アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

松尾貴史 横好き落語会

2008年07月11日 | 落語・講談・漫才


博品館劇場    6/26(木)  

レディース多し!落語会なのに!
これは松尾貴史効果なのか!?
いや、『ちりとてちん』?
散髪屋の磯七っつぁんってこんな人気ものやったん?

東京音協主催だし、
チケットは即完売って感じじゃなかったし。
噺家の会じゃないとアカンのかなぁ…
そう思ってたのに。
なんと客席はあふれんばかりの人、人、人~。

 柳家初花    寝床
 桂吉坊       胴斬り
 松尾貴史    鷺とり
  <仲入り>
 対談  松尾貴史&桂小米朝
 桂小米朝   七段目
 松尾貴史    はてなの茶碗

柳家初花…なんて読むのかと思ってたら
”しょっぱな”
グハハ~。ほんとうに色んな名前があるんやなぁ。
しかも、初っ端やし。

吉坊は…”上方落語界のえなりかずゆき”  
いや~ほんまに、華奢っちゅうかチッコイっちゅうか。
キャワイイなぁ。
でも、あの顔から出て来る噺は、
オコチャマじゃ~なかった。

胴から下だけになった足が、チョコチョコ歩く。
それを見台の上で、手で表現する。
その動きがツボにきたわ~。ククク。

吉朝の弟子なんでしょ。
1度聞いてみたかったんよ。
師匠のエキスが注入されてる。嬉しい♪

いや~それにしても、松尾貴史はやるな~!
初めてこの人の落語聞いたけど、
なんでもかんでも出来ちゃう人やなぁ。

モノマネする人だから、勘所が鋭い。
とは思うけど。
落語ってそれだけでOK。
なんてぇ易しいもんじゃないよね。

本人は子供の頃から好きだったらしく。
桂枝雀の家に押しかけてったこともあるらしく。
小米朝とも長い付き合いらしく。
着物は立川談志に貰ったらしく。
…どっちを見ても、傍に落語がある感じ。

俳優が演ると、舞台の演者がそこにいる。
そう感じる時があって、
ちょいと引いてしまったりするんだけど。
キッチュはそういう枠にもはまらなくって、
なんや自由自在やった。
これが”マルチなタレント”の底力ってやつか。
いや~
マルチはマルチでも、めっちゃ奥が深いわぁ。
ええな~♪

小米朝とキッチュは…めっちゃなかよしやん。
最寄り駅も隣同士で、
阪急の武庫之荘と西宮北口。イヒ♪
小米朝の襲名への道のりも、
キッチュがいっちょ噛みしたらしいよ。

小米朝の五代目桂米団治襲名は今秋から → こちら
行きたいなぁ。
東京は10/19新橋演舞場!

松尾貴史って、テレビにも出てるのに、
チャンネル合わせたことないし…
ラジオは聞かないし…。
時々CM、”ブラックニッカ”で顔を見るだけ…。
で、次にナマ松尾貴史を楽しめるのは…!
Piper公演じゃん。
ベントラーベントラーベントラー』じゃん。
ヒャッホ~♪

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4 コメント

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楽しそう♪ (ハヌル)
2008-07-11 17:04:38
初花と書いてしょっぱな!ってなんか良い名前ですね。
吉坊くんは良い味出してるでしょ~。
って実際に落語は聞いたことがなくて芝居をしているのを
観ただけなんだけども。(G2の地獄八景浮世百景で)
それにキッチュ! 
口から生まれてきたような人だけに(笑)面白そうだなあ~。 
楽しそうだなあ~。 そういうの、聴きに行きたいものですね。

おおっ、デザイン変えたんですね! 涼しげでステキです♪
返信する
発見♪ (かしまし娘)
2008-07-11 17:12:31
ハヌル様、まいど!
「初花」って、イイ名前つけてもらいましたよね。
とにかく、マクラに事欠かないでしょ(笑)

ええ!「地獄八景浮世百景」観たのにぃ。
ツボにささらなくって、イライラしてたことしか覚えてない!

噺家ではない人の落語って、全然聞く気なかったんですが、
キッチュならもしや…そうしたら。ビンゴ♪
チャンスがあればトライしてみてください。

涼し気ですか。それはヨカッタ!
なんか私自身が馴染むのに時間かかるかも(笑)
色々いじくれるはずなのに、いざとなったら「面倒くせ~」(コラ!)
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キッチュ (やたけたの熊)
2008-07-11 18:57:53
キッチュやりますねえ。ちりとてちんでは散髪屋のオヤジでしたが、落語もできるんですね。西宮北口に住んではるんですか!私、毎日通勤で通ってますがな。

そう言えば、きのう帝国劇場前を通ったら、風間杜夫・落語会というポスターを見ました。役者の落語は、やはり芝居がかってるんですか。なるほど。
返信する
西宮北口 (かしまし娘)
2008-07-14 10:43:12
やたけたの熊様、まいど!
今も住んでるのかどうかは知りませんが(笑)

風間杜夫は、俳優で落語をやる第一人者なんですよ。
芝居がかるというか、落語の雰囲気ではないんです。
本当に落語って一筋縄では行きませんよね。
特に、さげの最後の口調は、なかなか真似出来ない気がします。
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