銀河後悔日誌、つぶやき

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来年新設される学校は、創立60周年

2010-10-24 18:10:39 | 「まなびや」ストレート
 「北海道高等学校変遷表」

 …ということで、高校の統合情報を書いてきたわけだが、統合校というのは、果たして母校なのだろうか。

 わたしの母校美唄南高校は、卒業後の平成11年度から美唄東高校と統合し、美唄高校になった。学科の名称が変わり、卒業した学科は定員が半分になったが、それでも「継承されている」と言えば、まあそう言えないこともない。
 しかし、来年度から美唄工業高校と統合し、美唄尚栄高校になると、総合学科になる。

 美唄南高校時代の職業学科3学科(美唄高校に新たな名称で引き継ぎ)・美唄東高校時代の普通科(美唄高校に引き継ぎ、間口は減った)という歴史は、総合学科化によって、すべて消滅する。工業高校の学科も消滅する。
 総合学科でも専門科目はあるだろうが、それは普通科の科目を踏まえて、のもの。職業学科のように、普通科目はそこそこ・専門科目は結構多めな構成にはなり得ず、場所は同じ・校舎も引き続き使用しながら、まったく別の学校が出来ると言っても良い。

 しかし、「統合」であるから、南高校・東高校の卒業生は、(一応)美唄高校出身とも言えるし、来年からは尚栄高校の出身と言わねばならない。やっかいなことに、募集停止で消滅した東高校、消滅する工業高校の場合は「他校に合併して」と言えるが、母体校の場合、在校生が新設校に転籍して引き続き在学するので、はっきり「消滅」と言えない。また、学校の歴史としても、新設から数えずに統合以前の学校から「創立○周年」としている場合が多い。

 そうすると、尚栄高校は創立初年度に60周年を迎える。いや、東高校の歴史を包含すると、もっと古くなる。


 新設高校は、いったい来年で何周年でしょう?

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