金市場に発生しているモメンタム(勢い)が一向に衰える気配がない・・・・今朝書いた市況解説の書き出しの文章だが、前日同様本日もNY時間外のアジアの取引時間帯で高値を追うことになった。さすがに買い一巡後は益出し売りに値は抑えられたが、下げ幅はここまでは10ドル程度にとどまっている。今週に入ってむしろ政府関係の円高牽制発言もありドル円がやや戻しに入ったこともあり、円建て価格が久々の動きとなっているのが目立つ。2日の市場環境はドルは対ユーロでやや値を戻し、原油も米国内の在庫が予想を上回る増加を示したことから下落という流れ。そのなか金は上昇。金に引っ張られるかたちで銀やプラチナあるいは銅なども上昇という展開となっている。まさに金が中心に座った上昇トレンドの継続となった。
米国では株式市場に投じていた資金を運用効率の良さに惹かれ、金市場にシフトする動きも伝えられており、まさに“上がるから買う、買うから上がる”状態。市場規模の違いから、この資金流入のインパクトは大きく、上昇の継続につながっている。目先の投資マネーの流入加速という面ではバブルの様相をはらんでいるが、ドル安や公的購入の増加見通しという大勢的な観点からは金市場における地殻変動という捉え方もでき、判断が難しくなっている。その双方というのが正しいと思われ、ここにきての目先の値動き加速は調整局面の到来を示唆するが、下げても大勢的な上昇トレンドは続くということになろう。目先は「まだは、もうなり」か。
発表されたベージュブック(地区連銀経済報告)も全体は「穏やかに改善」と上向きを示したものの概して回復の基調はよわよわしいというもの。その中で、商業用不動産分野については、悪化の途上という位置付けがされていた。以前から警戒感は強いが、それだけに金融支援にも二の足を踏んでいる銀行も多いと見られ、いわば放置状態か。連銀貸し出し(ディスカウント・ウィンドウ)と呼ばれる公定歩合での融資利用は、一昔前ならダメ銀行の証しでもあったが、いまやFRB自体が利用を呼び掛ける。融資に振り向けさせようというのが狙いだが、銀行はリスクを取らず国債の購入に振り向けている。十分ペイするからだが、資産内容の評価の厳格化という流れもあって、その面でも国債は都合がいいわけだ。財務省は財務省で大量入札も無難に乗り越えられるので、悪いなりに均衡していることになる。
出遅れ傾向が目立っていた金鉱株指数も上昇しており、おもな指数のひとつ「XAU」は197ポイントと2008年7月14日の201.13ポイント以来の戻り高値を更新するところまで上昇している。この指数の上昇は、金鉱株などで運用されている投信の基準価格の上昇に反映される。
米国では株式市場に投じていた資金を運用効率の良さに惹かれ、金市場にシフトする動きも伝えられており、まさに“上がるから買う、買うから上がる”状態。市場規模の違いから、この資金流入のインパクトは大きく、上昇の継続につながっている。目先の投資マネーの流入加速という面ではバブルの様相をはらんでいるが、ドル安や公的購入の増加見通しという大勢的な観点からは金市場における地殻変動という捉え方もでき、判断が難しくなっている。その双方というのが正しいと思われ、ここにきての目先の値動き加速は調整局面の到来を示唆するが、下げても大勢的な上昇トレンドは続くということになろう。目先は「まだは、もうなり」か。
発表されたベージュブック(地区連銀経済報告)も全体は「穏やかに改善」と上向きを示したものの概して回復の基調はよわよわしいというもの。その中で、商業用不動産分野については、悪化の途上という位置付けがされていた。以前から警戒感は強いが、それだけに金融支援にも二の足を踏んでいる銀行も多いと見られ、いわば放置状態か。連銀貸し出し(ディスカウント・ウィンドウ)と呼ばれる公定歩合での融資利用は、一昔前ならダメ銀行の証しでもあったが、いまやFRB自体が利用を呼び掛ける。融資に振り向けさせようというのが狙いだが、銀行はリスクを取らず国債の購入に振り向けている。十分ペイするからだが、資産内容の評価の厳格化という流れもあって、その面でも国債は都合がいいわけだ。財務省は財務省で大量入札も無難に乗り越えられるので、悪いなりに均衡していることになる。
出遅れ傾向が目立っていた金鉱株指数も上昇しており、おもな指数のひとつ「XAU」は197ポイントと2008年7月14日の201.13ポイント以来の戻り高値を更新するところまで上昇している。この指数の上昇は、金鉱株などで運用されている投信の基準価格の上昇に反映される。
上を向いて歩くと足元が見えなくなるので「儲けるより負けぬこと」に軸足移してしまいました。女のお投資など家計簿が喜ぶ程度良いのだと思ってます。それなのに、はずみで先物にまで足を突っ込んでしまいました。勉強代は痛かったけどコモディティーの知識も為替の事もおぼろげながら頭に入りました。。
何より皆さんの書き込みを拝見しておカネってなんだろう豊かさって何だろうと考えさせられました。今かけがえのないものを得た気がしてます。おカネに換えられないものを。
「お金」や「豊かさ」考えられたのなら
本間裕さんの新刊「未来予測への挑戦」
読まれると良いかもしれません!
プラスα得られると思います!
微妙なところだと思う。
我国はその上為替の読みが必要で、これが政府の政策に依存するから(其れは貿易が激減していることによる)むずかしい。貿易の激減はドルが減ることだから、理屈はドル高になると私は思う。仕方がって、金価格の下落を円安がどれだけカバーするかによる。
国内金融が詰まれば外国においてある企業は国内円資金の為にドルを売る。この売りと輸入のドル買いとのバランスも重要だろう。
しかし上がり下がりはパニック状態を脱したようである。従って現在の大勢に従って動くが、もし金より紙幣ということになると、下落する。
この可能性は捨てきれない。
もっともそんなときが相場の最高潮であることも世の中少なくないと思うので本日は自分でお湯割りを作ろうと思います。
もう限界だ!「逃げ根性の腐った前政権」から引き継いだ「破綻財政回復」は至難の業です!
「金とプラチナの価格」が下がる処か上がる一方なのは世界の金融危機がまだ治まらないから、
特に、虚偽的「米ドル」の貨幣としての信用性が下落するばかりだからです。
借金だらけで「アフガニスタン戦争拡大」の「オバマ大統領」は「核平和の衣」を纏った強権軍国
主義者と思われても仕方がない。
この様な際限のない、多くの先進国が強引に引き込まれる世界的戦争に対する巨額な負担は
米国だけではなく他国も財政余裕などありません。まだ、金融破綻に向かって進行している。
「本物の貨幣、財産」として確実に「金価格」は上昇を続けます。
教えていただいてありがとう。