思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

世界を統一力で読み解く

2013-11-30 13:45:17 | Weblog


統一力とは何か





統一力とは、特定の要素に働きかけて要素間の法則や秩序を作りだし、

要素全体を調和させる力のこと。

統一力は宇宙の根源的な力であり

あらゆるものは統一力によって支配されている。

統一力には低次のものから高次のものまであり

要素の階層が異なれば、異なる統一力が働く。


統一力は高次になるほど美しい調和を生み出す。

美は高次の統一力の現れであり、粗雑は低次の統一力の現れである。

粗雑なものよりも美しいものに高い価値を見出す人間は、

より高次の統一力を求め続ける存在である。

宗教や芸術の役割は、高次の統一力を呼び込み具現化することにあるだろう。

神道と統一力

2013-11-30 10:53:31 | Weblog
神道は大自然に作用する高次の統一力を呼び込むための宗教といえるだろう。

仏教は慈悲や八正道の実践によって、そしてキリスト教は隣人愛によって

高次の統一力を呼び込むための宗教ではないだろうか。

日本は神道と仏教、そしてキリスト教までも取り込んだ結果、

世界で最も高次の統一力が作用する国になったのだ。

逆に低次の統一力を呼び込むのがマルクス主義やファシィズムである。

愛が欠如し、憎悪や怒りのみで構成された集団は、低次の統一力を呼び込み破壊的集団になる。




統一力を呼び込む

2013-11-29 14:07:53 | Weblog
音楽は統一力を呼びこみ意識を覚醒させる効果があるが、

低次の統一力を呼び込むと攻撃性や獣性を刺激するので、

どのような音楽を聴くかが重要である。

映像においても美しいものは意識の統一性を高めるが、グロテスクなものは、

意識の振動数を下げ低次の統一力の影響を受けやすくなるだろう。


宗教においても人類の共存を目指す利他的な団体は高次の統一力を呼び込むが、


排他的で独善的な団体は低次の統一力を呼び込むだろう。

思想においてはマルクス主義やファシズムが低次の統一力を呼び込む力を持っていると思う。

中国共産党の利己的で野蛮な性格はその影響もあるだろう。

それに比べ日本は民主主義で天皇という徳の高い人物が中心に存在するので

高次の統一力の影響を受けやすいのではないか。


自然との共存を目指す神道も高次の統一力を

呼び込む力になっているかも知れない。


場の自己組織化

2013-11-28 12:56:42 | Weblog
場にに統一力が作用することで、同調現象やリズムが発生するのではないか。

これが自己組織化を引き起こす仕組みだと思う。

動物の群れは、群れの場に作用する統一力によって秩序化されているのかもしれない。

この世界の基本は波動の場と場に働く統一力で成り立っているのだろう。

マズローの欲求階層論と統一力

2013-11-27 12:35:51 | Weblog
20年ぐらい前に心理学者のマズローの本をよく読んでいた。



マズローの欲求階層論は人間のこころは、低次の欲求が満たされていくに連れ、

より高次の統一力の影響を受けるようになるということを示しているではないか。

自己実現から自己超越に向かうということは、宇宙を支配する偉大な統一力、

宇宙の意志と融合することを最終的に目指すということだろう。



自己実現理論(じこじつげんりろん)とは、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。また、これは、「マズローの欲求段階説」とも称される。




目次
[非表示] 1 概論
2 詳細
3 自己超越
4 批判的意見
5 関連項目


概論[編集]





マズローの欲求(要求)階層をピラミッドで表現し、原始的欲求に近づくほど底辺に書いた図
マズローは、人間の基本的欲求を低次から述べると、以下の通りである。
1.生理的欲求(Physiological needs)
2.安全の欲求(Safety needs)
3.所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)
4.承認(尊重)の欲求(Esteem)
5.自己実現の欲求(Self-actualization)

詳細[編集]
生理的欲求(Physiological needs)生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な欲求極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどない。しかし、人間にとってこの欲求しか見られないほどの状況は一般的ではないため、通常の健康な人間は即座に次のレベルである安全の欲求が出現する。安全の欲求(Safety needs)安全性・経済的安定性・良い健康状態の維持・良い暮らしの水準、事故防止、保障の強固さなど、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求病気や不慮の事故などに対するセーフティ・ネットなども、これを満たす要因に含まれる。この欲求が単純な形ではっきり見られるのは、驚異や危険に対する反応をまったく抑制しない幼児である。一般的に健康な大人はこの反応を抑制することを教えられている上に、文化的で幸運な者はこの欲求に関して満足を得ている場合が多いので、真の意味で一般的な大人がこの安全欲求を実際の動機付けとして行動するということはあまりない。所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)生理的欲求と安全欲求が十分に満たされると、この欲求が現れる。情緒的な人間関係・他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚かつて飢餓状態であった時には愛など不必要で非現実的だと軽蔑していたことを忘れ、今や孤独・追放・拒否・無縁状態であることの痛恨をひどく感じるようになる。不適応や重度の病理、孤独感や社会的不安、鬱状態になる原因の最たるものである。承認(尊重)の欲求(Esteem)自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求 尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。自己実現の欲求(Self-actualization)以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。すべての行動の動機が、この欲求に帰結されるようになる。これら5つの欲求全てを満たした「自己実現者」には、以下の15の特徴が見られる。1.現実をより有効に知覚し、より快適な関係を保つ2.自己、他者、自然に対する受容3.自発性、単純さ、自然さ4.課題中心的5.プライバシーの欲求からの超越6.文化と環境からの独立、能動的人間、自律性7.認識が絶えず新鮮である8.至高なものに触れる神秘的体験がある9.共同社会感情10.対人関係において心が広くて深い11.民主主義的な性格構造12.手段と目的、善悪の判断の区別13.哲学的で悪意のないユーモアセンス14.創造性15.文化に組み込まれることに対する抵抗、文化の超越
これらのうち、最初の4欲求を欠乏欲求(Deficiency-needs)、最後の1つを存在欲求(Being-needs)としてまとめることもある。マズローは、欠乏欲求と存在欲求とを質的に異なるものと考えた。自己実現を果たした人は少なく、さらに自己超越に達する人は極めて少ない。数多くの人が階段を踏み外し、これまでその人にとって当然と思っていた事が当たり前でなくなるような状況に陥ってしまうとも述べている。 また、欠乏欲求を十分に満たした経験のある者は、欠乏欲求に対してある程度耐性を持つようになる。そして、成長欲求実現のため、欠乏欲求が満たされずとも活動できるようになるという(ex.一部の宗教者や哲学者、慈善活動家など)。 晩年には、「自己実現の欲求」のさらに高次に「自己超越の欲求」があるとした。この考えが、後のトランスパーソナル心理学の源流ともなる。

自己超越[編集]

マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表した。それが、「自己超越」(self-transcendence)の段階である。 自己超越者(transcenders)の特徴は
1.「在ること」(Being)の世界について、よく知っている
2.「在ること」(Being)のレベルにおいて生きている
3.統合された意識を持つ
4.落ち着いていて、瞑想的な認知をする
5.深い洞察を得た経験が、今までにある
6.他者の不幸に罪悪感を抱く
7.創造的である
8.謙虚である
9.聡明である
10.多視点的な思考ができる
11.外見は普通である(very normal on the outside)

マズローによると、このレベルに達している人は人口の2%ほどであり、子供でこの段階に達することは不可能である。 マズローは、自身が超越者だと考えた12人について調査し、この研究を深めた。


場の励起と統一力の働き

2013-11-24 15:40:30 | Weblog
場が励起されることで統一力が働くのかもしれない。

統一力が働くと要素全体のバランスと秩序を保つための法則が発生する。

動物の場合本能が、それにあたるだろう。

本能によって動物全体のバランスが保たれている。


人間は動物よりも脳が進化したため、

より高次の統一力が作用し、愛や理性の働きが生み出されたと考えられる。

何かのきっかけで脳の本能の場が励起され、統一力が働いた結果、本能に目覚めるのだろう。

高次の統一力が低次の統一力を従えさせるため、人間の本能は理性の制御を受けているのだ。

本能の場より理性の場のほうが振動数が高いだろう。

振動数の高い場のほうが高次の統一力を呼び込めるのだ。


将来、霊的進化によって本能と理性が統合され

本能的理性を持った人間になるのではないか。





複雑系で神を説明すると

2013-11-22 12:45:10 | Weblog


要素間の共鳴によって統一力(神)が生まれ

統一力によって要素間を支配する法則が生まれる


要素間の共鳴→ 統一力(神)の発生→ 法則の発生→ 要素全体の調和


宇宙は共鳴する生命波動エネルギーによって満たされており

波動の共鳴によって統一力が生じ、統一力によって法則が生まれ、

法則によって宇宙全体の調和が保たれている。

この宇宙の共鳴によって生まれる統一力が神である。

神とは要素間の共鳴によって生じる統一力である。

要素には階層性があるため、宇宙には様々な統一力が存在すると考えられます。







イデアとは何か

2013-11-19 12:35:24 | Weblog
イデアは高次元波動世界での波動の相互作用によって生み出される。

神 宇宙の意志 が創造するのはイデアである。

イデアはミクロレベルで物質世界と相互作用する。

この世界はイデアとの相互作用によって、形づくられていった 。

高次元の非物質的イデアの構造が3次元の物質に変換されるため

この世界は不完全なものとなった。

イデアの多くは芸術作品として表現される。

時間とともに規則的に変化するイデアは音楽、変化しないイデアは絵や図形などで表現される。

芸術を通して人間はイデアを認識できる。

イデアは高次になるほど神の本質を体現したものとなる。

そしてイデアを通して神の意思を感じ取ることも可能であろう。

イデアは数学的論理を基本として成り立っていると考えられる。

数学と芸術が民族や宗教の壁を超えられるのは、イデア的存在だからである。

科学の役割はイデアがどのような仕組みで成り立ち、

どのように物質に作用しているかを解き明かすことである。










神 「創造の意志」によるイデアの生成

2013-11-17 15:24:45 | Weblog




このキタロウの曲は、神「創造の意志」によってイデアが生成されていく過程を

表現したものではないかと思う。

後半の静かな部分は、作り出されたばかりのイデアの世界である。


我々の世界はイデアとの相互作用によって形作られ、進化してきたのではないだろうか。

複雑な構造物ほど、より高次のイデアを受信することができるだろう。