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思惑の交差。/ノケモノたちの夜 第42夜「三つ巴」

2020-06-24 | ノケモノたちの夜
新キャラ来た!










この漫画ってひょっとしなくても独特ですよね
剣十字って組織はマルバス達にとっては「敵」に当たるけど・・・
けど、やってることは今週の内容を観ても分かる通り全力で悪魔からみんなを守ってるんですよ
剣十字の団員同士の絆も強いし、人情も意外と深い、正直純粋に格好良いと思ってしまった自分が居ました
普通の漫画なら、
剣十字の皆さんが主人公なんでしょう
でもこの漫画は悪魔側のマルバスとウィステリアが主人公っていう、、、
そうなってくると、
色々複雑というか、
ただでさえ悪魔全体が進化しつつある人間の統制に動いている中(剣十字の壊滅を目論んでいる)、
マルバスたちの立ち位置がどんどんリアルにノケモノになっていくんじゃないか・・・っていう予感はしますね
マルバスも、契約者であるウィステリアには献身的ですけど、スノウは敵なので協力する事は出来ない
だから人間側でもあるウィステリアにとっては今が本当に辛い。。んだろうなあ、って思いました

ぶっちゃけ、
進化し過ぎた文明を目の当たりにして、
ダンタリオンらが取り敢えず「剣十字だけでも滅ぼしとくか~」ってなるのは
ある種当然の行動理念というか腑に落ちるものがあって凄く面白いと感じたんですよ
だからこそ、剣十字の皆さんの格好良さも際立つ感じがします
事実、
アレックスちゃんやタケナミさん、ビビアン(しつこい)等の活躍に期待している自分もいたりします
ただ、その先にあるのが(?)マルバス達との死闘だと思うと複雑な想いになったりもしますね







悪魔たちは自衛の為に集合し、
剣十字はそんな悪魔たちから仲間や市民を守る為に戦っている
では、マルバス達は?って考えると、今現在どっちとも言えない立場な訳で、
結構ヤバめの未来が待ってそうな予感もしちゃうんですけどね・・・
具体的に書くと、
両方から敵視されて本当にノケモノになってしまう危険性を孕んでいます

しかし、ウィステリアにとっては、スノウは唯一の肉親であり、幼い自分を育ててくれた恩人でもある
だから、マルバスの協力がなくても、自分一人の力で助けて見せる・・・と意気込むウィステリア
リアルに泥まみれになっても自身の正義を貫くその姿はまるで少年漫画っぽくて格好良い
もしかしたら、そういう行為の積み重ねがまた違った未来を生むかも、、、とかちょっと感じたりもしましたが、
マルバスにとっても内心辛いだろうなあ、って思うとかなりいばらの道を進んでる気もします

サブタイトルは「三つ巴」ですけど、
多分三つともそれぞれに違う正義があるんですよ
剣十字は市民や仲間を守る正義、
悪魔は種族そのものを自衛するという正義、
そしてマルバスたちはそのどちらとも違う第3の正義・・・
その中で最も難しい正義を貫いているのがマルバス達であることは言うまでもない
過去最大の長編になりそうな今回、改めてその行方を見届けたい、、、ですね。






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