銀河後悔日誌、つぶやき

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全力で敗北せよ

2009-07-22 18:19:05 | 大相撲観測日誌
 平成二十一年七月(名古屋)場所(於・名古屋市中区二の丸 愛知県体育館)は十一日目。追記した。

  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・三段目
 本日の右肩上り(西3)は取り組みなし。
 今場所の星取 -●●-○ --●-○ -


・幕下
 龍皇(東51)が勝って五分に戻した。
 錦は三段目全勝の福の花(西三筆頭)に敗れ、全勝ならず。福の花は幕下の全勝者を続々破って6連勝。
 2人いる5連勝同士は、松谷が上林を破ってただ一人全勝を守る。
 福岡(東4)は華王錦に敗れ、関取復帰はお預けか?
 双大竜は徳真鵬(西2)を破って5勝目。徳真鵬は2敗、もう1番は欲しい。
 磋牙司(東筆頭)が芳東を破って勝ち越し。関取復帰を決めた。
☆6戦全勝
 松谷(東21)
☆5勝1敗
 双大竜(西筆頭)・上林(東7)・華王錦(西14)・中西(西27)・阿夢露(西28)・錦(東46)・竜電(西46)
☆4勝1敗
 碧天(東16)・深尾(西16)・松緑(東22)・克の富士(西22)・飛翔富士(西39)・鳰の湖(西42)・玉皇(西50)・矢鋪(東56)・南海力(西59)・北磻磨(西60)


・十枚目(十両)
 琴国を引き落とし、若天狼(東11)は白星先行で、何とか関取の座は維持。
 良い相撲とは言えないものの、境澤は出場2日目から3連勝。
 北太樹を下し、若の里は10勝目。この地位では力がまったく違う。一気に幕内復帰も見えた?
 白乃波に敗れ、北桜(西13)は負け越し。これ以上負けると、また“若い衆”に戻るが、もう若くはないわけで…。
 弟の豊桜は粘りを見せて6勝目。安壮富士は負け越し。
 今日は足が開いて前に落ちた。清瀬海に敗れ、北勝力は2敗に後退。
 ヴェテラン同士の激しい相撲は、若い方海鵬が敗れ、さらにヴェテラン土佐ノ海が4勝目。
 光龍負け越し。
 玉飛鳥(西筆頭)が霧の若を破り、4年ぶりの幕内復帰を決めた。まさか、幕内に戻って来る日が来るなんて…。
 両者飛んだが、残ったのは千代白鵬4勝目。
☆1敗
 若の里(西6)
☆2敗
 北勝力(東4)


・幕内
 若荒雄が出て行ったが、玉鷲の掬い投げに屈して負け越し。幕内を守れなかった…。
 山本山が休場し、朝赤龍が不戦勝。これは大ニュース(笑)。
 霜鳳の叩きに垣添が手を付いたが、なおも向かっていって止められた。霜鳳は白星先行、垣添は7敗とあとがない。
 今日も前には出るが、豊ノ島の叩きに付いていけず。出島(西13)は9敗目、十枚目から上がる力士がいるので、残留はかなり厳しくなった。
 手つき不十分で“注意”の豊真将。相撲は玉乃島を寄り切り、7勝目。
 翔天狼を上手投げで下し、栃ノ心が早くも勝ち越し。
 蹴手繰りを見せた時天空なんて気にしない。素早く安美錦が押し出して9勝目。
 まともに引いた高見盛に乗じて、土佐豊が一気に押し出して6勝目。

 再三の“お見合い”を乗り切り、終始攻めていた雅山が栃乃洋を破って白星先行。
 武州山を寄り切って、豊響2勝目。
 今日はこれまでよりも相撲は取れたが、岩木山の寄り倒しに崩れ、栃煌山は11連敗。
 旭天鵬を寄り切り、阿覧2勝目。
 琴奨菊の速攻に、稀勢の里は何もできず。奨菊は5勝目、稀勢の里7勝4敗。
 鶴竜が豪栄道をあっさり叩き込んで4勝目。豪栄道は今場所も負け越し。

 今日は手だけが先に出た。千代大海の叩きにバッタリと沈み、琴欧洲1敗。大海は何だかんだで白星先行。
 どよめきが続く中、大きな把瑠都に、慌てず怯まず押し倒し。日馬富士勝ち越し。

 魁皇の小手投げに、自分から飛び出した朝青龍。気力がどうこう言う以前の問題。あまりのあっけなさに、座布団も飛ばない。
 その座布団、この時のために取って置いたのか。琴光喜が良い形。白鵬もそう簡単には土俵を割らないが、琴光喜の気迫がまさった。寄り切って勝ち名乗りを受けたのは琴光喜。白鵬と並ぶことになろうとは…。

☆全勝
 なし
☆1敗
 白鵬(横綱)・琴欧洲(大関)・琴光喜(大関)
☆2敗
 安美錦(東5)

 敗れたとは言え、まだ白鵬が優位。安美錦は、やっぱり上と当てた方が良いのでは?


 夜になって、出島が引退を表明。曙を破って優勝した相撲が印象深いが、それからちょうど10年後の同じ場所で引退するとは。大関としては在位が短くてあまり記憶に残っていないが、陥落してから8年相撲を取った(取れた)のは幸運といえよう。
 「大鳴戸」を襲名することになるが、部屋の武雄山に貸している。今日引退を届け出ると武雄山が廃業してしまうので、提出は明日になるのではないか?

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2 コメント

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出島引退 (ちといち)
2009-07-22 22:12:32
19時のニュースで引退表明を知り、驚き半分やっぱりと言う気持ち半分でした。
初優勝の10年後、同じ名古屋場所で引退を決めるというのも不思議な巡り合わせですね。

雅山も元気ないし、武蔵川部屋はちょっとさびしいです。
出足 (紅葉橋律乃介)
2009-07-23 00:21:03
 コメントありがとうございます。
 わたしも19時のニュースで「引退表明」を観ました。<やはり>という想いと、<ついに>という想い。ここ数場所は、綱渡りでしたから。

 1横綱・3大関だった時代も遠くなりました。

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