サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

cosmon「cosmon music party☆」@三軒茶屋GRAPEFRUIT-MOON 16.9.24

2016-09-30 | LIVE
                                   
                                先週の土曜日はこれに行ってました。










気が付けば菊池さんの公演を観るのは9カ月ぶりでした
前回は骨折後の忘年会のミニライブだったんですけど、あの時もお話されていたレコ発ワンマン・・・って事で
どうしても観たかった公演でした cosmonは、marbleの時とは違って菊池さんが曲を作ってギターを弾いて歌も全部一人で歌って、、、という
完全なソロワークになってるんですよね だからmarbleの菊池さんボーカルの曲が好きならばいつでも来て下さい!って感じですね
ちなみにこの日はほぼほぼ満員御礼、お客さんがいっぱい居る中での堂々のお披露目・・・といった感じでした(アルバムの)。

この日のライブは「三軒茶屋ってどこにあるんだろう?つーかどう行けばいいんだろう・・・?」という所から始まりました
取り敢えず地名だけは聴いた事があるんですが、行き方までは分からないので調べたら
錦糸町で乗り換えて東京メトロに乗って行くのが良いかな、、と思いました
なんかこう、、、東京の会場は大体知ってるハコが最近は多かったので
その意味じゃちょっと新鮮でワクワクしましたね
会場ものどかな場所にあり、
かつ電飾がきれいで中々イイ感じのハコで早速気に入りました
ちょっと大人なムーディな雰囲気の中、久しぶりのコスモンのライブを堪能しました。では以下。










イントロからして早速渋くて聴き惚れてしまう(笑
とっても菊池さんらしいいぶし銀のフレーズを身体に沁み込ませながら、
小気味良いポップソングを立て続けに披露、限りなくシンプルに削ぎ落とされた音像がcosmonの特徴で
テクニカルだったり音数多めの音楽と一線を画している独特のシンプルさが実に特徴的で面白かったです
ご機嫌な曲を立て続けに演奏した後、「Green Days」という温かなバラッドも披露
この曲はいつもcosmonのライブに来てくれるとある方への~という紹介の後に演奏されましたが
恐らくmarbleのライブで出会って結婚された方々の事だったんでしょうね(たぶん)
そんなアットホームな雰囲気を醸し出しつつ、
今度は逆にテクニカルかつポストロックにも通じる雰囲気の「Fly High」で会場のムードを一気に変える
元気よく高らかに歌う菊池さん、忙しく駆け回るリズム隊の心地良い音色、、、と新境地的な楽曲でこれもまた面白かった

そこから一転、「control」「flow」と聴かせる曲をじっくりと響かせて、
楽しげな「feel」で再びご機嫌な相様を観客に味わせる
緩急が非常に効いている構成で今振り返っても楽しいですね
この曲は王道感なんかもあって振り幅の広さも感じさせる内容になっていました


後半も「Sunday afternoon」等のロックナンバーで盛り上げながら、
「曲数が少ない」という事で割とサッと本編は終わりました
しかし、そこからアンコールで披露された「I don't know」「mind」がこれまた濃ゆい出来栄えでした
marbleの菊池さんのボーカル曲っていうのはその声質の美しさを活かしたイケメン的歌い方がほぼほぼだったんですけど
この辺は結構歌も演奏もガムシャラに響かせている感覚でその辺も正直面白かったし興味深かったですね
「mind」の魂を感じさせるギターなんかはオルタナティブさも感じられてロック・ファンにも聴いて欲しいクオリティでした
菊池さんの感情が迸るステージング、想像以上に格好良くて痺れました。
菊池さんはソングライティングだけではなく、歌もイイんだよなあ。。って毎回思いますね

最後はcosmonで一番盛り上がるキラーチューン「Sunday Morning」を投下して終了、
個人的にこの曲はcosmonのライブに来たら絶対に聴きたい曲だったので本当に嬉しかった(笑
要所要所でシリアスで、要所要所でご機嫌で、要所要所で、熱い。
そんなcosmonの雑食性も大いに光っていた渾身のワンマンでした。
ありがとうございました。










1.intro
2.Hello
3.Girl
4.Happy Birthday
5.Green Days
6.Fly High
7.control
8.flow
9.feel
10.夢なら
11.Sunday afternoon

12.I don't know
13.mind
14.Sunday Morning









この日の菊池さんは演奏には出てませんでしたけど、
言動を観てると少し緊張されてるように見えました
しきりに「cosmonは曲数が少ないから・・・」
「これじゃすぐライブが終わっちゃう」とか呟くように話されてました(笑
しかし、フルアルバムの曲はあらかた聴けましたし、シングル曲もしっかり演奏してくれてたので
現時点でのcosmonの集大成、cosmonミュージックの提示、、、を十二分に響かせられたのではないでしょうか
個人的にはそう思います
また、次の作品やライブ等も楽しみですね
久々に観た菊池さんはやっぱり素敵で格好良かったです。marbleのファンの方も、是非観に来てもらいたい。良い音楽、やられてますよ。



クノイチノイチ! 第2話(其の弐)「くノ一に向いてない」 感想(ヤングジャンプ 2016年44号)

2016-09-29 | クノイチノイチ!
                                      
                                    どんな判断だ(笑)。










今週は、読切とはガラッと相様を変えて来た初回とは違って
読切のネタを逆に大きく拡げる、、、という手法で展開されていました
姉要素はなくなったんですが、あやめちゃんの甲賀伊賀を仲良くくっ付ける、、、という
壮大な目標がしっかり生きていた事にまず読切からのファンとしてはちょっと感動してしまった(笑
おまけに、同じドジっ子同士一緒に頑張ろう!って共闘意識も芽生えて中々良い感じの2話目だったのでは。。と思いました



あやめちゃんは良い子だな。


あやめちゃんはおっちょこちょい・・・って事で、
これからもえっちぃハプニングが期待出来そうで楽しみですね!(超笑顔)
ただ、気になるのはこの2話を見る限り二人ともちょっと人よりも落ちこぼれ、的な雰囲気があって
それは後で入って来た渚ちゃんもそうなんですけど、「いかにも有能!」って感じの娘が同室にいないんですよね
それを考えると、この子たちの成長物語的な側面も考慮してのこの配置なのかなあ・・・?って気もしています
最初仲悪かった分、最初へタレていた分、みんなの成長を拝めたらきっと感慨深い。
同系統であった「ボクガール」もサービスの裏にしっかりとそういうキャラの成長を描けていたので
個人的には「クノイチノイチ!」にもそういう要素があればいいな。とは思っています
俺的には渚ちゃんも転がし方によっては相当化けるんじゃないか、と睨んでます
今でも相当可愛いし、面白いですもんね。まだ同室になったばかりですけど、
巨乳とちっぱいで食い合わせは抜群(?)なので
これからの展開にも大いに期待しています。



イチちゃん!(可愛い)


サービスもイイ感じでした
あやめちゃんの疑似SEX(それも襲われ・・・笑)から
濡れ透け(また、涙目で謝ってくれるのがまたカワイイ)、
媚薬でオナってるカットから、
ふんどしチラまで(笑
先週やや控えめだった分今週は全開で初回よりもパワーアップしていたと思います
「ご縁を感じますね」のちょっとラブコメっぽい雰囲気も良かったし
おっぱいなすりつけの場面に至っては本当にありがとうございます・・・!って感じでした
さり気に渚ちゃんもスゴい格好で辿り着いてますし(笑
今週はホントに出し惜しみなくて素晴らしかったですね
貧乳さんと呼ばれて怒ってる顔も可愛かったし、これから受難が起きそうなオチも含めて順当で良かったと思いました
貧乳侮辱のギャグは素直に笑ってしまいましたし、コメディとしても十分楽しくて良い塩梅の2話目でしたね。

ただ、一番良かったのはイチがあやめちゃんを励ますシーンでした
あそこは初回でイチがへタレでドジってたからこそ素直に発言に説得力があったのが本当に良かった
確かに、初回のイチを見る限りとても男らしいとは言えない、女々しくて頼りない感じでしたもんね笑
だからこそ、共にドジっ子同士、頑張ろう!ってメッセージが素直に響いた感触があって
あそこは構成の勝利だったんじゃないかなあ・・・って思いますね
そんな「二人の(三人の?)夢」がどうなっていくのか、
からくり、恋愛、任務、男バレ、、、と
ネタはいっぱいあると思うんで
金沢さんの手腕に期待しつつワクワクしながら来週を待ちたいと思います。
個人的に渚ちゃんメインの回も来るといいなあ(笑)。










しかし、渚も渚であの体たらくではきっとダメダメな感じなんでしょうね笑
あやめと渚のやりとり見てたら素直にニヤニヤしている自分もいて
コメディラインにも相応に楽しめそうな気もして来ました
そんな色々な収穫があった2話目、
イイ感じだと思います
後はイチちゃんの理性が持つか・・・でしょうね(笑
今週も迷わずアンケートで応援!同士の方もよろしくお願いします。



天野めぐみはスキだらけ! 第44話「部屋・・・!?・前編」&古見さんは、コミュ症です。 37、38話感想

2016-09-28 | 天野めぐみ&古見さん
                                      
                                      ねこぐちさんは天才だな!(確信)








天野めぐみはスキだらけ! 第44話「部屋・・・!?・前編」

いや、、、なんでしょう
女子が(自分の為に)気を遣ったり嫌われない為に頑張るのって堪らなくないですか
なんか正直上記の一連のシーン読んでるだけでニヤニヤしてしまった。。のが本音なんですけど
やっぱりめぐみは健気で良いキャラだなあ・・・って改めて思いましたよ
しかも、それを本人の前ではそこまで出さない(出せない)いじらしさもまたイイですね
「大丈夫だよね」って、
可愛さが全然大丈夫じゃないんですけど、、、笑
抱きしめたくなるクオリティで今週もまた良かったです
でもまあ、女子は汗臭くてもOKですがね
逆にアリだし
逆に


しかし、遂にめぐみの部屋にINですか
まあ女子は男子と違っていかがわしいモノはあんまりないでしょうけど(?)
だけど、年頃の男女でこの距離感ですからね、進展に繋がる「何か」が起こっても不思議じゃないですね
今からすっごく楽しみ!!・・・なんですが
どちらがより意識するんだろう?っていう疑問というか読めないトコロもありますね
学は早くも興奮気味ですけど、めぐみはめぐみで相当意識しそうですし、
ちょっとどうなるか読めない部分もあってそれもまた楽しみです
まーでも、
正直こんな青春を送りたかったですよね、、、(遠い目)。



これも凄く良かったな笑
レッツ揉み込み!(ぉぃ


勉強してるトコのおっぱいとパンツもまた凄かったですね
学はどれだけ恵まれてるんだよ、、、と思いつつ
冬服も冬服でブレザーの膨らみが堪らなかったりしますからね
学も学でムッツリすぎだろ、、、って感想も浮かんでしまった前半でしたが(笑
待望の(?)女の子の部屋で舞い上がり気味の来週どうなってしまうのかに期待ですね
もっともっとめぐみの可愛い表情が観たい、そう感じもした44話でした
今週の「大丈夫かな」クラスのをね笑



古見さんは、コミュ症です。 コミュ37 夏休みです。 コミュ38 待ち合わせです。

たまらねえ・・・


今週もキレッキレですね
ある意味ラブコメ全開のこの回を巻頭でやるべきだった気がしなくもない(笑
誘いたくても中々(勇気が出なくて)誘えない、そんな気持ちは正直分かります
理由付けて断られた時点で自己批判にも繋がるくらい落ち込んじゃいますからね・・・笑
だからこそ、なじみのコミュ力の高さで結実した約束とはいえ、
ようやく念願の「友達と遊びに行く」事が叶った、しかもそれが只野くん・・・って
結末とその時の嬉しそうな表情には素直にグッと来たし、ニヤニヤもしたし、表情豊かで新鮮だな。とも思いました
何気に胸がありそうなのも良かったんですが笑
なんかこう、言葉ではなく、表情に想いが滲みまくってて
正直めちゃくちゃ可愛いなあ、、、って感じちゃいましたね
さり気に、古見さんが自発的に電話を掛けてたのもまた良かったかと思います
ああいうカットがなきゃ完全に人頼みになってしまってましたからね
いつか、古見さんと只野くんが普通におデート出来るようになったらいいなあ・・・笑



二本目は、
朝の電車の中で読んでて
オチを最初に観た時はもうニヤニヤの臨界点を越えて
飛び上がったり、叫んでしまいたい衝動に駆られました(笑)。
只野くんチョイスのワンピを買って、それを遊びに行く時に着て来てくれて、
褒めたら恥ずかしそうに紅潮、、、ってあまりにニヤニヤイベント過ぎて堪らないですね
古見さんは外見以上に内面が物凄く可愛いんだなあ・・・って改めて思えたエピソードでした
変化球ではなく、剛速球のストレートを真正面に投げ込まれた印象で完全にストライクでしたね
照れ過ぎな古見さんも、きっちり「男の子」してる只野くんも両方良かった
当初の印象とはまた別の、ニヤニヤラブコメ化して来ていて読むのが毎週凄く楽しみ

只野もよくああいう事言ったなあ、頑張ったなあ。って気持ちがあり
古見さんも古見さんで大事に来て着ていてすごく良い子だなあ、、、って気持ちがあった
二人の想いがストレートに伝わって来るのも読んでて気持ちがいいのかもしれません
最近の古見さんはサンデーでも1,2を争う位に面白くて大好きな漫画になってるので是非触れて欲しいですよ。

そんな訳で、単行本1巻の感想をぜひ・・・!
古見さんは、コミュ症です。 1巻/オダトモヒト









しかし今週は両方ともニヤニヤ指数高めでとても良かったです笑
近い内に「古見さん」がサンデーの表紙になる事を祈っています。全力で。




海北大輔「旅行鞄と僕の声と2016~旅人と47つの約束~」@高崎club FLEEZ Asile 16.9.17

2016-09-27 | LIVE
                                 
                             17日は群馬にこれを観に行ってました。











昨日に引き続き海北さんの47都道府県弾き語りツアーのレポ、今日は群馬編です
というか、ぶっちゃけ行く事が出来たのは千葉と群馬だけでした
本当はもっと行きたかったし、
47都道府県やってんのに2箇所しか行けなかったというのはファンとして若干寂しいんですけど
まあ基本平日中心のツアーだったので仕方無いですね(笑
でも一本くらいはワンマン観たかったなあ~って後悔はちょっとありますけれど、
まあでも以前の弾き語りツアーは都合もあって1本も観れなかった、、、事を考えると
今回は2箇所も観れてちゃんと会場限定CDも買えて・・・という訳で結構良かった気持ちも少しあります

で、群馬でライブを観るのは人生で初めてでした
っていうか、群馬に行ったのも人生で初めてでした
これで北関東制覇だー!!
あとは山梨に行きたいライブがあって観る事が出来たら首都圏全制覇と相成るんですけどね(笑
群馬でライブを観るのは初めて、群馬に行くのも初めて・・・って事でかなりワクワクしながら観に行った公演でした
群馬は海北さんが人生で初めてライブをした県なのもあって、そういうテイストも楽しみにしつつ十二分に素敵さを感じ取れた夜だったと思います。
では以下。











Cettia

千葉と同じく英語詞の格好良い曲がこの日も良かった
思ってた以上に歌うたい然としていて、海北さんのツアーにも似合ってる人選だと思えたのも良かったですね
この日も海北さんのとは少し違って乙女の相様が滲む「グレープフルーツ」のカバーも素敵でした
途中、凄く内省的な楽曲を歌っていて、その辺は代沢っぽいなー。とか感じつつ
実は振り返れば活動休止前の貴重な公演だったんですよね
ナチュラルボーンシンガーソングライター的な雰囲気もあったので
是非活動再開の折にはまた海北さんと共演して欲しいです。思ってた以上に食い合わせが良い印象だったので。



湯野川広美

参加出来る所があればどこでも参加して。みたいなオファーだったらしいんですが
財布と相談して今回のブッキング(福島、北関東、横浜、千葉)になってたらしいです
けど、今は九州編を財布の都合で断念したのを後悔している・・・といきなりパーソナルな独白から始まって驚き(笑
更に、後半「手紙」のカバーがあったんですけど、学生の時聴いて「声ってこんなに張り上げていいんだ!」って衝撃を受けたみたいです
要は、歌謡曲を聴いてるだけでは気付けない音楽の良さに気付かせてくれたきっかけのバンド、、、みたいな。
そりゃ、感慨深い気持ちにもなるよなあ・・・って思いつつ、この日もキレッキレで良かったです
女だからこその魂のバラッド「剣姫」は何度聴いても良いなあ、、、って思いつつ
定番曲(であろう)「ボーカリストの唄」がまた王道感あってイイんですよね
感情を隠さずひたむきな方だなあ、って印象で
なんか正直「面白いなこの人」と観ていて何度も思ってしまいました
ちなみにこの日もジンの「雷音」を披露、弾き語りで聴いても勢い満点で最高ですね。



■海北大輔

1.灰色の夜明け
2.No caster
3.列車
4.路傍の石
5.ライラック
6.グレープフルーツ
7.手紙
8.即興ソング
9.30

10.旅立ち前夜


バカな感想かも分からないんですが、
一曲目「灰色の夜明け」の時に煙が浮かんでる様に見えたんですよ
勿論タバコなんて誰も吸ってないし、スモークの演出もないんです
けど、くたびれてタバコをモクモクと吸いながら溜め息をついている渋すぎる光景を曲を聴いてて確かに感じたんです
それくらいもう「大人だ・・!」と凄味を受けてしまったステージングに仕上がってて
ここまでの表現力で魅せられるとは想像してなかったので正直観ててゾクゾクしてしまいました

また、曲自体も滅茶苦茶に、、、ただ「沁みた」、のではなく、「滅茶苦茶に」沁みました
いつかこの雨が上がるって、
あの雲が消え去るって、
そんな希望を抱き続けながら頑張って来たけど
結局雨は止まずに、ただ生活が続くだけ。。っていう生生しさ溢れる作中観に相当感情移入してしまいました
この曲は・・・かなりの名曲だと思うんです。ただ、あまりにダーク過ぎて売れそうな曲ではないんですけど
その分刺さる人には思い切り刺さるんじゃないかなあ、、、とこの日聴いて改めて思いました
現時点で弾き語りでしか聴いた事がないので、正直この曲はバンドセットを観ているファンにも聴いて欲しいなあ。って思いました。

「列車」「手紙」は弾き語りだとよりシックにまとまるのが面白かったし、
新曲「路傍の石」は弾き語りでもアッパーで元気の出る音像だったのが楽しかった
この日の即興ソングは「レール」「輝き」「途中下車」がキーワードだったかな?
千葉でも程良くまとまってて凄く秀逸だったんですけど、
この日はそのまま出せそうなくらいストーリー性のある「歌」になってて
ホント海北さんすげえな、と笑
逆に大やけどした場所ってどこだったんだろう。。って気になるクオリティでした
ちなみに自分もキーワード出そうと思ってたんですけど、引っ込み思案だったので所詮無理でしたね(笑

最後の「30」「旅立ち前夜」のスピード感溢れる畳み掛けもまた良かった。
気持ちの良い多幸感を残して、この日のライブも良い塩梅で終わりました。
また、高崎で海北さんを、ロストを観たいな。って気分にもさせてくれた夜に、感謝。














ちなみに会場は、
群馬で一番有名なライブハウス(であろう)クラブフリーズの中にある小部屋でした
凄く小さいスペースでしたが、ステージがやたら高いので妙な臨場感があって実に良かったです
この箱だからこそ、「灰色の夜明け」があんな風に響いたのかなあ・・・と思うと少し感慨深いです
クラブフリーズ自体もちょっと見れました 今度はクラブフリーズ本体に来たいですね
勿論、アジルも機会があったらまた楽しみたいです。
ダルマまみれの高崎、
時間ギリギリでゆっくり歩けなかった分
今度はゆっくり味わいたい気分にもなりました。

これで茨城水戸、栃木宇都宮、群馬高崎、、、と
北関東三県でライブを楽しむ事が出来ました
数年前までは千葉東京神奈川埼玉までが恒常的に行けるライブのテリトリーだと思ってましたが、
これからは北関東にも(機会があったら)ちょくちょくライブ参加しに行きたいですね。
そして、いつか最後のライブ未体験の首都圏である山梨で観て首都圏制覇出来たらなんか満足感出そうで個人的に楽しみです。
出来れば、ただ行くだけじゃなくてその土地土地のお店にももっと寄りたいなあ~ってのが目標ですかね。
海北さんの思い入れのある街で、ハッとする瞬間のあるライブを観れて、本当に良かった。
共演者の2人にも感謝しつつ、これで(少ないですが)47都道府県ツアーのレポは終了です
またいつかこんな機会があったら、その時はもうちょっと参加数増やしたいですね。

ありがとうございました!!




海北大輔「旅行鞄と僕の声と2016~旅人と47つの約束~」@千葉LOOK 16.9.15

2016-09-26 | LIVE
                                      
                               去る15日、海北さんの弾き語りライブに行きました。








そもそも弾き語りのライブに行ったのも相当久々だった気がするんですが
弾き語りは弾き語りでそれでしか味わえないものがあるよなあ、、、って観ていて思いました
シンプルだからこそ誤魔化しが効かないし、逆に今は便利な機材もあるから一人でもバンドの様な音を出せたりもする
それもまた面白かったし、単純により沁みる雰囲気になるのも好きなんですよね
特にルックは古くて歴史あるハコですから弾き語りも思ってた以上に似合うしオツでした
また、この日はいいボーカリストが沢山集まってたのでその意味合いでも素敵な夜でしたね。以下。












Cettia

UKFCの時に観た以来。
その時は正直あんまり印象に残って無かったんですけど、
久々に観たら声はキレイだし雰囲気あるしメロディは素朴でイイ感じだし、、、って事で
素直に良かったです 4曲披露したんですが英語詞の軽やかな曲、等身大のガーリーな曲、
そしてロストインタイムの「グレープフルーツ」のカバーも新鮮で楽しかったし
最後に歌った曲も熱量があって全曲良かったです
ちなみに千葉でライブしたのこの日が初めてだったらしい。



沼田謙二朗

これすごく良かったなあ(笑
憂歌団みたいにぼそぼそと歌うブルージーな歌うたいさんで
そのオルタナティブな楽曲の作中観に度々惹き込まれてしまいました
ギターの音色もいちいちショッキングで凄かったし、
千葉にこんな良いシンガーがいたのか・・・って気分になりました
「海北大輔!」ってコールアンドレスポンスする箇所を歌の中に取り入れたり、
柔軟性もかなりのもので終始退屈せず楽しめた気がする。
機会があったらまた観たいですね。



湯野川広美

ジンのボーカリスト。
いきなり「海北さんのツアー~」ってオリジナルソング?から始まって
「えっ、ここまでの3シンガー全員何かしらの形でステージに海北さん要素を持ちこんでるんだけど!」っていう驚き・・・というか
ミラクルを感じてました 正直、こんなこと早々ないよなあ、、、と思いながら観ていました

歌も、すごく良かった
一曲一曲幕間に語りを差し込んでくるスタイルでこの日は演奏されていて
だから常に音と言葉が鳴っているようなステージだったんですよ
それが凄く気持ち良くて快感だった覚えがあります
海北さんに関しても愛情をもって語られていて、
こんな鬼スケジュールで、しかもワンマンも沢山あったのに声が毎回いつも通りでスゴかった、、、みたいな話を興奮気味に語っていました

ジンの「雷音」も披露してくれたり、サービス精神も旺盛で素晴らしかったですね
この曲Mステで歌ってる所当時観てたなあ、あれ凄かったな・・・って少し懐かしい気分にもなりました
余談ですが「アカシックレコード」って曲のメロディラインはちょっと海北さんっぽかったです。



海北大輔

1.灰色の夜明け
2.No caster
3.列車
4.蹲る人
5.ライラック
6.即興ソング
7.30

8.燈る街


この日の海北さんは・・・相当良かったですよ。
まず、前回の弾き語りツアーに参加出来なかったので
前回のツアーの新曲だった「灰色の夜明け」を初めて聴けたのが良かったです
この曲は、
「いつか雨があがると思って、雲が消え去ると思って今まで頑張って来たけど、結局そんな事はなかったぜ!」
っていう曲で当時の自分の心境にピッタリだったんですよね
場末の雰囲気と今の海北さんの渋さが合わさって相当のキラーチューンになっていると思います
続く「No caster」のアコギをガンガン掻き鳴らす音像も聴いてて気持ちが良かった。

新曲「蹲る人」がまたイイ具合のメロディと切ない歌詞が合わさってて聴いていて凄くジーンと来ましたね
どこか物寂しくも温かさもある楽曲で終演後に直接「良かったです。」と本人に伝えたくらい良かったです
ドラマチックな「ライラック」、
お題をお客さんが挙げて作った即興ソングもまた出来栄えが良くて天才かと思いました(笑
ちなみに千葉は「茜空」「十五夜」「夢」でしたね

MCではthe pillowsとの対バンについて言及、
自分らの企画だから、ピロウズの後に演奏するのが怖い、って言ってた記憶があります笑
是非応援に来て!と呼びかけたり「思い切って挑む」と宣言してたりここ一番の大勝負なんでしょうね
確かに考えて見ればあれくらいのキャパで演奏しているバンドとの対バンも最近はなかったですからね
色々な意味で楽しみです。


原曲よりもテンポ早めで鳴らされた「30」も格好良かったし沁みたし、
海北さんはいつの間にか“大人の渋み”を獲得されてたんだな・・・ってこの夜で初めて感じました
「明け星」って曲がその始まりだったと今振り返って見れば思うんですけど、
それまでは青年の延長線上だったのが
今は大人の酸いも甘いも出せる楽曲が増えて来ている気がする
これからのロストの音楽はそういった新しい変化、、、が結構増えて来そうで
その意味では弾き語りのライブってそういった相様を予見させるものにもなっているんですよね
だから、バンドじゃないから・・・って方にも次の機会には是非弾き語りも観て欲しいです

また、海北さん共演者のチョイスが最高なんですよね笑
若手から同期、中堅まで様々なラインナップで回ってらしたので
もう今は分け隔てなく思うままにブッキングしてるんだろうなーって思います








仕事帰りに観た公演でしたが、
酒呑みながら酔っ払って観たかったくらいに気持ちの良い夜でした
物販で海北さんに握手もしてもらったんですが
初めて触れた海北さんの手は凄く大きくて、固くて、ガッチリしてて
思わず惚れてしまいそうなくらい男らしくて素敵でした・・・笑
海北さんが愛される理由がよく分かりました。





ゆらぎ荘の幽奈さん 第32話「忍の里の狭霧さん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年43号)

2016-09-26 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                     
                                     隙あらばコガラシ!












今週はセンターカラーです
誰かよりも豊かでありたい、
誰かよりも幸せでありたい・・・と
そう思う気持ちは分からなくもないんですが
そう考える時点で自分本位ではなく他人本位に陥ってしまっている、、、と感じます
雲雀は、あまりに狭霧を意識し過ぎて自分自身を見失ってしまってたんでしょうね
だからこそ、夜の道を不用意に歩き回ってああいう輩と接触してしまった訳なんですけど。

それでも、気配を感じたコガラシが駆け付けてくれて
いつものようにワンパンで(笑)ぶっ飛ばしてくれました
そのあまりの逞しさと、
あまりの格好良さに惚れる・・・って
プロットだけ見れば少女漫画みたいな印象も受けるんですけど笑
なんかそれくらい今のコガラシは完全に「王子」として描かれてるな。と思いました
サッと駆け付けてくれる頼もしさ、気軽に何の下ごころもなく粋に助けてくれる人の良さ、、、が
正に最高で女の子が惚れてしまうのも無理ないキャラクターに仕上がってます
というか、今週なんか雲雀の心情に感情移入してしまったんですよね
なんて格好良いんだろこの人、、、っていうか
さり気にお姫様だっこもしてたしさ(笑
天然ジゴロと言えば天然ジゴロなんでしょうが
本人にその気が全く無い、自然な立ち振る舞いなのがミソですね
つまりは、憧れられても仕方のないキャラクターっていうか・・・。

そう考えると、ある意味少年誌のラブコメのセオリーからは外れたキャラだと言えます
基本的に少年誌のラブコメの主人公は冴えないけど優しくて、、、っていうキャラが多い
それらと比べるとある種異質でもある主人公性なんですが
しかし、だからこそ個性的でオリジナリティがあるんじゃないか。とも思います
少なくとも、単純に今までのジャンプラブコメで神と張り合えるほど強くてこんなにイケメン扱いされる主人公はいなかったと思う
けど視点を変えて考えれば、めっちゃ強い、ワンパンで敵をぶっ飛ばせる主人公、、、ってのは
肩書だけ見ると少年受けしそうっちゃあしそうなんですよね
その辺は中々の手さばきでやってるな。。と
そう素直に思います。



ストップ!ひばりちゃん(ぉ
しかし、これはこれで良いカラダしてんな~(ぉぃ


ただ、今週素晴らしかったのは
揺れ動く乙女心の表現っていうのもありました
自分は遅れてる!?だから恋愛しなくちゃ!ってのは
あまりに自分が無さ過ぎてダメなんじゃないか。とも思うんですが
同時にその若者特有の生き急ぎ感を見て微笑ましく感じる気持ちもあるんです
自分よりも胸が大きい事に怒ったり、
自分よりも大人な恋愛してる事に怒ったり(間違いだけど)、
実に見ていて感情豊かで面白いキャラクターだなあ。。って感じました
それでいて妙に自信家なところも滑稽で可愛いし、、、っていう。

何より、ミウラセンセこういうキャラ好きそうだなあ・・・っていうか笑
凄く楽しんで描いてるのが画面から伝わって来てその時点で(個人的には)堪らなかったですね
劣等感を常に受けながら、彼女なりに頑張って生きてるのが、見ていてとても可愛いし
どことなくいじらしさも感じれて初見で大好きになれたキャラクターでした
まあ、俺がツインテール好き、、、っていうのもあると思いますけど
それを抜きにしても超絶プリティで人気出そうなキャラだな~って思いました
ちょっと会話しただけで隣の男子を「仲良し」扱いしてるのも良い意味で滑稽で良かったなあ笑
コガラシを王子様みたいな目で視てしまう少女漫画のヒロインちっくな相様を含めてドキドキさせられたり胸に来たり、(雲雀に)感情移入も出来た
そんな雲雀初登場回としては申し分のないクオリティの話数だったと思います
そして、今週もコガラシが王子過ぎてコガラシファンとしても堪らない32話目でしたね(笑
来週号もまた楽しみです。



こんな狭霧はん見たいよ・・・笑 
えっちくて大変よろしかったです(超笑顔)


ただ、来週は狭霧のターンでもありそう
というかあんなに意識させてんだから間違いなく何かはあるでしょうね
それもまた個人的にすっごく楽しみというか、ニヤニヤ出来そうで実直に期待しています
うららの妄想の中の狭霧がまたとんでもないエロ娘に仕上がっていて(笑
表情の時点で感じちゃってる、或いは感度豊かなむっつりちゃんに見えるのが素晴らしいですね
狭霧はやっぱり最高だ・・・と思いつつ、
恋愛的にも波乱がありそうな(?)今シリーズにも大いに注目していきます

ちなみに、来週単行本3巻が発売です
いつものように心血込めて感想綴る予定なんで来週はダブルでよろしくお願いします
そして、頑張れば巻頭狙えそうなポジにもなってるんで相変わらずアンケもきっかり出して行きたいと思う
労働意欲満点のコガラシの相様も、若い方には見て「何か」を感じてもらいたいなあ、とも思いました。
本当に格好良いよ。コガラシは。













ちなみに次週もセンターカラーです
2週続けてセンターなんてやるじゃん!って正直思いました
来週のカラーは雲雀ちゃんかな?って予想しつつ、
2週連続でカラーを貰うレベルの作品になってくれた事が今は感慨深い気持ちもあります
「恋染紅葉」の事も想うとね・・・。そういえばちょっとタイプは違うけど雲雀ちゃんは小鳥ちゃんに通じる部分もありましたね
そういうトコも今週は良かったです

そして、このカラーのイラストがまた素晴らしいですね
流麗、且つ、狭霧の表情もすっごく可愛くて
しかもよくよく見るとエロい、っていう(笑)。
太ももと濡れ透けが実に最高っすね・・・と思いつつ
過ぎ去った夏の感じもさり気にあって涼やかで出色のカラーだったと思います
取り敢えずロケットダイブ不可避ですよね!




Hallelujah/THE NOVEMBERS

2016-09-25 | アルバム感想








辿り着けなかったのは
海が遠かったからじゃない
ここにいる理由は
海が遠かったからじゃない (ただ遠くへ)










あの・・・
6曲目に「風」って曲があるんですよ
それを聴いてた時に「あっ、これヤバいな」って思って。
既にライブや公式等で半分は聴いていた曲だったんですけど
6曲目に、こんなシンプルなタイトルで置かれている、ライブでも宣伝でも聴いた事がない曲が
ものすごく良かったんですよ ヒット曲のようなメロディと純粋に美しいサウンドが絡み合って
ある意味シングルでもいいんじゃないか?ってクオリティに仕上がってて、
ライブでも未披露で、宣伝にも使われてない、それでこのクオリティなのかよ、、、っていう感覚が確かにありました
誤解を恐れずに言えば、まだ音楽業界が豊かだった頃のヒット・アルバムを聴いているかのような、それくらい素晴らしいアルバムだと個人的には感じました

最初にはっきり書いてしまうと、
最高傑作だと思います。
理由は色々あるけれど、
一番は、、、あんまり「美しさ」と「激情」に分け隔てがなくなった事ですかね
今までは激しい曲は激しいままに、
美しい曲は美しいままに奏でられて来た
だけど、今作は暴力的なまでに激しい曲の中にも耽美さを感じる事が出来て
美メロが際立つ曲の中の一部には轟音と共に鳴っている楽曲も存在しています
つまりは、美と醜の垣根がほぼなくなった風に思える
いちいち分けなくても、同時に鳴らせるようになっていて
そこが今までの作品とは一線を画しているし、またノーベンバーズが新たな段階に入った事をしっかりと感じ取れるから、、、というのが俺個人的な理由ですかね

でも、本当はこんなごたくなんて一切必要ないくらいに圧倒的な作品だと思うんです
圧倒的にロックンロールだし
圧倒的にポップミュージックだし
圧倒的にシューゲイザーだし
圧倒的にニューウェイブだし
圧倒的に一曲一曲が優れているし、、、で
有無を言わさず聴き手に何かを感じさせる
有無を言わさず聴き手の背中を後押しする・・・そういうアルバムになっていると感じるんです。


THE NOVEMBERSには色々なイメージがあるでしょう?
一般的にダークだとか激しいとか難解だとかオルタナティブだとか耽美だとかまあ色々あると思うんですよ
でも、この作品はそんなイメージすら飛び越えて誰にでも圧倒的に伝わるタフさとか説得力があると感じるんです
激しい曲は聴き手の鼓膜を潰すつもりでザクザクドンドン切り刻んでくるし
聴き手を殺すくらいの暴力性の高いロックンロールが味わえるんです
かと思えば、ポップな曲はとことんポップにメロウに仕上げて
これまた圧倒的な美メロを味わう事が出来る
つまり、各々の方向性に一曲一曲が振り切れているので
どの曲を聴いても気持ちがいいし、且つ先述の様に暴力的な楽曲にも耽美性が、
そして美メロを中心とした曲にも(一部)ノイズが強烈に響いているので統一性もまた凄いんですよね

でも、本当に言いたい事は、小細工抜きに一曲一曲が「ただ単純に良い」って事ですかね
雰囲気だとか、ギミックだとか、佇まいとか、コンセプトとか、カテゴライズとか、
そーゆーの一切か殴り捨てて純粋に曲の良さだけで勝負している
そういう名曲の集合体が今作だと単純に思うんです
兎角、一曲一曲を聴き進める時のカタルシスと興奮とワクワク感が尋常じゃなかったし、
聴き手を殺す勢いで奏でられるロックンロールも、その美しさに泣きそうになるポップソングにも両方ドキドキさせられたし、「これだよこれ!」って思えた
小林祐介が影響を受けた音楽ジャンルの集合体、、、にも思えるのが「最高傑作」と太鼓判を推す一番の理由なのかもしれない


まずリードトラックの「黒い虹」からして最高ですね
正直最初はこの曲があまりに良すぎてこの曲を何度もリピートして他の曲に中々進めなかったくらい大好きな曲です
ビートの重さ、ボーカルの冷徹さは今までと比較にならないくらい素晴らしくて
その上どこか言葉選びに気品と自負を感じる美しさにもまた惹かれました
聖歌のようなアレンジと歌が素晴らしい一曲目「Hallelujah」からして名曲ですし、先述の「風」のメロディラインはただただ美しい
淡々と奏でながら激情も光る「時間すらも年老いて」、ブランキーやミッシェルにも通ずるアンサンブルが気持ち良い「!!!!!!!!!!」、
ハードコアながら歌詞は美しさに関して歌う「1000年」も面白いし、滾るし、
アレンジの流麗さが堪らない「美しい火」はサビメロ含めて秀逸
人の意識に対する警告のような「愛はなけなし」は聴いてて凄く沁みる歌に仕上がってるし
歌謡曲ファンにも通じるハイレベルなポップソング「ただ遠くへ」も素晴らしい
爆音の中でふつふつと歌われるバラッド「あなたを愛したい」に
最後にバカでかいノイズに変わる「いこうよ」の尖り具合もまた最高

つまりは、全曲大好きで全曲推し曲、って事なんですけど(笑
それくらいバラエティに富んでるし、聴いてて退屈しない
純粋にワクワク出来るロックアルバムに仕上がっていると思います
決意を歌うような咆哮も美しいし、
ストレートに言うのではなく、遠まわしに、さり気なく示唆するような、背中を押してもらえるフレーズの数々も「粋」でいちいち耳を惹かれてしまいます
THE NOVEMBERSがまた一つ、階段を上って、新しく生まれ変わった、過去に執着する事なく更新を「選んだ」
そんなファンとしても誇らしく、自信を持って「傑作です。」と言い切れる新作になったと思います


ごたくを~と先ほどは書きましたが、
本当はどんだけの言葉を用いても今作を語り切れる気がしない気もしています
それほどまでに自分をワクワクドキドキさせてくれた最新のロックンロールが確かに鳴っていました。
音楽業界が不況だとか、最近の音楽は~とか、そんな有り体な言葉や概念すら置き去りに出来る
少なくとも自分はそれほどまでに聴いてて気持ち良かったアルバムだった、、、と最後に書き記しておきます
最高傑作及びここまで純粋に良い気持ちにさせてくれる作品を作ってくれたノーベンバーズには本当に感謝したい。
ただただ、無我夢中に、一心不乱に続けている、鳴らして続けているバンドこそ一番格好良い。
そんな風にも思います。










本物よりもそれらしく (Hallelujah)

誰かより何かがはやい
誰かより何かがおそくても
どうでもいい
どうでもいい
どうでもいい
俺は俺だけが十字架 (愛はなけなし)

瞼を閉じて暗がりしかないなら
それがおまえの想像力 (!!!!!!!!!!)



後はもう、兎に角聴いて欲しいですね
兎に角聴いて欲しい。
それだけ。

「ロック好き」を自称されるような方ならば、今作を聴いて「何か」を感じて欲しいですね
何も感じないのならば、個人的にはあんまり「ロック好き」を自称して欲しくは無い。
そこまでのアルバムだと思います。個人的に、刺される覚悟で推しますよ(笑)。



松沢まり新連載!「ふくねこ」 第1話 感想(月刊アクション2016年11月号)

2016-09-24 | 松沢まり
                                   
                                     カワイイ。










正直、想像以上に早く動いて来たなー、と思いました
前作の最終巻が出たのが夏でしたからね
まり先生流石だなあ・・・と感じつつ、
初めてまり先生の作品を雑誌で追い駆けようと思いまして。
前作であまりに好きになり過ぎたので、新作は一から応援します。

この月刊アクションという雑誌は初めて購入しました
下調べしただけでも著名な作家陣にアニメ化予定(或いは放送中)の作品も多数、、、という事で
結構戦々恐々としてたんですけど、実際に読んでみるとかなり面白い漫画が多いですね
いち松沢まりファンとしても、その中に上手く加われるように尽力して行きたいです
第1話は導入に相応しい登場人物紹介とほっこりエピソードが中心でした。



可愛い(笑)。男の子だねえ。


今作もまた、
ちょっとこじらせちゃってる感じの女の子が主人公でした(笑
単純明快な弟に、若くして一家を背負う漫画家(そんなに売れてない)の姉、、、と
いくらでもドラマを作れそうなパーツが早くも揃ってて期待値も高いです
前作と同様親が困ったちゃんと言えば困ったちゃんだと思うんですけど
だからこそ、
始まりが不幸だからこそ
「ふくねこ」の力に拠って幸運を得て行く、、、という
割と分かりやすいストーリーラインだと思うので入口自体は広そうです
作風自体が前作以前の「ほのぼのほっこり」な相様に戻ってる(戻してる?)ので
元来のまりさんファンや「妹ちょ。」の後半の雰囲気が好きならそのまんま入り込めそうな新連載に仕上がってる、、、と思います。

それにしても、
都内へ一本で行ける田舎・・・と言えば
内房に住んでる者としては南房総あたりを想い浮かべてしまうんですけど笑
もし違ってたらアレなんですが、少なくとも都内が舞台では無さそうですね
そして、海子ちゃんの気持ちも分からなくもない
自分も小学生の終わりに横浜から中部地方へ転校したんですけど、
ある意味あの時以上に鬱になった事も早々なかった・・・ってくらい鬱になりましたからね
大人は大人の事情で動いてるのは今になってみればよく分かるけれど
あの時は苦痛で苦痛で悔しくて悔しくて仕方が無かった
生まれ育った町を離れなければならない痛みと
ようやく出来た友達と別れなければならない悔しさ
その時の事を今回の内容で思い出しました
そりゃ、お姉さんはお姉さんで打算と責任があって、確かな想いの上で動いている
妹と弟の為に日夜頑張って漫画製作に勤しんでいる
だけど、子供は自分の道を選べないから辛い
無力でしかないからこそ悔しい
海子の心には、そんな想いが滲んでいたんじゃないか・・・って個人的に読んでいて思いました
ぶっちゃけ、「生まれてからずっと地元で暮らしてます」みたいな人が羨ましいですもん
地元がコロコロ変わってる人間からするとね。



そんな海子の荒んだ心を癒したのはふくねこでした
大人には普通の猫にしか見えないけど、
子供には人間の女の子が猫耳を付けているように見える、そんな不思議な生物。
泣いている海子の姿を見て、スマホを自分でチェックして、悩みを把握して、大福を代わりに、
海子に「少しだけの幸福」を分け与えた、、、という物凄いほっこりするエピソードが展開されていました
また、海子に笑顔が戻って、その笑顔を見て笑顔になるふくねこの相様にもグッと来るんですよね
どうにもならない現実だけど、
だからこそ、少しだけ元気を与えて
また明日に向かうエネルギーを蘇らせてあげる、、、ってコンセプトは
少女の成長物語にも繋がりそうで中々良いスタートだったんじゃないでしょうか

悲しい目をした子供がいる
かわいそう
元気をあげたい
笑って欲しい
だから、おいしいものをちょうだい
そしたら、ちょっといいことを分けてあげる
君の泣き顔を笑顔にしてあげる
また明日に向かう力をあげる

よかった。
きみが元気になってくれて
その表情が見たかった
素敵な笑顔が見たかったんだ。


・・・っていう風に、
“ふくねこの気持ち”までも伝わって来る作劇が実に見事で胸が温かくなる初回でした
些細なきっかけで、人は元気を取り戻す事が出来る。そんなテーマ性も感じた第1話目、
まりさんの本領発揮が存分に拝めそうでかなりワクワクしちゃいました
今はささくれだっている海子ちゃんだけど、
前作の美月のように、
ふくねことの「出会い」をきっかけにしてこれから変わっていきそうな予感もします
そんな相様が描かれて行く事に期待しつつ・・・これからもいちファンとして応援していきます
取り敢えず、埋もれないように今すぐアンケ書いて明日に投函します(笑
ただ、クオリティに関しては一切の心配はないですけどね。
次号もめっちゃ楽しみです!













しかし、お姉ちゃんも掴みどころなくて良いキャラしてんなあ笑
海子ちゃんの年頃による微妙な反抗期のかけらを眺めてるのも微笑ましかったし、
すごく楽しめそうな漫画になってて正直嬉しかったです
ふくねこのダンスも可愛過ぎましたし笑
今作の良さ、少しでも多くの方に伝わる事を願ってます
俺も毎月感想頑張るぞー。要精進しつつ。


それにしても、月刊アクション、想像以上に興味深い連載が多かったですね
更新のネタが詰まってるんですが、本誌自体の感想も書きたくなってしまいました・・・汗
まあ、マイペースにやっていきます。



海北大輔の新曲「自画像」に関する私的な想い― 「海北盤’16」より

2016-09-23 | アルバム感想








同調を求められてもそんなの知らないし
睡眠不足自慢なら余所でやってくれないか










先日、海北さんの47都道府県ツアーが終わりまして、
ツアーが終わるまでは会場限定CD「海北盤’16」のネタバレは禁じられてたんですが
遂に完結・・・って事で満を持して収録曲の一つである、
そして最近聴く度に救われた気分になっている新曲「自画像」に関しての想いを綴ろうと思います。


まず、突き刺すような、それでいて凍てついたような、ザクザク切り刻むアコギの音からしてささくれだっています
ある意味近年でも聴いた事のない様な、正にダークサイドオブ海北大輔、、、って感じで
路線としては「勲章と傷」「撥条」あたりに近いかもしれませんね
個人的にはひんやりとしたサウンドを聴いてる時点で堪らないものがあったんですけど。

人は、無意識に他人と自分を「同じ」にしたがる傾向があります
話し合って、通じ合って、分かり合う事「だけ」が全てだと思っている節さえある
だけど、所詮は違う人間で、分かり合えない部分だって当然出て来るんです
しかし、個人的にはなぜそこで帳尻を合わせようとするのか
過剰なまでに同調を求めて徒党を組みたがるのかがよく分からないんですよね
あなたとわたしは違う人間だし、
その違いもまた個人個人である証拠・・・って考えになぜならないのか

だからこそ、
冒頭で挙げた歌詞には相当スッキリしましたね
同調を求められてもそんなの知らない―
現代の大正義と化している「同調」という概念をバッサリ切り捨てている描写は
正に最近の自分が望む表現の一つでしたから、この歌詞を聴いた時は相当嬉しかったんです。
無理に他人(ひと)に染まる事は無い、自分は自分だ。って気持ちを間接的に後押ししてくれてる気がしてね。


死に物狂いで這いつくばるのは
何も自分だけじゃないってこと



個々には個々の「痛み」があるはずなのに
いつの間にか不幸自慢、不幸比べになってしまうと
正直苦しいというか、
ぶっちゃけ他人がどうだろうが自分の苦しみには関係ないじゃないですか?
他人がもっと苦しんでるからって、自分の苦しみがやわらぐ訳じゃない
他人より自分の方が苦しいからって、それで褒められる訳でもない
そりゃ比べればあなたの方がわたしよりも辛いのかもしれない
だけど、わたしにはわたしなりの辛さがあって
それは到底あなたが理解出来るものじゃない
何故なら、あなたはわたしじゃないから。

そんな、当たり前なんだけど、当たり前に無視されている事を強く歌ってくれる、この歌が「個人的に」大好きなんです。



知識を振りかざされてもそんなの興味ないし
自慢話がしたいなら他を当たってくれないか



本当に想いがあって語ってるのと
「自分は詳しいんだ、凄いんだ。」って匂いがプンプンしてるような切り口では全然違う
前者はただ純粋で気持ち良く
後者はただ不快で気持ちの悪い存在だ
そういう、、、
物凄いパーソナルな「個」としての感情をただただ歌うだけの楽曲に仕上がってるんですよね。







分かってくれなくていい
嫌ってくれたっていい
それは言うほど重要じゃない
それは別段求めちゃいない



極めつけはこのフレーズです
分かり合うだけが全てじゃないし、
好かれるだけが全てでもない
時には、
そのどちらか
或いは両方を諦めてまでも
「個」を貫く必要性だってあるんです
別に分かってくれなくてもいいし、
それによって嫌われたって仕方のないこと
ただ、自分らしく生きさせて欲しいだけ
ただ、自分らしく笑っていさせて欲しいだけ、、、なんですよね
何もかも、分かり合う事を強要しないで欲しい
お互いがお互いの「個」を面白がる時代になって欲しい

何よりも、
このフレーズを聴いてると気がスッと楽になるんですよね
分かってもらおうとする気持ちも、
嫌われたくないという気持ちも、
「自分自身の本音」の前ではあまりに些細でどうでもいいことじゃないか
個人的にはそう思うんです
分かち合おうとする努力よりも
嫌われない努力をするよりも
自分に素直に生きた方がよっぽど楽なんだ。って事をこの曲を聴いてると深々と思います
2分弱の短い曲ですけど、とてもインパクト大で印象に残りまくる、海北さんの「最新」が滲んでいる名曲でした
今回は特に気に入ったこの曲をクローズアップしましたけど、他にも新曲がいっぱい入っててお得な音源でしたね
それらもいつか、きっとLOST IN TIMEの曲として発表されると思うので、この曲含めこれらのロストにも要注目、、、ですね。










弾き語りのライブレポはまた後日。
もうすぐバンド自体のツアーが始まっちゃうんだけどね。
海北さん働きすぎ!嬉しいけど。





かぐや様は告らせたい25話、結崎さんはなげる! 11話中心ヤングジャンプ2016年43号の感想

2016-09-22 | ヤングジャンプ感想
                                   
                                   カワイイ・・・(惚)








やー、シルバーウィークずっと雨ですね!
折角の休日なのに雨、、、って事がずっと続いてて
正直太陽を全然見てないんですが、もういい加減気が滅入って来ましたね
それにつられるようにいきなり寒くなってなんか色々と用意が早まっちゃうし
本当最近はよく分からないですよね。台風やら秋雨前線やら相当参ってるんですが
ある意味今の気分に似合ってはいるんだよなあ・・・個人的に。

最近よく思うのは、「もっと静かに生きたい」って事ですね
下らない足の引っ張り合いに巻き込まれたくはないし、
望んでなくても不穏な空気や喧嘩の相様を「ほれ!」って見せつけられる時代でしょ?
なのに、その逆は全然見せてくれないし、見せる気配もないですから、
もう自分で勝手に楽しんで勝手に喜ぶしか道はないのかな。って気分にはなっています
もっと分かりやすく言えば面倒くさい事が嫌いなんでしょう。何とも戦いたくはない、っていう。








かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 第25話 四宮かぐやについて①

かぐや様のおっぱい!


いや・・・今週すっげー良かったッス
ギャグというよりはかなりラブに寄ったテイストのお話でしたけど
その分問答無用でドキドキさせられてしまう効能があってこれまた傑作回に仕上がっていたかと思います
正直、アホの子になったかぐや様の時点で結構悶絶しちゃうような可愛さがあった訳ですけど・・・
これもまたギャップを狙ったキャラの新しい側面、、、の表現になっていて
散々書いてますけど赤坂さんはやっぱキャラを転がすのが人並み以上に巧いですね
早坂さんの据え膳食わせようとする策略もまた面白かったです。

その中で、かぐや様の独白もまた光ってました
人間、色々と難しい事柄は多々ありますけど
ある意味「素直になる」事が一番難しいんじゃないですかね
俺なんて、「ちょっと良い事をする」(例:親孝行等)ですら恥ずかしくて中々出来ないですもん笑
ましてや、好きな人の前で素直になる、、、なんてのはある種相当のテクニックを要する行為です
特にかぐや様は筋金入りの箱入り娘ですから尚更常人以上に厳しいトコロがあるんでしょう

だけど、そんな不器用なかぐや様なりに「行動」はしてます
その行動自体不器用極まりない「素直」とは程遠いものなんですけど(笑
でも、今週分読んでたらそれもまた健気でいじらしいものだったんじゃないか、、、って
そんな気分になって来たんですよね
ミラジャンの頃は、
お互いプライド高いなあ。。的な感想しか出て来ませんでしたが(というか触れても数行でしたが)
連載になってどんどんお互いのピュアで誠実な部分が肌で感じられるようになって来ていて
ここ最近の掲載順、そして巻頭奪取しまくりの好待遇も納得・・・という感想です
いつか、かぐや様が本当の意味合いで「素直」に成り切れたら、
凄く感慨深い気持ちになるんだろうなあ、、、って
そんな風にも思えた25話目でした




しかしまあ、
ベッドでのイロイロは流石に笑みを零さずにはいられないクオリティでしたね
なんか想像、妄想が捗ってしまって堪らない気分にもなったんですけど笑
かぐや様の「いっしょにねよ」があまりに可愛過ぎて、
「その後」すら想像してしまうような演出には流石にヤラれました
会長が素直に眠ったトコなんかは「テメェ!」って思いましたけど(笑
このチキン野郎


・・・や。まあ、
意識が朦朧としている中で、、、ってのはあまりに不誠実ですし
それじゃ「感動」も無いでしょうから、ある種正解は正解ではありました
気分は血涙だったんですけど
うん、でも、
偉いよ会長は。
あの状況でも手を出さなかったんだから。手を出すのはこれからのお楽しみ、、、って事で笑

目覚めた時のかぐや様のリアクションがまたラブコメちっくで実に最高でしたね
そうそう、これだよこれ!って感じで、さり気におっぱいも見えかかってたし(歓喜)
かぐや様の独白の相様も含めホント言う事なしの傑作回でした
最後のオチも、かぐや様あれから会長とのエッチな妄想に想いを馳せられたのかな・・・?って感じでとてもよろしかったです
まあ、会長はそんなに悪くはないと思うけど、乙女心的には大ダメージ、、、って事で笑
来週は巻頭カラー!なのでこれまた楽しみにしています。
いつか表紙も飾って欲しい。



結崎さんはなげる! 第11話 大宮くんは陸上を語られる

素晴らしい・・・実際にこうなったら大喜びでしょ笑


掲載順が早くもブービーに沈んでますね
スタートダッシュで盛大にコケたんでしょうが、
まあ正直こうなるわなあ。。とも思います
同じ「〇〇さんは○○」ってタイトルのかぐや様と比べても
読みやすさだったりネタの詰め込み具合が大分劣ってますからね
具体的に書くと、ずっと距離感同じで進展も笑みが零れるような展開も少ない

ただ、賞を取ったのが最近でこれがデビュー2作目な訳ですから
ある意味経験値豊富な他の作家と比べる事自体あまりフェアではないですよね
そこは連載の中で徐々に軌道修正をしてその中で経験を積まれていけば、、、とは思いますが
ここまでグイッと下げられるとあんまその猶予も少なそうで心配ではあります
結崎さんの可愛さに関しては文句とか全然ないんですけどね(笑
ただ、あんまりその可愛さを活かしきれてない感じは伝わって来てます。
三笠先輩とかも転がし様によっては化けそうなキャラなんだけどなあ・・・。


三笠先輩が筋肉フェチなのは、
特に下着姿でその魅力を語ってるシーンは正直可愛かったです
ただ、もう少しそれをフィーチャー出来ないのかなあ、、、っていうか
「いい加減慣れろよ」という返しが適当過ぎてネタに繋がらない寂しさがあります
大宮だって全然努力もしてないのに感慨深さを語られても・・・という感じですし
一貫して中途半端な漫画だなあ。って印象があります
その点、かぐや様とかうまるは振り切ってますもんね

しかし、陸上部の女子のゲスい想像は純粋に良かったですね(笑
そもそもゲスな観点から始まった漫画なのに、
ああいうネタがそんなに出てこないのもよく分からないんですが
あれは単純に官能的にも磨かれてて凄く良かったです
基本好きなのにダメだし多めの感想で申し訳ありません
ただ、掲載順を大幅に下げられた話数だったので、こういう事をどうしても入れ込みたくなってしまいました

陸上女子に関しての熱くてゲスな語らいの相様は単純に笑えましたし、
結構共感出来る部分もあって後半は素直に良かったかと
大宮くんのツッコミも面白かったし、
三笠先輩の反応も良かった
妄想の中での結崎さんのまるで恋人ちっくなカットの数々は紛れもなく最高でしたし(超笑顔)
光るものもちゃんと感じられた回だったのはとても良かったかと思います
お弁当を食べさしてくれるカットなんか疑似恋人そのもので非常に堪らん気分になりましたね笑

ただ、オチは微妙、、、というか強引でしたけど。
そこはもっと(今の)大宮くんらしい凛々しい答えで良かったかと。
良いタイミングだったので色々書いてしまいましたが、
アンケには入れますし、これからもしっかりと見守っていきたいです。
鏡さんファイト!!












◆BUNGO-ブンゴ-

また御堂筋か・・・
正直もう出さないで欲しいんですけど
そしてブンゴの都合の良い持ち上げ展開の連発に
何週連続でキャラが泣くの?っていうよく分からない涙の安売りが凄い
これじゃ抑えても素直に「すげえ」とはならないよ
しかも、2番手投手がスゴそう云々で
また更に試合が長引きそうな予感・・・
一体この試合だけで何年使うつもりなのか?
甲子園決勝のような大一番なら分かりますけど、
ぶっちゃけまだシニアの試合でしょう?
もっと・・・こう・・・テンポ感というか、
そういうのはないんでしょうか
明らかに間延びしている気がしてならない
なんか吉見もブンゴの驚き要員になっちゃってて
仮にこの試合に勝っても感慨深さが沸くのかどうかは疑問ですね
結果だけ見れば、そんなに成長はしてない風に思えるのが辛い
この漫画どうしてこんな風になってしまったのか
ちょっと前は凄く楽しみだったのにな・・・。
悲しいですね。

あ、、、好きな方いたら申し訳ないです。



◆(読切)ボーイミーツ仏ガール/相島桃志郎

これは流石にマニアック過ぎて微妙でした
女の子もさほど可愛くない上に
ただの仏像の知識披露に留まっていて
そこから生まれる笑いが一切ない
正直作者の自己満足でしかない印象を受けたので、次はもう少し、、、って来週載るのか(笑
このままだったら特に感想はないかな。



◆もぐささんは食欲と闘う

イケメンさん、随分利己的な考えの人だな(笑
人付き合いを何でもメリットで考えてしまうのは正直良くないと思う
道具ではなく、血の通った人間なんだからさ・・・と思いつつ
そんな非常識的な彼が
最後に百草さんの食い意地にドン引きするトコロには笑った
お前が引くか、、、と思いつつ、でも確かに食い意地の悪さはこれ以上なくストレートに出てるので
ドン引きにも納得せざるを得ない・・・っていう妙な頷きがあったのが面白かったです笑
来週どうなるのか楽しみ。



◆君と100回目の恋

先週から、あまりにラブラブ過ぎてニヤニヤが止まらない・・・笑
よしづきさんの描くショートケーキにはちみつかけたような甘々の恋愛描写いいわあ、、、と思いつつ
悲劇的なオチも提示してきっちり緊張感も維持。。と上手さも感じた話数でした
何気に凄く楽しみにしている一作。



◆月形さんははずさない。/蒼井万里(読切)

外さない・・・から一体なんなのか
それと夏にマスクをつけるのは別におかしい事じゃない
オチも意味不明で何を描きたかったのかすら分からない
正直今週の代原は相当厳しいです・・・笑
読めば読むほど意図が分からない宇宙人的な一作。













次週は「かぐや様」が巻頭・・・って事で嬉しいですね
しかも、先に単独で感想を書いた「クノイチノイチ」もセンターカラー!って事で
随分俺向きの号に仕上がりそうで楽しみです(笑