘れてた昔の自分にも映って・・・
"そういうトコ”もまた今作の持つメッセージであり素敵な部分なんでしょう
お酒飲んではしゃいでるカオティックで多少狂気的な56ページ目も味があって面白かったですね(笑
そりゃ、色々な初めてを(間接的に)教えてくれる人間をしょうあんは有難がるわなあ、、、と共感しつつ、
最後に残して行ったゴミですらしょうあんは何かを見い出すんでしょうね、とも感じましたね。
毎月ヒット確率高い作品ですけど今月は特に弾けてて面白かったです・・・!!







出来るなら一度しょうあんと飲んでみたいですねー(願望)
それと、UPはしないですけど(直接見て欲しいので)扉絵がまた脱力系で可愛かったです
まだまだしょうあんの様々な表情を見たいので今後も 当ブログは「しょうあんと日々。」を応援します・・・!!



変態の群れ。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第11話 感想(ヤングジャンプ2020年17号)

2020-03-26 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女







かなり前衛的な内容なので、
毎週プッシュしつつも掲載順が気になってたんですが、
現時点ではかなり良好な模様。。正直今週は良すぎてちょっと嬉しかったね(笑
またも当たり前のように薬膳さんが"新彼女”として受け入れられてた事に笑いつつ、
序盤のみんなに向けた薬のプレゼントはどれも微笑ましくて可愛かったと思います
そもそも、
薬膳さんがやっぱり可愛かった訳だけど、
先週のワンエピソードですぐにハーレムモードになると思いきや、
どうやら薬膳さんの過去も含めたシリーズになりそうで・・・色々と楽しみです。







にしても、
冒頭の薬大好き宣言からして面白かった訳ですが(笑
面白いプラスちょっと色気も感じたんですよね
加えて、
羽香里のド直球のエロスも良かったですね
良かったですね・・・というか、こういう役回り多いな、というか笑
いきなり全裸になってくれたのでちょびっと嬉しかったのですが←
その後の反応がまた斜め上というか、
むしろ逆に色気を感じるレベルでそういうとこもこの漫画らしくて素晴らしかったです
個人的にそろそろ羽香里の単独エピソードとかも観たいなあ、って感じたりもするんですけど
今は安定した人気を得る為にガンガン人気ヒロイン作って行く段階なのかな
それと、
凪乃に対して「この綺麗な髪も~」と言ってる恋太郎の表情も正直可愛かったです
恋太郎自身も個人的には可愛いと思ってるので、そういう意味合いでも理想的なカットでした
そりゃあんな風に「本気で」惚れてる様を見せられちゃ堪らないわな、っていう。。







物語としては、
割と導入の段階なので、
そこまで言及する事は少ないんですが、
キスバイオハザードというものがどういう感じになるのかが予想が付かない為、
色々な意味でワクワクする気持ち・・・は高いです
恋太郎のリアクションだったり、
相変わらずオムツで済まそうとする薬膳さんはクスクス笑えて良かったんですが(そして可愛い←)、
実際キスまみれになったらどういう風に映るんだろう?という未知数なところはありますね
ただ、シチュエーションとしては羨ましいのは間違いないので不安は少ないですね(笑
その過程で、
薬膳さんの過去も語られるのだろうか、、、と思うとその辺もまた楽しみです
最後の事実上のニルヴァーナってツッコミも面白くて(笑
導入ではありつつちょくちょく楽しめる要素の多い11話目でした。この調子でガンガン攻めて欲しい!!


あと、
何気に「そんな薬飲まなくても先輩とチューしたい~」って恋太郎のセリフにもグッと来ました(笑
今週の恋太郎は一気にツッコミキャラ化してて中々愉快な主人公だな~、と。


【アルバムレビュー】DYNY/cool drive makers

2020-03-25 | アルバム感想
                     







1.DYNY
2.And your bird can sing
3.アゲハチョウ
4.若者ABC
5.Indigo
6.『ペテラポカ』でデビューした紙コップさん。
7.スパイのハリー
8.カラーベイビー~BASEMENT MIX~
9.かげろう
10.noise powder
11.ポンゴリラッキースター
12.MOJO LOVING
13.I love you home







今から20年前に出たアルバム・・・
「20年前に出た。」って字面だけ見ると凄いですよね
だって20年前には生まれてなかった人もいるわけでしょう。
自分が10代の時に20年前のもの~って言ったら大抵時代を感じるものなんですよ
でもなんだろう、今作は正直言って「20年前に出ました!」って感じは一切ないですね
ずっと聴ける良質なポップ・ミュージックの見本、という感じで良い意味合いで時代を感じない作品になってます。

中学生の頃大好きだったクールドライブメーカーズ、
でも今聴いても全然素晴らしいしというかむしろずっと聴き続けてるし。
所謂エヴァーグリーンな音像、ナチュラルミュージック、小気味良いロックサウンド、、、
色々形容は出来ますが結構なんでも器用にこなせちゃう優秀な音楽集団というイメージが強い
お茶の間向けのポップスからマニア向けのひねくれたサウンドまで一遍に聴かせるスタイルは、
時代も聴き手も選ばない普遍的な格好良さがあると思う
特にネモさんの音楽センスは素晴らしく、
その言葉遣いからメロディラインの親しみやすさまで含めてじっくりと練り込まれた丁寧さを感じます
クールドライブメーカーズというバンド名に恥じずにドライブの時に流しても似合うと思う
90年代後半~00年代にはオセロケッツとかもそうですがこういうセンスの塊みたいなバンドが沢山居ました
今は正直あんま知ってる人居ないかもしれないけど、だからこそ時には振り返ってみようかなと。


今作は、
(たぶん)最も売れたアルバムだと思う
初のドラマ主題歌だった「アゲハチョウ」は当時から「勝負に来てるな~。」って思ったくらい、
ポップスのド真ん中に寄せた所謂みんなで歌える類の名曲です
その一方で、
ダークで汚い感情も吐露しているアグレッシブな「若者ABC」があったり、
あの時代の業界の移ろい易さを皮肉った「ペテラポカ~」みたいな毒の強い曲があったり、
結構ジャンルレスな感じもしていてそこもまた音楽的な素養の高さを感じる作品です
心地良いグッド・ミュージックが基本ですけど、
その良さも響かせつつ、
マニアックな音楽の楽しさ・・・もアピールしている印象でかなりバランスの良い名盤
多分最初にクールドライブメーカーズを聴くなら今作が相応しいんじゃないかな、って個人的には思います。
開放的な雰囲気が素晴らしい「Indigo」、シンプルにアレンジが心地良い「MOJO LOVING」と、
序盤から終盤まで隙がなく"良い曲”が詰まっている抜け目の無さがまた素敵で、
とにかく理屈抜きで良い音楽が聴きたい、って人に向いてる作品だと思います。
間に、
踊れるインストナンバーが挟まれていたりその辺の配慮も良いんですよね
ずっとストレートな歌ものばっかじゃないから最後まで楽しく聴ける、というのはあると思う。



もう少しで自由になれるような気がしてた
何もかもこの夜に答えが出てきそうだ
嘘をつく口元だけ見て気づく
本当は癒してほしいだけなのに (カラーベイビー)




お気に入りは、
「若者ABC」も入れたかったんですけど、
取り敢えずファンキーに業界を茶化している「『ペテラポカ』でデビューした紙コップさん。」が大好きですね
タイトルを見る限り「なんじゃこりゃ?」って感じの曲なんですけど、
実際聴いても「なんじゃこりゃ?」って感じの曲ですね(笑
でも小気味良いアコギの音色、
スッと入って来るナチュラルで心地良いアレンジ、
ネモさんのファンキーな歌声と正直どこを聴いても格好良い要素ばかりで、
散りばめられた毒も含めて痺れる要素しかない名曲です
ある意味、「アゲハチョウ」の歌詞は何だったの?というぐらい真逆の皮肉めいた歌詞なんですが、
でもそういうのが点在してるのが凄く人間くさくて格好良いなあ、って思います
以前カラオケにこの曲が入っててビックリした覚えがありますね(笑

「カラーベイビー」は当時CMで使われてた曲で、
その時から勢いのあるメロディと語感の良い歌詞が好きだったんですけど、
アルバムではもうちょっと大人なアレンジに仕上がっていて、
これはこれで情感があって好きなバージョンです
どっちかって言うとシングルのバージョンはザ・ロックバンドって感じだったと思うんですが、
アルバムだとよりメロディと歌詞の語感の良さを活かすシックでお洒落なアレンジにまとまっていて、
シングルはシングルで好きだったんですがこっちも全然良いと思えるのがまた素敵だな、と。
それとこの曲は、
全体的にキャッチーなようでいて歌詞の要所要所が切なく響くところがお気に入りですね
特に「もう少しで自由になれるような気がしてた」って歌詞は色々な意味で大人の哀愁が漂ってて大好きです。
兎角語感重視の気持ち良さを楽しみつつ、根底に眠っている切実な繋がりに対する想いも伝わって来る名曲。


で、
もう一つ、
これもシングル曲だった「かげろう」
この曲はドラマかアニメの主題歌にしても良かったくらい、
珠玉・・・と言いたくなるメロディもアレンジも完成度の高い名曲です
兎角練り込まれた凝ったアレンジとナチュラルなメロディの調和性が素晴らしく、
素朴な歌詞もまた奇を衒ってない良さがあって聴いてて素敵な気分になれる一曲
ぶっちゃけた話、
このシングルが出た時に「ああ~こりゃ売れるわ。」って自然に思ったんですけど、
時代の流れに沿ってなかったのかそこまでヒットはしませんでしたね(笑
でも、
この曲は間違いなく名曲だと今でも感じます
冒頭の爽やかでセンチメンタルな歌声と歌詞からして堪らないですし、
初夏を匂わせる楽曲そのものから放たれる"空気感”がとにかく気持ち良いんですよね
それでいて、とことんまで"ピュアさ”にこだわった歌詞がまた聴いていて素敵な気分にさせてくれます
青春群像劇系のアニメに似合いそう・・・って書けば伝わるでしょうか?









書いていて思ったんですが、
クールドライブメーカーズは明確に「こういうジャンルです!」っていうバンドじゃないんですよね
(繰り返しになりますが)何でも器用にこなせる音楽集団というか、あの頃はそういう豊かな印象のバンドが多くて。
自分の中でその中でも一際抜けていたバンドだったな、、、と
今でもしみじみと思います。
激情のロック「若者ABC」からジャズソングの「スパイのハリー」まで幅広く楽しめる音楽絵巻です。



3月のねこ(ぱ~と2)

2020-03-24 | 





最近は寒暖差が激しいですね
去年もそうだったような・・・
そして色々と不透明な世の中。。いつ球春が来るんでしょうねえ。
なんだか4月のイベントも危なくなって来ただけに、下手にチケットも買えないですよね
逆に言えばインドアなことをめいっぱいやるチャンスとも捉えられますけど、
漫画とかは限りなく通常運転なだけにそこだけが不思議な感覚ですよね(笑
でも正直助かってます。

先週の更新は割とバランス良くやれたかな?って感じてますけど、
でも全盛期の勢いにはちょっと遠いので、
もうちょっと頑張りたい。。
けど、
まずは目の前の事をコツコツやってくのが重要だなあ、とも思います
そういう意味で先週(特に週末)は頑張れたかな、って。





いきなり大あくび(笑




こういう媚びるような表情に弱い。。
一昨日あたりに布団の中でめっちゃ甘えて来て幸福でした(喜)。




キュア♂「ん?何か用か?」




眠る猫はいつだって可愛い。。




仲良く眠る猫はもっともっと可愛い!!






この場を借りて御礼しますが、
いつもコメント等で付き合ってくれてありがとうございます。。
この間の格ゲー大会優勝の記事、ちゃんと音声が復活した動画が上がって来てリンク張り直しました
ので、良かったら再チェックよろしくです・・・笑 3月も後ちょっと、モチベ高く更新頑張る。




永遠のライバル。/アクタージュ act-age scene106「勝負」

2020-03-23 | アクタージュ







ここ最近のアクタージュは上手い具合に軌道修正出来てると思う
一応注釈を付けておくと、羅刹女編は終始素晴らしい出来だと感じている
けれど、いつの間にか夜凪ちゃんの才能が大きくなり過ぎて誰にも手を付けられなかったのもまた事実
だけど、今回千世子がプライドと尊敬と技術によって真っ向から夜凪ちゃんを負かしてくれた
そこから・・・
もう一度、
夜凪ちゃんにかつてのような対抗心が生まれた、、、のが今作に於いてかなり大きいと思う
人は「こいつには敵わない。」という存在にいつだって成長させてもらえるものだと感じてます
なので夜凪ちゃんが悔しさを覚えるのも天使のやり方にスッと得心出来たのも、
原作のマツキさんの絶妙な構成が光ってるよなあ。。と深々と感じますね。







持論ですが、
以前ジャンプには「みどりのマキバオー」という漫画があって・・・
今でも大好きで読んでるんですが、やっぱりあの漫画の構図に通ずるものがあるな、って
今週分を読んでても思ってしまいました
マキバオーはライバルのカスケードに中々勝てなかった
何度も何度も挑んでも跳ね返されその度に努力して足掻いてきた
アクタージュもまた、巻数が10巻を越えてもライバルである千世子に勝てそうで勝てない状況が続いている
今回だって夜凪ちゃんは才能任せではなく身を削って努力しても最後は打ち負かされてしまった
本当の意味合いでエンターテインメントを演じお客さんを喜ばせてるのは千世子の方だ

つまり、
「頑張っても頑張っても容易には越えられない圧倒的な存在」を追い駆け続けている、という点で似てると思う
でも、ミスチルの歌じゃないけど、高ければ高い壁の方が登った時気持ちが良い・・・のもまた事実
中々勝てないからこそ、挑み甲斐があるし、ライバルをきちっと尊重させてる感じで格好良い。
少なくとも、ちょっと前は千世子の方が応援したくなってたのに、
今回土俵際の粘りで押し切られてしまって、
また景ちゃん頑張れ・・・!!
って想いにさせられてるのが物語として秀逸だと思うんですよね。







いよいよもって、
千世子は夜凪ちゃんにとって「永遠のライバル」になった
千世子に憧れ、千世子を追い駆け、千世子にいつか勝ちたい。
自分もあんな女優になりたい――――――
羅刹女も最後に来て、
デスアイランド編の最後のような主人公に燃える要素が追加されて益々素晴らしくなったと思う

千世子もまた、
一生女優で勝負する腹が決まったし、
夜凪ちゃんを恐れるのではなく、
歓迎し、
いつまでも輝き続ける事を「決めた」記念碑的な話数に仕上がっています
そんな二人の相様というか、関係性の美しさと尊さが際立っていた、何故か読んでて泣きそうになる話数でした
いつか夜凪ちゃんが"本当の意味で”千世子を越えられた時は正直泣いちゃいそうだなー、と思う(笑
でもそれぐらい踏ん張り続けて「高い壁」になってくれてる千世子に感謝もしたくなりました。


やはり、主人公を応援したくなるのが少年漫画、ですから!



夢から醒めて。/ナースエンジェルりりかSOS 第15話「さよならが言えないまま」 感想

2020-03-22 | ナースエンジェルりりかSOS
今年は25周年。







この話を一言で表現すると、
「総集編」
・・・ですね。
うん、身も蓋もない言い方ですけど(笑
結構、子供の時って総集編だったりすと「ああ、うん・・・(遠い目)」ってなるじゃないですか?
でも今振り返ると、加納先輩の件があった事でここで一区切りしたかったんだろうなあ。と
ある意味物語の根幹に関わる人物でありナースエンジェルの起点となった方ですから。







加納先輩・・・こと、
カノンの事をもう一度考えてみると、
最初期は正直スカした兄ちゃんというイメージが強かったと思う
ただ、話数が進むにつれて自分を犠牲にしてまでこの世界を守り抜く、
そういう"覚悟”に満ちた見本となるべき「大人」だったんだと感じました
りりかも、
ただの先輩~というよりは、
素の自分を認めてくれる、笑顔を褒めてくれる、
先輩が居たからここまで頑張ってこれた・・・と言っても過言ではない、
何度も救われたし勇気付けられたし、実際今を守り抜いたきっかけをくれた恩人である事は間違いない

そう、りりかにとっては、
ナースエンジェル業の監督・・・というだけでなく、
自分に自信を付けさしてくれた、星夜ではまだ満たせなかった欲求である
「自分を認めてくれた」という子供にとっては物凄い大きな欲求を満たしてくれたんだと思う
カノンが来たからりりかがナースエンジェルをやらなければならなくなった~というのも事実ですが、
逆に言えば来なければ今頃ダークジョーカーの魔の手に晒されていた・・・のもまた事実
そう考えると、
やっぱりりりかにとってカノンは"恩人”
そんなカノンを失って傷心モードになるのも当然という流れ、、、かと思います
モチベーションが無くなってしまったというか、先輩が居てこそのりりか・・・になってた、から。







そんな、
いつも優しく、
時に厳しく、
だけど、
最後には自分を肯定してくれる・・・
そんな先輩への想いが満ちている総集編にも仕上がってると思う
総集編としてはこれまでの流れが一発でよく分かる優れたものになっている、、、と同時に、
先輩を失って喪失感を味わっているりりかの気持ちも相当に伝わる内容にもなっています
先輩と一緒に地球を守って、そんな自分に優しく微笑んでくれて、、、
「ただ、それだけで良かった。」
そんな感情が、
溢れ出るような新規挿入歌も含めてしっかりと観てる方にも伝わって来る。
これはこれで切り替えという観点からも
今思えばある種必然の話数だったんだな~としみじみ感じますね
そもそも、新規カットとか麻生かほ里さんのナレーションとかも入ってますしね

でも、正直リアルタイムでこの話数観てたかどうかなんて正確に覚えてはいないんですけど(爆
逆に25年前の幼少時のTV番組の正確な視聴記録覚えてる人なんている!?と思いつつ、
りりかがアンニュイな表情してたのはよく記憶の映像で思い出すので、
その中にこの回が含まれてたかもなあ・・・なんて。








これからのりりかは、
指南役及び大人及び想い人及び動機を一遍に失ったことになる
親鳥から離れた雛鳥が、無事に羽ばたけるのか・・・?がキーになってくると思います
カノンが守りたかった平和と笑顔、りりかが無事に想いを受け継げますように。
この感想もぶっちゃけ今年中に最後まで行けるか分かりませんけど、
絶対に完走します
でも25周年のアンソロはきっと完走する前に買っちゃうんだろうなあ(笑 まあ一話一話丁寧に書きたいし、ね。