アッパレじゃ!

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ゴールドマンコレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力

2017年03月21日 | 美術館・博物館



東急百貨店のディスプレイに暁斎が!
グッズも紹介されているぞい。

ゴールドマンコレクション これぞ暁斎!
世界が認めたその画力

日本画家の美術展を観たいと思いながら、
なかなか足を運べず…。
こんなことではいけない!
とにかく前売り券を買ったら
絶対に行くでしょ。私っ。

音声ガイド付チケット
【内容】一般券1枚と音声ガイドが
セットになったお得なチケット
※音声ガイドナビゲーター:春風亭昇太
【価格】1枚 1,600円(税込) ※一般のみ

入館料:一般当日/1400円 前売り/1200円
音声ガイド:520円

計算してみると、
アラ…
めっちゃお得ってわけじゃぁ
ないけれど…。

土日は混むだろうと思って
金曜の夜に!
グオォオオ!
結構いるわぁあ。
ボ~っと観てたら
ドンドン増えてきたぁあ。
21時までやってるからだろうね。
他の平日も
19時までじゃなくって、
後1時間延ばしてもらえたらなぁ。 

幕末から明治を生きた天才絵師、河鍋暁斎
河鍋暁斎(1831-1889)は、時代が大きく
揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師です。
幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、
狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、
さらに流派に捉われず様々な画法を習得しました。
仏画から戯画まで幅広い画題を、ときに独特の
ユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって
描き上げた暁斎。

日本初公開の作品を含む159点の出展品は、
すべて英国在住のコレクター、
イスラエル・ゴールドマン氏の所蔵作品。

この作品のどれもこれも
イギリスから里帰りしてるんだよね。
日本より外国で人気者だったんだって。
そういうのって
複雑な心境になるな…ぁ。

ゴールドマン氏は、ある時ロンドンのオークションで、
誰もが見落としていた暁斎の掛軸をわずか55ポンドで
落札したという。
以来、35年以上に渡り収集を続け、世界屈指の
暁斎コレクターとなった。
ある時「なぜあなたは河鍋暁斎をコレクションするの
ですか?」と問われると、ほとんど反射的に「暁斎は
おもしろいから」と答えたのだとか。
その言葉のとおり、暁斎の作品には、説明不要の
おもしろさがある。事実、国外での評価も高く、
大英博物館やボストン美術館など名だたる
ミュージアムにも、河鍋暁斎の作品が所蔵・展示されている。 

いやいやすっげぇえよぉお。
ゴールドマン氏の惚れこみっぷりに
ビックリぃいい!

入ってすぐのエリアは動物だらけぇえ!
カ…カ…カエルもいるぅうう♪
ウキャァッァア♪

『象とたぬき』
象がお鼻でたぬきを
チョイチョイって突っついてる…
風に私には見えるぞい。
なんだか仲が良さそうじゃないか。
クハハ

お次は、カラス特集!
鴉、鴉、また鴉。
ヒャァアア!
カラスには全然良いイメージがないから、
こんなに集合されると…。
ちょっと…。

《枯木寒鴉図》という絵をね。
あの!菓子屋榮太樓が買ったんだって。
異例の高額で!
なもんで、どえれぇ評判になってね。
たっくさんカラスを描いたんだって。
「鴉かきの暁斎」と呼ばれるほど!
1枚だけ正面からカラスを描いた作品が
あったよ。
イイ感じだったよ♪

ウキャァ!
戯画タッチの絵が他にもあるぞぉお。
動物の擬人化なんて見てると、
会話が聞こえてくるぅうう。
※幻聴だと思われます。
あ、動いたっ。
閉館したらみんな絵から
飛び出してくるね。
これはね。絶対!
※妄想だと思われます。

生き物を、これでもか!
ってくらい観察したらしいんだな。
頭の中で自由自在に動かすことが出来る。
それくらい!
いやいやいやぁあ。
スッゲェエエエ!

『鬼を蹴り上げる鍾馗』
ちゃんとザ・日本画っていう
描き方をしている絵の中にも、
イヒイヒ
っていうのがあってさぁあ。

『貧乏神』
この絵の前で音声ガイドを
聞くと…
春風亭昇太が貧乏神になりきっていたり。
ククク
噺家ならではの語り口。
私は、女性の声の作品解説の方を
しっかり聞いたけど…(おいおい)

『幽霊画』
グオォォオオ!!
暁斎も描いていたのかぁああ。
知らなんだぁああ。
ゆっくりじっくり堪能じゃぁあ♪
ウキャァキャァ♪

『百鬼夜行図屏風』
こりゃなんじゃぁああ!!
むっちゃオモロイぃいい!!
ヒヒヒ

グッズ売り場でこんなものを発見!
百鬼夜行図屏風はがき
思わず買ってしまったぁあ。
こうやって折ると、
ハイ!対の屏風。
アハアハ

額縁に入っている絵もあるけど、
掛け軸になってる。
って所に風情を感じるわぁあ。

浮世絵、錦絵、大和絵、戯画、幽霊画、春画etc
ありとあらゆる絵があるのねぇええ。
私には、流派の違いが判らないのが
ちょっと残念…ぅ。

暁斎の器用さがたたって、
日本の美術史からは、
忘れさられてしまったんだって。
でもね、外国人は惚れた!
弟子の中には、
かの鹿鳴館の設計者コンドルがいた!
あ、そういえば
三菱一号館美術館で…
「画鬼・暁斎―KYOSAI
幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」(2015年)
こういうのをやったことがあったなぁ。
行っときゃよかったなぁ…。

今回しっかり観られてヨカッタよぉ。
嗚呼、楽しかったぁああ♪ 

グッズ売り場には色んなものがあったよぉお。
枡やおちょこ!珍しいよね。
百鬼夜行のポーチが!
榮太樓の飴ちゃんが! 

百鬼夜行図屏風(部分)
ヒャヒャヒャ! 



有平糖(梅ぼ志飴)
三角形がカワイイね。
甘くて美味ぃいい♪
赤は梅だと思ってたけど、
梅の味がしないぃい。 

「梅ぼ志(うめぼし)」という名前をつけたのは、
当時は本紅で染めた色と、指でつまんで
作った素朴な表情から、甘い飴を正反対の
すっぱい梅干しにみたてた、江戸っ子らしい
洒落心。 

なるほどねぇ。
粋だねぇ。 

なんと国際的な!
【海外のお客様向け】
多言語タブレットガイド(作品解説ガイド)のサービス開始!
タブレットガイド(英語、フランス語、中国語/繁体字、
中国語/簡体字、韓国語)
なお、今回は無料でご利用いただけます。

ゴールドマンコレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力

2017/2/23(木)-4/16(日)
Bunkamura ザ・ミュージアム

主催
Bunkamura、フジテレビジョン、東京新聞
[協賛]
花王、わかさ生活、チクブパッケージシステム
[後援]
ニッポン放送、ブリティッシュ・カウンシル、日仏会館フランス事務所
[協力]
日本航空、さとふる 

■高知県立美術館
2017年4月22日(土)~6月4日(日)
■美術館「えき」KYOTO
 2017年6月10日(土)~7月23日(日)
■石川県立美術館
2017年7月29日(土)~8月27日(日) 

“大真面目にふざける”天才絵師の画才とユーモアが炸裂する
榮太樓
音声ガイド

うらめしや~、冥途のみやげ展 幽霊画が上野に集結! (2015.9.12記)
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