比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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関門海峡・・・九州の玄関・・・門司・・・レトロ・スポットを歩く

2016-09-05 | 道を行く 九州の諸道
彩風人・・・2016年5月、北九州の旅の写真紀行です。
5月30日、北九州市の門司港駅「マリンゲートもじ」から下関に連絡船で渡り、下関から国道2号線関門トンネルを歩いて門司に戻ってきました。
門司港駅あたりを中心とする門司レトロスポットをブラブラしてから福岡空港に向います。

・・・彩風人の写真帳・・・
(比企の丘からブログのギャラリー開放です)
関門海峡早鞆ノ瀬戸から見た門司港駅を中心とするスポットです。
ランドマークのようにひときわ目につく高層ビルは黒川紀章設計の「門司港レトロハイマート(マンション)」。最上階は市営の展望室。右側の茶褐色のビルは門司港ホテル。その前に埠頭が「門司港マリンゲート」、船が接岸してるようです。中央に跳ね橋のブルーウイングが見えるはずなんですが?
※画像クリックするとズームアップ。

門司港レトロスポット・・・街興しの巨大プロジェクトの一環として1門司港駅を中心に1988年から整備を始め1995年オープン。
下関、門司、ともに古代より海運の街、、明治、大正から昭和のはじめ、大陸との流通、日清戦争、日露戦争による軍需産業で大いに栄えました。
大手商船会社、大手商社の支店、税関など往時を語る古い建物が残っています。年間200万人を超える観光脚が訪れているそうです。

旧三井倶楽部・・・1921年建築。三井グループの迎賓館、社交クラブ、1987年国鉄清算事業団に移管、そのご北九州市に無償譲渡。
1990年国指定重要文化財。1994年駅前に移築。アインシュタイン・メモリアルルーム林芙美子資料室。レストラン「三井倶楽部」。
※画像クリックで裏側から見た建物が。和風建物も付属しています。

旧三井物産門司支店・・・1937年建築、1949年国鉄仁売却、門司鉄道管理局、1987年JR九州北九州本社、2005年北九州市と等価交換。
2011年関門海峡らいぶ館としてリニューアル開館。観光案内所、関門海峡情報展示室、操舵シュミレータ、ショップ、「カフェUMINEKO]。

旧日本郵船ビル・・・1927年建築、アールデコ調(同時代アメリカで流行した建築様式)。
屋上には大きく日本郵船と、御影石の重厚な玄関には門司郵船ビルと。
郵船不動産㈱所有の貸オフィスビル。1Fにはコンビニエンスストア、陶磁器、アクセサリーの店がテナント出店。
※画像提供は「九十九と一つ」さん、撮影日は2008年5月。

旧大阪商船門司支店・・・1917年建築、1991年北九州市が購入。1999年国登録有形文化財。2003年近代産業遺産仁、
海峡ロマンホール、わらせりんぞう海のギャラリー、海事資料館、門司港アート村ギャラリーなど。

三宜楼・・・1931年建築、木造3階建て、百畳の大広間、門司港の有数の大料亭だった。1955年廃業。
2007年門司の「地元を保存する会」が寄付金を集め買収、北九州市へ寄贈。2014年保存修復。企業で管理。現在は「ふぐ割烹」がテナント出店。
※撮影日は2016年5月30日。カメラはCanon PowerShot G7X。

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