アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

エリザベート 博多座

2008年09月22日 | ミュージカル・ダンス・舞踏


福岡満喫の旅 その4
博多座  9/12(金)  

腹ごなしした後は、いざっ!
あ、そうそう。
観劇は、今回の旅のオ・マ・ケ。
これが目的じゃぁなかとです。

博多座の前は、
1度通ったことがあるんだけど…。
アラ?
デッケ~提灯がなかったっけ?
あれは、
歌舞伎専用デコレーションなのかな?

中に初めて
お邪魔しまんねやわ~(by吉本新喜劇)

ヒャ~~ッ。
吹き抜けちゃってるぅ。
ゴージャスなホテルみたいぃ。

新橋演舞場と、同じ様な客席数なのに
じぇんじぇん違うロビーの空間。
気持ちヨカ~♪


          

毯の色もステキに落ち着く、
中央のゆったりした階段。


           

「山笠があるよ。前と後ろが違うよ」
ツアコン担当の友達。
博多やね~。自慢の山車やね~。

エエ!スウィーツ・フェアって…。
なんでもアリやね。


          

ウピャ!”ブランケット貸出”
係員に言って出してもらうんじゃないんだ!
ナイスなシステム!
赤いヤツ借~りよっと♪

さすがは全国初の「公設民営劇場」
福岡市、地元経済界と松竹、東宝、明治座etc
演劇興行5社協力で誕生した、
第3セクターの運営なんだってね。

来月はルリ子だもんね。
さぶちゃんだって来るもんね。
宝塚の「ミーアンド・マイガール」だって。
なんと、来年は開場10周年となっっ!

チケ代が高いのが、たまに傷かも。
だって15500円!
帝劇や梅芸じゃぁ13000円なのに。

さ~て、1334席の客席は…
2階と舞台の距離感がイイ♪
こっからは全体もバッチリたい。

エリザベート
 脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ
 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
 オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
 演出・訳詞/小池修一郎

 出演 エリザベート:朝海ひかる 
           トート:武田真治 
           ヨーゼフ:鈴木綜馬  
          ルキーニ:高嶋政宏
          ルドルフ:伊礼彼方
          ゾフィー:寿ひずる 

キャストは誰でもよかったんだ。
たまたまこのメンバーでレッツトライ~

宝塚歌劇版しか知らないから、ワクワク♪
こっちが、ご本家に近いんだよね。

武田真治だ。
けっこうナチュラルなトートルメイク。
勝手になんかもっと幻想的なのを想像してた。アハ。
あ、スターブーツ履いてる。

コム(朝海ひかる)だ。
高いキーもガンバッテ歌ってる。
そういえば、ダンスの人なんだもんね。

ウウ~ン。
♪強く、厳しく、冷静に、冷酷に♪(byゾフィー)
感想をぶつけてみちゃおっかな…。

ここから先は、ファンの方が読んだら
イラ!っとすると思います。
他意はないんですが…。
先に謝っておこう。ファンの皆さんごめんなさい

それにしても…口寂しい。
ラーメンに、チャーシューともやしを
入れ忘れたよ~な…。
足りないものは…なんだ?
歌のパンチ力!!!

エリザベートもトートも、
グワシッッ!って迫力ある声量じゃないし…。
アンサンブルも30人くらいだからかなぁ…。
結婚式の白くて長い布もちょっと…。
装置もゴシック調で、
威厳やファンタジックさもあるはずなのに、
何やら隙間風が…。ピュ~ピュ~。
アリャリャ…。

その昔イギリスにいたので、
ウエスト・エンドでミュージカルを
観まくってる兵な友人が一言。
「マイク使ってる!!!!」

なんでもウエストエンドじゃぁ、
劇場によってはマイクつきもあるけど、
断りがついてるんだって。
日本ミュージカル界の現実に、
頭突きをくらったよ~だ。

そ~なんヨ。
ミュージカル俳優としての歌唱力を
重んじてないつ~かね…。
とにかく機械頼みでね…。

海外と比べるなかれ。
そういうことになるのかもしれないけれど、
ご本家との距離を考えると、寂しいやら悔しいやら…。

それにしても、ちょいと
エコー効き過ぎじゃないかしらん。
特にトートの歌声に。
そう聞えるのは2階席だから?
はたまた、黄泉の帝王だから?

どっちにしても、
生オケが、掻き消えて残念だよぉ。
クッソ~!
すっげぇステキなメロディーなのにぃ。

黒天使が…
妙に目立っちゃって…。
グニャングワン踊ってるからなんだけど。
アラ、上半身裸に…いや~ん。
ヅカだとトートの影的存在で、
淡く美しいから仰け反ってしも~た。
もしも、ジャニーズ系だったら
双眼鏡でズームインしたかも(おいおい)

ミルクが欲しいと市民が歎く場面も
グループの団結力が…
スカーレットピンパーネル』の人海戦術。
あれが記憶の最先端だから、
余計にそう思うのかもしれないけど…。
もっと迫力があったらなぁぁ。
ゾクゾクするのになぁぁ。

エリザベートの姉・ヘレネにズームイン!
南海まりじゃないかっ!
ついこの間まで、宝塚の舞台に立ってたじゃん。
ティリアンに色目使ってたじゃん。

そっかぁ納得した。
ヘレネってキュートだったんだね♪
花飾りを頭のてっぺんに付けても
キャワイイじゃんか♪

あと文句なしだったのは、脇役!
ゾフィーの取り巻き連中
革命家達
精神病院のエリザベートの歌にはウットリ♪ 

ねえ、トートさぁ
及川ミッチーで観てみたくない?
おお。いいねえ♪
ナルナルくんしてくれそ~。

じゃあ、
エリザベートは梅ちゃん梅垣義明)ね。
毛色変わるよ。
ゾフィーがいいかも。
だから、別物になるっちゅ~の。

あのルキーニさぁ
狂言回しだから、
甘かったり辛かったりして欲しいのに…。

「しぇからしか」(うるさいって事だね)
ってアドリブには、
1階席から拍手がっっ。

う~ム…じぇんじぇん!
ツボにかすりもしな~い。
なんちゅうか、色気がっつうか…。
エグイポーズもするんだけど、
ガツンっとくる”男”なムードがー。

いしちゃん(轟悠)の方が、
バリバリフェロモンあったぜよぉぉ。
わたるくん(湖月わたる)の方が、
男っぽかったぜよぉぉ。

「イタリア人だから本物はもっとエロイはず」
友達はそう断言っ。

ってことは~
セクシィー部長が演った方がイイんだ!
あのお尻フリフリね。
垢抜けたところで川平慈英
五右衛門ロック』のタイツ姿が脳裏をチラリ。

ちょっと路線変更して竹中直人
ある意味、座をかっさらっちゃうよ~な。
強烈過ぎるよぉ。

オーソドックスにいくと、
いっちゃん(市村正親)かな。
エビータ』初演のチェ・ゲバラ
忘れられな~い。

四季といえば、
「山口祐一郎のエクウスを観た」と友達。
「エエ!いっちゃんでしか知らない」
山口祐一郎といえば島津久光(by篤姫)!
彼のトートは歌パワーバツグンなんだよね。
だから、雰囲気違うよなぁきっと。

話をもとに戻して。っと…
いたよ、いた。ルキーニ役が!
古田新太っ!
ウギャァァア!フェロモン全開してくれそ~。
殺陣もド~ンと来い!(そんな場面はない)
♪番狂わせ面白い♪(byルキーニ)

東宝版は、
ボリューム満点ろうと思っていただけに…。
男性があんなに出てるのに…ヨロリ。

女性だけの宝塚歌劇団の方が、
エロティシズムがあって、麗しくて、エキサイティング!
こりゃぁ、どういうこっちゃ抹茶に紅茶~。

もう脳内であのパワーを回顧するばかり…。
もしかして、
ヅカってスゴイ所なのかぃ?

舞台を観ながら
私が夜のボートで、黄泉の国に誘われて…
コックリー。

夢の中では、
トート 安蘭けい
エリザベート 白城あやか・遠野あすか
ルキーニ 古田新太
♪最後のダンスは俺のもの~♪
めくるめく快楽の世界ぃぃぃ(妄想爆走)

やっと…アンコール!
武田真治をめがけて、
おもいっきり手を振る我ら。
「私に手を振ってたよね」
「んにゃ、私、私」

別に彼のファンってわけでもないのに…
フラストレーションを発散しまくってるのかぃ。
ま~ね。


  

威風と華麗さを求めて…
ウィーン版のCDを聴き返しちったゼ。
さぶいぼ(鳥肌)がっっ!!
チクショー!海外版が観てぇぇえ。

つづく → こっち

博多座  エリザベート

熱烈レポ → 雪組(1996年)  星組(1996年) 

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2 コメント

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大きな提灯 (しろくま)
2008-09-25 18:27:42
お久しぶりです。九州旅行記、読んではいたんですけどおっつけなくて…。

しかし、放生会に行き、あまつさえ平尾台まで行かれるとは凄いですね。

大きな提灯、謎です。いつか劇場に聞いておきますね。
チケット代、高いですね。三階専門の私でさえこれには泣いています。
ヅカで4000円、その他は5000円、ぐらいでしょうか。
これでも消費税分は値下がりになりました。

ブランケット貸し出し、は初耳です。
300円のビール、ご覧になれましたか?
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 (かしまし娘)
2008-09-26 11:21:27
しろくま様、まいど!
「大きな提灯」はハタと思っただけで…。
あんまり気にしていないので(笑)、いつか思い出したら宜しくお願いします。

300円ビール!忘れてました!すみません。
ゴージャスな劇場に圧倒されるし。スウィーツフェアはあるし。
いつか再び行った時は忘れないよ~にします。
よほどの事がないかぎり、行かないとは思いますが…(苦笑)
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