ふしぎなミステリー・前

　12月6日の『名探偵コナン』は、第761話「加賀百万石ミステリーツアー　（金沢編）」が放送された（12月12日視聴）。


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・「加賀百万石ミステリーツアー　（金沢編）」
　放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
　石川県の金沢にやってきたコナン、小五郎、蘭は観光連盟の谷本裕三、宮澤萠子、イベント会社社長の田所雄也、社員の倉西治、秋山春美に迎えられる。加賀百万石ミステリーツアーという町おこしイベントが開催される事になり、小五郎は協力を要請されたのだ。このツアーは金沢、加賀の観光スポットに暗号が用意され、謎解きしながら観光する仕組み。暗号は秋山が考えていて、倉西は難事件のストーリーを考えて欲しいと小五郎に依頼する。小五郎は皆と共に観光地を巡りながら暗号を解いてみる事に。
　小五郎は最初の暗号を解こうとするが間違って推理。蘭とコナンが間違いを修正して暗号を解く。続いて一行は暗号が示す次のポイント、加賀友禅伝統産業会館を訪れる。ここで女性がバッグを男性に奪われる事件が発生。小五郎はバッグを取り返すが、泥棒男は逃げてしまう。この時、コナンは誰かに見られている気配を感じる。コナンたちは暗号を解きながら石川県観光物産館、石川県立美術館などを巡る。コナンは行く先々でカップルを見かけ、ずっと感じる視線はビデオカメラだと気付く。
　この後、一行は近江町市場の食堂で昼食をとり、倉西と秋山が結婚する話題になる。コナンは宮澤がずっと持っている重そうなショルダーバッグの中身が気になる。テレビでは1人暮らしの老人が襲われ、現金500万円が盗まれた2010年5月6日に金沢市内で起きた事件の事が報じられていた。昨日、犯人と思われる男が逮捕されたが、男は容疑を否認しているという。この時、秋山はスマホの画面を見て真っ青になる。昼食後、小五郎たちはツアーを再開するが、秋山は暗号カードを紛失したと告白する。
　秋山は「1056 G 剣（の絵）」と暗号カードを手書きし、小五郎は兼六園の金城霊澤を示していると言い当てる。兼六園で秋山が手書きした暗号カードは2つの図形（菱形と矢尻）と馬の鞍の絵。コナンはこの暗号が金沢城を示していると解く。そして、金沢城で秋山は手書きした「24－3」という暗号カードを小五郎に渡す。蘭は金沢21世紀美術館という正解を導き出すが、谷本、小五郎は簡単過ぎると指摘する。その時、逆恨みした先ほどの泥棒男が出現。小五郎は襲いかかる泥棒男を投げ飛ばす。
　小五郎は逃げる泥棒男を追いかける。コナンは先ほどのカップルを見つけて追いかけ、宮澤もその後に続くがコケて転倒。その拍子に宮澤のバッグから小型カメラが飛び出す。この後、宮澤は泥棒男、ハンドバッグを盗られた女性は役者、カップルはカメラマンのアシスタントと白状。一連のハプニングはイベントPRのためのドッキリだった。宮澤と秋山もこっそりカメラで小五郎たちを撮影していたという。田所は事情を説明するため、小五郎たちを連れて元の場所へ戻るが…。そこでは秋山が頭から血を流して倒れていた。倉西は脈を取り、気絶していると判断。秋山が襲われたのはドッキリではなかった…。

　町おこしイベントの問題を考える前に、まずは主催者の暗号を解く小五郎たち。しかし、例によって小五郎よりも“助手”の方がお得意なようで…。

　途中でなぜか暗号が変えられ、謎のドッキリ作戦。そして、傷害事件が発生したところで水。オリジナル話なので展開が読めないが、加賀旅情編の結末や如何に？


　次回は12月13日、第762話「加賀百万石ミステリーツアー　（加賀温泉編）」が放送された。上記web ページの放送前のあらすじは下記のとおり。
　蘭は何者かに襲われた秋山に付き添って病院に行く事になり、小五郎たちはチェックポイント巡りを続ける事に。金沢21世紀美術館に到着後、コナンは秋山のカバンから落ちた4枚の暗号カードを確認。そして、コナンは秋山が暗号カードを紛失したとウソをつき、新たに別の暗号を書き直した理由を推理する。コナンは改めて手書きした暗号カード3枚を見て、秋山がカードに込めた本当のメッセージを読み取る。この後、コナンは秋山を襲った犯人を追い詰めるため、“逆ドッキリ”を仕掛けるが…。

　ちなみに、12月6日・13日の『まじっく快斗1412』にもコナンや蘭・園子・次郎吉が登場。他社の作品だが、世界観は同じということで声優さんは一緒なのが面白い。