思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

神社の中に原始キリスト教が隠されていた

2016-12-13 10:57:18 | 思想、哲学、宇宙論

http://mizu888.at.webry.info/201309/article_131.html

真の聖杯伝説(1)

(1)はじめに

ダン・ブラウン著「ダ・ビンチ・コード」は、イエス・キリストの暗面と聖杯伝説について明らかにしようとした小説である。レオナルド・ダ・ビンチの最後の晩餐に描かれているヨハネは女性のように見え「マグダラのマリア」では無いかと思わせる描き方をしている。これは、何を意味しているのか?

ダ・ビンチはイエス・キリストに妻がいたことを知っており、その妻がマグダラのマリアであると訴えたかったのである。イエスとマリアの間にはサラという娘がいた。イエスの磔刑後、妊娠していたマリアは、アリマタヤのヨセフに助けられて、ガリアに亡命し、サラを生んだという。その子孫がメロヴィング朝を創設し、その血脈はヨーロッパに現存する全ての王室に流れ込んでいると言うのである。

また、メロヴィング朝の正当な血統家系を守り、王の地位を復活することを目的に、シオンの修道院が秘密裏に結社され、レオナルド・ダ・ビンチもシオンの修道院の歴代の総長に名を連ねていると言うのである。

聖杯伝説とはイエス・キリストの血を受けた杯であるが、その本質は王家の血の伝説であり、イエス・キリストの聖なる血脈を宿した子宮を意味し、マグダラのマリアを指している。

キリストの血脈はフランスで受け継がれ、5世紀にフランス王家と姻戚関係を結び、メロヴィング朝の王位を創始したと言うのである。果たして、真実であるか検討してみたい。

私は、太田龍著「血塗られた英国王室ーダイアナ暗殺とユダヤの罠」を読んでいたのでメロヴィング朝とシオンの修道院は堕天使・ルシフェル(サタン)を崇拝する闇のグループに乗っ取られていることを知っている。

つまり、メロヴィング朝はルシフェルの支配下に入ってしまった為、聖なる血脈ではなくなっていると思料される。

ルシフェルの目的はアンゴルモアの大王(偽キリスト)を育てることにある為、メロヴィング朝を支配下にしたのである。それでは何故、メロヴィング朝はルシフェルに乗っ取られてしまったのか?

それは、メロヴィング朝が「イエス・キリストの子孫」であることを隠さず、表に現していたからである。そのため、ルシフェルの餌食となったのである。

ルシフェルの支配を避ける為には「イエス・キリストの子孫」であることを隠し、国仕掛けを施し、時が至るまで秘密にしておく必要があった。神の命により国仕掛けを施し、ルシフェルの目を欺き続けている血脈が存在する。その血脈とは万世一系を標榜する天皇家である。

天皇家は「記紀」でも明らかなように天照大神の子孫としての血脈を受け継いでいる。しかし、天照大神とはイエス・キリストのことである。それゆえ、三段論法で言えば、天皇家はイエス・キリストの子孫であることになる。それが事実ならば、イエスの成敗は天皇家に血脈として受け継がれていると思料されるのである。(実際は初代天皇・神武天皇がイエス・キリストの霊と一体になったことからイエスから王権を受け継いだと言うことである。)

日本は国造りの時から、神の命により「神の存在を証明する物的証拠」をルシフェルの強奪から守り続けてきた。それは、日本神道の仕組みの中に隠されてきた。

「日本の秘密」を守る組織であるヤタガラスの存在がルシフェルの目を欺いてきたからである。しかし、21世紀に入り、「日本の秘密」を解き明かす人物が2人出現した。1人は明治天皇の孫で国際政治評論家であり、霊道者である中丸薫女子である。中丸女子は皇室関係内部からの解放者であり、不敬罪には問われないと思われる。もう1人は、日本神道の総元締めである裏天皇との対談により「日本の秘密を解き明かしても良い」とのお墨付きを得た飛鳥昭雄氏である。彼は、外側からカッバーラによって解き明かそうとしているのである。

中丸女子は「真実のともし火は消してはならない」「古代天皇家と日本正史」で明治天皇の真実と大化の改新の真相を明らかにした。

飛鳥昭雄氏は「天照大神の謎」「心御柱の謎」で日本の秘密を解き明かした。飛鳥氏は天皇は大嘗祭によってイエス・キリストと一体となり、イエス・キリストから王権を与えられた預言者であると主張している。

さらに飛鳥昭雄氏は神話解明のカギが「多次元同時存在の法則」であるとし、「記紀」や古史古伝の「竹内文書」の神話をも解明し、全て天照大神に集約させている。

*「多次元同時存在の法則」を発見した人物は籠神社の宮司・海部光彦氏である。

私は、真の聖杯伝説である天皇の秘密と日本の秘密について飛鳥氏の説をまとめてみようと思う。


(2)「ダ・ヴィンチ・コード」の内容

今日の形で聖書をまとめたのはコンスタンティヌス帝である。彼は、異教徒で太陽神を崇拝していた。しかし、イエス・キリストの磔刑から3世紀を経た頃には、キリスト教の信者が増加し、異教徒との争いが頻発し、ローマを2つに分裂させかねない状況にあった。彼は、キリスト教を公認し、帝国の統一に利用しようとした。彼は、宗教の融合を考えた。

つまり、異教の象徴や暦や儀式をキリスト教の発展途上の伝統と融合させ、双方が受け容れられやすい混合の宗教を造り出したのである。

元来、キリスト教はユダヤ教の安息日である土曜日を聖別していたが、コンスタンティヌス帝が異教徒の尊ぶ太陽の日(日曜日)と一致するように変更した。つまり、現在のキリスト教が毎週聖日とする日曜日は異教から借用しているのである。イエス・キリストの誕生日とされる12月25日についても、ミトラ神から借用したものである。つめり、ミトラ神が12月25日生まれで、死後は岩の墓に葬られたが3日で復活したという神話に基づものを借用したのである。

(イエス・キリストの誕生日は12月25日ではないということである。)

コンスタンティヌス帝の考えた宗教の融合は二ケーア会議で決定された。二ケーア会議では、イエスを神とするかどうか話し合われた。神の子というイエスの地位は二ケーア会議で正式に提案され投票で決まった。それまでイエスは人間の預言者だったのである。

イエスを神となすことはローマ帝国の統一を強固なものとし、誕生したばかりのバチカンの権力基盤を確立する上で大きな意味を持っていた。コンスタンティヌス帝は、イエスが神の子であると公に宣言することによって人間世界を超越した存在、犯すべからざる存在へと変えてしまったのである。そのことにより、異教徒がキリスト教に刃向かえなくなり、ローマカトリック教会に救いを求めるしかなくなり、権力を持つようになったのである。キリストの存在は協会とローマ帝国が存続していく為に不可欠だった。初期の教会は、従来の信者からイエスを奪い、人間としての教えを乗っ取り神性という不可侵のヴェールで隠し勢力を拡大した。

つまり、コンスタンティヌス帝は人間イエスの生涯を削除させ、神の子イエスを記した福音書を聖書としたのである。以前の福音書は禁書とされ、焼却された。

しかし、抹殺しようとしたが福音書の中には残ったものがあり、「死海文書」に人間くさいイエスのことが描かれている。イエスが神である為には世俗的な面を記した福音書を除外した1つが「マクダラのマリア」である。イエス・キリストはマクダラのマリアと結婚していた。ユダヤの習慣では男性が結婚しないことを事実上禁じていたのである。もし、イエスが結婚しなかったなら、福音書のどれかがそれに言及し、独身という不自然な状態を通した理由について何らかの説明をしているはずだが、そんな記述はどこにも無い。さらにピリポによる福音書には次のようにある。

「主の連れはマクダラのマリアである。キリストはどの弟子よりも彼女を愛し、しばしば唇に接吻をした。他の弟子達は、これに苛立ち非難の意をあらわにした。弟子達は言った。何故、私達よりも彼女を愛するのですか?」

聖杯伝説とは王家の血の伝説であり、聖杯伝説がキリストの血を受けた杯について語るとき、それを指しているのはマクダラのマリア(イエスの聖なる血脈を宿した子宮)なのである。イエス・キリストは結婚して父親でもあった。マクダラのマリアは聖なる器でイエスとの血脈を育んだ杯だったのである。

イエスの磔刑後、マリアは妊娠していた。アリマタのヨセフに助けられ、ガリアに逃れた。その後、キリストの血脈はフランスで受け継がれ5世紀にはフランス王家と姻戚関係を結び、メロヴィング朝の王位を創設したと言うのである。メロヴィング王朝の血は、その後のヨーロッパ全ての王家に流れ込んでいると言う。シオンの修道院はメロヴィング朝の正当な血統家系を守り、王の地位を復活することを目的として作られた秘密結社であり、テンプル騎士団をその軍事部門として創設したという。その流れがルシフェルを崇拝するフリーメーソンに流れているのである。


真の聖杯伝説(2)

(3)堕天使・ルシフェルの伝説

7大天使の長だったルシフェルは真のメシア・エルランティーの命より、地上界に人間として生まれ、如来としての使命を果たす予定であった。しかし、ルシフェルは地上界での地位・名誉・金におぼれ、如来としての使命を果たすことが出来ず、最終的に地獄に落ちてしまったのである。(堕天使ルイフェルの誕生)

ルシフェルは何度か転生輪廻を繰り返していく度に、次第に光を失い天上界に戻る事は無かったのである。

ルシフェルの性癖の一つが同性愛である。他の天使達は、ルシフェルの性癖を忌み嫌った。最近の事例では、マイケル・ジャクソンやサイババなどがルシフェルの性癖を持ち、性的虐待で問題となった。性的虐待をする者は本物(光の天使)ではないと断言できる。自分さえ良ければ良いという意識になっているからである。

ルシフェルは地獄に落ち、地獄の帝王・サタンとして君臨しているが、イエス・キリストの血脈を利用しようとした。聖なる血脈を地獄の血で塗り替えてしまい、アンゴルモアの大王(偽キリスト)を育てようとしている。

「イエス・キリストの子孫」であることを表に現しているメロヴィング朝はルシフェルの餌食となってしまった。ここにルシフェル伝説が存在する。

ルシフェルの血を分けた子孫とはカインの子孫を指している。(カインの父はアダムではなく、サタンだとする説がある。つまり、イブはサタンと通じてカインを生んだというのである。)

その真意はここでは問わないが、カインの子孫は悪魔の血脈という事になる。また、ノアに3人の息子がいた。セム、ハム、ヤフェトである。セムの子孫はアブラハムであり、ユダヤとアラブ人の先祖となった。


ハムの息子・カナンはノアに「カナンよ、呪われよ」と宣告されており、このカナンの子孫が悪魔主義を信奉したとの説もある。(カナンはルシフェルの性癖を持つ)さらにハムの息子クシにニムロデあり、このニムロデこそバベルの塔を建てようとして神の怒りに触れた悪魔主義者である。フリーメーソンは二ムロデを開祖として崇拝している。ロスチャイルド家は自分達の家系はニムロデの子孫であると称しているという。バビロン捕因時代に一部の者が二ムロデ崇拝(ルシフェル崇拝)を取り入れてタルムードを作り上げた。それが後の「パリサイ派」である。パリサイ派の秘密結社は、タルムードによってヤハウェを神の権威から貶め、トーラー解釈のもとに崇拝対象をヤハウェからルシフェルに切り替える工作をした。イエス・キリストがこの正体を暴露したが、当時サンへドリン(70人からなるユダヤ最高法院)の絶対多数を占めていたパリサイ派は激怒して、イエスを十字架に付けて殺させたのである。悪のルーツはルシフェルを崇拝する悪魔主義者達がメロヴィング王朝を乗っ取りシオンの修道院を結成し、テンプル騎士団や薔薇十字会を創成し、それがフリーメーソンに繋がっていくのである。その本質はルシフェル信仰にある。


聖書が預言しているアンゴルモアの大王(偽キリスト)の出現は、シオンの修道院が守護するメロヴィング王朝の血脈を意味し、その頂点に英国ウィンザー王家が位置していると言われている。


(4)真の聖杯伝説

メロヴィング朝はイエスの血脈であることを表に出していた。そのため、ルシフェル崇拝者に乗っ取られてしまった。しかし、ルシフェルにも分からないように隠し続けてきた聖なる血脈が存在する。それが天照大神の子孫とされる天皇家なのである。

日本は国造りから神の命により国仕掛けが施され、イエス・キリストの存在を隠してきた。伊勢神宮の内宮にイエス・キリストを天照大神として祀ってきたのである。それゆえ、ルシフェル信者には全く分からなかったと思われる。秘密を守る組織をヤタガラスという。ヤタガラスはイエス・キリストの12使途であり、天照大神のご神託により日本の国の全てにカッバーラにより、国仕掛けを行い、それを打ち破り秘密を解き放つ者が現れるまで守り続ける使命を持っている。ヤタガラスの中の3人を大烏と呼び、裏天皇と称している。しかし、2人の解放者が出現し、日本の秘密が徐々に明らかにされてきている。日ユ同祖論とは、失われたイスラエル10支族が日本の皇室を形成したとされる論理である。しかし、飛鳥昭雄氏はさらに、残りの2支族も原始キリスト教と(秦氏)として日本にやってきた為、イスラエル12支族が日本に集合していると主張している。イエス・キリストが復活し昇天した後、弟子達は皆エルサレムのソロモン第2神殿で祈りをささげていた。

当時の原始キリスト教徒達は特別に「エルサレム教団」と呼ばれる。エルサレム教団が使っている言葉は「アラム語」というヘブライ語の方言であった。アラム語を話すユダヤ人は「ヘブライスト」といい、性格は非常に保守的であった。ユダヤ人としての習慣風習をかたくなに守り、その筆頭はペテロで12使徒やイエスの兄弟のヤコブなどがヘブライストであった。

これに対して、アラム語以外の言語「ギリシャ語」を使うユダヤ人は「ヘレニスト」と呼ばれ「アンティオキア教団」を形成した。その思想はリベラルであり、ユダヤ人の習慣にこだわらず異邦人に対して布教しようとした。この集団の筆頭はパウロであった。

エルサレム教団とアンティオキア教団の間には、布教の活動方針で対立があった。

キリスト教はAD313年古代ローマ帝国の国教として認められ、ヘレニストによって編纂された。エルサレム教団はいつの間にか歴史の表舞台から姿を消してしまうのである。

AD66年に第一次ユダヤ戦争が勃発する直前、彼らは聖地エルサレムを放棄しヨルダン川東岸の都市ぺラに集団移住していた。ぺラに移住したエルサレム教団は、そこで新たな教会を建設し布教を行った。

紀元1世紀から2世紀の間にエルサレム教団を中心とする大量のユダヤ人キリスト教徒は失踪してしまったのである。ぺラを離れてエルサレム教団が向かった先は、失われたイスラエル10支族が住む地であった。これは、宣託によって成されたことである。

秦氏はエルサレム教団の末裔であり、ユダヤ人キリスト教徒(原始キリスト教徒)である。神道は失われた10支族によって持ち込まれた宗教であり、絶対神ヤハウェ(豊受大神)を崇拝する宗教が根幹にある。ヤハウェ(豊受大神)は伊勢神宮の外宮に祀られている。秦氏を朝鮮半島から招いたのは応神天皇である。

応神天皇はユダヤ教から原始キリスト教に改宗し、秦氏の大王・秦王となった。

それゆえ、応神天皇は秦氏神道の布教を許可したのである。この時に多くの神社はユダヤ教から原始キリスト教の神殿にすり替わった。神道の根源は古代イスラエルにルーツを持つ原始キリスト教である。秦氏が持ってきたものの中に契約の箱とモーゼの十戒石板がある。さらに、イエス・キリストの聖十字架と罪状版を持ってきている。失われた10支族が日本に持ってきたものは「マナの壷」と「アロンの杖」である。それゆえ、日本に神の存在を証明する物的証拠が全て存在していることになるのである。「マナの壷」は「ヤサカニノ勾玉」として天皇が所持しており、現在皇室内部の賢所に安置されている。(最近の飛鳥昭雄氏の説では、「マナの壷」は伊勢神宮の外宮にあるとしている。)「アロンの杖」は「草薙の剣」として熱田神宮のご神体として安置されている。「モーセの十戒石板」は「ヤタノ鏡」として伊勢神宮の内宮に祀られている。「契約の箱」は明治天皇によって封印され伊勢神宮の内宮にある。「聖十字架」は内宮の地下殿にある。イエスの罪状版は伊勢神宮の本宮となる伊雑宮にある。モーセの旗竿(ネフシュタン)は伊勢神宮の外宮にある。


真の聖杯伝説(3)

(5)日本の秘密を解く鍵は「多次元同時存在の法則」である

「多次元同時存在の法則」を発見した人は籠神社(この神社)の宮司・海部光彦氏である。籠神社は「あまてる くにてるひこ あめのほあかり くしみたま にぎはやひのみこと」を祀る神社であり、古代研究家の命題の核心を突き、謎を一気に解決する神社でもある。

神は分身を作り、分身は独立して振る舞い、神話で活躍する。古代の豪族は、それを知った上で氏神として祀った。結果的に数多くの神々が生まれることになった。しかし、本来は、それほど多くの神が存在していたわけではない。それゆえ、古代の神を復元するには、別名を一つに統合していけば良いのである。その手掛かりとなるのが、「多次元同時存在の法則」なのである。

「多次元同時存在の法則」は次の5つの法則である。

1、神様に適用され、原則として実在の人間には適用できない。

2、神の世界ゆえ時間と空間を超越する。

3、神は分身を作ることが出来る。

4、神の分身は別名となって表現される。

5、同じ名前の神は同一神である。

日本の秘密は多次元同時存在の法則を適用するように暗号が仕掛けられている。

日本の神道は表は多神教であるが、裏神道では一神教であることが判明している。

神道の最高神「天照大神」の人間としての姿は神武天皇であり、これは現人神の法則を適用したことによる。(人間にして神の場合は、多次元同時存在の法則が適用される。)

古代天皇の中には「神」の諡号を持つものがいる。神武天皇、崇神天皇、応神天皇の3人である。

神というし号は暗号であり、神話の中の存在として扱ってよいというシグナルのため「多次元同時存在の法則」が適用される。

つまり、神武天皇=崇神天皇=応神天皇である。

日本における最初の天皇は応神天皇であり、朝鮮半島の大王だった。

応神天皇は伽耶にあった国をそのまま九州へと移動させた。自ら物部王朝(イスラエル10支族)の玉依姫(たまよりひめ)の入り婿することにより、大和朝廷が成立した。

*歴代の天皇の妃はみな物部氏であり、物部氏は裏の天皇家であるといえる。応神天皇の正体は、朝鮮半島からやってきた沸流(ふる)である。夫余族の流れを汲む者で、そのルーツはイスラエルにある。

沸流=布留=ニギハヤヒ命=火明命=ホホデミ命=神武天皇=崇神天皇=応神天皇である。天皇のルーツは朝鮮半島で騎馬民族の血を引く大王だった。

百済を開いた王の一人「沸流」は一群の集団を率いて伽耶に進出し、「任那(みまな)」に拠を構える。

4世紀ごろ朝鮮半島は緊張が高まり、沸流は日本列島へと渡来し、強力な騎馬軍団を背景に九州から畿内へと進み、先住民を征服し、天皇に即位し、大和朝廷を開く。「ヤマト」とはヘブライ語の方言のひとつ「アラム語」で神の民を意味する「ヤ・ウマト」が語源である。失われたイスラエル10支族が日本に新しい国家を建設した時、国名を「ヤマト」としても不思議ではない。古代イスラエル王国はBC922年に分裂し、イスラエル12支族のうち10支族からなる北朝イスラエル王国と2支族からなるユダ王国に分かれた。北朝イスラエル王国はBC722年にアッシリア帝国によって滅亡したが行方が分からなくなった。失われたイスラエル10支族の中で騎馬民族となった人々がおり、ユーラシア大陸を横断して日本列島にやってきた。その大王が天皇である。

応神天皇は10支族のうちカド族の血を引く者である。ヘブライ語でカド族出身者を「ミカド」という。


(6)「古事記」と「日本書紀」は矛盾を浮き彫りにする合わせ鏡である

「日本書紀」には第15代応神天皇の代に百済の王子・弓月君が120県の人民を従えて渡来したとある。

「古事記」にはその頃、すでに秦氏の根城となる山城(山背)に苅羽田刀弁という兄弟が住んでいたと記載されている。しかし秦氏が百済から来たという「記紀」の記述は嘘である。秦氏は新羅系であり百済系ではない。それゆえ国司が故意に嘘を記したということである。卑弥呼が治めた「邪馬台国」に関する記述も「記紀」には一切ない。これは国史としては致命的であり最大の汚点である。

大和民族は邪馬台国を滅ぼした征服側で敗北側も押さえ込んで同化させるために故意に邪馬台国の歴史を封殺した。

何故、「古事記」と「日本書紀」がニ書一対で国史となっているか?

何者かが「記紀」の中に秘密を隠し、その上に矛盾という仕掛けを置いたのである。

(藤原不比等が仕掛けたと思われる)

未来永劫にわたって秘密を隠し続けるつもりなら仕掛けなど必要はない。わざわざそこに仕掛けを置くのは、後で仕掛けられた錠を開けるためである。

「記紀」に場合、その目的の一つとして矛盾という手段を用いた。そのため、ニ書が必要だった。「記紀」の仕掛けは合わせ鏡である。「記紀」で親子関係や兄弟関係が入れ替わっている場合、その親子、兄弟は同一人物を示している。又、一人の人間の業績を何人かに分散させるという手法も「記紀」の常套手段である。共通文字も「記紀」の仕掛けの一つである。例えば、「神」という共通文字を持つ人物は同一人物である。

「神武天皇=崇神天皇=応神天皇」と言うことであり、さらに神功皇后までもが同一人物となる。

陰陽道はBC2000年頃、中国で発祥し、孔子がそれを儒教と結びつけて「易経」として世に広めた。陰陽道で言えば、西に向かう神武天皇は陰となり、女性の形で表される。征西は戦争ではなく平和を暗示している。征西の目的は新羅で待機していた大勢の秦氏を神武天皇(=崇神天皇=神功皇后=応神天皇)が迎えにいったのがこの征西の目的だった。そのため陰である神功皇后で表し、新羅討伐が戦争でなかったことを暗示している。この事実を覆い隠すため、「記紀」では秦氏が百済から来たと偽った。表が嘘なら裏が事実を表す。これも陰陽道である。

応神天皇のし号は「品陀和気命(ほんたわけのみこと)」であり、仁徳天皇と同一人物であると言うことの暗示である。

「ワケ」のし号は履中天皇・反正天皇にも使われている。初代神武天皇から第10代崇神天皇に至る天皇に実体がない事から、それらの天皇は実在せず決史8代といわれている。同一人物は決史8代どころではなく、18人の天皇が全て同一人物という図式が出来上がる。

「神武天皇=崇神天皇=神功皇后=応神天皇=仁徳天皇」というすさまじい仕掛けが見えてくる。日本で一番多い神社は「八幡神社」とされる。八幡宮の本拠地は、九州の「宇佐八幡宮」であり、八幡大神が舞い降り「誉田天皇広幡八幡麿(ほんたすめらみことひろはたやはたまろ)」を告げたとある。

「誉田」とは応神天皇のことであり、宇佐八幡宮が鎮座する北九州は応神天皇の本拠地でも会った。神社が日本中に増殖していったのは、祭神の分裂という手法が用いられたからで「八百万の神々」を次々と生み出していったのである。

そのため、日本は無数の神々を奉る「多神教」でありながら、一柱の神の名を増やしただけの「一神教」の様相を帯びてくる。

「八百万の神々」の全て名を変えた天照大神の分身、つまり御霊分けという記紀神話と全く同じ仕掛けが見えてくる。日本は表の顔が多神教で、裏の顔が一神教という形で陰陽をなし、裏は女性形(陰)として表され、女神となっている。これが、基本的な国仕掛けである。


真の聖杯伝説(4)

(7)天照大神の秘密

伊勢神宮の内宮に天照大神を祀っている。天照大神は皇祖神つまり天皇の祖先であり神道における最高神である。女神であることから邪馬台国の卑弥呼ではないかと言われたり、「記紀」を編纂させた当時の女帝がモデルになっているとも言われている。伊勢神宮の創建に秦氏が関わっている以上、天照大神と秦氏も関係がある。

本当の天照大神は女神ではなく男神だった。

「あまてる くにてるひこ あめのほあかり くしみたま にぎはやひのみこと」と言う。

天照大神を天照大神たらしめているのは「記紀」の「天岩戸開き神話」である。スサノオ命の乱暴に怒った天照大神が天岩屋に隠れてしまう。すると、地上は暗闇に閉ざされてしまった。そこで、神々が相談した結果、天太玉命(あめのふとだまのみこと)が天岩戸の前にヤタノ鏡がかかった真賢木(まさかき)を立て、天児屋根命(あめのこやねのみこと)が祝詞を奏上。さらに、「あめのうずめのみこと」が裸で舞を踊った。これを見た神々は大笑いし、その場が宴会のようになった。不審に思った天照大神は天岩戸を少し開けて外を見た。そこへ、「あめのうずめのみこと」がヤタノ鏡を持ってきて天照大神がもう一人いると偽った。するとヤタノ鏡に写った姿を見た天照大神は一瞬ひるんだ。それを見た手力雄神(たぢからおのかみ)が天岩戸を開き、天照大神を引きずり出す。そして、天太玉命が入り口に注連縄を張って再び天照大神が天岩屋に入れないようにした。こうして地上には再び光が戻ってきた。

天照大神が天岩屋に隠れたとは、天照大神が死んで横穴式墳墓に葬られたことを意味している。天岩屋から出てきたことは、死んで葬られたはずの天照大神が生き返ったことを意味している。天照大神は一度死んだ後に復活したのである。(復活できるレベルは9次元の救世主レベルである。)

秦氏の正体がユダヤ人キリスト教徒であることを考えれば、一度死んで生き返った男神はイエス・キリストしかない。さらに、「あめのうずめのみこと」はマグダラのマリアのことである。日本神道はイエス・キリストとマグダラのマリアを夫婦であることを認めている。それは、猿田彦の存在である。

「多次元同時存在の法則」により、天照大神=猿田彦である為、イエスとマグダラのマリアは夫婦であることを示している。また、天照大神は皇祖神である。つまり、天皇は天照大神の子孫であることを意味している。天照大神がイエス・キりストならば、天皇はイエス・キリストの末裔だということになる。日本列島の支配権を天皇家に与えたのは天照大神である。古代における神武=崇神=応神天皇の前にイエス・キリストが降臨し、日本を支配する王権を天皇に与えたからである。この時、交わされた契約により、天皇が代々王権の継承儀式として行っているのが「大嘗祭(だいじょうさい)」である。大嘗祭は新しい天皇候補(皇太子)が天照大神と一緒に食事をする。そして、用意された寝床に一度横になり、再び起き上がるという神秘的な儀式が行われる。これは、イエス・キリストと最後の晩餐をモチーフにしている。皇太子は死んでイエス・キリスト=天照大神の御魂を宿した天皇として蘇るのである。天皇とはイエスから王権を与えられた預言者なのである。


(8)伊雑宮(いざわのみや)の秘密

イエスが磔になった十字架はT型をした十字架だった。T型十字架の上に罪状板を掲げた為、全体で十字のような姿になったのが真相である。ローマ人は十字架を処刑の道具としか考えない。しかし、ユダヤ人原始キリスト教徒にとって十字架は全人類の贖罪の象徴であり、イエス・キリストのシンボルである。それゆえ、「聖十字架』を運び去ったのである。聖十字架はエルサレム教団と共に第1次ユダヤ戦争直前にエルサレムからヨルダン河東岸のぺラに持ち込まれた。そして、シルクロードを東に進み、日本列島に持ち込んだのである。現在、聖十字架は伊勢神宮の内宮地下殿にある。聖十字架は2000年たっても全く腐敗せず、真新しい木材のままである。伊勢神宮が絶対三神にちなんで、三宮からなっていることを隠す為に、伊雑宮を封印したのである。聖十字架において、イエス・キリストの名前を記していたのは罪状板のみである。現在、伊雑宮に納められている御神体は罪状板である。罪状板には「ナザレのイエス ユダヤ人の王」と書いてある。伊雑宮が本宮になるのは天照大神(イエス・キリスト)の名前を持っているからである。伊勢神宮は三種の神器を全て所持した時、イエスの再臨(天照大神の降臨)がなされるのである。


(9)日本という文字の秘密

日本という国旗は日の丸である。赤い丸は太陽を意味し、天照大神=イエス・キリストを表している。「日本」の文字には十字架が隠されている。「日」は太陽であり「本」という文字は「大」と「十」からなる文字である。それゆえ、十字架に人体を意味する「大」が磔になった状態を表している。つまり、日本という文字は、天照大神(イエス・キリスト)が十字架にかかったことを象徴しているのである。

伊勢神宮の護符にある「蘇民将来」の意味は、「未来において、この民は再び目覚め蘇る」という意味である。

蘇民とはヤハウェによって選ばれたイスラエル人にほかならない(日本人を意味している)。自分達の国にヘブライの奥義が無限に隠されていることに気付くということである。日本人がイスラエルの血を引く者であり、重大な使命を担っていることを知る時が来るということである。


(10)終わりに

私は、2005年1月26日と27日に世界最大の聖地である伊勢神宮に参拝してきた。それで分かったことは次の通りである。


(伊勢神宮の御祭神)

外宮ー豊受大御神(ヤハウェ)、モーセの旗竿(ネフシュタン)=天御量柱(心御柱)

    マヌの壷(ヤサカニノ勾玉)

内宮ー天照坐皇大御神(イエス・キリスト)、契約の箱、モーセの十戒石板(ヤタノ鏡)

    イエス・キリストの聖十字架=忌柱・天御柱(心御柱)

伊雑宮ーイエス・キリストの罪状板があるため、伊勢神宮の本宮になる

(伊勢神宮内部にある別宮)

外宮ー土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)、多賀宮(たがのみや)

内宮ー荒祭宮(あらまつりのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)

(伊勢神宮外部にある別宮)

外宮別宮ー月夜見宮(つきよみのみや)

内宮別宮ー月読宮(つきよみぐう)

その他関係のある神社ー倭姫宮(やまとひめのみや)、猿田彦神社




伊勢神宮では神主さんと話すことは出来なかったが、伊雑宮では神主さんと話すことが出来た。彼は、伊雑宮がいずれ伊勢神宮の本宮になることを知っていた。つまり、イエスの罪状板を実際に見ているからである。

「ヨハネの黙示録」では、第6の封印が解かれた時であり、終末の日はまだ先のことである。しかし、「フォトンベルト」や「プラズマフィラメント」が地球に突入する時期が2012年12月22日であることから、終末の日ではないかと考える人もいる。

イエスの再臨には条件があり、全ての条件が揃った時になされる。

聖徳太子の「未然記」によると、2021年までに起こる事として、アメリカから偽キリストが現れ、世界政府総統になり、エルサレムに世界の首都を遷都することが書かれている。終末の日に至る条件がある。

1、偽キリスト(獣)・偽預言者(バチカンの法王)が世界の政治と宗教を統一し、恐怖政治を開始すること。

2、世界政府の首都がエルサレムに遷都され、ソロモン第三神殿が建設されること。

3、偽キリストに反対する二人の証人が出現すること。

4、第5のラッパが鳴らされた時、星が落ち、底知れぬ穴が開き、地底からアルザル人が地上に帰還すること。

5、終末を告げる「天のしるし」である木星から誕生する巨大な天体「ケツァルコアトル」が地球めがけて接近してくること。

6、契約の箱・イスラエルの三種の神器・聖十字架が揃い、三種の神器をイスラエルに返還する。

7、エノクの城が太陽から降臨すること。

8、天照大神の降臨(イエス・キリスト)の再臨が実現する。



「大嘗祭」を取り仕切るのが下鴨神社であり、裏神道の総元締めの神社である。上賀茂神社、下鴨神社、河合神社で一体になっている。その時、天照大神の降臨(イエスの再臨)の時期が来たことを暗示させる。

天照大神の血こそ天皇の大儀である。

「万世一系」とは神道の最高神「天照大神」から今生天皇に至るまで、その血統は断絶することなく続いていることを意味している。

真の聖杯伝説はヤハウェやイエス・キリストに守られてきた「万世一系」の天皇家のことを指すのである。

ルシフェルに汚されず、聖なる血脈は日本の天皇家に流れている。元天使長だったルシフェルの目を欺くには日本神道のような国仕掛けを施さなければならなかったのである。それゆえ、複雑なトリックが仕掛けられ、誰にも分からない仕組みになっていたのである。

神の命を受けた解放者が出現するまでは解き明かすことが出来なかったのである。

複雑なトリックを施さなければ、メロビング朝のようにルシフェルに利用されてしまうのは明らかである。いずれにせよ、旧約聖書と新約聖書の神の存在を証明する物的証拠が日本に存在している。聖書の預言にあるイエスの再臨においても、聖書の民(神の民=ヤマト)である日本の役割は非常に大きいのである。


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