銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

大人の階段で足踏み

2006-04-30 19:54:57 | ドラえもん
 通算45回目の『ドラえもん[1979年版第2世代]』。先週に引き続き、「新生ドラえもん 1周年記念スペシャル!!」のパート2。

 今回は『よみがえった幻のストーリー ゆめの町ノビタランド』と『のび太の25年後 りっぱなパパになるぞ!?』の2本立て。


・『ゆめの町ノビタランド』

 冒頭にチョロっと先代の映像が流れたが、それだけ。事前の報道は何だったのか…。

 それはともかく、“現代版”である。
 家の中でローラースケートを…というのは、のびママならずとも怒られて当然。そんなお屋敷でもない家で滑るかなあ…。
 道路で滑っても、やっぱり危ない。確かに道路の方が危ない。

 空き地はマンション工事の資材置き場で使えない。ありがちな話だ。でも、この空き地に何かができる…という話は聞いたことがない。
 まあ、空き地がなくなれば『ドラえもん』が終わってしまう。「空き地」とは、つまりそういうものである。

 ジャイアンがジャイママに追い掛けられる展開が加わった。はっきり言ってどうでも良い。

 原作の「物置を作って…」ではなく、木を植えてもらうために、ミニチュアをどけるママ。相変わらず注意力は散漫である。

 1本目に先代、2本目に当代…という展開が理想だったのだが……。

 挿入歌は「すすめドラえもんマーチ」?

・『りっぱなパパになるぞ!?』

 卒業シーズン向け、と言う点では『45年後…』と並べるべき作品。

 去年1回出てきたノビスケは、引き続き亀ちゃんこと亀井芳子さんが担当。
 原作のノビスケの日記には「○○年」と記されていたが、既にその年代をとっくに超えてしまった。
 が、まだ自由に空中を移動できるようにもなっていない。今回も「睡眠圧縮剤」は、やはりと言うべきか削除された。

 大人ののび太は、先代とは違い、原作と同じ眼鏡のない顔になっている。
 前に1回出たキャラとは違い(こちらは眼鏡をかけた、今ののび太が年を取ったような感じ)、声も堀秀行さんになっている。今後はこちらが定着する?!

 この話は、未来の自分の情けなさに失望しつつ、未来を良くするためには、今の自分を少しでも変えてゆく…と気付くのが肝である。

 この原作を読んだ頃のわたしが、今のわたしと出会ったら? これほど恐ろし
いことはない…はず。どうかな?


 最後に、先代のOP映像が流れたが、またも大杉版の映像に山野版の音源。
 字幕なしの貴重な映像と言えば貴重だが、次回からのミニコーナー「キャラクター大分析シリーズ」宣伝の映像をかぶせたので台無し。
 この影響で、次回予告も省略。

 このことから、先代はもはや過去の遺物としか見ていないことが散見される。


 次回から「キャラクター大分析シリーズ」が始まるが(第1回はスネ夫編)、『ザ・超能力?! エスパースネ夫』と『スネ夫の弟登場!? スネ夫は理想のお兄さん』と、お話もスネ夫特集。
 恐竜の次は、各キャラ特集で繋ぐみたい。


※余談
 「ココス」がついに北海道にも進出。CMの冒頭に水田さんじゃないナレーションが付いていた。

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進めぬみどり

2006-04-29 23:59:00 | 常用平易な日々
 1989(平成元)年より、4月29日は「みどりの日」であった。

 しかし、それも今日でおしまい(2005年10月10日の記事参照)。

 来年から、4月29日は「昭和の日」に変更される。
 「みどりの日」は5月4日移動。

 近年は、祝日が“ハッピーマンデー”なる妙な法律のせいで、本来の意味から離れてしまう場合が多い。
 5月4日の「みどりの日」。なぜ?

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ジーク・ケロン

2006-04-28 23:34:11 | ケロロ軍曹
 『ケロロ軍曹』第107話。今日は「夏美 恐怖の身体検査 であります」と「冬樹&夏美 姉弟大戦争! であります」の2本。

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・「恐怖の身体検査」

 冬樹のパンツが見つからない…から始まった。女の子向き?
 冬樹たちの学校で、身体検査。
 そこに、ケロロ小隊(-1)が先生として乱入。当然ながら、ハチャメチャになってしまう。

 身体検査にかこつけて優秀なソルジャーを見つける…という、まるで“ざび家”風な野望(?)もむなしく、夏美に追い出されるケロロら。
 小雪・ドロロの罠に引っかかるが、純朴なドロロをだまくらかして脱走。まったくしょうがないなあ…。

 男子の測定会場に逃げ込む逃亡者…じゃなかった侵略者たち。

 最後はやっぱり女の子向き…だろうか?


・「姉弟大戦争!」

 1話目の後遺症で(?)、夏美が呼んでも冬樹が部屋から出てこない。
 飛び火を恐れて、ケロロが姉弟対決に誘い込む。

 第1戦、アームレスリング。夏美の勝ち。
 第2戦、インディアンポーカー。あんまり聴いたことないゲームだが、観れば納得。どこかで見たことはありそうだ。
 普段とは違って、冬樹の戦略で夏美を窮地に追い込む。

 いつの間にか仲直り。冬樹のケンカも珍しいが、やっぱり子どもの頃はやんちゃだったんだねえ…。

 もともとの原因は、やっぱりボケガエルでした。まあ、当たり前やね…。


 すっかり忘れられがちだが、地球侵略のリミットは残り154日に。最初を観てないと、何の数字だか分からないだろうなあ…。

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涼宮ハルヒの普通

2006-04-27 23:59:00 | 涼宮ハルヒの作文
 書くことが浮かばないので、『涼宮ハルヒの憂鬱』である。

「特設ファンサイト」
「SOS団公式サイト」


 考えてみなくても、ヘンな話である。

・第1話「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」
 いきなり微妙な映画(文化祭用に作った「SOS団」の映画…らしい)から始まる。登場人物は誰なんだろう…。

・第2話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」
 無茶苦茶な女子(ハルヒ)が入ってきた。
 滅茶苦茶な部活(SOS団)が出来た。部室は文芸部室を占領。そこにいた部員と、どこかから引っ張ってきた先輩を団員に引き込んだ!

・第3話「涼宮ハルヒの憂鬱 II」
 パソコン部よりPCを強奪!?
 文芸少女の口から、とんでもない事実が?!

・第4話「涼宮ハルヒの退屈」
 新キャラが増えてる…けど説明がない?
 青春野球アニメっぽいBGMが流れる中、なぜか野球大会に出場。
 聞いたこともない設定が次々登場。

 次回は第5話「涼宮ハルヒの憂鬱 III」、第3話の続きだそうな。


 これだけではさっぱり内容がつかめないが、これ以上書くと何が起こるか分からない(笑)ので、あとは公式サイトでも見といて…。


 ところで、OP「冒険でしょ でしょ?」が4月26日に発売されたので、前日に購入した。
 唄うはハルヒ役の平野綾さん。

 TVで聴くだけだったが、どういう訳か心に残った。
 そういう理由で買うのも“冒険”であるが、成功と言えよう。

 ヒロイン3人が唄うED「ハレ晴れユカイ」は5月10日発売予定。これはEDの映像が面白い。どうしようかな?

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げつようアニメ劇場

2006-04-26 21:57:02 | めいたんていコナン…など
 衝撃の前回を受けて、の『ブラック・ジャック21』第3話。

 よみうりテレビの公式ページ

・「悲しみのピノコ」

 ブラック・ジャックの診療所が爆破された。
 生存を絶望視する周囲の中で、ピノコは1人で捜索を…。

 友引警部から「死」を告げられたトムのマスターは、B・Jの遺言として、ピノコを金持ち病院の養女にすることを提案。
 最初は嫌がっていたピノコだが、マスターに邪険にされ、おとなしく病院へ行ったのだが…。

 さて、B・Jは、実は前に出てきたシャチのトリトンに助けられていた。この辺りのご都合主義は大目に見ましょう。

 助かったとは言え、あくまでも応急処置のみ。
 追われる身であるため、恩師本間病院に向かい、自分を手術。一流の医師ならでは…なのか?

 ピノコも本間病院を見つけ、B・Jと再開を果たすが、それをナゾの組織が追ってきた!

 何とかそれを退け、本間病院で見つけた手がかりをもとに、世界各地を廻ることになった…。


 『名探偵コナン』第436話は完結編。

 よみうりテレビの公式ページ
 小学館の公式ページ

・「探偵団に注目取材(後編)」

 担任の小林先生が疑惑の目を向ける中、やりづらそうに推理を進めるコナン。たまにわざとらしく子どもらしくしても、探偵団のみんなにはバレバレ…。

 被害者の留守電に残された4件メッセージから、容疑者は3人に絞られた(1件は小林先生)が、コナンは真相に気づいたようだ…。

 今日のヒントは「(年)月日」だろうか。

 ちなみに前回、
  コナンたちの担任は、「小林先生」という名前だった。
  まあ、それはどうでも良いか。
 と書いた。

 しかし、最後にそれが重要な意味を持つのであった(笑)。

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映画『名探偵コナン』を観たこと

2006-04-25 23:59:00 | めいたんていコナン…など
 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌[レクイエム]』(4月15日公開)を観に行った。
 去年は都合で劇場に行けなかったので、2年ぶりとなる。

 TVシリーズは1996年1月8日から始まったが、翌年4月以降、毎年劇場版が製作され続けている(☆は劇場で観たもの)。
・1997年『時計じかけの摩天楼』
・1998年『14番目の標的[ターゲット]』
・1999年『世紀末の魔術師』
☆2000年『瞳の中の暗殺者』
☆2001年『天国へのカウントダウン』
☆2002年『ベイカー街[ストリート]の亡霊』
☆2003年『迷宮の十字路[クロスロード]』
☆2004年『銀翼の奇術師[マジシャン]』
・2005年『水平線上の陰謀[ストラテジー]』
☆2006年『探偵たちの鎮魂歌[レクイエム]』

 公開中なので、内容は書かないほうが良いだろう。

 それはともかく、平日の昼間14時の回に行ったので、観客はわたしと同僚のI氏ほか、総勢5名の大賑わい。前や横には誰も座っていない静かさ。

 今回の特徴は、いつにも増してレギュラーキャラの多さ。
 江戸川コナン(OPと声だけ工藤新一も)・毛利蘭毛利小五郎鈴木園子服部平次遠山和葉吉田歩美小嶋元太円谷光彦灰原 哀阿笠博士妃 英里(小五郎夫人)・白馬 探(警視総監の息子の高校生探偵。現在原作にも出てる)、目暮警部白鳥警部中森警部(目暮らとは別の課=警視庁捜査二課)・高木刑事佐藤刑事千葉刑事横溝重悟警部(弟のほう、神奈川県警)・大滝警部(大阪府警)・遠山刑事部長(同、和葉の父)・服部平蔵(平次の父、大阪府警本部長)、怪盗キッドと言った具合。

 出ていないのは黒づくめの面々やFBI、中森警部の娘さん(名前忘れた)、横溝参悟警部(兄のほう、静岡県警)、群馬県警の“山さん”…ら。


 これだけの人数が様々な役割で登場し、最後の最後までコナンたちの命がけの大アクション。


 迷宮なしの名探偵。この言葉を誰かさんにも聞かせたい今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?

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桜の前に夏が来る!

2006-04-24 23:59:00 | 大相撲観測日誌
 番附発表前日には、編成済みの予想番附を記していたが、今場所はどうも精度が良くなさそう。
 幕内の十文字と十両の猛虎浪は、どうも入れ替えは難しそう。


 というような状況のもと、発表を迎えた。

 ここからは慣例どおり、本当の番附を記す。紛らわしいが、( )に外れた予想も記す。○は新昇進・△は再昇進・×は陥落である。

横綱 =朝青龍/―
大関 1=栃東/琴欧州(○白鵬)
大関 2=千代大海(琴欧州)/魁皇(千代大海)
大関 3=―/○白鵬(魁皇)
関脇 =琴光喜/△雅山
小結 =△旭天鵬(○安馬)/○安馬(△旭天鵬)
前頭 1=稀勢の里/垣添(朝赤龍)
前頭 2=朝赤龍(垣添)/若の里(琴奨菊)
前頭 3=琴奨菊(若の里)/安美錦(豪風)
前頭 4=時天空(安美錦)/豪風(時天空)
前頭 5=旭鷲山/×露鵬(玉乃島)
前頭 6=玉乃島(黒海)/黒海(×露鵬)
前頭 7=普天王(白露山)/出島(普天王)
前頭 8=春日王(出島)/白露山(春日王)
前頭 9=岩木山(栃乃洋)/栃乃洋(玉春日)
前頭10=玉春日(岩木山)/栃乃花
前頭11=○豊真将(嘉風)/○把瑠都(武雄山)
前頭12=高見盛/△土佐ノ海(豊ノ島)
前頭13=豊ノ島(△土佐ノ海)/北勝力(△片山)
前頭14=△片山(○豊真将)/嘉風(○猛虎浪)
前頭15=武雄山(○把瑠都)/北桜
前頭16=時津海(北勝力)/十文字(時津海)

 やはり猛虎浪は東十両筆頭で止められ、十文字は辛くも残留。
 新大関の白鵬は、やはり西の第三大関。審判部長が変わっても、やはり編成方針は変わらないみたい。

 今場所の正解は8人で、成績に換算すると3勝12敗くらい。来場所はもう少し好成績を目指そう。


 十両に目を向けると、東西の筆頭は猛虎浪・大真鶴で、新入幕を狙う。ほかに旭南海は西2枚目、東3枚目は安壮富士、4枚目は里山、西5枚目は琉鵬、6枚目は大雷童。この辺が新入幕候補生。

 幕下は、西筆頭に龍皇・2枚目に白馬のモンゴル勢、東西3枚目は霧の若・影山、先場所幕下優勝の琴禮と高見藤は4枚目につけている。


 改名力士を見てみる。序二段の大石川が、なんと「大魔王」を名乗った。どこまで上がるかは未知数だが、不気味な存在ではある(笑)。
 過去、朝日山部屋に「桃太郎」が生まれ、退治されては困るということで、兄弟子たちが「赤鬼」「青鬼」と改名した例があるが、まさか魔王が登場するとは…。


 幕内格行司木村信孝さんが「玉光」を襲名。昭和63年に亡くなった先代以来、18年ぶりの復活。


 今場所もよろしくお願いします。

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笑点小史

2006-04-23 22:48:24 | 笑う点ならそのものズバリ
 「笑点」司会の、三遊亭圓楽師匠が休養し、3月から冒頭の挨拶のみ復帰してから約1ヶ月。

 5月14日の放送を最後に勇退し、後任の司会は現在代行している桂歌丸師匠が務めることが発表された。


 昨年の10月、圓楽さんの入院の際に、これまでの「笑点」メンバーの変遷をまとめてみた。
 今回、新メンバー発表を機に、改訂版を書いてみたい(以下、敬称略)。


 「笑点」が始まる前、昭和40年3月12日より「金曜夜席」という番組が放送された。演芸コーナーの司会は立川談志・大喜利の司会は三遊亭圓楽が務めていた。すぐに圓楽は司会を降りて解答者に加わり、当時のメンバーは、ほかに三遊亭圓楽・桂歌丸・柳亭小痴楽・柳家きん平(「笑点」開始直前に自殺)・三遊亭円弥(昭和47年9月より三遊亭圓彌)。のち円弥が降り、林家こん平が加入。

 日曜日の夕方に移って「金曜」という名前がつかえなくなり、昭和41年5月15日より「笑点」として改めて放送開始。引き続き立川談志が司会を務めた。大喜利メンバーは三遊亭圓楽・桂歌丸・柳亭小痴楽(44年より春風亭梅橋→59年1月25日歿)・林家こん平・三遊亭金遊(43年より三遊亭小圓遊)。座布団運びは三升家勝松(昭和46年より立川談平、昭和55年より桂文字助)。
 翌42年1月29日より、座布団運びは石井伊吉[いしい・いよし](のち談志が毒蝮三太夫と命名)に交替。

 人気が定着し、談志がブラックな内容に持っていこうとしたところ、レギュラー陣が反発し、メンバー全員が44年3月30日で降板。そこで4月6日より大喜利メンバーを柳家かゑる(51年より鈴々舎馬風)・三升家勝二(平成6年より三升家小勝)・柳家さん吉・三遊亭好生(昭和53年圓生一門を破門され、春風亭一柳→昭和56年7月9日自殺)・春風亭栄橋に入れかえるが、視聴率が大幅に下がった。

 44年11月9日より、談志と漫才をやったこともある前田武彦が2代目司会者に。これを機会に現在のテーマ曲も作られ(前武が歌詞を付けたが、それは流行らなかった)たのもこの頃。
 かゑる・好生・栄橋が降り(11月2日限り)、メンバーは桂歌丸(復帰)・三遊亭小圓遊(復帰)・三升家勝二・柳家さん吉・三遊亭歌奴(昭和45年より三遊亭圓歌、現落語協会会長)・三遊亭金馬・柳家小きん(若手大喜利出身、昭和55年より柳家つば女→平成16年6月12日歿)・林家木久蔵に。座布団運びは三遊亭笑遊(60年より三遊亭圓遊)に交替。
 45年6月21日よりまたメンバーが変わり、勝二・さん吉・歌奴・金馬が6月14日で降りて、圓楽が弟弟子三遊亭圓窓を連れて復帰。座布団運びは桂米助(タレントとしてはヨネスケ)・小野千春が務めた。

 司会は45年12月20日より、「てんぷくトリオ」から独り立ちしたばかりの三波伸介に交替。
 46年7月18日より座布団運びは「手を挙げて横断歩道を渡りましょう、松崎真でございます」。
 47年7月30日限り小きんが降板、8月6日よりこん平が復帰。52年3月27日、“落語の精進に専念するため”圓楽が卒業。8月28日圓窓が降り、9月4日より圓楽弟子の三遊亭楽太郎と三笑亭夢之助が加わる。
 54年9月9日、夢之助に代わって(9月2日限り)林家九蔵(58年より圓楽門下に移って三遊亭好楽)が加わる。
 55年10月5日、小圓遊が急逝(ちょうど放送日。「小圓遊さんは本日亡くなりました…」というテロップが出たらしい)。11月2日放送分から、若手大喜利より古今亭朝次(60年より桂才賀)が加わる。
 57年12月8日、司会の三波伸介が急死。収録済みの12月26日放送分限り降板となった。

 注目の58年1月2日の正月スペシャルは愛川欽也とこん平が司会代行。

 そして58年1月9日放送分より三遊亭圓楽が司会として復帰。当初は“とりあえず代行”ということで2回限りの予定であったが、いつの間にやら歴代最長を数える。
 58年10月9日限り好楽が降りて、16日より三遊亭小遊三が加わる。
 59年10月7日より、座布団運びは、以前ちびっこ大喜利から「ずうとるび」としてデビューしたこともある「座布団と幸せを運ぶ」山田隆夫(実は「鈴々舎鈴丸」という高座名を持っている)に交替した。
 63年3月27日で降りた桂才賀に代わって、4月3日より好楽が復帰。

 平成16年9月12日よりこん平が休業し、12月26日のスペシャルで、「出場権争奪戦」を勝ち抜いた弟子の林家たい平が代役として登場。
 17年10月13日、圓楽は脳梗塞のため入院。16日放送分で一旦休養し、23日より歌丸が冒頭挨拶。大喜利は23日が歌丸・30日は楽太郎・11月6日は小遊三・13日は好楽・20日は木久蔵が司会。
 一廻りして、27日より司会は歌丸に固定。18年1月1日、特番「大笑点」で圓楽がゲスト出演(観賞記参照)。3月26日より冒頭の挨拶のみ圓楽復帰、大喜利は引き続き歌丸が代行。

 4月22日、圓楽が5月14日の放送をもって勇退を声明。司会は歌丸が正式に務め、春風亭昇太(実は「争奪戦」の司会で、誰も出場権を得られなかったら自分が出る…と言っていた)が加入、たい平が正式メンバーに昇格。こん平は?


 以上、簡単に振り返ってみたが、さすがに40年も続く番組である。名前も知らない方々が多い。
 歌丸さんの回答が聞けないのは寂しいが、新メンバーの加入もあり、さらなる継続を望む。

※「金曜夜席」出演者の三遊亭圓彌師は平成18年4月29日に亡くなられた。ご冥福をお祈りします。

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祝・新ドラ1周年

2006-04-22 23:23:02 | ドラえもん
 約1ヶ月ぶりの『ドラえもん[1979年版第2世代]』。通算44回目は「新生ドラえもん 1周年記念スペシャル!!」。と言いつつ30分枠で、新作話数は『ドラえもん登場の思い出 未来の国からはるばると』のみ。


 その代わり、前後に「お決まりの名場面ベスト10」という珍妙な企画が…。

・第10位 怒りのジャイアン
・第9位 のび太の泣き顔
・第8位 ドラえもんとネズミ
 以上が、懐かしの映像(ちょっぴり)とともに流れる。時間が短すぎて放送する意味が分かりかねるが、先代の(しかも放送開始直後の)映像が流れることはもはやほとんど考えられなかっただけに、嬉しい企画でもある。


・『未来の国からはるばると』

 のび・ドラがケンカして、ドラえもんが未来へ帰ってしまう(?)シーンから始まる。
 原作は「小学四年生」の第1話ということもあり、ドラえもん登場のシーンから始まるわけだが、アニメの場合、既にドラえもんが活躍しているわけだから、第1回以外に放送するのは難しい。

 そこで先代では「ドラえもんのびっくり全百科」の中で秘話っぽく放送していたが、晩年の2002年12月31日もリメイクされている。後者はリメイクの意味が分からなかった…。

 さて、今回はドラえもんを追い出してしまって、のび太が回想するシーンとして、『未来の~』が間に挟まる形となった。
 原作にないオリジナルの部分は、あまり褒めることは少ないが、今回は良かったと思う。秀作に数えられるであろう。

 変更点として、「首吊り」が「針地獄」になっていた。これはどういう意味があるのだろうか。

 やはり、先代と同じくもちを食べるシーンはドラ焼きに変更されていた。まあ、日常食べることは少ないから…。

 同様に、羽根つきはバトミントンに変わった。これは上手い変更例ではないか? とは言え、そんなに引っ張るものでもないような…。

 回想が終わり、再びオリジナル。ドラえもんがいなくなってションボリするのび太を、ジャイ・スネ・しずちゃんがプレゼントを持って励ましに来た。「さようならドラえもん」に繋がらない?!


 再びベスト10に戻る。

・第7位 スネ夫のファッション
・第6位 美少年スネ夫
・第5位 リッチなスネ夫
・第4位 スネ夫のコレクション
 以上は、時間の都合でカット(笑)。

・第3位 しずかちゃんの笑顔
 一部の方に大人気(?)、しずかちゃんの名場面!
・第2位 しずかちゃんのお風呂
 さらに細かく人気の入浴シーンは、残念ながら一瞬だけ。
・第1位 ドラえもんとドラ焼き ではなく、ジャイアンの歌
 “日本一有名な挿入歌”「おれはジャイアンさまだ!」が久しぶりに流れた。やはり、名曲は何度聴いても良い。

 最後に、「ドラえもんのうた」の懐かしい映像(金曜日版初期のもの)が流れたが、唄は山野さと子さん版。ひじょうに残念である。
 最後の最後にやってはいけないことをされてしまった気分である。


 次回もスペシャルの続き、「新生ドラえもん 1周年記念スペシャル!! パート2」として、『よみがえった幻のストーリー ゆめの町ノビタランド』と『のび太の25年後 りっぱなパパになるぞ!?』の予定。
 『ゆめの~』は先代の第1話のリメイクである。合い間に先代の映像も流れるそうだが、果たして…?

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趣味レーション

2006-04-21 22:34:27 | ケロロ軍曹
 『ケロロ軍曹』第106話。「冬樹&夏美 勝手に侵入者 であります」と「ギロロ 趣味の時間 であります」という、異色の(?)2本立て。

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 地球侵略までのリミット、第104回では残り175日、105回では残り167日。1週間で8日減少?!


・「勝手に侵入者」

 タイトルが昔のEDっぽい。

 冬樹夏美ケロロたちを追いかけると、行き止まり。
 「どこでも行けるドア!?」と、ときめく冬樹たちだが、地底に落下してしまう。

 実はヒミツの宇宙人街で、地球[ペコポン]人は侵入禁止の厳しい街であった。

 危うく宇宙警察ポヤン巡査(ポヨンに似た感じ・笑)に捕まりそうになるが、ケロロの機転で切り抜ける。

 それはともかく、監視ボールカムランが登場。なんと声は村山明さんご本人! ミライやスレッガーは出ないけど…。

 これまでの宇宙人たちが映し出される。『21エモン』をほうふつとさせる…?

 まるで剛田のジャイアンみたいなガキ大将星人登場。ヘタな歌のリサイタルなんて、本物そっくりだ。岩田光央さんの独擅場というのもそれっぽい。
 夏美に助けられ、「心の友…」とまで言っている。
 ここまできっちり引用すると清々しいよね。


・「趣味の時間」

 タイトルコールに味がある。

 趣味を持たないギロロに、ケロロのガンプラ講座が始まる。見事に失敗。
 ギロロは色々な趣味に手を出します。釣りやハイキング、ゴルフにボウリング、女装(?)や同人誌即売会参加…。

 結局はやりたい時にやれば良いと言うことで、地球侵略が趣味に…なるのかな?


 本編では全く触れられなかったが、リミットは残り161日になった。6日しか減ってない!?

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天の川鉄道

2006-04-20 23:59:00 | 常用平易な日々
 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線が廃止された。

 それに先駆け、3月13日に乗車した。
 既に“専門家”でいっぱいだった。

 この乗車率が続けば、当然ながら廃線とはならなかっただろう。
 まあ、これはどこでも同じであるが…。

 ふるさと銀河線よ、永遠なれ!


※銀河線が廃線となったため、我が「銀河後悔日誌」は「さちかぜ後悔日誌」に改称しません。

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寸志

2006-04-19 22:03:11 | 常用平易な日々
 「少年よ大志を抱け…」という言葉がある。

 どういう訳か日本だけで有名な、札幌農学校の臨時講師 ウィリアム・クラーク氏のお言葉だとか。

 「ボーイズ・ビー・アンビシャス、ライク・イズ・オールドマン」という言葉のうち、なぜか前半部分だけが世に残った。

 本来、上記の「…」の部分には「この老人のように」と入るべきである。

 クラーク氏は、札幌に来た時には既に御歳を召していたが、まだまだ志を失っていなかった。
 これから未来を担うべき若き少年たちに、「いくつになっても志を持って生きよ」というメッセージを発したはずだが、いつの間にか「少年…」の部分だけが強調されてしまったようだ。


 さて、わたしは昭和52年生まれの24歳(笑)である。
 毎日を適当に、その日限りの考えで生きているが、これはこれで将来性が全くなく、常に不安との戦いである。

 「大志」と書くのは簡単だが、「志」を持つのは難しいことだ。

 「大志」を果たす「闘志」を持って、明日から行動したい。
 今日がダメなら、明日にしましょう。明日がダメなら、明後日にしましょう。明後日がダメなら、明々後日にしましょう。明々後日がダメなら、その次にしましょう…?

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14年目の一年生

2006-04-18 21:55:45 | 放課後アニメたいむ
 4月3日より、今年も公共放送の教育テレビで『忍たま乱太郎[第14期]』が始まった。

 第3週は、ある城の忍者に囚われた(?)喜三太を、みんなで助けに行こう…というお話。

 今回のお城の名前は、オーマガトキ城とタソガレトキ城。今まで城の名前はキノコの名前だったが…!?


 さて、『忍たま乱太郎』の歴史も長くなった。上記の通り、今回は第14シリーズである。各シリーズの放送期間を示すと、
・第 1期=1993/04/10~1994/03/19
・第 2期=1994/10/03~1995/03/24
・第 3期=1995/10/02~1996/03/21
・第 4期=1996/04/01~1996/09/13
・第 5期=1997/10/06~1998/02/25
・第 6期=1998/04/06~1998/06/26
・第 7期=1999/04/05~1999/07/30
・第 8期=2000/04/03~2000/07/24
・第 9期=2001/04/02~2001/07/20
・第10期=2002/04/01~2002/07/19
・第11期=2003/04/07~2003/07/25
・第12期=2004/04/05~2004/07/23
・第13期=2005/04/04~2005/06/20
・第14期=2006/04/03~

 第1期は総合テレビで、毎週土曜日に30分2本立てで放送。第2期より教育テレビに移り、月~金曜日10分間の帯番組になった。なお、本放送が終了後は、再放送として次期まで放送されている。
 2・3・5期は秋からのシリーズであったが、4期と6期以降は春から開始が定着している。

 今でこそ乱太郎役の高山みなみさんは『名探偵コナン』江戸川コナンの印象が強いが、コナンの始まる3年も前から、乱太郎を演じつづけている。
 長い歴史の中では、ヘムヘムの松尾銀三さんや喜三太の鈴木富子さんが亡くなったり、庄左ェ門役の摩味(松井摩味改メ)さんが休養したりと、出演者にも変化がある。


 いつの間にか長寿番組となった、『忍たま乱太郎』。今期も最後まで、必ず見るらん!!

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ブラック・コナン

2006-04-17 21:02:56 | めいたんていコナン…など
 悪いコナンみたいだけど、単に2本まとめだだけです。



 『ブラック・ジャック21』第2話。実質的には、新展開の1回目。

 よみうりテレビの公式ページ

・「BJ父親との再会」

 先週はブラック・ジャック役大塚明夫さんの父大塚周夫さんが医師会会長役で出演したが、今回はブラック・ジャック自身の父親が登場(ちなみに、父役は小川真司さんだった)。

 爆発事故の後、B・J母子を捨てた、父。21年前だと言う。そんなに若かったのか、B・J!

 それはそれとして、憎むべき父より、再婚した母を「世界一の美女にして欲しい」なんて迷惑な依頼を受けるわけですよ。
 受諾して、見事に自分が思い描く“世界一の美女”に手術成功。落胆する父…。

 そんな中、ナゾの組織がB・Jを付け狙う。この女工作員(紅蜥蜴)の声は、どこかで聴いたことがあるけど…と思いつつ、ついに名前が思い出せなかった。
 実は冬馬由美さんだったのだが、昭和52年生まれの24歳と言いつつ、そろそろ記憶力もなくなってきたのかなあ…。

 さて、その紅蜥蜴の工作によって、診療所は大爆発。B・Jの運命や如何に?! というところで終了。
 先週の展開はまったく引き継いでいなかったが、来週はその心配はなさそう。



 『名探偵コナン』第435話。改めて話数を記すと、凄い数だなあ…。1話で1日としても、すでに1年を超えて…?

 よみうりテレビの公式ページ
 小学館の公式ページ

・「探偵団に注目取材(前編)」

 コナンたちの担任は、「小林先生」という名前だった。
 まあ、それはどうでも良いか。

 フリーライターより、少年探偵団の取材依頼を受ける先生。
 探偵団なんて、猫の親探しくらいしかしてない…と思っていた先生はびっくり。
 ちなみに、イメージ映像では猫の名前が「みなみ」「めぐみ」「あい」と呼ばれ、元太が「どこかで聞いた名前だな…」だって(笑)。

 コナンと灰原以外はおめかしした探偵団のみんなを引き連れ、ライターの自宅へ向かう。
 それにしても、小学1年生に花粉症の説明を受けるとは、先生じゃなくても不思議に思うよね…。

 例によって、ライターは遺体で発見される。
 手際よく警察を依頼する探偵団のみんなだが、そういった修羅場に慣れてない小林先生は戸惑うばかり。
 灰原に叱責され、ようやく警察が到着。でも、一般人ならしょうがないよね。どこへ行っても人死にが出る、コナンたちが異常なのだ。

 子どもなのに警察に的を射た指摘をするコナンを、先生はじっと見つめる。一体何を考えているのか…?!

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珍感覚

2006-04-16 20:55:29 | ほびぃでGO!?
 札幌市交通局の電車に乗って、札幌市立中央図書館に行ってきた。

 『近世日本相撲史』というB4版で300ページくらいある大きな本だが、番附表や星取表が載っているので、普段は北海道立図書館で閲覧している。

 そのうち第一巻が、道立図書館では、「修理中」という名の所在不明になったので、行くのに時間がかかる札幌中央図書館に出向くことになった。

 昭和20年までの番附をコピーし、所期の目的は達した。


 さて、路面電車である。
 昔は市内をくまなく走っていたらしいが、わたしが生まれた頃には、既に現在と同じ「西4丁目」~「すすきの」までの1系統だけになってしまった。

 とは言え、そのまま長く健在であり、延長して環状運転の計画も持ち上がっている。


 路面電車というのは不思議な乗り物で、自動車と並んで道路を走り、信号も停まる。が、線路上しか走れない…。

 電車に乗ってみると、“しびれる”独特の感覚がある。
 車体が年代もののせいかも知れない。
 でも、鉄道ともバスとも違う、なんとも言えない心地よい感覚だ。


 いずれは、各地の路面電車に乗ってみたい。
 まずは函館から…!?

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