JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

スクエアの捉え方 CALLITHUMP / Uri Caine

2014-05-16 21:16:51 | 聞いてますCDいいと思う


ユリ・ケインの新しいアルバムを見つけたので拾ってきた、とはいっても2012年録音で、新しくトリオでの録音情報もはいっているので最新とは言えないかもしれない。
まあエンリコ・ピエラヌンツェよりは随分と新しい録音です。
例によってWinter&Winterからのリリースで、ジャ家にはこの会社からほかに24枚のケインのアルバムがでているとすべてのアルバムが掲載されています。
ケインのアルバムは見つけるとひろっているので、数えてみたら21枚あった。W&Wがこのアルバムを含めて16枚だから5枚ないのかな。そのほかの会社のものが5枚、結構ユリ・ケインのアルバムはあるとおもう。
W&W、色々企画もあるの、ですべてのアルバムが気に入るということはなく、ちょっと怖いのです。このアルバムの前のアルバムは「ラプソディ・イン・ブルー」で最近手にいれたけれど、結局記事にしないうちにこっちのアルバムになりました。同じような意味でユリ・ケインって結構自分の好みでつくっているので最終的に結果をみてみると凄く良いという推薦版が少なくなってしまうのです。

今度のはピアノ・ソロ、ここのところ企画ものがつづいていたのでこれは今のケインが知れていいかもしれません。

1曲目、フリー・インプロのようなガンという入り方で、ソロでフリー弾いてキースと対抗できるのはユリかなとも思います。
2曲目は内省的な感じ。
4曲目は得意のラグをいれたり、続くのだけれど、後半結構同じような曲調がつづきます。
7曲目、構成をこうして弾くという感じで、このピアニストスクエアのところを時々感じてしまいます。
スクエアが悪いというわけではないけれど、そう思うと同も没頭できなくなる癖があるのです。
キースの方がよっぽどロマンチストだと思うのはついこの間ソロを聴いたばかりなので、これはユリは損をしてしまいました。

上手いピアニストだから、エンリコのところのスコット・コリーとアントニオ・サンチェスのリズム隊と演れば、エンリコとまた違った展開をしそうで、まあ、そおゆう想像をして、次のピアノ・トリオ・アルバムを待つことします。

CALLITHUMP / Uri Caine

Uri Caine piano solo

01. Callithump
02. Sepharad
03. Bow Bridge
04. Greasy
05. Magic of her Nearness
06. Chanson De Johnson
07. Map of the Heart
08. Everything is Bullshit
09. Raindrop Prelude
10. Perving Berlin
11. Song of the Prisoner
12. Attic Magic
コメント
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