猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

石田敏明教授の定年を記念するシンポジウムは3月2日、仕事休みはヤギカフェから馬場川へ

2016-02-25 06:37:29 | あんじゃあない毎日

大学の構内に貼られたポスターが気になって、もらってきたチラシの表の上半分です。
前橋工科大学建築学科の石田敏明教授が3月末で定年を迎えられるのです。それで、『記念シンポジウム』が開催されるって案内です。

  石田教授は建築家としても高い評価を受けています。『シェアフラット馬場川』も石田教授の仕事です。
記念シンポジウムは、2016年3月2日 (水曜) 15時〜17時(開場13:30〜)、高崎の群馬音楽センターで開催されます。参加無料、予約の必要はないそうです。詳しくは、こちらを

 

 お昼を呑竜仲店のヤギカフェに食べに行きました。商店休みの水曜日、弁天通りには人影がほとんどなくて…
私が定年退職したのは10年前でした。土屋文明記念文学館ってとこの館長で定年を迎えました。よく覚えています。一人になって、新しい生き方するんだって、たいそうな決心で定年を迎えようとしてました。もう、県庁さんの世話にはならない、組織と決別して、自由気ままに自力でいくぞって張り切ってました。
あれから、もう10年経ったんだって…

 豆腐そぼろ丼をいただきました。ベジタブルな丼、いいです。マスターから、『ビーフシチュー』と『ビーフ入りシチュー』の類似と相違に関する見解を教えてもらいながら、おいしくいただきました。

 食後の読書は、手作りの『ネコフェス』の冊子です。ネコフェスの時、まちの商店のウインドーなんかを飾った猫写真をタコさんがファイルにしておいてったんだそうです。

  ほら、こういうのです。思い出すでしょ。
左の写真の右側、三河町の馬場川にかかる鉄の橋です。青い、階段状に作られた鉄の橋、向こう岸に黒白の猫がいます。キキではありません。

    

馬場川には魅力的な橋がいくつかあります。帰り道に眺めてました。
左から、東福寺参道の石橋、正幸寺参道の石橋、それから渡っても何もない丸太の橋、そして青い鉄の橋…

 水が止められ、水路に生い茂った草や木が刈り払われ、寒さで変色した苔が黄身の悪い色になってます。
春を迎える馬場川なんです。

  この道沿いにはたくさんの猫が暮らしていました。丸山染工場のロス帰りの猫はタマという名前でした。
最近めっきり猫の姿を見なくなりました。猫と一緒に暮らしていた人の家が区画整理事業で次々と取り壊されて、猫も人もいない空き地になってしまっています。ここで暮らす人たちが丹精込めてたプランターや植木鉢の花もそれを縫って歩く猫の姿もありません。

 猫通ういずれの町も空の底

通称『ネコ』、俳句作家の水野眞由美さんの作品です。

 

午後は風が強くなりました。川底で作業する人も風に吹かれていました。春を迎える広瀬川です。

 

  

寒いので、夕食は鶏味噌鍋にしました。摺り胡麻入りの甘口の練り味噌を昆布出汁で溶いて鶏を煮ながら食べます。お野菜もたっぷり用意して。
箸休めは春雨のサラダです。細切りのニンジンをゆでて、春雨と同じぐらいの量入れてみました。ヤギカフェのマスターだと『春雨入り人参サラダ』だというと思います。

大学は、今日、一般選抜入試の前期試験が行われます。 

 

 

 

 前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。前橋のまちで、毎年4月に『美登利会』という舞踊会に参加しています。お稽古場は、城東町4丁目です。
『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております

22日に、国立劇場大劇場で開催いたしました『直派若柳流舞踊会』、無事、賑やかにできました。お運びいただいた皆さま、ご支援いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
                           若柳糸駒

 

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4 コメント

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「水と緑と詩のまち」の川巡り、橋巡り (上州屋千平)
2016-02-25 09:21:20
馬場川の橋。こう見せられると、何やら風情を感じますね。桃の木、広瀬等の川と違って、ちいさい川であるだけ橋も小さく、普段は気にも留めない。馬場川の末路は、自然と消えてしまうような情けない川ではあるけれど、歴史と生活を想像させます。前橋の川巡り、橋巡りのうちに「馬場川の橋」を加えてもよいかもしれませんね。
(馬場川の末流はどうなっているのか、追ってみたことがあります。端気川に合流するらしいが、それに至る手前から水は自然となくなっています。水流が合わさるという合流の仕方ではなかったですし、水路自体の合流を確認できませんでした。江原家の南あたりでしょうか。)
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馬場川の橋 (ヒゲクマ)
2016-02-25 11:59:06
上州屋さん
馬場川は大好きな川の一つです。区画整理が進むと川岸の道は様子が大きく変わりそうです。消防車や救急車が入れる車道と川岸の遊歩道となるみたい、橋の姿も変わると思います。もうじきです。
馬場川は、松竹院の東側に分水があって、端気川に流れ込む流路と、天川原の田圃に向かう流路に分かれてます。端気川への水路は、昔は関根、元川、村島と三つの鯉池に水を供給してたみたいです。天川原への水路は、旧前橋中学(高校)天川原校舎へ向かう斜め道路沿いの水路のようです。昔は、この天川原に向かう水路も馬場川と呼ばれてたみたいです。今は、前橋市が『準用河川・馬場川』として管理しているのが端気川へ合流する水路なので、こちらが馬場川ということになってるみたいです。準用河川制度は昭和39年に作られた制度ですから、つい最近のことですから、これをもって馬場川の川筋とは言えないと思っています。
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昔を思い出すと…… (nanashi)
2016-02-25 21:49:13
 いつも、ブログ更新ありがとうございます。

「それから渡っても何もない丸太の橋」
の一文に切なさを感じました。
今は何もないけれど昔はあったんですね、何か。
 
 ところで10年前、土屋文明記念館へは自転車で通勤していたのですか?ちょっと、気になったもので質問しました。
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文学館へは (ヒゲクマ)
2016-02-26 09:10:23
nanashiさん
こちらこそ、読んでいただけてうれしいです。
文学館へは、前橋駅↔文学館の路線バス通勤が基本でした。ただし、朝8時半前に文学館に着く便がなかったので、出勤日の朝は毎日30分の時間休暇を取得していました。おかしいですね。それと、時折、自転車でも通勤してました。寄り道したいときです。
それから、丸木橋の向こう、何があったのか一生懸命思い出そうとしてるんですけど、思い出せなくて…
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