青春18切符の旅を活用しているお年寄りは大勢いる。
まさに青春68切符と呼んでも良いくらい。若者より年寄り利用が多いのではないか?
列車があえぎながら急坂を登り始めたので「もしや」と思って、最後尾に走ったらこの景色。
今一番右手の線路を上って来て停まったところ、やがて列車はバックを始め左側の線路に向う。
左手の運転席には運転手がいない。ナントバックで列車は運行されている。
たしか木次線のスイッチバックでは、運転手が前部の席に移って運行したと思ったが…
バックのまま真ん中の線を突き進すんでいく。大丈夫かな?
やがて二車線の右側レールに入っていった。その先には…
そして瀟洒な造りの駅構内にゆっくりと停車した。駅名は“姥捨駅(うばすてえき)。
この地方にもこの伝説は残されているのかな?
此処は長野県を走る篠ノ井線で、篠ノ井と松本間に位置する。
車窓には善光寺平が広がっている。
近くにもう一か所、列車行き違い用のスイッチバックが敷かれていたように思うが…