前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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敦賀港の「特定利用港湾」指定に反対、軍事利用の危険があります。戦争する国づくり反対福井県連絡会が県に要請活動。

2024年03月27日 | 福井県政

 敦賀港の「特定利用港湾」指定に反対、軍事利用の危険があります。戦争する国づくり反対福井県連絡会が県に要請活動をおこない、私も参加しました。連絡会からは事務局の南條光麿さん、各団体から木戸さん、五十嵐さん、松原さん、多田さん、村井さん、錦織さんが参加。南條さんが「日本の空港、港湾の軍事利用化、特定拠点化」の動き、とりわけ敦賀港の拠点化に反対する要請書」を渡し、「敦賀港の特定利用港湾指定に反対してください」「計画を県民に周知説明を」などと求めました。 

 県港湾空港課の田原雅典課長補佐は、「2月議会でも議論があったが、現在は検討中でまだ結論でていない。3月中に国に回答することはない。あくまでも港湾は民生利用中心であり、使い方は変わらない」などと回答しました。

 私は国との確認書はどういう内容となるのか、と質問。田原氏は「これまではその都度の対応が、それを省くことになる」と答えました。一度、OKしてしまえば、軍事の都合で幅広い利用が可能となる恐れがあります。参加者からも敦賀の歴史をふまえて平和利用に徹して欲しい、との声もだされました。

 かつて朝日新聞1面トップで、アメリカ軍空母が敦賀港の利用を計画している、との記事がでたことがありました。平和でこそ、民生利用で敦賀港も発展します。北陸3県と新潟県では敦賀港だけが軍事利用特定港湾指定対象とされています。敦賀市民への説明も欠かせません。