御祭神は建御雷命、出雲国譲りの神話に登場する神様だが、あまりメジャーな感じのしない神様。
逸話の通り、武闘派を代表する神様のようだ。
神宮の森入り口は何処にでも見られるこの姿。
随臣門も見慣れた 楼門である。
ただ猛暑のこの日でも、神宮の森に入ると涼しい風が感じられた。
現在本殿は改修工事中で姿が見えないが、こちらの奥宮も本殿と同じ祭神:建御雷命である。
最近の文化財改修工事では蚊帳の様な覆いで透かして見えたり、見学通路が作ってあって
中を見せてくれる場所が多いが、此処は無粋なテントで目隠しされていた。
建御雷命は地震を鎮める神様でもあると云うことで、震源に居る“なまず”を踏みつける像が建っている。
伝説では御幣の手前の土中に埋められた石が“要石”で、これを鎮める事で地震が起こらないのだそうだ。
でも最近の地震は東北や関東で頻発しており、建御雷命には頑張ってもらいたいものだ。
広大な神域は人手があまり入っていない、原生林の様相である。