福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は mmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発を止めた夏、「その時 歴史が動いた」ともいえる出来事だった

2010年08月31日 | Weblog
     読売新聞・・・・<5>安全協定の権限拡大
                      恣意的運用への懸念も

      2004年8月9日に関西電力美浜原発3号機(美浜町丹生)で起きた配管破損事故。運転開始から28年間も未点検だった2次冷却系配管が、水流による浸食と腐食ですり減り、破断した。噴出した高温の蒸気によって5人が死亡し、6人が重軽傷を負った。

 県知事の西川一誠(65)は事故から3日後の12日、関電社長(当時、現相談役)の藤洋作(72)を県庁に呼び、「県内のあらゆる原発を止めて点検してほしい」と要請。関電側も応じざるを得なかった。翌13日、関電は「稼働中の原発8基を停止して点検する」と表明し、電力の需給状況をにらみながら順次、停止していった。国内で初めて、自治体の要請で原発が止まった例となった。
 
事故は、安全協定が大きく改定される契機にもなった。大事故が起きた際などには、自治体側は電力事業者へ原子炉停止要請【クリップ】ができるという項目が加わったのだ。
 「これまでも必要な時は『止めろ』と言ってきたし、美浜3号機事故の際には実際に止めた。この機会に明文化した方がいいという話になった」。県原子力安全対策課参事として、事業者側と改定を協議した県原子力環境監視センター所長の寺川和良(59)が振り返る。
 
実はこの時、停止要請と対になる重要事項も追加された。事業者が停止要請に応じたり、国の事故調査委員会が設置されるような重大事故で停止したりした場合、運転再開にあたっては自治体側との事前協議が必要と明記されたのだ。
 事故から9か月後の05年5月、県庁で行われた改定協定の調印式では、出席した藤が「この協定を順守し、安全運転を徹底したい」と繰り返し頭を下げた。安全協定が原発の停止や運転再開を左右し、まさに死命を制するほどの力を得た瞬間だった。
 ただし改定事項では、停止要請の項目は詳細な規定があるのに、事前協議については、協議後に自治体がどのような条件や判断基準で運転再開を認めるのかという記述はない。安全上の基準は法令で定められても、住民の「安心」を協定上で定量化することは困難だ。それゆえ、恣意(しい)的な運用を懸念する声は当初から根強い。

 事前協議は美浜3号機が最初の適用例となり、07年2月に営業運転を再開。2例目は今年5月、14年5か月ぶりに原子炉を再起動した日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)だった。だが、もんじゅの運転再開を巡っては、県が安全確保だけでなく、地域振興についても国との協議を要求し、実現させたことは記憶に新しい。

 原発の安全協定に詳しい東京大客員教授の西脇由弘(57)は「運転再開の判断基準をすべて協定に書き込むのは、現実的ではない。個別の事例ごとに判断していくしかないだろう」としながら、「どのような条件であれば再開を認め、どのような手続きで協議を進めるのか。自治体側もそのつど明確に説明していくことが求められる」と指摘する。(敬称略)

 【クリップ】原子炉停止要請 大事故発生時のほか、立ち入り調査結果や他原発で起きた事故の評価などから、県や原発立地市町が必要と判断した場合、事業者に対して原発の停止を要請できるとした安全協定の事項。読売新聞の調べでは、原発が立地する13道県のうち、福井県以外にも北海道と青森、茨城、新潟、愛媛、島根の5県が、類似事項を協定に盛り込んでいる。
(2010年8月28日 読売新聞)・・・・・・・・・・・・



              ★

    ・・・・・・県知事の西川一誠(65)は事故から3日後の12日、関電社長(当時、現相談役)の藤洋作(72)を県庁に呼び、「県内のあらゆる原発を止めて点検してほしい」と要請。関電側も応じざるを得なかった。翌13日、関電は「稼働中の原発8基を停止して点検する」と表明し、電力の需給状況をにらみながら順次、停止していった。国内で初めて、自治体の要請で原発が止まった例となった。・・・・・・・・・



      福井豪雨災害につづく、美浜原発での死傷事故。暑い夏を思いだした。
事故直後に開かれた福井県議会全員協議会で、私は「関西電力の安全管理の不備は明らか。関西電力のすべての原発の停止と総点検を求めよ」と主張した。
このような主張をしたのは、私ひとりで、当然のごとく出席していた部課長らは消極的だった。

しかしその後、記事にあるような知事の要請になった。
廊下であった私に、知事は「止めたでしょ」と語りかけた。私の提案を受け入れたのだ。
初めて自治体の要請で原発が止まった。
福井県の原発行政で「その時 歴史が動いた」ともいえる出来事だった。

 議員というのは、長くじっくり考えて質問・提案することも多いが、重大事故などの時には、問題をすばやく見抜き、水平展開して指摘・提案することも必要な時がある。

当たり前だが、この提案は関西電力に巨額の損失をあたえた。その役割を果たせたのは、関西電力からの企業献金などの「腐れ縁」のない、県民の安全最優先の日本共産党の議員だからにほかならない。
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暑い中の街頭宣伝。「もんじゅ」事故、文科省担当者は「こまめな情報提供」を表明

2010年08月30日 | Weblog
   昨日は、日中は地元地域の共産党後援会のみなさんと街頭宣伝行動に取り組みました。みなさんがのぼり旗をたて、チラシを配布するなか、わたしが政策を訴えました。
暑い中、家々からでてきて演説を聞いてくださる方や、車からの激励など多数いただきました。ありがとうございました。
宣伝の後、浅草土産でいただいた「人形焼」を食べました。おいしかったです。ごちそうさまでした。

 夜は、地域訪問活動で、しんぶん赤旗の購読もお願いしました。「来年の県議選ではがんばっての」と購読を約束してくださる方も。ありがとうございます。勇気百倍です!


                  ★


    NHK・・・・・もんじゅトラブル 部品異常か

高速増殖炉「もんじゅ」で原子炉の中の装置がクレーンから外れて落下したトラブルは、装置をつかんで持ち上げる部品の異常が原因とみられることがわかりました。このトラブルは8月25日、敦賀市の「もんじゅ」の原子炉の内部で、核燃料交換のための重さ3トンあまりの装置がクレーンから外れて落下したものです。

クレーンは筒状の特殊な形をしていて、日本原子力研究開発機構が内部を小型カメラなどで詳しく調べたところ、装置をつかんで持ち上げる部品が正常にものをつかめない状態になっていたということです。

原子力機構によりますと、クレーンは8月に3回使用していずれも正常に動いたということですが、分解点検の対象にはなっていなかったため、平成15年以降、分解点検は行われていませんでした。原子力機構は30日以降、クレーンを取り外してさらに詳しく調べるとともに、装置の落下によって原子炉の内部に傷がないか確認するための方法について検討を進めることにしています。・・・・・・・・



文部科学省の担当者は「もんじゅの件、まだ調査途上なので、五月雨式の情報なので全体の把握は難しいですが、その時点での状況を細切れでもとにかく出すという姿勢で臨む方針」と述べていますが、ナトリウム火災事故の際の事故隠しの教訓を十分いかした対応が求められることは当然でしょう。まあ、しかし炉心作業の機器すら運転再開前に入念な点検をしていなかったとは驚きです。




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新幹線計画、マスコミは「複眼」報道を

2010年08月29日 | Weblog
    昨日は地域訪問と生活相談活動でした。地域訪問のなかでは、「北陸新幹線なんていらない!」が圧倒的多数派でしたね。

生活相談はいろいろありましたが、「風俗」に勤めていた、という女性の相談ははじめてでした。議員でなくてもいろんな相談がさまざまなな方から舞い込むものです。
県政・市政にかかわる話ではなく、「プライベート」な相談なので、これ以上は書けませんが。

       ★


      朝日・・・・北陸新幹線の県内延伸、予算要求見送り 国交省概算要求
               2010年8月28日

      国土交通省が27日に発表した2011年度予算の概算要求で、北陸新幹線の県内延伸を含む整備新幹線の未着工区間について、予算要求は見送られた。前原誠司国交相は同日の記者会見で「着工にあたって基本的な条件がそろったという認識はない」と理由を述べた。

 10年度予算では、北陸や北海道、九州の未着工3区間に充てる留保分として90億円が予算化された。だが、前原氏はこれまで、新規着工の認可を「夏までに決定する」としていた方針を転換。概算要求に盛り込まれなかったことで、県内延伸の先行きは不透明になった。

 前原氏は北陸新幹線について、大阪に至る敦賀以西のルートの整備のあり方を検討課題として挙げた。また、財源的な裏付けの必要性を強調し、「さらに詳細な検討を行う必要がある」と述べた。今後も年末の予算編成に向けて、着工認可の検討を続ける方針も示したが、明確な期日は明言しなかった。

 これに対し県やあわら、福井、越前、敦賀の沿線自治体、経済界から失望の声が上がった。西川一誠知事は「県民が大きな期待を寄せていた『夏までに』という方針が、来年度予算の概算要求において明らかにされなかったことは遺憾だ。年末を待つことなく新規着工の方針を早く明確に示すことを期待する」とコメントした。

 すでに新幹線開業に向けて道路整備を進めているあわら市の橋本達也市長は「整備が停滞することがないよう、一日も早く認可を出していただきたい」と談話を出した。

 県経済団体連合会の川田達男会長は「強い憤りを感じる。本当にやる気があるのかと問いただしたい」とコメントを出した。・・・・・・・・・

           ★

      このような記事ばかりマスコミは報道しているが、「県民の気持ち」をどう考えているのだろうか。

行政とマスコミが「一体」で新幹線を推進し、県民を煽動する。県庁、県議会関係者はもちろんだが、マスコミのみなさんもかつての「福井空港」報道を県庁の広報紙のように繰り返した 報道の検証を、地方空港受難となっているいま、おこなってはどうか、と思う。

「新幹線反対」の論陣をはれ、とはいわないが、疑問を呈し検証する企画もこの機会におおいにやるべきではないか。検証に、県庁や県内各党がどう答えるのか、を県民の前にしめしていくのも大事な仕事だと思う。

また記事中のコメントには新幹線に慎重な立場のコメントも載せるべきではないか。マスコミには、「複眼」報道で県民に多様な選択肢の提起をもとめたい。





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原発「もんじゅ」で原子炉内事故。コンビニ強盗殺人に思う。

2010年08月28日 | Weblog
毎日新聞・・・・もんじゅ:重さ3トンの中継装置落下 原子炉容器内に

  原子炉停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で26日午後2時48分ごろ、原子炉容器内に据え付けていた炉内中継装置(長さ12メートル、直径55センチ、重さ3.3トン)の撤去作業中、ワイヤで約2メートルつり上げたところで荷重がゼロになって衝撃音がした。日本原子力研究開発機構は、装置を原子炉容器のナトリウム内に落としたとみて調べている。放射線モニターや破損燃料検出装置の数値に変化はなく、燃料に損傷はないとみている。環境への影響もないという。

 原子力機構によると、装置はステンレス製の筒。燃料貯蔵設備から燃料を炉心に装荷したり、使用済み燃料を炉心から取り出す際に仮置きするために設けられており、ナトリウム中で燃料を扱うもんじゅ特有のものだ。7月27日に据え付け、燃料交換が終わったため8月26日から撤去作業をしていた。ワイヤの先にあるつかみ部(直径40センチ)の2本のつめで装置を引っかけてつり上げる構造で、つめに何らかの異常があった可能性が高いという。

 装置と燃料の距離は約80センチだが、ステンレス製の壁で仕切られている。落下の衝撃で壁などを傷つけた可能性もあり、全体スケジュールへの影響は不明という。

 福井県の石塚博英・安全環境部長は、事情説明に訪れた伊藤和元・原子力機構敦賀本部長代理に「もんじゅ特有の重要設備でのトラブルは初めてで、原子炉容器内で起きたことは極めて遺憾。県への一報も1時間半後で、迅速とは言い難い」と厳しい口調で述べた。【酒造唯、安藤大介】

 ◇「損傷確認求める」 原子力安全・保安院
 経済産業省原子力安全・保安院は「安全性にかかわる重大な問題ではないとみている。しかし、構造物に損傷がないかなど確認を求め、今後の対応を検討したい」としている。【関東晋慈】


            ★
 
こんな事故は商業原発でおこったことはないのではないか。操作ミスか、システムのミスか、どちらにしても燃料交換という基本部分で未熟な技術の一端がまたしても明らかになった。
しかし、冷却材が透明な水ではなくナトリウムであるため、落下したパイプの回収、原子炉内の損傷などの確認作業も容易ではないだろう。
「もう大事故にならないうちに停めてほしい」・・・・これが少なくない県民の率直な気持ちではないか。


昨日は、大野市のコンビニでの強盗殺人事件もおこった。46歳の店長がお亡くなりになった。ご冥福をお祈りします。
犯人は大野の前に、美山のコンビニを「物色」している。

わたしの親戚のコンビニも事件にあったことがある。全国では深夜のコンビニを狙う事件は少なくないのではないか。

思うに、いまのコンビニの営業形態の見直しが必要ではないか。夜間に客数が大幅に減少する「田舎」の店舗では24時間営業の義務付けを見直すことが、防犯上も、エネルギー節約の観点からも求められると思いますね。



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地方議員会議。呆れる民主党の「権力闘争」

2010年08月27日 | Weblog
     昨日は、打ち合わせや会議がつづきました。夜は訪問活動、借金問題での急な生活相談でした。
県内の地方議員の会議では、民主党政権下で農業経営などがますます厳しくなっている状況があり、「このままでは日本と福井の農業がつぶれていく」と、農政転換をもとめる議論や、こどもの医療費無料化問題、新幹線・えちぜん鉄道など幅広く検討しました。民主党政権でますます浮かび上がる問題点と県民生活との矛盾。日本共産党の地域の力の出番です。

          ★


       井上さとし参議院議員・・・・・新議員会館の私の部屋の隣は、民主党の参院議員会長の部屋なので、廊下には沢山のマスコミ記者が待機するなど、報道も過熱しています。
それにしても「政治とカネ」の問題で追いつめられて、ついこの間幹事長を辞職し、検察審査会の議決によっては起訴される可能性も少なくない政治家の出馬が焦点というのはいかにも異様です。「生活第一から代表選挙第一」と書いた風刺漫画もありました。円高問題をはじめ国民生活に係る重大問題が噴出しているのに、まともな対応もないまま代表選挙をめぐって党内での権力争いに熱中する姿は「国民不在」としか言いようがありません。

選挙基盤が弱く、早期解散を恐れる新人議員の支持を集めるために、小沢支持派が「菅内閣がつづけば、ねじれ国会で政権がゆきづまり、来年の予算成立後の四月に解散」と新人議員を脅せば、菅総理が「任期満了まで解散せずに衆参同時選挙」と述べてつなぎ止めを図っています。

衆院解散という国政の根幹にかかわる問題まで、党代表選挙を有利にするためにもてあそぶ――「権力ゲーム」に興じるような有様は国民の厳しい批判をあびることでしょう。それを無批判に報道するマスコミも良識が問われます。・・・・・・・・・



    ほんとうにそうです。国民不在の権力闘争とそれを相当の時間とスペースをつかって報道するマスコミ。しかも、あの小沢氏ですよ。
呆れますね。
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写真撮影。福井市政懇談会。

2010年08月26日 | Weblog
      昨日は、写真撮影、市政懇談会などでした。
      午前中に散髪をすませ、午後は西村、鈴木両市議とともにポスター用の写真撮影にのぞみました。「カメラのレンズの向こうに有権者がいると思ってください!」と「檄」がとびますが、これがなかなか・・・・・。出来は・・・・「街頭で」お会いしましょう。

      夜は、共産党福井市議団主催の市政懇談会。西村、鈴木市議が生活福祉資金の問題や、16パーセントも引き上げられた国民健康保険税の問題などを報告。わたしも、北陸新幹線計画の問題点などをお話しました。

    参加者のみなさんからは、「民主商工会の会員からも、高くなった国民健康保険税のことで問い合わせがある。増税を知らない人も多い」「生活福祉資金など、なかなか貸してもらえず、結局サラ金で借りている」「県営住宅に住んでいるが、指定管理者制度でどうなるか心配だ」「公共工事の安全対策では、元請は重視しているが、下請け段階ではずさんだ。市役所の指示をごまかしているケースもある」「原発の安全対策をいうが、検査の排水などを規定の場所で取水していない場合もある」「西口再開発は無駄遣いではないか」「福井の景観を台無しにしている県庁、県警、県議会を郊外に移転できないのか」などなど様々なご意見、ご要望、「告発」をいただきました。
ありがとうございました。
   今後の活動にいかしていきます。また、引き続き、ご意見・ご要望をお寄せください。



    先日、鈴木市議と県庁県民安全課をたずね、貸金業法の上限規制で、「ヤミ金」に流れる懸念を指摘してきましたが、つぎのような記事を読むと、連携した取り組みの強化で県民を「食い物」にする勢力とのたたかいがますます重要になることを痛感しますね。あわせて、そういう方が「ヤミ金」を頼らずとも生活再建に取り組めるバックアップ態勢が行政にも求められます。

             ★


    県民福井・・・・県内ヤミ金4人逮捕 無登録容疑 超高金利でも捜査 県警
            2010年8月25日

     知事の許可を得ずに違法に貸金業を営んだとして、県警生活環境課と福井、坂井の両署の合同捜査本部は二十四日、貸金業法違反(無登録)の疑いで、県内のヤミ金融業者四人を逮捕した。消費者金融などの貸し付けを制限する改正法が六月に完全施行され、生活困窮者がヤミ金融に流れると懸念される中での摘発で、同課幹部は「今後も悪質業者に重点を置き監視の目を光らせ、被害者救済に努めたい」としている。

 逮捕されたのは、坂井市丸岡町北横地一丁目、田村光夫(63)、福井市大宮一丁目、土田稔(58)、同市大瀬町、上坂義幸(31)、同市日之出二丁目、南川庸夫(62)の四容疑者=いずれも職業不詳。

 逮捕容疑では、四人は共謀して、貸金業の許可を得ずに、三月に同市内の四十代会社員男性に三万円、五月に同市内の五十代作業員男性に四万円を貸したとされる。南川容疑者は容疑を認めているが、土田容疑者は一部否認、田村容疑者は否認、上坂容疑者は黙秘しているという。

 同市内の電柱などにビラを張って集客していた。ビラの携帯電話の番号などから捜査を進めた。

 四人は三月まで「ラッキー」、四月から「ハート」という名称で土田容疑者が所有するマージャン店兼住宅を拠点に貸金業を営み、コンビニエンスストアの駐車場などで客に金を手渡していたとされる。合同捜査本部は、出資法違反(超高金利)の疑いでも捜査する。

 改正貸金業法は、多重債務者救済などを目的に、年29・2%だった出資法の上限金利を20%に引き下げたほか、貸金業者に総借入残高が借り手の年収の三分の一を超える貸し付けを原則禁止した。

 県内では、弁護士や司法書士らも相談会を開くなど、多重債務者の救済に努めている・・・・・・・・














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安心して学べる奨学金制度こそ

2010年08月25日 | Weblog
      昨日も暑い中、街頭宣伝や会議でした。街頭宣伝では共産党支部のみなさんや鈴木市会議員とともに訴えました。わたしや鈴木市議が訴えている間、支部のみなさんはチラシなどの配布。顔を真っ赤にして奮闘していただきました。ありがとうございました。
「がんばってー」と鮮やかな衣装の女性から大きな声で激励も。期待の広がりを感じます。

                ★


      読売新聞・・・・・・・奨学金滞納に法的措置強化、訴訟急増4233件                         8月24日

     巨額の滞納が問題となっている奨学金の「貸し倒れ」を防ぐため、学生に奨学金を貸与している独立行政法人「日本学生支援機構」(旧日本育英会、横浜市)が法的措置を強化している。

 昨年度、奨学金の返還を求めて起こした訴訟は前年度の2・8倍の計4233件に急増した。機構設立当初の2004年度と比較すれば70倍超の件数となる。機構は「不況の影響もあって滞納者自体が増えており、訴訟は今後も増えるだろう」としている。

 昨年度の滞納額は、約33万6000人分の797億円と要返還額の約2割を占める。機構が返還しない恐れがあるとみている3か月以上の滞納者も約21万1000人おり、債務総額は2629億円に上る。5年間で2万8000人、842億円増加した。

 機構は従来、1年以上の滞納者の一部のみ簡易裁判所へ支払い督促を申し立てていた。督促に応じない滞納者が異議申し立てもしなければ、差し押さえなどの強制執行が可能になるが、異議を申し立てれば、訴訟に移行する。訴訟になったケースは04年度は58件だったが、08年度は1504件まで増えた。

 奨学金は国からの借入金などでまかなわれており、国の行政改革推進本部は06年12月、回収率を向上させるよう求め、08年6月には機構内の有識者会議が「法的措置の徹底」を提言。機構は昨年10月から、9か月以上の滞納者全員に申し立てを行うようにし、訴訟が急増した。一方、経済的理由で返還が困難な人は、年収300万円以下の場合、最長10年間にわたり月々の返済額を2分の1にできる制度も今年度中に始める。

 機構は「訴訟にまで至るのは、返還に関する手続きを放置している場合が多い。様々な対応をとることができるので、連絡してきてほしい」と説明する。 ・・・・・・

               ★


      赤旗・・・・日本学生支援機構労働組合の岡村稔書記次長は、運営費交付金は無利子奨学金の財源であり、文科省も奨学金は無利子が基本との考え方をとっていると指摘。無利子奨学金の希望者は増え続けてきたが、昨年は適格認定されながら、予算の関係で16万人が適格外になったと紹介しました。「無利子枠を拡大し、運営費交付金を1割削減の対象にしないでほしい」とのべました。
 13年間大学の非常勤講師をしている男性は「昨年の年収は130万円。奨学金返済を猶予できないか相談したが、返還猶予期間の5年間を過ぎていたため却下された。滞納金も含め、年間60万円を払うことは困難。返還の意思はある。猶予してほしい」と訴えました。・・・・・・・・



     この間の大学運営費交付金の削減が、奨学金の改悪につながっています。

     福井大学などでも就職難で、「大学院に進学」という学生も増えていますが、さらに重い「借金」を背負うことになっています。

日本共産党は、「大学学費も含めて学費無償化に踏み出していく。日本の奨学金は返さなければならないので、大学を卒業すると何百万という借金を背負ってしまう。ですから給付制にしていく。そういう総合的な子育て支援が必要」との立場です。

先進諸国では当たり前の高等教育の無償化政策の実行こそつよく求められている、と痛感します。

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こうの史代「この世界の片隅に」。「対馬丸事件」を歌おう。

2010年08月24日 | Weblog
      昨日も暑い日でした。午前中は街頭宣伝、午後は夜9時すぎまで会議、打ち合わせなどがつづきました。さすがに疲れます。
      というわけで夜は、こうの史代「この世界の片隅に」3巻を読んで気分転換。気分転換に読む本ではありませんが、戦争の時代を描いた重いテーマながら作者のひたむきさとユーモアを感じました。

        ★

    朝日新聞・・・・・・「対馬丸事件」を歌おう 来年6月公演、参加者募る
2010年8月23日


 太平洋戦争末期に、東シナ海で米軍の魚雷で撃沈された学童疎開船「対馬丸」。この悲劇を繰り返すまいと反戦の願いを込めた混声合唱組曲「海のトランペット」のコンサートが来年6月、福井市で開かれる。NHKの音楽番組の司会などで知られる池辺晋一郎さんが作曲し、当日の指揮も務める。合唱団が一緒に歌う人を募っている。

 対馬丸は沖縄から長崎に向けて出港した翌日の1944年8月22日夜、米潜水艦の魚雷攻撃を受けて鹿児島沖で沈没した。疎開学童や引率教員、一般疎開者ら1788人のうち、名前が判明した人だけで1418人が死亡。775人は子どもだった。修学旅行気分の子どもたちは「汽車にも乗れるし、雪も桜もみることができる」とはしゃいでいたという。

 「海のトランペット」は児童合唱と混声合唱による全6章からなる大作。池辺さんは「大きく広がっているはずの自由な未来を、戦争は乱暴にもぎとってしまう。この曲の『願い』を強いメッセージとして具現し、主張しましょう。地球上から『戦争』というコトバを消去するために」と合唱への参加を呼びかけている。

 コンサートは、反戦や人間の尊厳をテーマに、池辺さんの曲と指揮で歌ってきた「悪魔の飽食」福井合唱団の第4回定期公演として、来年6月19日に福井市の県立音楽堂ハーモニーホールふくいで開く予定。9月から月3回ペースで週末に練習を始めることにしている。経験は問わない。参加の問い合わせは、同合唱団長の宮本絹子さん(0776・34・2908)へ。 ・・・・・・・・



       福井県内でもさまざまな文化運動の分野で戦争を語り継ぐとりくみがつづけられています。音楽の分野でも、このような形でとりくまれることは、大変なエネルギーであり注目されますね。関心のある方は、お問い合わせください。
 ちなみに、団長の宮本絹子さんは、わたしの県議時代に事務局として支えてくれた山岡さんのお義母さんです。パワフル!

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九条の会北陸ブロック交流集会に参加

2010年08月23日 | Weblog
昨日は、九条の会北陸ブロック交流集会が金沢市の勤労者プラザで開催され、福井市9条の会の代表世話人として、谷口高さん、山野寿一さんとともに参加しました。福井にもどってからは地域訪問活動でした。

九条の会北陸ブロック交流集会には福井県からは、県の会のほか、敦賀、小浜、武生、鯖江、金津、丸岡、坂井、弁護士、民医蓮などの地域・職場の会から参加されていました。全体では100名以上の参加者でした。

東京慈恵会医科大学の小沢隆一先生の「改憲の動向と九条の会の役割ーー日米安保改定50年にもふれて」の講演、全体討論、分散会、討論のまとめ、とぎっしりの6時間でした。
全体討論では、各県から2名ずつが発言、福井からは県域の会の屋敷事務局長と丸岡の会の竹内事務局長が報告しました。また、終わりの討論では敦賀の会の木崎さんが文集作成の取り組みを報告されました。

わたしが参加した分散会では、若い世代にどう運動をひろげるか、もテーマに。福井のつながり9条、音楽9条の取り組みも屋敷さんから報告されました。また、加賀では高校生の通学時間帯などにチラシをまく活動を系統的におこない、問い合わせもきている、という報告がありました。

どの分野の運動もそうですが、たたかいの成果と取り組みを次世代にどう継承していくか、が大きな課題です。

また、車中では「福井市の運動では女性の参加がすくない。運動の担い手に女性を増やすことも大事だ」「事務局体制の確立をどうするか」などと話し合われました。
福井市の会では、ちかくニューヨークのNPT集会に参加した女性から話をきく会をおこないます。この機会に、平和問題に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
福井市の会の連絡先は   海道法律事務所 0776-25-7718 です。
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地元で殺人未遂事件。夏祭りの一日。

2010年08月22日 | Weblog
    昨日は、地元の夏まつり。早朝、準備にでかけたら、会場ちかくで物々しい警備。いったい何が」・・・・・・・


福井新聞 ・・・・知人男性刺し逃走、無職男逮捕 福井署、殺人未遂疑い (2010年8月21日)


  20日午後9時半ごろ、福井市光陽1丁目で、男が知人男性の腹部を刃物で刺し、その場から逃走した。男性は約2週間のけが。福井署と県警捜査1課は、事件発生から約17時間半後の21日、殺人未遂の疑いで、同市松本2丁目、無職高瀬一也容疑者(52)を逮捕した。

 逮捕容疑は20日午後9時半ごろ、福井市光陽1丁目の路上で、殺意を持ち、片刃のナイフ(刃渡り約9・5センチ)で、福井市の無職男性(42)の腹部を1回刺した疑い。

 福井署によると同容疑者は、男性を刺したことは認めているが、「殺すつもりはなかった」などと殺意を否認しているという。

 同署などによると、事件当時、同容疑者と男性ら顔見知り同士の男女4、5人が知人の女性宅に集まり、テレビを見るなどして過ごしていたという。同容疑者が何らかの理由で男性に因縁を付けて外に連れ出し、突然ナイフで刺したという。凶器とみられるナイフは現場に残されていた。

 男性は、一緒にいた知人により福井市内の病院に運ばれた。20日午後10時40分ごろになり、病院が警察へ「腹部を刺された男性が治療を受けている」と通報し、事件が判明した。県警は逮捕状を取り、同容疑者の行方を追った。自宅にいた同容疑者を発見し、21日午後3時ごろ逮捕した。

 県警は今後、犯行に至った動機やいきさつ、凶器のナイフをいつの時点で所持していたかなどについて調べを進める方針。

 現場は民家や学生用アパートが立ち並ぶ住宅地の一画で、近くには湊小や県社会福祉センターなどがある。近所の60代女性は「大きな声などは聞こえず、事件には気付かなかった。孫もいるし近くでこんな物騒なことが起きるなんて」と不安げな表情を浮かべていた。 ・・・・・・・・・



     お祭りの会場のすぐ近くなので、驚きました。

    祭りでは、青年部で「そば・うどん」を担当しました。しかし、暑い、暑い。「冷やし」にしたのですが、さっぱり売れません。

「これは史上最悪」と。店の前にでばって呼び込み、呼び込み。家族連れや、女子中学生のグループなどが相次いで来店。最終的には完売!ご協力ありがとうございました。声をからしていたら、ビールの差し入れもいただきました。

また、祭りを準備された湊2区のみなさん、お疲れさまでした。



    途中、老健施設「あじさい」の夏まつりも訪問しました。入所者やご家族のみなさんもお楽しみです。

職員のみなさんが「打ち上げ花火」の準備もされていました。職員の方や参加のみなさんにご挨拶をして、焼き鳥やお寿司などを買って、地元の祭りにもどりました。

「あじさい」のみなさん、毎年ご苦労様です。
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足羽川ダム計画に批判的な専門家や住民もくわえて検証を

2010年08月21日 | Weblog
    お盆が過ぎましたが、まだまだ暑い日々です。昨日も街頭演説でがんばりました。ちょっと心配になり、ベルに立ち寄りアイスコーヒーを飲み、日焼け止めを買いました。以前も鼻の皮がむけたことがあるので・・・・。
演説を聞いていた女性の方々から、「もっと裏話聞かせてー」とせがまれましたが・・・ウラバナシと言われてもねえ。じゃ、とっておきの話をあなただけに・・・・。

    さて、今日は地元、湊2区の夏祭りでお手伝いです。今日も あついぞー。


             ★



     しんぶん「赤旗」・・・・チェック議連 国交相に再考要請    ダム見直し「中間とりまとめ」       “事業者に丸投げ”

     超党派の「公共事業チェック議員の会」(会長・松野信夫参院議員=民主)は18日、前原誠司国土交通相に対し、ダム建設の見直しを進める同省の有識者会議が先月発表した今後の治水対策のあり方に関する「中間とりまとめ」について、再考・再検討するよう要請しました。

 要請は、松野会長ほか、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員、民主党の大河原雅子参院議員、みんなの党の柿澤未途衆院議員、国民新党の亀井亜紀子参院議員が行いました。
 中間とりまとめでは、ダムに頼らない治水に向け、現在進められているダム建設事業の検証手順・基準をまとめています。

 これに対して、チェック議員の会は、検証主体がダム建設を推進してきた事業実施者(国交省地方整備局、独立行政法人水資源機構、都道府県)となっている点について、再検討を要求。「極めて不十分・不適切。要するに、事業者に見直しを丸投げするやり方であり、客観的合理的な見直しになりえない」としています。

 佐々木氏は「検証主体がこれでいいのか。住民の代表が参加できない。議事録も公開すべきだ」と問題点を指摘しました。

 前原国交相は「河川整備基本方針は棚上げにしている」と繰り返し、推進する姿勢でないことを説明するとともに、有識者会議との意見交換の場を持つことを提案しました。一方で、「議事録公開は具体的な地名も出るので不可能」と否定しました。チェック議員の会の要請書は、検証主体の再検討のほか、第三者機関による公開性をもった検証や市民参加、検証対象の拡大なども求めています。・・・・・・・・・



     むむむ、なんと「検証主体がダム建設を推進してきた事業実施者(国交省地方整備局、独立行政法人水資源機構、都道府県)となっている」となると、以前、このブログでも指摘したように、結局自分たちの手持ちの治水案比較データーを「検証」して、結論がおなじとなりかねないではないか。
そんなことになったら、茶番だ。
現ダム計画に批判的な専門家や住民もくわえて検証し、第三者的に「検証」することが求められます。

     足羽川ダム計画には1000億円~1500億円もの税金が投入される予定なのですから、それぐらい、しっかりやってほしい。
ちなみに、ダムではない、治水対策としての足羽川の河川改修事業は先般完了し、福井豪雨規模の洪水でも福井市中心部で堤防が破れることはなくなりました。この事業費はたしか300億ぐらいを予定していたのが200億ぐらいと、「安く」ついたのではなかったかな。
 ダムよりも、はるかに「安く」かつ「短期間」に治水安全度の向上がはかられたのです。こういう実績もふまえて、よーく検証することが必要です。
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汗をかいて街頭宣伝、地域訪問。再開発ビルは本当に必要?

2010年08月20日 | Weblog
    昨日も暑い中、街頭宣伝、訪問活動でした。日差しに照りつけられて10分ぐらい演説すると、汗でびしょびしょになってしまいます。
自営業者の方が、「聞かせてもらった。参院選では民主に入れたが、期待はずれた。今度は共産党だ。がんばってくれ」。ありがとうございます。訴える内容があり、その内容が県民のみなさんの共感をよぶ・・・・日本共産党の醍醐味です。

夜は、鈴木市議と鈴木市議の地元をあいさつまわり。蒸し暑く、汗がしたたり落ちます。「新幹線はいらんなー」「消費税あがるのは困ります」「子ども手当てより、給食を無償化するなどしたら」と、ここでも共感が広がります。しんぶん赤旗も増えました。

「うちの地域でもまわってほしい」・・・・・ぜひ、対話の輪を広げていただきたいと思います。私や市会議員がおじゃまします。お気軽にお誘いください。

         ★

    福井新聞・・・福井駅西口再開発ビル県施設3案  科学、バイオ、文学館に絞る (2010年8月19日)

 JR福井駅西口の西口中央地区再開発ビル計画をめぐり県は、取得する保留床棟4階フロアに入居する施設を▽子ども向けの科学体験施設▽農作物のバイオテクノロジー体験施設▽本県ゆかりの作家や白川文字学などを発信する文学館―の3案に絞ったことが18日、分かった。いずれも福井市が保留床棟1~3階への誘致を進めているNHK福井放送局との連携を視野に入れている。
 19日の県会総務教育常任委員会の協議会で提示し、議員から意見を聞く。県はさらに学識経験者らの意見も聞いた上で、9月定例県会までに施設案を一つに絞り込みたい考え。

 県はこれまで検討してきた約80に上る施設案から3案に絞った。県民が来場し、楽しめることを重視したという。

 科学体験施設は小学高学年から高校生向けで、理科教育の向上を主眼に置き、レベルの高い実験や研究を体験できる。ロボットなどの展示も想定している。バイオテクノロジーの体験型施設は食と健康、環境をテーマに本県発祥のコシヒカリ、へしこなど発酵食品の実験などができ、子どもや家族連れらが楽しめる。屋上での園芸栽培も検討している。文学館は、本県関係の作家や白川文字学などの情報を発信する拠点で、書道や短歌・俳句の活動の場にもする。

 県は、教育のノウハウや映像、撮影などの技術を持つNHKとイベント、企画などで連携したい考え。4階フロアという高層部に人を呼び込む方策も必要になるため、福井市などに対応を要請する方針。

 西川知事は6月定例県会で保留床棟4階の床取得を表明。県は10億円程度の床取得費に加え、施設の内装工事と、展示・備品・機械の整備にそれぞれ数億円程度がかかるとみている。

 西口再開発ビル計画は、敷地約5600平方メートル、総事業費約120億円。観光物産拠点施設など市関連施設や商業施設、分譲マンションが入居する地権者棟と、NHK福井放送局と県施設を想定する保留床棟からなる。 ・・・・・・・・・・



     県民のニーズがあるから施設をつくるのではなく、箱物をつくるからなにか入れる。・・・まさに本末転倒の行政でしょう。
日本共産党は、巨額の税金投入の再開発ビルの建設そのものの見直しを求めています。
みなさんのご意見をお聞かせください。
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「井上ひさしさんが遺したもの」

2010年08月19日 | Weblog
     昨日も暑い一日でした。みなさん、お元気でしょうか。
街頭宣伝は、これまであまりやったことのない路地裏でもおこないました。農舎で作業されていた年配の男性が、わざわざ作業を中断し、家にもどり冷たいドリンクを差し入れしてくださいました。ありがとうございます。元気百倍です。




朝日・・・・井上ひさしさんが遺したもの

・・・・・・∞9条次世代へつなぐ
 ≪護憲≫平和を守るのは1人1人の意志
 〈軍備の「ぐ」の字(づ)も無し(なす)で国ば作(つぐ)ってみせ(しぇ)る。軍備抜ぎで、小さ(ちゃっこ)いながらも一個の国家ば持ち(づ)こだえてみせ(しぇ)る〉
 都内で6月に開かれた「九条の会」の井上さんの志を受け継ぐ講演会で、代表作『吉里吉里人』の一節が朗読された。選んだのはユリ夫人だ。「なまりが面白く、まじめな人が集まる会にぴったりだと思った。言葉を道具に働く作家として、どうしたら9条を多くの人に伝えられるか苦心していた」

 苦心の結実の一つが『子どもにつたえる日本国憲法』だろう。井上さんは9条をこうかみ砕いた。
 〈どんなもめごとが起こっても/これまでのように、軍隊や武器の力で/かたづけてしまうやり方は選ばない/殺したり殺されたりするのは/人間らしい生き方だとは考えられないからだ(中略)筋道をたどってよく考えて/ことばの力をつくせば/かならずしずまると信じるからである/よく考えぬかれたことばこそ/私たちのほんとうの力なのだ〉

 各地での講演会では客観的なデータも駆使。「第1次世界大戦では死者の95%が軍人で、民間人は5%だった。第2次大戦では軍人52%、民間人48%と激変。朝鮮戦争では16%と84%。ベトナム戦争では5%が軍人で、95%が民間人。これは国連の調査です。戦争で死ぬのは圧倒的に我々民間人なのです」などと力説した。

 井上さんらが2004年に立ち上げた九条の会は、草の根運動として全国に広がっている。翌05年6月に県内に「九条を守ろう県民連絡会」が発足した際、井上さんは講演し、「平和を守るのは一人一人の意志です。なんと言っても一人一人なんです。県内の隅々に九条の会を作りましょう」と強調した。「(故郷の)山形でやるなら要りません」と旅費や謝礼は一切受け取らなかったという。

 人口約7700人の三川町にも5年前に「みかわ九条の会」ができた。医者や農家など様々な肩書の60人が勉強会を開いたり、戦争体験や憲法への思いなどを載せたかわら版を出したりしている。署名活動にも力を入れ、昨年4月、集めた署名の数は住民の半数を突破した。
 中心にいるのは、1人で3千筆以上集めた元小学校教師の我孫子冨子さん(85)だ。自公政権下での改憲の動きに危機感を募らせ、「平和を子どもたちに残したい」と井上さんらの行動に共鳴した。
 最初の1年間はほぼ毎日、住宅地図を塗りつぶしながら町内を歩き回り、「9条って分かる?」と声をかけ続けた。今も9、19、29と9がつく日は署名集めの日だ。
 「本音で話し合って自分の願いに共感してもらえる喜びがある。世界旅行よりも楽しい」
 もちろん何度足を運んでも平行線の人もいる。それでも「悩みながら、心を動かす言葉で語り合っていきたい」。最初は拒まれたが「お孫さんが徴兵されたら嫌だのお」と切り込み、納得してもらったことも。自民党員だった元町議会議長も応じてくれた。

 井上さんは「日本の憲法は自分の友だちの一人だ。とくに9条、(国民の生存権を保障する)25条は親友中の親友だから、彼らを裏切ることはできない」と語ったことがある。「同じ気持ちです」と言う我孫子さんは、10歳下の井上さんの遺志を継ぐ決意だ。
 「どれだけ生きられるか分からないけど、9条のバトンをしっかりと次世代に手渡したい」 ・・・・・・・・・



  これは朝日新聞の山形版に連載されている記事です。「井上さんらが2004年に立ち上げた九条の会は、草の根運動として全国に広がっている。」
福井でも県内各地でひろがっています。

ふくいの会のレターに屋敷事務局長が終戦記念日に「丸岡9条の会」の宣伝行動に参加した時のことを書いています。
近づいてくる男性がいたので、「抗議」されるのかと思ったら、握手を求められて驚いた、と。
9条を守り、いかしてほしい。この願いにこたえてわたしもがんばらなくては、と思います。

各地の9条の会では会員を募集しています。ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています。
福井県内の方は、このブログにメールアドレス、住所、氏名など連絡先を書き込んで投稿してください。
折り返し、連絡させていただきます。もちろん、メールアドレスなど個人情報は「公開しません」。よろしくお願いしまーす。



 
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福井県営住宅への指定管理者制度導入は慎重に

2010年08月18日 | Weblog
福井新聞・・・・・・・福井県は福井、坂井、鯖江、越前の4市にある県営住宅計11団地について、2011年度から指定管理者制度を導入することを決め、指定管理者の公募を始めた。現在福井市内の団地の管理を代行している県住宅供給公社の10年度末解散に伴い移行する。入居者へのサービス向上や管理コスト縮減を図る。

 県営住宅は現在8市町に18団地あり、同公社と各土木事務所が管理を代行している。指定管理者制度を導入するのは、福井市の8団地と坂井、鯖江、越前3市の各1団地で、11団地の管理戸数計1985戸のうち、1817戸が現在入居している。このほかの団地はいずれも建築年次が古い木造で、入居者がいなくなった段階で取り壊しなどを進めているという。

 指定管理者は、11団地を北部、南部の2地域に分けて10月8日まで公募する。2地域で別々の指定管理者を選定する方針で、県建築住宅課は「サービス内容を競い合うことで、入居者の住環境を高めたい」としている。

 指定期間は15年度末までの5年間。団地内の集会場や駐車場など共同施設も含めて管理し、入退去や家賃収納の事務、維持修繕などに当たる。入居決定や家賃設定、滞納者らに対する明け渡し請求など行政判断を伴う業務は県が行う。

 10月までに各団地の入居者を対象とした説明会を順次行う方針。高齢者や障害者ら社会的支援が必要な入居者も多く、慎重な対応が必要なケースもある。同課は「指定管理者の選定で留意するとともに、選定後も十分連携をとって入居者に影響がないようにする」としている。・・・・・・・・


            ★


     いま、どんどん行政施設の民間業者まかせがすすんでいる。「民間は公務員より優れている」という発想だが、果たしてそうか。住民も、とりわけ「住」という生活のもっとも基盤となるところだけに、「管理主体が変更されることの」不安もあるだろう。
もちろん、指定管理者は民間とはかぎらない。が、このケースでは公社解散を前提として募集しているから、民間ということになるだろう。


労働組合のニュースを紹介したい。




     自治体労働者の組合のニュースより・・・・・「公の施設」の管理運営をめぐって、埼玉県ふじみ野市営プールでの女児水死事故(2006年7月)、島根県出雲市「出雲ゆうプラザ」での死亡事故(2007年8月)、静岡県立草薙体育館における死亡事故(2009年4月)、県立青年の家(浜名湖)でのボート転覆死亡事故(2010年6月)など、利用者の生命すら奪われる重大な事故が相次いでいます。

自治労連は8月10日、この問題での総務省要請。自治労連は、「住民のいのちを守るべき『公の施設』が住民のいのちを奪っている。その背景には、『官から民へ』の掛け声のもと民間活力や競争原理が導入され、管理の質が劣化していることがある」と指摘。さらに、「総務省は昨年10月、指定管理者制度の運用についての事務連絡を出し、その中で、『指定管理者実務研究会報告書』(財団法人地域総合整備財団)を参考にするよう推奨しているが、その報告書の中で典型事例としてあげられているのが、民間企業等に開放している割合が高い静岡県だ。そこで相次いで死亡事故が起こっている。今こそ、指定管理者制度そのものを見直すべきである」と主張しました。

静岡自治労連の林委員長は、県立青年の家(浜名湖)でのボート転覆死亡事故について、「当日は大雨雷強風注意報が発令されており、直営時であれば施設側と学校側が協議し中止していたケースだが、今回は指定管理者から学校に知らされずに決行された。ボートの操縦を教職員に任せ、指定管理者は乗り込まなかった。曳航に向かった所長は20年間ペーパードライバーで曳航訓練は受けていなかった」ことをあげ、「明らかに指定管理者に専門性が足りなかった」と指摘し、指定管理者制度の抜本的見直しを要請しました。また、1年前の県議会で県は「指定管理者の選考にあたっては、危険性への対処法について十分審査・選考していきたい」と答弁していたが、結果的に事故が起こってしまったと指摘しました。

埼玉県本部の林委員長は、「4年前にふじみ野市営プールで女児水死事故が起こり、こうした痛ましい事故を繰り返さないために、毎年市民集会を行っている。公の施設での重大事故は後を絶たない。今年の市民集会では、シンドラー社のエレベーター事故で息子さんを亡くした市川さんが、事故の再発防止のためには権限ある独立中立の第三者機関の設置が必要」と訴え、「事故の要因は複合的だが、要因の一つは委託によって施設を管理する主体から現場までの距離が遠くなっており、コミュニケーションがなくなっていることがある。事故を防止するためには専門性を蓄積する必要があるが、指定管理者制度は構造的に専門性を失わせるものだ」と指摘しました。

総務省の担当者は、「指定管理者制度がすべて善であるかのような風潮があるが、自治体は自らの政策判断にもとづいて、公の施設のあるべき姿に即して施設の管理のあり方を決めるべき」とし、公共サービス基本法第11条と、政府が検討している公契約法が実現すれば、その活用が考えられるのではないかと述べました。・・・・・・・・・・




      もし、「県営住宅」で、コスト削減による事故や不備がおこったら住民はたまったものではない。
それだけに、入居者の意見・要望をよく聞くことが大切だ。また、応募してきた事業者が県民の命と安全を守るのに責任を果たせる事業者かどうか・・・・・県が任命した委員だけによる選定ではなく、入居者によって選ばれた県営住宅の「自治会」関係者もふくめて、「選考」に参加する仕組みをつくることは最低必要だろう。「終の棲家」となる住民もいるのだから。

      公共サービス基本法の趣旨を踏まえて、とりわけ11条の「 国及び地方公共団体は、安全かつ良質な公共サービスが適正かつ確実に実施されるようにするため、公共サービスの実施に従事する者の適正な労働条件の確保その他の労働環境の整備に関し必要な施策を講ずるよう努めるものとする」を遵守した対応を県には求めたい。

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映画「キャタピラー」をメトロ劇場で

2010年08月17日 | Weblog
14日のテレビニュース・・・・・・・女優の寺島しのぶ(37)、俳優の大西信満(34)らが14日、都内で映画「キャタピラー」の初日舞台あいさつを行った。寺島は手足を失い口もきけなくなって戦地から帰還した夫を献身的に支えながらも虚無感を感じていく妻を演じ、第60回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。初回上映後、温かい拍手に迎えられ登壇すると、「ようやく映画を皆さんにお目見えできてうれしいです」と感激の涙。「私自身もこれだけ思い入れのある作品になったことは一生の宝物。皆さんが戦争について考えるきっかけになれば幸いです。感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。・・・・・・・・



  福井でも同日からメトロ劇場で公開されている。
わざわざ日本共産党にもご案内をいただいたこともあり、さっそく観にいきました。

冒頭から日本兵による戦地での女性暴行のすさまじいシーン。その人物が。まさに鶴彬の川柳「手と足をもいだ丸太にしてかへし」の状態で妻の前にあらわれる。「軍神」と世間ではあがめられるが、妻との食事、セックス。そして、フラッシュバック、発狂。

なかなか気の重い映画ではあるが、戦争が本人と家族にいかに悲惨をもたらしたか。「還ってきた兵士」の家族・妻にもさまざまな「悲劇」がおこりえることは、イラク戦争帰還兵の実態からも明らかだが、正面からこのような形で描いたことは衝撃だ。

寺島しのぶの演技には、福井市文化会館の「書く女」でも生でみて感激したが、この映画でも体当たり。撮影中は血尿とじんましんで苦しんだ、というが「命がけ」だった。

撮影期間がわずか12日間、というのも驚いた。めずらしい順撮りで、場面場面の集中力を高めた効果もでていると感じた。

「反戦映画」というかどうかは別として、戦争の悲劇をえぐる映画だと思う。
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