(移転しました)Saoの猫日和/old

saoの猫日和のURLが変わりました。
⇒ https://blog.goo.ne.jp/saoneko0224

山河燃ゆ 総集編第3話

2017年09月28日 | TV・ラジオ・CM・映画

大河ドラマ 山河燃ゆ 総集編#3(あらすじ)

終戦となり、平和が訪れた。チャーリー・田宮と共に日本に進駐した賢治は、広島で梛子と劇的な再会をする。彼女は日本に戻り郷里の広島で原爆にあい、余命わずかといわれていた。1946年5月、極東国際軍事裁判が開廷した。賢治は優れた語学力を買われて通訳の言語調査官に任命される。

  


原子爆弾を落とされた日本は連合国に無条件降伏をする。天羽賢治は 極東軍事裁判に立ち会う。

総集編の最後の3回目になっても、初めから全部見ていないと ちっとも見えない、わからないチャーリー田宮のわかりやすい全体像とは→ 賢治の友人、二世。はっきりアメリカ人として生きる人物。賢治とはエミーや梛子を取り合う恋敵でもある。開戦前は放送局に勤め、日本の貧しさと不潔さを嫌う。収容所では米側の手先となり、日系人の管理をし、FBIのスパイとなる。米国政府に不満を言う日系人から「バナナ」(外見は黄色人種、中身は白人という意味)と揶揄され殺されそうになるが逃れ、米軍将校にのし上がる。ここまでが、総集編の①と②

ここからが総集編の③最後です。→戦後はGHQの将校として白人を指揮する立場に立ち、日本人から白い目で見られながらも天皇陛下に拝謁した途端、掌返しで英雄視され、日本の貴族の娘との再婚が持ち上がる。

婚約者を迎えに行く道すがら、暴漢に軍服を着ていなかったため日本人と勘違いされ刺され、賢治とは逆に「心はアメリカ人だが外見を見繕わない限り 自分は日本人にしか見られない」と悟り死ぬ。

婚約者を迎えに行く途中で、女(パンパン、娼婦)を襲う男を止めようとしたところ、逆上した男に刺されて死ぬ。ここからは、チャーリーが殺される凄惨な場面に・・・

 顔色を全く変えず、チャーリーをナイフで刺した男・・・刺した後にニヤリと笑った顔が冷酷で凶暴で とても怖い。この男優さんはどんな人かと、以前に調べたけど それほど有名な俳優でもなかった。

数々の役柄で死に様を見せてきたジュリーだけれど、凄惨な死に様において、私にはこのドラマでの最期が一番怖ろしく悲惨だと思います。

何度見ても ほんとに怖い・・・

アメリカ人であろうとして、汚い事までもして のし上がったにもかかわらず、暴漢に刺殺されてあっけなく死ぬチャーリーの、息も絶え絶えの最期の言葉 『クソ なんてこった。最後までジャップか。 今日はアンラッキーだぜ』

主人公の天羽賢治は、極東軍事裁判で敗者が勝者を裁く裁判に疑問を抱くようになる。『戦争は人類の最大の罪です』そう言い残し、銃口を自分の頭に向け引金を引いた。 チャーリーは死に、主人公の賢司も戦争の罪に深く苛まされ、自らの命を絶った。


 総集編は3回に短くまとめる為に、日本編のエピソードが殆ど省かれていました。 いや~ 何度見ても最後がズーンと重たい、怖い・・・そして戦争の悲劇と不条理には、私の少ない語彙では語る言葉もない・・ 

戦争の悲劇を絶対に繰り返さないために、次の選挙でよく考えます。

 

コメント