サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2020年よく聴いた曲TOP5(順不同)

2020-12-31 | 年間ベスト




順位、
付けるか迷ったんですが、
どれも同じくらい好きなんで順不同にします
(なるべく)端的に説明します。







1.2020/THA BLUE HERB

いきなり「2020」とそのまんまな曲
かつてTRICERATOPSが発表した「2020」が色々な意味で台無しになってしまいましたが(でも名曲)、
その後にこの曲を聴くとこれまた色々な意味で現実に帰れる素敵な一曲に仕上がってます
何が秀逸かって、
この曲聴くだけで今年のムードが一発で理解出来ることですね
その上でノムさんとかさり気なくコロちゃん以外のネタを入れてるトコも愛嬌があっていい
「咳払い一つで後ろ指」「泣きわめく観光地」などフレーズの一つ一つが泣ける。
最後には雄々しく勇敢なフレーズで終わるのも希望が込められている名曲。



2.手を取り合うからね/眉村ちあき

この間買ったばかりのCDから
この間買ったばかりなのに一時期この曲ばっかり聴いてました
この曲も・・・
何気にこの陰鬱な時世に対する一種のアンチテーゼのようにも聴こえますね
それは勿論自分の勝手な解釈ですけど、
それを抜きにしても、
絶望から希望へと向かうアンセムとして兎角素晴らしいと感じた一曲
歌唱力に加え耳に残るメロディライン、オーケストラ風のアレンジと全部がキャッチーに聴こえました
何より強引に聴き手の心をわしづかみ、問答無用にテンションをあげさせられるっていう、
眉村ちあき本人のエネルギーが凄いですよね

ラジオで一回聴いただけなのに、翌日の仕事中に何回も脳内にこの曲が流れた時点で
「こりゃ音源買うしかないか・・・。」ってなりました(実話)
しかも作詞作曲編曲全部本人が担当してるらしいです
来年レビュー投稿したい。



3.かくめい/ひかりのなかに

「なんか久々にこういうの聴いたなあ。」って思いましたね
最近のバンドでは珍しくお洒落系ではない・・・
具体的に書くと、
2000年代初頭のギターロックバンドみたいな詞世界とサウンドなんですよ
もっと具体的に書くとバンジージャンプフェスティバルとかランクヘッドみたいな感じ
それを2020年にメジャーデビューしたバンドがやっているという衝撃が凄かったです
今どきこんな泥臭い音楽を全力でやってる人がいるんだ!みたいな感動があった
中でもこの曲は、
ソングライターの負けず嫌いっぷりが滲みまくってる曲で、
個人的にも何度も感情移入してしまった正にロックンロールな一曲
その強烈なガムシャラ感は逆に今の時代では個性的だと思う。

レビュー書いた数か月後にメンバー二人も抜けちゃって「あれ?」ってなりましたけど、
その持ち前の負けん気を活かしてスゴイバンドになっていって欲しいです
個人的に注目してます。




4.二酸化炭素/SHISHAMO

「きっとこの部屋の息苦しさは
私達二人の二酸化炭素のせい
言いたいこと言わない」

このフレーズだけで本当に素晴らしい曲だって事が分かる、
宮崎朝子の天才っぷりが如実に出てる曲。
 この曲は正直忘れられない・・・
分かり合うとか、
歩み寄るとか、
そういう生ぬるい思想とは真っ向から相反する曲で、
分かり合えない人とは分かり合えないままで良い。という結論をはっきりと出してるのがとても潔い
思い出はあくまで思い出のままで胸に仕舞って、
この先の人生もう二度と関係性が蘇りませんように、
それがお互いの最善の道だ。と、完全に割り切ってるのが切なくもはっきりとした決断で素敵だと思う

この曲に於ける複雑な心理描写の応酬のクオリティは本当半端ない
歌詞解釈が好きな人間には堪らないレベルの名曲ですね
多分一生聴き続けそうなくらい好き、です。




5.薔薇と子供/THE NOVEMBERS

ある意味究極のテーマに到達してしまった曲
今自分が息をしている
確かに存在してる
その事自体を祝福するような曲で・・・
考えてみればここまで生そのものを尊く描く曲ってあるようで無いかな、とか振り返ると思いますね
なんか頑張れ頑張れ説教教訓~みたいなものの隙間に、
こういう曲があると非常にありがたい
何故かというと、
ストイックだったり謙虚だったりする事は一見良い事のようでいて、
今の自分が持っているもの/ことを認識出来ず喜べてもいない~という
ある種の(精神的な)障害にも思えるんですよね
だから、
余計にこういう曲が健全に感じられるのかも、とか書いたりしつつ、
本当はこんな説明など不要で聴けば一発で素敵な気分になれる
個人的に何度も自分を救ってくれた曲の一つ、ですね。
メロディの美しさもホントに素晴らしい!








ええ、では、
この記事をもって2020年の当ブログの更新は終わりです
今年は366日更新を掲げてましたが、結果的に11月に力尽きて本当に悔しかったです
来年はもっと・・・「言い訳とかしない自分」でありたいな、と思いました
あと思ってる事は出来るだけハッキリ言いたいですかね(笑
それと、
体力をもっともっと強化したい・・・
正直機械みたいな感じでブログを更新したいんですよね
2021年は「サイボーグ・ブロガー」になりたいところです
それでは、今年もご愛読ありがとうございました!!

また来年お会いしましょう!



君が見た世界。/しょうあんと日々。 第28話(最終回)感想(コミックキューン2021年2月号)

2020-12-30 | しょうあんと日々。







「しょうあんと日々。」
今月号で最終回です。
正直、ちょっと寂しいですね(笑
個人的にはこの漫画にはアニメになって欲しいな、っていう気持ちがありました
普段好きな漫画に対して全然アニメ化とか望まないタイプの人間なんですが、
しょうあんだけは観てみたかったかな・・・
結構アニメ向けのキャラだったし。
何より、
もう新しいしょうあんには会えないんだなあ。。って思うと気持ち的には悲しいし淋しいです
ただ、この最終回はしょうあんの「未来」を描いたエピソードでそこは非常に良かったと感じましたね。







終わり方としては個人的には最高のものだったかな、と。
孤独に泣いてしまったしょうあんだったけど、
自分が過ごした・・・
孤独ではあったけど、
大切な居場所だけは(お遊戯だと分かっていても)守りたかった、
あの場所であの面子で過ごしてた時間「も」彼女にとっては大切だった。という顛末は
初期から、っていうか初回からこの漫画を見て来た人間にとってはかなり感慨深いものでした
最初の台風と船を作ってドヤ顔で端島に渡ろうとするパートもクスクス出来て良かったんですが(笑
 ただ、
最終的な結論としては、
新しい場所に向かうよりも、
生まれ育った端島で生きる事を選んだ、
つまりもう端島そのものがしょうあんにとっての“故郷”になったんでしょうね。
先月号で寂しさに泣いたのもウソではなかったんでしょうけど、
この島で生きたい。と想う気持ちもまた本当だったという話
それはそれで、一つの素晴らしい選択だったのでは、と。





最高にカワイイ!



で、
最後のオチも凄く良かったです
あのオチってはっきりと「こうなりました」っていうオチじゃなくて、
どっちかって言えば読んでる人に想像を委ねるタイプのオチじゃないですか?
それがこの漫画には非常に似合ってるなあ、と感じたと同時に、
“その後”のしょうあんの未来にも想いを馳せられる感じで・・・
とっても豊かな結末になっていましたね。

個人的には、
うめちゃんとかにもまた出会って欲しいし、
その時は故郷を代表してまた素敵な地元人(?)になってて欲しいし、
またお酒も飲んでて欲しいし(笑
うん、
最終的には先月号とうって変わって素敵な未来を想像出来るエンディングになったのが
いちしょうあんファンとしては嬉しかった・・・ですね。
ありがとうございました!






正直、
この漫画からは色々な事を学んだ気がします
自分が普段当たり前のようにやってる事でも、
その実他の誰かにとっては新鮮で尊い事なのかもしれない
特に、
食に関しては、
美味しいものを美味しいと感じながら味わう~という点でかなり参考にさせて頂きました
また、
新しいことや、
新しい出会いに、
いちいち驚いて沢山の表情を見せてくれた、
そんなしょうあんというキャラクターが愛おしくて堪らなかったです・・・!
最後の最後まで初々しくて可愛らしいキャラクターだったしょうあん、そんな彼女の人生に、拍手を。


桑佳あささんの次回作にも期待、です!
またキューンでも連載して欲しいですね。



スパイ。/セメルパルス 第十話「人型」 感想(コミック百合姫2021年2月号)

2020-12-29 | 荻野純
初っ端から大ピンチ!








いよいよ物語も最終局面・・・なのかな?
取り敢えず、「向こう側」に行って直接親玉をぶっ潰す~みたいな流れだったと思いますが、
個人的に多分それを果たすには 今戦ってる誰かが犠牲になるのかもしれない?とか予想しちゃうんですよね
それほどまでにリスクのある戦い、、、だとは感じてますから。
で、
早速、
主人公の命乃がぶっ刺されるという衝撃展開ですけど。
これはね、あんまり予想してなかった・・・
というより、
これまで命乃が戦闘に於いて苦労する事(精神的な疲労はあったけど)が少なかったので、
不意打ちとは言え相手側も色々考えてるんだな、って感じで物語としては面白くなって来たなあ、と。







でもま、
多少のリスク犯して向こう側に行くか、
それともリスクが比較的少ない今までの方法を取るか・・・では、
やっぱり前者なんでしょうなあ
後者に関しては、
「倒せるか分からない。」という疑問符が免罪符になってたんでしょうけど、
ただ命乃たちの性格上誰かが無為に犠牲になるよりも、自分らが命懸けて戦う方が性に合ってると思うので。
その一歩目でいきなり躓いてしまった形になりましたが、まあ相手も馬鹿では無い。って事なんでしょう
この話数では完膚なきまでに壊獣側の方が力でも策略でも上回った形になりましたけど、
来年は是非リベンジして命乃側の本領発揮、を期待したいところです・・・!

ところで、
状況としては割と絶望的?ですよね
ここをどうやって切り抜けるのか、が、
2021年の本作に於いて最初の焦点になりそうです。
今月号の内容見てると、
割とじっくり決戦を描いていきそうな感じもしたので、
その点含めて来年のセメルパルスも楽しみにしたい、と思います。






追伸:2巻購入しました♪



充電DAY

2020-12-28 | ブログ雑記





今日は一日中・・・
一日中でもないかな?
ずっと寝てたね
10連休の3日目ですけど、
初日と二日目はセイヴァーの大会に参加してて、
今日は予約してたのも含めて漫画を買いに行ってたんですよね
で、帰りにラーメン食って・・・みたいな感じでした

疲れは仕事納めの日のものが凄くて大分溜まってたんですが、
今日はそれが結構爆発した感じの日でしたね(笑
でもなんか色々頑張ってたんで、
素直に充電かな?と割り切ってました
よく漫画やCD買ってる割には感想書けてないものも多いですし、
出来るだけ休みなしでここからは突っ走っていきたいですね。。
それでは、
また明日からよろしくお願いします、、、ってもう年末じゃないですか(今更乙)!



旧syrup16g全曲レビューその4「Inside Out」

2020-12-27 | 旧syrup16g全曲レビュー
                    







世界が今日も君を無視続けても
からっぽのまんまでいいんだよ








syrup16gって、
外から見ると多分鬱バンドとか陰キャ御用達とか、
そういう目で見られてるかもしれない・・・とは思うんですけど、
でもそれって勝手な偏見であって。
ネガティブな事を歌っている←うん、分かる
ネガティブな事しか歌ってない←ん?
という感じですかね
この曲は、
syrup16gの懐の広さを感じさせる隠れた名曲・・・いや、隠れてもないかな笑
あーでもファン以外だとそこまでの知名度は無さそうだからそれでいいのかな。
まあ兎に角、
シロップの曲の中では割と陽性のエネルギーが強い曲、、、だとは感じます
少なくとも全然後ろ向きな曲では無い、って断言出来ますね。

楽曲としても、
美しいアルペジオから始まって、
清廉なアレンジも特徴的で・・・まさに飛行機で空を飛んでるかのような気持ち良さがあるので、
その意味合いではとってもポップな曲に仕上がってると思います
サビも口ずさみやすくメロディ的にも聴きやすい曲ですね。


この曲の個人的な歌詞解釈は、
一言で「日本人は真面目過ぎ」って事かな笑
結構、
ストイックだったり、
神経質だったり、
向上心が強かったり、
自己評価が厳しかったり、
周りと自分を比べる傾向が強かったり、
無駄に謙虚だったりすると、
なんていうんでしょう・・・「いつ充足感を得てるんだろう?」とか思うんですよ
勿論そういう風に生きるのもそういう方々の自由なんでしょうけど、
裏を返せばとっくに何かしら報われてる事に気付いてないかもしれない
この曲は「それ」に気付く事を促してる曲に感じるんですよね。

もっと言えば、
「〇〇でなければいけない」
「〇〇にならなきゃいけない」
っていう、
セルフ強迫観念の所為で、
今当たり前にある幸福すら感じられてないかもしれないんですよね
だとしたら、そういう人生って楽しいのかな?とは思う
人生をその人なりに精一杯楽しむコツって、
結局そのままの自分、、、
今自分が得ているものだったり、出来る事だったりをいちいち認めて、
「今の自分はこれで良かったんだ。世界とか周りとか関係なかったんだ!」・・・と、
ある種開き直る事が正解なのかもなあ、ってこの曲を聴いてると感じますね

別に妥協でもないし、
諦めなんかでも全然ない、
勿論「頑張らなくていい」って事でもないです。
ただ、
空っぽだからって、
何か困ることある?っていうだけの話ですね
時にはありのままの道程と姿を自分で愛すことも必要・・・かと。
ちなみにタイトルの意味は“裏返し”要するに 視点を変えて考えてみて。って事ですね。






必要なのはきっと愛で
それでも人を憎んで
そのまんまでいていいんだよ
君なんだろ




このフレーズも好きですね笑
分かり合おう~とか歩み寄ろう~とかいう歌詞は多いけど、
憎んだまんまでいいよ!っていうのは結構斬新ですよね
でも、
このフレーズもまた本音が滲んでて個人的には大好きです
「君なんだろ」は、
「(それが)君なんだろ」っていう意味に聴こえます、歌い方も。
つまり、
生きている内に、
多少の軋轢や仲違いが発生しても、
そんなもんはなんも問題とかじゃない
だって、
そうするのが君の選んだやり方なんだろ
それが君が君を貫いた証拠で、一切迎合しなかったでしょ?・・・という、
こうやって分析しながら聴いてるとむしろ自己肯定の曲にも聴こえるのが面白いです
ありのままの自分の全てを認める事って人によっては難しいかもですけど、
その手助けになれる潜在能力を秘めている曲だと、
この曲に関しては強く思います。





あと、
この曲が好きなら、
Mr.Childrenの「CENTER OF UNIVERSE」もおススメです。



「SHISHAMO6」全曲レビューその6「ハネノバシ」

2020-12-26 | SHISHAMO6全曲レビュー
                    






ここには誰もいないから
どんなことでもいいんだよ
君の話を聞かせてよ







元々は「OH!」のカップリングだった曲です。
あのシングルはベストに表題曲が先んじて収録されてたので、
この曲が唯一あのシングルから新譜に収録されてる曲だったりする訳ですが・・・
正直、
かなり良い曲だと思う
いや、かなりじゃないな、めっちゃかな笑
小気味良いリズムと瑞々しいドラム、伸びやかなグッドメロディ。
どこを切ってもSHISHAMOらしい入り口の広さとロック感に満ちている珠玉の一曲、
多分当時はこれもシングルでもいいのでは、とか感じてたんじゃないかな
個人的に「許してあげるから」もシングルっぽいとか思ったけど笑


この曲は、
友情の曲・・・と、
同時に人同士の繋がりの曲かな。
この曲の歌詞は個人的に凄く理解出来るというか、
ぶっちゃけ他人のプライベートな話って聞いてる分には凄く楽しいんですよ(笑
特に、
表立って出してないお話だったりすると余計にね。
それは、自分には話してくれる~という想いもあるし、
純粋に自分とは違う他人の日常を垣間見るのって意外と興味深いもんなんですよね
どうやって考えても、
自分一人で体験出来る人生に於けるエピソードって限界がありますし。
実は、
あんまり他人に興味無さそうな人ほど、
そういう他人の裏事情のお話に興味津々だったりしますしね(笑

この曲を聴いてると、
今まで自分と出会った人たち・・・及び、
出会ってくれて色々お話ししてくれた人々の顔が浮かびます
そういう時間に於ける楽しさだったり感情の共有だったり、
その人の本心を聞いてるからこそ、
なんか応援したくなる気持ちだったり・・・
この曲には、
そういう気の合う人とのコミュニケーション、
言葉のやりとりから生まれる楽しみや喜びなどがきれいに詰まっていて、
聴くだけで気持ちワクワク出来るような、未来に想いを馳せれるような。
そんな雰囲気に満ちているこれまでとはまた趣が違った名曲、だと思います
5曲目とは違って一気にポジティブなエネルギーに満ちている、そのメリハリもまた素敵かな、と。







この曲は、
ライブでは何度も聴いてるんですが、
実際に聴くと後半の朝子さんのギターソロが炸裂するパートが実に最高、
っていうかバッキバキのロックンロールに変化しててめちゃくちゃ痺れた記憶があります
数日前に朝子さん誕生日迎えましたけど、来年こそシシャモの生ライブ久々に観たいなあ、と。
「ハネノバシ」もまた聴けたらすっごく嬉しいですね・・・!

普段会えない仲の良い人に会いに行く時のBGMにもまた最適な一曲です!



新章突入。/青年少女よ、春を貪れ。 第二話「近藤は、ずっと」

2020-12-25 | 山田シロ彦







まさか2話でもう新章突入とは思わなかったです。
確かに、
本作のタイトルは最初から凄く気になっていて
普通なら「少年少女」じゃないですか?でも、青年少女、、、って事は、
いずれ青年時代に移行するのかな。とは先週の段階でも何となく予想はしてたんですけど、
2話でもう青年時代とは。シロ彦先生攻めてますね・・・!
という印象ですね

で、
正直面白かった。
冒頭の、アプリの・・・
サクラのやつね!結構リアリティのある描写で凄く良かったです
あーゆーのはいかんですよね。ある意味ああいうのこそ真摯に取り締まって欲しいですな(真顔)
 ・・・話が逸れました(このブログではいつものこと←←)、
序盤は所謂ミスリードってやつでしたけど、
正直勝之は普通にハルの事を忘れられない未練がましい男に映ってました
そりゃそうだ、
回想でもハルは本当美しくて可愛くて、
ある種男の理想を絵に描いたような美少女だったんだから。







で、
何故かハルのアカウントから連絡、
そこからハルの旧友とやりとりしてハルの死の要因が分かる・・・!?ってところで、
それは次回以降に持ち越しになった訳ですけど・・・正直、かなり得体が知れない感じがする、
物語の目的も今はまだはっきりしてないのでどういう風に転がしていくかが非常に楽しみです
個人的には、
結構・・・
シリアスというか、多少ドロッとした作劇になるのかな?という気もしてますが、
前作「凛とチア。」でも基本爽やかですけど、結構そういう人間同士の軋轢~みたいな部分もあったんで。

ただ、
純粋に友人の話も気になるんですよね
お話の中では・・・この2話の中では「事故」の一言で片づけられてますけど、
もし自分が勝之だったら、こんな連絡貰ったら絶対にドキドキするでしょうし、
会わずにはいられないと思う
そもそも、
男が・・・
未練がましいっていうのも、
個人的には真実だと思ってるので。
やっぱり次回?は恵比寿に行っちゃうと思いますね。たぶん。




めっちゃ可愛い・・・!



ただ、
更にビックリしたのは、
勝之に普通に彼女が居た、ってこと・・・!
しかも、
ハルみたいな派手な美人ではないけど、
千鶴は千鶴でめちゃくちゃ性格良さそうな可愛い彼女じゃん!
その上、身体も相当イイ感じ
・・・いや、
なんでもないです、はい

うん、
それは置いといて(?)、
これもまた予想してなかったなあ
というか、
普通出来ないと思う
まんまとミスリードに騙されましたが、
物語の方向性としてはどうなるんでしょうね?
昔の彼女vs今の彼女みたいな構図にも(物理的に)出来ないでしょうし、
だとしたら・・・ハルの謎にこだわってばかりでジェラシー?それとも浮気?
それとも、ハルには実は隠し子が居たとか!?取り敢えず偏差値の低い自分の頭で色々並べてみましたが、
正直全部的外れな気はする・・・笑

でも、
千鶴さんの存在が物語の重要な要素になってくるのは間違いない、と思う
そして、この号実はクリスマスイブに出てたんで、ぶっちゃけ勝之が羨ましくて仕方なかった(笑)
千鶴さん純朴で一途っぽくて可愛いんじゃあ!と多少ジェラシーを抱きつつ、ニヤニヤもしつつ←←
微妙に地味系なのも何かの伏線っぽくてニクいなぁ、とか思ったりもしました
そんな謎だらけ、でも、きっちり面白い本作を来年も追い駆ける予定!です。。



マザーブレス。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第43話 感想(ヤングジャンプ2021年4・5号)

2020-12-24 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
この二人のコンビ好き(笑







今週のヤンジャンを読んで目を疑いました
先週、口惜しくも〇〇〇〇になった100カノが今週も載っている・・・!?と。
完結から一週間での復活はあのライジングインパクトですら果たせなかった偉業であります
しかも、
何の告知も無しにしれっと・・・?!
いや、まあ、先週の予告には載ってたがなっ!!(爆
でも、いちファンとしては衝撃のラストから即復活って事でとても嬉しい気分です(ニッコリ)
恋太郎の執念にも似た愛情は髪なんかで終わらせられねーんだよ!!という所でしょうか

まーでも、
先週のオチも漫画を雑に読む人だったら、
結構騙されそうですけどね・・・笑
特にSNSやってない人とかね。
事実、
野澤さんの家族の方?が普通に騙されたっぽいです
だって煽りもそのまんまだし。下の方に一応ちっこく色々書いてはいたけれど、
あーゆーとこわざわざ読むのってある程度オタク気質がある人だけだから。
ある意味年末に向けての100カノなりのサプライズでしたね・・・笑
尚、
今週のカラーはみんな可愛くて素敵で素晴らしかった。。

個人的に、美々美さんが(髪型が)どことなくDQのミレーユに似てる~という理由で
大好きなんですが、でも色々見てたら思いっ切り迎撃モードの薬膳先輩に心奪われたりしました
恥ずかしそうな表情の胡桃ちゃんも、ちょっとおめかしモードの羽香里もカワイイ。
ま、要するに全員ですね!(爆







100カノの推しポイントの一つとして、
恋太郎がとても魅力的な主人公~っていうのがあります
誠実だし一生懸命だし沢山いるの中の誰か、、、ではなく、一人一人とタイマンかのように愛し合ってる
そんで、ぶっちゃけ見た目もかなり良い(笑)。格好良いし、時には可愛く思えるし・・・
今日仕事中恋太郎の事について色々と想いを馳せてたんですが、
自分が女だったとしても抱かれたいって思うもんね
ヒロインズの可愛さに目が行きがちですけど、
なんだかんだこの作品を支えてるのは恋太郎・・・だとも思ってます
今回も、羽々里を救った上に、彼女の精神まで救うっていう完璧な彼氏っぷり
というか、
本当彼女を守る為なら「本当に」「何でも」するんだな・・・!!とむしろ末恐ろしくなりましたね(笑
同時に、100人ハーレムの主人公を務めるならもう恋太郎ぐらいしか任せられる男はいないと、
そこまで感じてしまったくらい今週は見事にスーパーヒーローしてた、と思います。







とはいえ、
髪で地球が包まれただけでもビックリなのに、
その解決方法が太陽まで伸ばして燃やす~という規格外のもの
更に、その燃焼で太陽の活動を活性化させて地球そのものを救ってしまう、っていう・・・
こうやってあらすじ書いてるだけでも「???」なんですけど(笑
その結果、
最悪の災害から、
むしろ氷河期が迫っている(設定の)地球に暖かさを溢れさせた、
この地球の、この世界の母・・・みんなにとっての母なる存在になってしまった!というね。
しかし地球の母親化っていくらなんでもスケールデカ過ぎだろ!!
と、読んでて笑ってしまいました(笑
恋太郎ファミリーの母から、
今や地球全体に安全をもたらした救世主(メシア)になってしまった、っていう
でもそれも恋太郎のアイディアありきだから、恋太郎もまたスーパー彼氏なんですよね
言っちゃえば羽々里さんをウルトラマザーにしたのも恋太郎の演出ですから。

ただ、
ぶっちゃけこのオチがなかったら、
マジで羽々里さんの存在自体が大迷惑極まりないものになってたと思うので、
そういう意味では規格外の顛末でしたけど最高のリカバリーをしたって言えますね
最悪の災害をもたらしたなら、逆にこの地球のヒーローになってしまえばいい、という驚愕の発想。
その恋太郎のセンスと、伏線の張り方と、なんだかんだ感慨深く思えるオチと・・・
正直、
ここまで素晴らしいエンディングになるとは予想外だったんで、
ホント侮れない漫画だなー、100カノって・・・!と改めて痛感しました
何もかもぶっ飛んでるけど、伏線は効いてるし、作劇として本当に秀逸なんですよね
近年でもこんな漫画らしい漫画あんま無かったんじゃないか?と思うくらいです
そんな傑作を、来年も是非見守らせて頂きたい、と締めの言葉で置いときます
いっぱい笑えるのに、愛情もたっぷりと味わう事が出来る・・・
そういう意味では、
唯一無二の漫画だわ。と素直に感じる今日この頃です。
今週もめちゃくちゃ面白かったです!!







最後に、
細かいトコ触れると、
美々美さんと凪乃のコンビはかなり好きでした
っていうか、この二人も百合狙えるな、とか思いましたね(笑
 それと、
そんな美々美さんの触手プレイ姿は大分エロかったです・・・!(ニッコリ)
あのタイツはなんなんだ・・・色気ありすぎでけしからんぞっ!(最高)

久々のパパ里さんも男らしかったし、
Mを満喫してる須藤さんと羽香里も面白かった
太陽まで髪を伸ばすカットもシュールで笑っちゃったし、
20ページ目ラストの恋太郎のとびっきりの極上スマイルもまた素敵だった
オチのカットもめちゃくちゃ面白いけど、ここは敢えて撮影しなかったんで、直接拝んで欲しいですね~。

第1話の感想書いた時は去年の12月でしたが、ここまで人気になるとは読めませんでした。
多少前衛的だったんで自分は好き枠かと思ってたらもうそういうの超越しましたね。
100カノファンの皆様、2021年もよろしくお願いします・・・!



剣十字の絆。/ノケモノたちの夜 第64夜「残したいもの」

2020-12-23 | ノケモノたちの夜










剣十字って言うのは元々マルバス達と敵対する組織だったはずですけど・・・
今週の内容読んでると、率直に言って憎めない、むしろめちゃくちゃ良い奴らだな。。って感じました
市民を悪魔から守るのは勿論のこと、仲間だって大切にするし、仲間を傷付けられたら憤怒するし。
イベルタの団長に対する情を含めて見事なまでに信頼で成り立っている、
上に立つ人間がしっかりと出来ている組織だなと思いましたね。
それに、
彼女らの中には絶対的な正義があって、
それに基づいて行動してる辺りは素晴らしいものがあるな、と・・・。
決して悪い人たちじゃない、あくまで絶対的に人間の味方なだけなんだなあ。と思うと、
ちょっと複雑な気持ちもありますが、
取り敢えず傷付けられた仲間の分まで決死の覚悟で戦うイベルタは格好良かったです。

それと、
アスタロトも良かったですね(笑
アレックスさんが出て来た時、めっちゃセクシーさを感じてたんですが、
よくよく考えてみればアスタロトが先に出てたんだった・・・とか読んでて思いました
アスタロトも正直誰の味方なのかずっと前から分からない状態ですけど、
ただまあ、
良い契約を貰えれば例え人間の側についても構わない感じもする
というかそこまで同族意識が高くないのであんまりこだわりも無さそうなんですよね
ルーサーを庇って上手く動けないダンタリオンの描写も納得があって面白かったし、
ならば実質2対1みたいなもの・・・っていうのも正直盲点でしたね
まさか、
アスタロトの存在に「頼もしさ」を感じるとは思っても無かったので、
“オンナ同士”の見事な戦いっぷりに何となく熟練の凄味を受けたりもしたのでした
副団長の歴戦の経験を活かした「強さ」というプライドにも似た表現が、
読んでて「おおーっ」と思わせられましたね。





セクシーだ・・・。(ゴクリ)←←←



ただ、
ダンタリオンとルーサーの間にも妙な絆が出来てる気がする
具体的に書くと共に戦い勝ち誇りその喜びを共有する戦友・・・みたいになってないかな?
というかルーサーが完全に悪魔側の人間になってるんでこれはこれで一つの絆みたいな気がして来た
そして、
ルーサー自体の意識に正義とか悪だとか、
そういう概念自体も正直無くなって来た感覚がありますね
ただ一人の戦場の兵士として戦場で死にたい、、、それだけな気がする、し、
その上でそれは悪魔側でしか得れないカタルシスだったような気も・・・しますね
内心、自分をこんな戦闘狂にした事自体に恨みを持ってそうな気もするし、
純粋に命を懸けた攻防でしか愉悦を感じれなくなってしまった感じもする

そう、
ルーサーとダンタリオンも、
サイコパスだけど「下衆」ではないので、
ぶっちゃけ読者としても中々憎みづらい部分もあるんですよね(笑
いや、
勿論マルバス達及び剣十字には勝ってもらいたいんですけど、
所謂「そういう人種」なのかなぁ、って観念している部分もあります
文字通り死ぬ覚悟でめちゃくちゃにしに来た悪魔たちの侵攻、
防ぐには、
イベルタもまた死を覚悟するしかない気もしますが・・・はて、どうなるか?
アスタロトもこんな所でやられるキャラなんだろうか?という疑問もありますが、
その答えと行方はまた来年見守らせてもらおうと思います・・・!!
噛ませになるのかもしれないですけど、
でも、
やっぱり、
剣十字の皆さんを「今は」応援しています。。







そういう訳で、
今年から始めたノケモノ感想、
年内最後でした。
これね、
ダイアナ編で号泣しちゃった事が(感想を)書かざるを得ない要因だったんですけど、
結構予定外の開始だったんですよね笑
でもやっぱり今サンデーで最も続きを気にしてる漫画なのは事実なので。
また、来年も少しでもクオリティの高い感想書けるように頑張ります・・・!



山田シロ彦新連載「青年少女よ、春を貪れ。」第一話の所感

2020-12-22 | 山田シロ彦







前作(凛とチア。)の感想は初回から書いてたんですよね
振り返ってみたら28話までは書いてました
勿論最後まで読んだし、単行本も全巻所有している・・・んですけど、
多分ダイナーと同時進行だったから身体が持たなかったんじゃないかな?
でもぶっちゃけ前作は掲載順が途中からどんどん低くなっていったんで心が折れたのもあったと思う
よくよく考えれば28話まで書いてたのに途中で辞めちゃったのは凄くもったいないんですけどね
凛チアはたまちゃんが好きだった、、、けど、
本当に「途中」で終わってしまった感じがしていて、
でも兄のエピソードだけは完遂させる!って気概があったのは記憶に残ってます
その後の読切なども非常に良かったんですが、満を持して久々の新連載と相成りました。







凛チア連載当初のヤンジャンは、
割と恋愛系の作品が不利だった記憶があるんですが、
今はむしろそっちのが生き残りやすいんじゃないか、までなってるので、
そういう意味合いではシロ彦さんの作風にとっては結構チャンスだと思いますね
で、
この作品なんですが、
絵柄が変わったな?というのが第一印象でした
その間の単発の読切と比べても大分シャープな絵柄になっていて・・・
でも、
これはこれですっごく可愛い・・・
上に、美しさも感じられてとてもgoodだと思います
これは自分の想像ですが、恐らくより個性を出す為に今の絵柄になったのではないでしょうか
ただ、男子の絵柄に関しては自分が好きになった新人時代の読切からそこまで変わってない印象なんで、
その意味ではより美しくなった女の子と往年の良さがあるウブな男子と・・・って感じで、
全体的に正当進化されてるイメージでまずその“磨かれっぷり”に感銘を受けた初回でした。




正直、可愛い・・・!



内容としては、
未だこの1話では「こういうお話です!」って判断出来ない感じ・・・
まだ純愛ものなのかも分からないし、いや、結構、順当にニヤニヤ出来たりもするんですが(笑
ヒロインの心情だとか考えてる事が未知数な上に、最後にデカい爆弾が落とされるんですよね
恐らく、
今後「そこ」に向かっていくまでのお話になるんだとは思いますが、
そうなると益々切ない・・・というか、そういう類の漫画になる予感しかしないですね
あらゆる意味合いで前作とは真逆のアプローチで来たな、って個人的な印象でした

私的な予想ですと、
ハルは手当たり次第に運命の男性を探し、
とびっきりの恋をしたかった、
だけど、
どの相手も「違う」と思った
違うのなら引き摺らずに次へ・・・っていう判断だったのかなー、とか
SNS活動もそういう・・・所謂「その前に」証を残したかったのかな、、、とか。
ああ、
詳しく語ろうとするとどれもネタバレに結び付いてしまいますな(笑
ただ、個人的に本当は純粋な女の子、って感じはしましたし、
そんなハルはとっても魅力的に映りましたし、
そんで、
かっちゃんがハルにとって最高の人になって欲しい・・・とは「取り敢えず」思いました
今ヤンジャンには恋愛ものが多いんですが、その中でもまた違ったアプローチという印象です

ま、
ひと先ず、
良い具合に「青春」してる、
そんな二人の相様はシロ彦さんらしい甘酸っぱさがあって非常に素晴らしかったです・・・!
教室の窓のシーンだったり思わずときめいてしまう美少女の描写だったり、
1話の中でもハッとするシーン沢山で純粋に面白かったですね
夢のような展開から、
最後のオチで「???」となることうけあいですが、
凛チア以来の新連載って事で・・・個人的に追い駆けていくつもりです、押忍。



(ところで、タイトルも気になる。。
 少年少女ではないんですね。もしかして、「その後」も描くんでしょうか?期待大です!)