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イップ・マン/序章 Ip Man(葉門)

2017年04月18日 22時20分07秒 | 洋画>★★★
2008年/香/ウィルソン・イップ監督/ドニー・イェン サイモン・ヤム 池内博之 ラム・カートン ルイス・ファン 釋行宇 チェン・チーフイ
2017年4月9日 TOKYO MXキネマ麹町〔“宇宙最強の男”ドニー・イェン〕

【あらすじ】
広東省佛山。ここは20世紀初頭、多くの武道家が道場を構える武術の街であった。中でも最強は詠春拳のイップ・マン(イェン)であったが、彼は道場を持たず、弟子も取らずに妻子と豪邸に住んでいた。
1935年。カム・サンチャウ(ファン)が道場破りに訪れる。全ての道場主を打ち負かし、佛山で最強の道場主となることを目論んでいたカムだったが、女拳と蔑んでいた詠春拳のイップ師匠に完敗。すごすごと街をあとにした。
1938年。日中戦争により帝国軍に占領された佛山では、中国人は奴隷のような生活を余儀なくされた。イップ家も例外ではなく、家は接収され一家は極貧生活に陥った。イップ師匠は生活のため、採炭場で日雇い労働をする始末。そこに帝国軍の佐藤大佐が現れ、日本の空手家たちと勝負すれば米をくれると申し出た。イップ師匠は名乗り出なかったが、友人のラム(釋)は手を上げた。彼は空手の親玉三浦(池内)との戦いで絶命する。
ラムが殺されたことを知り、イップ師匠は怒ったね。10対1のハンディキャップマッチを挑み、これにあっさり勝利する。驚いた三浦は妥当イップを決意。イップ師匠はちょっとヤバイと気づき、佛山脱出を計画して息を潜めることにした。折も折、かつて師匠が事業に出資したチンチュン(ヤム)が佛山で繊維工場を操業していた。チンチュンのもとで身を隠していたイップさん一家だったが、工場が再び現れたカム・サンチャウの襲撃を受ける。イップ師匠はまたも、カムを撃退。しかしカムらの密告によって、帝国軍に居場所を突き止められてしまう。師匠は連行され、三浦との公開決闘を強要されるのであった。
果たしてイップ師匠vs三浦、勝つのはどっちだ…!?


ドニー・イェンが宇宙最強なので、師匠はもちろん勝利する。が、銃弾に倒れてしまうのでした。しかし一命はとりとめ、香港に移住しカンフーブーム火付けの祖となる後日談が語られる。
ドニーさんは変な髪形だが、強いからやっぱりかっこいい!
ちなみに監督もイップさんだが、子孫筋にはあたらないもよう…。詠春拳の顧問には、本物のイップ筋・イップ・チュン氏が当たっています。そしてアクション監督は、デブゴン・サモはん!出ないところがニクい。
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