亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

実需の復活が見られそうな春の金市場

2017年03月24日 23時42分06秒 | 金市場
今週は22日水曜日の午後にセミナーがあり、先週末にその下準備で金市場関連の情報を当たっている中で、インドの2月の金輸入が前年の27.4トンから50トンに82%増加というロイターのニュースが目に付いた。 昨年11月9日に500ルピー、1000ルピーの2種類の高額紙幣を突然使えなくし、年末12月30日までに交換しないと無価値にという荒っぽい政策をとったモディ政権(インド人民党)。インドの小売りの現場 . . . 本文を読む
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今週審議されるオバマケア修正案

2017年03月22日 23時36分15秒 | 金市場
2月9日に「今後2~3週間で驚くべき税に関する発表をする」と発言したトランプ大統領。株式市場は即座に反応し主要3指数そろって過去最高値の更新を続けた。しかし、待てど暮らせど出される気配なし。期待した2月28日の施政方針演説では、軍事費の大幅増額、海外援助の大幅カットが目立つだけで、減税案はここでもスルー。それでも株式市場は、持ちこたえ。期待先行ながら、いずれはというスタンスを崩さずに時間は経過。 . . . 本文を読む
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行き過ぎれば金融波乱も

2017年03月21日 22時34分37秒 | 金融市場の話題
17日の金曜日のここにドイツでのG20財務相・中銀総裁会議について書いた。報じられたように結局、米国の強硬スタンスに押し切られるようなかたちで、声明文から「あらゆる形態の保護主義に反対する」との文言が削除されることになった。話し合いにかなりの時間が割かれたようだが、結局、議長国のドイツの判断もあり、米国の主張を受け入れたようだ。7月のG20首脳会談に実質的には持ち越された形とされる。しかし、首脳 . . . 本文を読む
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金市場、ショート・カバー・ラリーの規模

2017年03月17日 20時27分35秒 | 金市場
FOMCの結果を受けたNY金の急反発は、売りに傾いたファンドの買戻しが原動力。いわゆるショート・カバー・ラリー。実際に米政府機関のCFTC(商品先物取引委員会)のデータ(オプション取引を除く)では、3月7日までの1週間で(つまり3月に入って以降)金先物のファンドのポジション(持ち高)は、重量換算にして買い建て(ロング)が54.5㌧減少、売り建て(ショート)が39.2㌧の増加となっていた。 つま . . . 本文を読む
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《現実を冷静に見極めているFRB》

2017年03月16日 22時54分09秒 | 金融市場の話題
3月14日のここで、「上げられるうちに追加利上げするなら、それは「今でしょ!」と題して、「今回の利上げは、利上げ回数の上方修正よりも、予定より前倒しで行うという側面が強いのではと思われる。」としたが、果たしてそのような結果となった。 FOMCが接近するにつれて前のめりに利上げ加速のみならず、バランスシート調整の内容も示唆するとの見方まで浮上していた市場の反動(ポジション巻き戻し)は、相応に大き . . . 本文を読む
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FOMCとオランダ2つのイベント

2017年03月15日 22時26分57秒 | 金融市場の話題
さてFOMCは、日本時間明日未明の3時に声明文と経済指標の発表となる。3時半からは1時間イエレン議長の記者会見。欧米が夏時間に入ったので、自分としては通常の間隔に戻れるのだが、FOMCに関しては発表時間が早くなるので、寝不足は免れない。 今回は短時間でにわかに織り込ませる形の利上げとなるが、経済見通しはどうなるか。かなり神経を使うだろう。そもそも株価の水準が素高値に位置し、しかも楽観論で充満して . . . 本文を読む
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上げられるうちに追加利上げするなら、それは「今でしょ!」

2017年03月14日 17時26分40秒 | 金市場
追加利上げが確実視されている今回のFOMC。今回の利上げ方針は、28日以降に俄かに浮上し、FRB関係者しかも市場への影響力のあるメンバーが“3月利上げ”に声を合わせたのは、このタイミングをとらえ急遽利上げ実施に傾いたイエレン議長など中枢部の判断とみられる。 “市場とのコミュニケーション”と表現されるが、発言自粛期間(ブラックアウト)に入った先週は別として、先々週はその前にということだったのだろ . . . 本文を読む
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2月のトランプ・リスクの上げ幅を失った金、次の節目は3月15日

2017年03月10日 20時06分41秒 | 金市場
NY金は、前日のADP全米雇用報告の大幅上振れ(市場予想18.7万人増、結果29.8万人増)の余韻が残る中での続落という印象の展開。これで8営業日続落。2016年5月以来のこと。ちなみに、2015年7月には10営業日続落もあった。 ただし9日は、NY時間外を含め、24時間の価格レンジは1201.20~1208.90ドルと狭い範囲内での取引だった。基本的に本日の雇用統計を控え模様眺めだが、来週の . . . 本文を読む
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中国人民銀行、外貨準備は予想外に増加も金準備に変化なし

2017年03月08日 18時21分38秒 | 金市場
タイトル一部漏れで、再掲 中国人民元がIMF(国際通貨基金)の準備通貨(SDR)の構成通貨となったことから、毎月発表されるようになった中国の外貨準備。昨年は、3200億ドル近く減り、今年に入ってもペースこそ落ちたものの減少し、マーケットが節目とみていた3兆ドル割れとなっていた。 昨日発表された2月末のデータでは、予想外の増加となった。市場予想は250億ドル減少の2兆9730億ドルに対して結果 . . . 本文を読む
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減らない米貿易赤字

2017年03月07日 23時31分46秒 | 金融市場の話題
週末10日金曜日の米雇用統計まで主要な経済指標のない今週だが、本日の米貿易収支のように、これまで注目度が低かったものの、トランプ政権になり位置付けが変わったものがある。言うまでもなく、米国の貿易赤字こそが貿易不均衡の証しとして、赤字の相手国に問題があるとして2国間で話し合い赤字の解消を図ろうというもの。 ホワイト・ハウスに新設された、つまり大統領直轄の機関である国家通商会議の委員長が対中強硬派 . . . 本文を読む
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