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比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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ピーター・ラビットのお母さん・・・ビアトリクス・ポターさんってご存知ですか

2009-01-20 | 比企の丘から
ハリー・ポッターのお母さんではありません・・・ピーター・ラビットのお母さんです。
ピーター・ラビットって誰?・・・全世界の子供たちに愛された絵本の主人公です。
それも知らない人はピーター・ラビットのグッズ・・・縫いぐるみ、マグマップとかの食器、タオル、寝具、ベビー洋品、文具なんかに出てくる可愛いウサギちゃんです。

そのピーター・ラビットの生みの親・・ビアトリクスさんが終の棲家にした英国湖水地方の「ヒルトップの家」がこの「こども動物自然公園」に再現されています。

ビアトリクス・ポター資料館
  階段エントランスの標示板
案内パンフレット


この建物は埼玉県立こども動物自然公園内にありますが私学の大東文化大学の資料館です。
  大東文化大学ビアトリクス資料館のホームページ
  大東文化大学ビアトリクス資料館へのマップ

英国湖水地方にある17世紀に建てられた古びた「ヒルトップ農場の家」。1901年「ピーターラビット」の私家版(自費出版)250部出版されます。ビアトリクス・ポターがある目的を持ってこの家を購入したのは1905年のことだそうです。購入資金はあっという間にベストセラーになった絵本の印税から。

こども動物自然公園の一隅に建てられたヒルトップの家を忠実に再現したもの。
古色蒼然さは無理して再現しなくて自然に任せていくようです。

右側のエントランスから階段を上がって小道が続きます。

バラ、ハーブが植え込まれた玄関への道。バラやセージの花が咲くころ来たい。

内部は撮影禁止(とうぜんことですが)。美しい方が丁寧な説明をしてくれました。
忠実に再現した内部の部屋、世界でたった250部しか刷られなかった最初の私家版(自費出版)の1冊をはじめ、貴重なコレクションがあります。
帰りは左側から坂道を下りました。畑が作られていてピーター・ラビットの世界のような案山子、スコップ。バケツなどが置かれています。
晩年のビアトリクスは創作活動はやめて畑仕事の好きなおばあちゃんになっていたようです。


なぜ大東文化大学がここに「ビアトリクス・ポター資料館」を設立したか。深い詮索はやめておいて・・・。周りの自然に違和感なくマッチしています。
小さいころピーターラビットのおはなしに触れた人もそうでない人も寄ってみたい場所です。特に春から初夏の庭の花壇がいいと思います。

ビアトリクス・ポター(1866~1943年)・・・英国ロンドン生まれ。全世界で発行部数1億5000万部を超えた「ピーター・ラビットのおはなし(24話)」の作者。その印税で子どものころから親しんだ乱開発されていく美しい湖水地方の農地を買い取り死後そのすべてをナショナル・トラストに寄付しました。その面積16k㎡(1600㌶)。

映画「ミス・ポター」(DVD)を見ました。次回はビアトリクスポターのお話をもう少し。


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