比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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上野の森は・・・芸術の森だ

2010-04-05 | 道をゆく 東京散歩
上野の森を駆け足で歩いています。
JR日暮里駅から谷中墓地を抜けて寛永寺の境内を突っ切り上野公園内へ。

旧東京音楽学校奏楽堂(東京藝術大学奏楽堂は別)。正しくは旧本校舎、1890年日本最初の木造西洋建築様式で建設。1972年老朽化のため犬山市の明治村に移築されようとしたが建築界、音楽界の識者、市民グループの反対運動により撤回され台東区に移譲。国指定重要文化財。
二階中央の演奏ホールでは演奏会も催されており、建物内部の一般公開も行われております。急ぎの散歩なので通り過ぎただけです。ホールにはわが国最古のパイプオルガンがあります。中に入って静かな時間を過したいですね。


東京国立博物館・・・上野寛永寺本坊跡です・・・収蔵11万点、国宝87点、重要文化財622点。1972年1877年上野寛寺本坊跡で勧業博覧会を開催、1881年ここを博物館の本拠と定め煉瓦造りの洋館が完成。写真の本館は1937年竣工のもの。広大な敷地の中に本館(重要文化財)、表慶館(重要文化財)、東洋館、法隆寺宝物館、平成館がある。この中に入ったのはむかしむかしむかし1回だけ。


上野の森を歩いています。訪ねたいところがありましたが方向感覚を失いタイムアップ。待ち合わせの国立西洋美術館前の庭に。フランスの彫刻家ロダン(1840~1917年)の14世紀イタリアの詩人ダンテの叙事詩「神曲」をテーマにした未完の大作「地獄の門」です。。「神曲」も「地獄の門」もよくわかりません。よく見ると門の上に「考える人」がいます。何をしてるのでしょうね。鋳造作品は世界に7基展示されているそうです。


考える人」・・・「地獄の門」から独立してベストセラーになります。ブロンズは大小あわせて4サイズ。世界に数10基が展示されているようです。「考える人」という名前は鋳造職人がつけたニックネーム。


国立西洋美術館の前庭・・・国の登録記念物・・・だそうです。
国立西洋美術館・・・1959年完成、フランスの著名な設計者ル・コルビュジェの設計。ル・コルビュジュが設計した世界7カ国23の建造物と含めて2008年フランス政府が世界文化遺産に登録推薦文を提出、2009年登録見送り。再審査を申請か?


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