![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/1f/49b68c1b6f1ce7998e125ed7320a894d.jpg)
11月12日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第141回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はビタペクト3を5個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は1971個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1800部となりました。
今回で通算153回目の配布となりました。
延べ人数ですが、1971人の子どもにビタペクトを、1800家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
今回は2家族がボブルイスク市(チェルノブイリ原発から約200キロ)から、SOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。
(家族A)
この家族は2005年11月にもSOS子ども村へ保養に来たことがあります。そのときのようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第39回」(家族B)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2005/no39.html
今回この家族には4個のビタペクト3を渡しました。
前回ビタペクトを渡した長女はもう大きくなっていて、今回の保養には参加していません。
ほかにも2005年の保養の後、生まれた子どもや、甥と姪の2人を引率していました。
それぞれのそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。2005年に測定した子どもはその結果も記載しています。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時11歳)11ベクレル → 10ベクレル
長男(15歳)10ベクレル → 10ベクレル
次女(13歳)0ベクレル → 30ベクレル ○
三女(10歳)10ベクレル → 15ベクレル
次男 (8歳)0ベクレル → 24ベクレル ○
四女 (6歳)33ベクレル ○
三男 (3歳)33ベクレル
姪 (6歳)33ベクレル ○
甥 (4歳)28ベクレル
子ども達は健康ということでしたが、次女、三女、四女は視力の低下が見られる、ということでした。
今回は来ていない長女は生まれつき視力が低い、という話で、7年前には次女も眼鏡を作る、という話でしたが、再会したら本当に眼鏡を作っていました。
生まれつき視力が低い、というのが気になるところです。
(家族B)
お母さんが4人の子どもと保養に来ていました。この家族には1個のビタペクト3を渡しました。それぞれのそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました
母親(事故発生時14歳)12ベクレル
長男(15歳)16ベクレル
長女(6歳)28ベクレル ○
次女(4歳)22ベクレル
次男(2歳)0ベクレル
子ども達の健康状態についてですが、長男と次女は食物アレルギーだそうです。
長女はとても小食でやせており、ビタペクト3をあげてもちゃんと消化できるかどうか分からないので、渡さないことになりました。
仕方ないので、りんごジュースをたくさんあげることにしました。
お母さんは常に背中が痛いそうで、また婦人病も抱えています。
お母さんはオルシャ(チェルノブイリ原発から約350キロ)の出身で、進学を機にボブルイスクに住み始めたそうです。
今でもたびたびオルシャの実家に帰省しており、その庭に生えているりんごをもらってはたくさん子ども達に食べさせているそうです。
オルシャは汚染地域ではありませんが、最近ガン患者が増えた、とお母さんは話していました。
画像は記念撮影のようすです。昼寝中の子どももいたため、全員が画像に写っているわけではありません。
それから子どもたちに折り鶴や折鶴の作り方を説明した紙(千羽鶴プロジェクト)、折り紙用の紙、お母さんにはアクリルたわしなどをプレゼントしました。
古い着物をほどいて巾着袋にして寄贈してくださった方がいたので、それもお母さんに渡しました。またきれいな日本の絵葉書の裏に子どもたちの名前を書いて渡しました。日本語に興味を持った子どもが多くて、将来この中から優秀な通訳が現れてくれないものか・・・などと思いました。
最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はビタペクト3を5個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は1971個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1800部となりました。
今回で通算153回目の配布となりました。
延べ人数ですが、1971人の子どもにビタペクトを、1800家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
今回は2家族がボブルイスク市(チェルノブイリ原発から約200キロ)から、SOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。
(家族A)
この家族は2005年11月にもSOS子ども村へ保養に来たことがあります。そのときのようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第39回」(家族B)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2005/no39.html
今回この家族には4個のビタペクト3を渡しました。
前回ビタペクトを渡した長女はもう大きくなっていて、今回の保養には参加していません。
ほかにも2005年の保養の後、生まれた子どもや、甥と姪の2人を引率していました。
それぞれのそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。2005年に測定した子どもはその結果も記載しています。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時11歳)11ベクレル → 10ベクレル
長男(15歳)10ベクレル → 10ベクレル
次女(13歳)0ベクレル → 30ベクレル ○
三女(10歳)10ベクレル → 15ベクレル
次男 (8歳)0ベクレル → 24ベクレル ○
四女 (6歳)33ベクレル ○
三男 (3歳)33ベクレル
姪 (6歳)33ベクレル ○
甥 (4歳)28ベクレル
子ども達は健康ということでしたが、次女、三女、四女は視力の低下が見られる、ということでした。
今回は来ていない長女は生まれつき視力が低い、という話で、7年前には次女も眼鏡を作る、という話でしたが、再会したら本当に眼鏡を作っていました。
生まれつき視力が低い、というのが気になるところです。
(家族B)
お母さんが4人の子どもと保養に来ていました。この家族には1個のビタペクト3を渡しました。それぞれのそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました
母親(事故発生時14歳)12ベクレル
長男(15歳)16ベクレル
長女(6歳)28ベクレル ○
次女(4歳)22ベクレル
次男(2歳)0ベクレル
子ども達の健康状態についてですが、長男と次女は食物アレルギーだそうです。
長女はとても小食でやせており、ビタペクト3をあげてもちゃんと消化できるかどうか分からないので、渡さないことになりました。
仕方ないので、りんごジュースをたくさんあげることにしました。
お母さんは常に背中が痛いそうで、また婦人病も抱えています。
お母さんはオルシャ(チェルノブイリ原発から約350キロ)の出身で、進学を機にボブルイスクに住み始めたそうです。
今でもたびたびオルシャの実家に帰省しており、その庭に生えているりんごをもらってはたくさん子ども達に食べさせているそうです。
オルシャは汚染地域ではありませんが、最近ガン患者が増えた、とお母さんは話していました。
画像は記念撮影のようすです。昼寝中の子どももいたため、全員が画像に写っているわけではありません。
それから子どもたちに折り鶴や折鶴の作り方を説明した紙(千羽鶴プロジェクト)、折り紙用の紙、お母さんにはアクリルたわしなどをプレゼントしました。
古い着物をほどいて巾着袋にして寄贈してくださった方がいたので、それもお母さんに渡しました。またきれいな日本の絵葉書の裏に子どもたちの名前を書いて渡しました。日本語に興味を持った子どもが多くて、将来この中から優秀な通訳が現れてくれないものか・・・などと思いました。
最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。