福岡満喫の旅 その6
”日本三大カルスト”って言える人?
シーン…
じぇんじぇん知らない人?
は~い!!
だいたい、カルストって何?(コラコラコラ!)
山口県の秋吉台、四国カルスト。
そ~してここ!
北九州市小倉の平尾台
南北6キロ、東西2キロの結晶質石灰岩が
浮き上がった台地(標高360m以上)。
天然記念物・北九州国定公園に指定。
石灰岩(ピナクルって言うんだって)が、
ゆるやか~に続く丘の上にボコボコある!
石灰岩のアップ
「遠くから見ると純白の羊の群れのよ~に見えるでしょ」
今日も友達がツアコンしてくれるよ~♪
でも、
ここは福岡県民にも意外と知られていないとか…。
私が持ってるガイドブックでは、
たった8行で説明が終わってる。
写真なんか無ぁい。
今日は休日なのに、曇っているからか…
園内を回る汽車に乗る人もまばら。
子供連れの家族にはイイ場所だね。
あ、中高年の人達が展望台でのんびり。
一眼レフを持った男性が散策道に。
家庭料理の様な素朴な素材を集めた
バイキングでお腹を満腹にしてー
近所をブラブラしてみよ~っと。
ドリーネデッキって何ね?
「ドリーネ」とはカルスト台地特有の地形で、
深い窪地のこと。
ここでは、深さ約20mの縦型鍾乳洞を
間近にのぞき見ることがー。
そ~っと下を向いて…コ…コワ~イぃぃ。
さ~て我らはここに何をしに来たかっつ~と。
カルスト台地の下にあるものは…
鍾乳洞!!
平尾台には約200見つかってるんだと!
観光鍾乳洞はそのうちの3箇所。
鍾乳洞初体験っっ!
この旅の目的はこれなのだっっ!
レッツ・アドベンチャ~なのだっっ!
行っちゃるぅぅ!!
案内所で場所を確かめて…
え。あっ何処…
ここっ??に車を停めるのかい?
駐車場っていうか空き地っぽい。
うっひゃぁぁあ。
どんなもんが待っておるのやら…
ワクワク♪
ヒエェエエ。
そんな化石が見つかっているとは!
すっげぇ昔っからあったってことだっ。
スゴイ所だっ。
ポツンと建つ一軒家。
受付のおばちゃんに笑顔で、
行ってきま~す♪
秘密の花園の様な小道を進むと、
現れたのは堅穴な入口!
この階段を…降りるんだね…
す…す…垂直なんだけど…。
ギャ~ギャ~叫ぶ我ら。
既にテンション高いっす。
階段には、
赤いペンチが塗ってあるんだけど、剥げ剥げ。
触ると手が金属臭いっっ。
先にあるのはこの世の終わりか…。
その距離30m!!
やっと地底に…ウギャァアアア!!
狭いぃぃ。
一人づつしか歩けなぁい。
どこまでも続くアップダウンが、
きついぃぃ。
今どこら辺を歩いとるんじゃ~。
触ると岩は水でネットリ。
足元も水でグニャリ。
これぞ、これぞ、探検だっっ!!
WOOOOO~!!
ふくらはぎがパンパンっっ!!
でもオモロ~イ♪
気持ちは”八つ墓村”
フフフ。盛り上がってるぞ~い♪
11月~3月はこうもりが…
来るのかっ!
洞窟って遺物じゃないんだ。
今も生きてるんだぁぁ。
アッッ!
携帯を車の中に置いてきてしも~た。
大失敗っっ!!
激写できねぇぇぇえ!
グエッッまだ下に行くんけ!
水の音がしてるぞ~。
グオォォオオオオ!滝がッッ!
…っつうても、とってもち~ちゃいよ。
でも、恐いよぉぉおおお。
落っこちたらど~するんだべ…。
もしや、
この洞窟にいるのは…我らだけ…。
ゲゲ…。
何時間も帰ってこなかったら、
誰か心配してくれるのかなぁ。
おっと向こうから人の声が…ヨカッタぁ。
グルグル巡ること30分。
地の底から出て来るとー
グワ~アアァァアアッッ~!!!
汗がドッバァァァアア!
頭がクラァァアア!
体がヨタァァアア!
湿気の猛攻撃っっぅ!
入口脇にベンチが置いてあった理由が、
やっと解った。
フラフラしながら受付まで戻ると、
「中の休憩室でゆっくりど~ぞ」
へえ、おおきに。もうグッタリどすぅ。
口数少なく、タオルで顔をふきふき。
お茶をゴクゴク。
アレ?外が騒がしい。
「もう1つの洞窟が有名なんだけど、
水に入るから女の子がイヤだと思って」
男子の声が…。
ゾロゾロゾロゾロ…
男女併せて20人はいるぞ。
あそこに団体で入るってか~!
嗚呼、ヨカッタ。先に終わってて…。
「こんなマイナーな場所を知ってるなんて」
クネクネになった身体から、
必死に声を絞り出す私の横で
「地元の子だね」
キラリと瞳を輝かす友達。
そう、この人もその昔
北九州市民だったのだ!(パチパチパチ)
さ~てお次の番だヨ~。
ガンバレ~。
つづく → こっち
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どちらも規模も大きく立派でした。反対に「なんじゃこれ?」と思ったのが、岐阜県関が原の鍾乳洞。
狭い入り口を入って、ものの10分ほどで出口でした。
でも、しっかり700円とられました(泣)。
海底だった当時は同じ海底だったんです。
ということは、福岡のも同じ海底だったんでしょうかね。
私は山口と高知に入りました。
高知は。途中に説明員がいてはって、暗い所からぬっと出てくるので、夏場すずしい鍾乳洞で肝も冷えました。
>秋吉台、沖縄の玉泉洞
そんなメジャーな場所にはない、絶対的な異空間が広がってました!
内部の道路舗装なんて全然ないし。
だいたい1人しか通れないし!めっちゃコアです!
垂直ですよ!縦に歩くんですよ!面白かったです♪
>岐阜県関が原の鍾乳洞
それじゃあそこに行くのは止めておきます(笑)
>途中に説明員がいてはって、
ヒャ~スゴイっ!立派な洞窟なんでしょうね。肝試しも出来るなんて(笑)
牡鹿洞には誰もいませんでした。そういう意味でもデンジャラスだったですよ~♪
車で行くにも標識が判り辛くて、そっからしてドッキドキ!