比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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諏訪湖のほとりで・・・美しい日本を見た・・・原田泰治美術館

2008-10-07 | 絵画、彫刻
信州・・・諏訪湖岸にやってきました。

原田泰治美術館です(原田泰治美術館のパンフレットから)。
諏訪湖畔に浮かぶように。ちょっとリッパ過ぎるが・・・。1階エントランスホール、2階のティールームから額縁に囲まれたような諏訪湖の風景が。

入館料チケット。
こういうのをとっておくのが好きなんです。原田泰治ってご存知ですか。絵を見れば「ア~」と思い出されるはずです。


原田泰治さん・・・
1940年諏訪市に生まれ1歳のとき小児麻痺で足が不自由に。4歳で長野県下伊那郡伊賀良村(現飯田市)に。1960年武蔵美術大学洋画科に、商業デザイン科に転ずる。1982年朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界」を連載。42歳のデビューで遅いデビューです。
 

ボンネットバス・・・岩手県遠野市の風景(絵葉書から)


霧ヶ峰・・・長野県諏訪市霧ヶ峰の風景(絵葉書から)

誰にも真似のできない真似をしてはいけない原田泰治さんのオンリーワンの世界です。
アクリル絵の具、下地はわかりません。人物の目鼻がありません。建物の垂直・水平がアンバランスです。景色の遠近もおかしいのです。
それでいてフシギな調和の美しさがあります。
感動する絵です。豊かな気持ちになりました。

霧ヶ峰高原の絵を見て霧ヶ峰高原に行きたくなりました。

《蛇足》この地方には美術館がたいへん多いのだそうです。この美術館のほかに諏訪湖畔にはエミール・ガレ、東山魁夷のコレクションで有名な「北沢美術館」、茅野市には放浪の画家「山下清美術館」があります。どれがおすすめかはわたしには言えません。みんな素晴らしいです。アートは創作者の分身です。

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