高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

日本全土の農地は、全て放射能汚染されている!

2012-12-26 16:24:58 | 最新兵器

北海道の農地が、どれくらい放射能汚染されているかしっていますか?

 

 北海道農政部が、長沼町(中央農業試験場)、北斗市(道南農業試験場)、比布町(上川農業試験場)、浜頓別町(上川農試天北支場)、芽室町(十勝農業試験場)、訓子府町(北見農業試験場)、中標津町(根釧農業試験場)の7カ所で2011年4月18日から月1回(降雪時を除く)農地土壌の放射性物質の調査を行っています。

 北斗市での汚染が一番ひどいようです。

しかし、福島、宮城、岩手、茨城、栃木、群馬、千葉、山形、埼玉、東京、神奈川などからすれば、放射能汚染は非常に少ないレベルです。

 また、北海道の土壌の放射能汚染が今回の福島第一原発事故によるものではなく、すべて大気圏内核実験のためかもしれません。

2011年3月~5月に埼玉県(さいたま市)に降った放射性セシウムの総合計が12345ベクレル/㎡なのに対して、北海道(札幌市)に降った放射性セシウムの総合計が16ベクレル/㎡です。

埼玉県の農地の汚染は、36ベクレル/㎡(セシウム134 19ベクレル/㎡ セシウム137 17ベクレル/㎡ ときがわ町本郷)~240ベクレル/㎡(セシウム134 98ベクレル/㎡ セシウム137 140ベクレル/㎡。吉川市上内川)程度です。(いくつかホット・スポットあり。

吉川市皿沼410ベクレル/㎡、三郷市幸房840ベクレル/㎡)ですから、単純に2011年3月~5月に北海道に降下した放射性セシウムの量が埼玉県の1000分の1だとすると、原発事故による追加の放射性セシウムは0.036~0.24ベクレル/㎡程度かもしれません。

 また、北海道農政部の発表を細かくみていくと不思議なことを発見しました。

2011年9月6日から、北海道農政部はセシウム134を測っています。

しかしセシウム137の検出限界が3.7~6.5ベクレル/kgに対して、セシウム134の検出限界が4.5~9.1ベクレル/kgとは?

 これは、セシウム134を「不検出」にするために「わざ」を使っている可能性があります。

つまり、セシウム134は半減期が2年ですから、1963年に米ソの大気圏内核実験が終わってから約50年以上たっている現在では、フォールアウト(放射性降下物)の中にはセシウム134は見られないはずなのです。

もし、セシウム134が検出されるとすれば、それは2011年の福島第一原発事故によって放出されたものであることになります。

それは北海道の地も汚染している、ということを意味するのです!

 ですから、セシウム137が検出された後、セシウム134だけをもう1回測り直している可能性があるのではと疑いたくなります。

検査時間を短縮し、検出限界を上げて「不検出」にしているのではないかと推測されます!

これが、セシウム137の検出限界が3.7~6.5ベクレル/kgに対して、セシウム134の検出限界が4.5~9.1ベクレル/kgとなっている理由ではないでしょうか!

 北海道農政部は、農地土壌を検出限界0.5ベクレル/kgまで測り、公表すべきなのです。

ゲルマニウム半導体検出器を持っている北海道衛生研究所なら2時間測定で、その検出限界まで測定できるはずです。

 

話を総合しますと、もはや北海道産の野菜、果物、水産物も放射能汚染されており、決して安全な食品ではないということなのです!

 日本国民は、放射能汚染の現実をよく見てほしい!

福島第1原発から天空に洩れた70京ベクレルの放射能を全て回収しない限り、日本国民には安住の地はない!

国民一人当たり、58億ベクレルは即死の放射能量であり、現在、福島第一原発から日本国民を全員殺すことができるほどの放射能が大量に漏れているということを認識しなければならない!


そして、その放射能が日本全国へ拡散しつつあるということも再認識して頂きたい!

北海道だから安全、九州だから安全であるということはありません!

日本全国、非常事態宣言である!

 

福島第一原発事故は、悪夢の始まりであって決して終わりではない!

 現在、進行中の大事故なのです!


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