高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

原発労働者であろうと、人の命の重さは同じである!

2012-06-26 22:56:14 | 最新兵器

日本の企業は、原子力発電所の清掃のために生活困窮者を募っています。 多くが癌で亡くなっている。 福島第一原発には、常に、もう失うものを何も持たない者達のための仕事がある。

 

特別な能力は何も必要なく、工場労働者の仕事の倍額が支払われ、48時間で戻って来られるという甘いささやきにホームレス達は、首都から北へ200kmに位置する発電所に運ばれ、清掃人として登録され被曝します!


 特別な服を配り、円筒状の巨大な鉄の部屋に連れて行かれた。30度から50度の間で変化する内部の温度と、湿気のせいで、労働者達は、3分ごとに外へ息をしに出なければならない。放射線測定器は、最大値をはるかに超えていが故障していると言われた!そして、被曝した!

 

一人、また一人と、男達は顔を覆っていたマスクを外した。めがねのガラスが曇って、視界が悪かった。時間内に仕事を終えないと、支払いは受けられない。仲間の一人が近づいてきて言ったんだ。「俺達は原子炉の中にいる」ってな!


原発で、被爆で死んだものも相当いますよ。ですが、作業員や清掃員は親や兄弟たちとも連絡を取らないものばかりを集めています。しかもタコ部屋ですから24時間暴力団に監視されており、携帯も取り上げています。何も出来ません!

辞めても機密保持が付いて回りますし、厳しい監視は続くんです。作業員が辞めて地元や元の街に帰っても、その地元の組織に監視されますから・・・もちろん、言葉で脅されたりもしますよ!地獄だ!

 

この福島原発訪問の3年後、東京の新宿公園のホームレスたちに対して、黄ばんだ張り紙が貼られた。

原子力発電所に行かないようにと警告を発しているビラです。

「仕事を受けるな。殺されるぞ」新宿のホームレス達にとっては、この警告は余りにも遅すぎました。

日本の原子力発電所における最も危険な仕事のために、下請け労働者、ホームレス、非行少年、放浪者や貧困者を募ることは、今に始まったことではありません。30年以上も前から、習慣的に行われています。

そして、今日も続いているのです。慶応大学の物理学教授、藤田祐幸氏の調査によると、この間、700人から1000人の下請け労働者が亡くなり、さらに何千人もが癌にかかっているのです。


原発奴隷は、日本で最も良く守られている秘密の一つであります。いくつかの国内最大企業と、おそるべきマフィア、やくざが拘わる慣行について知る人はほとんどいませんが、やくざは、電力会社のために労働者を探し、選抜し、契約することを請負っています。

やくざが原発親方となるケースが相当数あります。日当は約3万円が相場なのに、彼等がそのうちの2万円をピンハネしているために、労働者は危険作業とピンハネの二重の差別に泣いているのが現状なのです。

写真家樋口健二氏は説明する。彼は、30年間、日本の下請け労働者を調査し、写真で記録している方です。
樋口氏と藤田教授は、下請け労働者が常に出入りする場所を何度も訪れて回り、彼らに危険を警告し、彼らの問題を裁判所に持ち込むよう促しています。

樋口氏はカメラによって、藤田氏は、彼の放射能研究によって、日本政府、エネルギーの多国籍企業、そして、人材募集網に闘いを挑んでいます。彼らの意図は、70年代に静かに始まり、原発が、その操業のために、生活困窮者との契約に完全に依存するに至るまで拡大した悪習にブレーキをかけることなのです。

世界的にも、日本は近代化の進んだ、日の昇る国です。しかし、原発作業員の人々にとっては地獄であるということも、世界は知るべきなのです。

日本は、第二次世界大戦後の廃墟の中から、世界で最も発達した先進技術社会へと移るにあたって、20世紀で最も目覚しい変革をとげた。その変化は、かなりの電力需要をもたらし、日本の国を、世界有数の原子力エネルギー依存国に変えました。


常に7万人以上が、全国9電力の発電所と52の原子炉で働いているわけです。発電所は、技術職には自社の従業員を雇用しているが、従業員の90%以上が、社会で最も恵まれない層に属しています一時雇用の、知識を持たない労働者なのです。    

下請け労働者は、最も危険な仕事のために別に分けられ原子炉の清掃から、漏出が起きた時の汚染の除去をさせます。つまり、技術者は決して近づかない、危険な修理の仕事までさせるのです。


原子力産業における初期の悪習の発覚後も、貧困者の募集が止むことは決してありませんでした。誰の代行か分からない男達が、頻繁に、東京、横浜などの都市を巡って、ホームレス達に働き口を提供して回ります。

原発に潜む危険を隠し、ホームレスたちを騙して、原発の作業現場に連れて行きます。発電所は、少なくとも、毎年5000人の一時雇用労働者を必要としており、藤田教授は、少なくともその半分は下請け労働者であると考えています。

多くの失業者が、家族を養えない屈辱に耐え兼ねて、毎年自ら命を絶つ3万人の一員となる。そうでない者はホームレスとなり、公園をさまよい、自分を捨てた社会との隔絶を謀っています。


経済不況により、原発で働くことを受け入れた労働者たちは、原発ジプシーとして知られ原発から原発へと、病気になるまで働きます。ひどい場合、見捨てられて死ぬまで、仕事を求めて各地の原発を回る放浪生活をしているのです。

貧困者の契約は、政府の黙認があるからこそ可能になります。人権に関する海外の賞の受賞者である樋口健二氏は嘆く。
「日本の当局は、一人の人間が一年に受けることが可能である放射線の量を50mSvと定めている。大部分の国が定めている、5年間で100 mSvの値を大きく超えているのです。」

理論上、原子力発電所を運営する会社は、最大値の放射線を浴びるまでホームレスを雇用し、その後、「彼らの健康のために」と解雇し、ふたたび彼らを路上ホームレスとして送り出してしまいます。最後まで面倒は見ません!使い捨てなんです!

しかし現実は、その同じ労働者が、数日後、もしくは数ヵ月後、偽名でふたたび契約されているということです。こうして、約10年間、雇用者の多くが、許容値の何百倍もの放射線にさらされているのです。

こうした放射能被曝の現実を原子力保安院や、電力会社は40年近く国民に隠蔽してきましたが福島第一原発の大事故を期に大量の被曝情報が国民に流出してしまいましたが、なんともふてぶてしく居直り、

「放射能は安全である」

「被曝はありません」

いまだに叫び続けています。

そして、ついには外国の不穏分子を使い「反原発運動」に歯止めをかけようとしているのですから、錯乱しています!

しかし、かって悪が栄えた試しはありません!

天にそびえる正義という名の剣が、今や彼らの頭上に振り下ろされようとしています!

 

 

 

 

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