薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

11.10 恥ずかしながら「空の巣症候群」なる言葉を初めて知る。それも当店薬屋のお客様から。

2023年11月11日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

11.10 恥ずかしながら「空の巣症候群」なる言葉を初めて知る。それも当店薬屋のお客様から。

 当店のお客様には様々な方がいらっしゃる。特に印象深くて目立つのが、遠方のお客様である。どれだけもお手伝いできないのに、めちゃ感謝していただける方がけっこういらっしゃる。そうした方には、ほんと恐縮している。
 そのなかで、当店新聞を楽しみにしておられる方が、滅多に来店できないからと、このたび84円切手を30枚送ってくださった。顧客台帳の記録を見てみると、令和2年3月が初来店で、その後、遠方にもかかわらず3度のご来店で、最終が令和4年1月。この間に、すでに2回、お手紙とともに84円切手を20枚ずつ送ってくださっている。
 前回のときも、お返事を書き、もう切手は送らないでくださいとお願いしたが、弱ったもんだ。今回もそう書いたが。

 さて、その方、今回のお手紙の中で、娘さんが単身赴任することになり、家から出て行ったものの「空の巣症候群」には全然ならなかったと安堵している旨、書かれていた。
 “空の巣症候群?なんだこれ?”と一瞬思ったものの、話の内容からなるほどと合点した。
 そこで、ウイキペディアを開いてみたら、次のように解説されていた。
 空の巣症候群(からのすしょうこうぐん、Empty nest syndrome)は、子どもが家を出たり結婚したりしたときに、多くの両親が感じる憂うつで不安になる苦しみの一般的な信念を表す言葉である。子育てが終わり、子供が家を巣立っていったあたりからこの症状が出てくることが多いためこのように呼ばれる。

 薬屋家業をやっていながら、この言葉をお客様に教えられて初めて知るなんて、ほんとお恥ずかしいかぎり。
 しかし、ウイキペディアでは「両親」とも感じるやに解説されているが、父親も感じるんだろうか? 母親だけではなかろうか?
 うちでは、娘も息子も巣立っていったが、小生も女房も「空の巣症候群」には全く縁遠かったが、小生の妹は、娘が結婚で巣立った後、息子も結婚で巣立ってしまい、巣が完全に空になったら「空の巣症候群」になり、しばらくしてそれが高じて、ひどい「鬱(うつ)病」に罹ってしまった。随分とそれに振り回され、飲ませた漢方薬が効いたかどうか、それは不明だが、その後、なんとか立ち直り、安堵した。
 そうしたことどもを懐かしく思い出す。
 それにしても「空の巣症候群」とは、実にいい命名。恐れ入りました。

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9.10 今日からめでたく後期高齢者の仲間入り、赤秋時代を坦々と生きていこう

2023年09月11日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)
(前日の一楽日記は、表題の「9.10 今日からめでたく後期高齢者の仲間入り、赤秋時代を坦々と生きていこう」と関連しますので、まず、それを再掲します。)

9.9 まだ若い!青春気分でいかねばならぬ「前期」高齢者、その最後の日

 60歳は還暦であり、年寄りの仲間入りと言っていい年であろう。そして、65歳ともなると高齢者と言われ、完全にそうなり、老人とも言われるようになる。それから10年経って75歳ともなると、後期高齢者と呼ばれ、はよう姨捨山へ行け!と、請われているような気分になる。
 ちょうど1か月前に、役場吏員が「敬老祝い金制度があるから、この申請書を役場に出してください」と言ってきた。どうやら敬老の日に該当者(75歳、80歳、90歳)になにがしかの金子(きんす)がいただけるようだ。小生は明日75歳になるから、これに該当する。
 もらえるものなら何でもいただこうと、早速に申請したのだが、なんでわざわざ申請せねばならぬのか。これにカチンときた。これについては、別立てブログ「薬屋のおやじの“腹たち日記”」の「マイナカードに公金受取口座を紐付けしたのに、振込口座を書かせるし、通帳のコピーまで附けさせる。なんで?!」で記事にしたのだが、それはそれとして、祝い金は複雑な気分にさせられる。
 この祝い金、姨捨山入場の特待券のような気がしてくるのである。
 「老」の本来の意味に「物事に通じている」とか「長い経験を積んでいる」という意味もあり、中国で「老師」とは日本の「先生」を言い、敬称でもあるのだが、今のご時世、年寄りの行いがよほど悪いのであろう、良い意味で使われることはなく、ほとんど悪い意味で使われる。
 かように、ひがみ根性丸出しの小生であるが、これは、いい年こいても、常日頃の行いが悪いと自覚しているから、ということになろうか。
 もう完全に後期高齢者になりきってしまっている小生。
 これではいかん。今日まで、まだ「前期」高齢者であるのだから、今日一日ぐらいは「前期」の気分で行かねばならぬ。「前期」と「後期」を対比すれば、「前期」は上り調子であり、それは「青春」だ。今日一日、「青春」気分で過ごそうじゃないか。
 ということで、今日は手がすいたら小論文執筆のために文献あさりに勤しんだ。一度読んだものだが、半分忘れていたものの、けっこういい題材が見つかった。

 

9.10 今日からめでたく後期高齢者の仲間入り、赤秋時代を坦々と生きていこう

 今日は小生の誕生日である。この世におぎゃあと産まれ出て、丸75年が経過した意義深い日である。75歳を過ぎれば男はバタバタと死んでいく時期に当たり、後期高齢者と言われるのもうなずける。つまり、早い話が棺桶に片足突っ込んだのである。
 75歳ともなると、雇ってくれる所も少なくなり、隠居する者が多くなるが、我が団塊世代は人数が多い分、まだまだ働かねばならぬ。そうしないことには人手不足になり、若者や働き盛りの人たちに負担がかかり過ぎてしまう。彼らが生活に少しでも余裕が持てるよう、我々がカバーし、サポートせねばいかんだろう。
 そうしたことは何十年も前から分かっていたことであり、50歳過ぎから、小生は「生涯現役」をモットーにして今まで生きてきたし、これからもそれを貫徹する所存だ。なんせ稼業が薬屋だし、二足のわらじで百姓もやっている。どちらも定年制はなく、健康管理に最適な職業であり、小生は非常に恵まれた境遇にある。これは、好き好んで選んだ道ではなく、45歳のときにやむに已まれず選ばされた道ではあるも、これを感謝せずに何と言うか、である。今では、実に有り難い職業二つである、と、しみじみ感じている。
 さて、今日、後期高齢者となって、人生の一つの区切りとなった。これから死ぬまで、どういう心持で生きていくか。これについては、2016年の秋に知った「赤秋(せきしゅう)」、若者の「青春」に相対する言葉であるが、「赤秋時代を坦々と生きていこう」と心に決めていて、今日からそれの実行だ。
 「赤秋」という日本語があることを教えてくださったのは、韓国在住の日本人、木口正樹さん(著書に「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」が有名)である。彼のブログ「天安からアンニョン」に、次の記事がある。→「赤秋
 そして「赤秋」を知って1か月経ったときに、仏教3分法話「「老い」で見える世界(佐賀枝夏文:大谷大学名誉教授)」を読み、これに感銘したところである。
 そうしたことから、後期高齢者となったら「赤秋時代を坦々と生きていこう」と心に決めていたところである。
 なお、「坦々と生きる」ことに関しては、これは、不治の病の病床に就いた正岡子規が見つけた武士道の解釈として「生への執着もなく、諦めもなく、生かされている今という一瞬一瞬を、平気で生きること」というものがあり、子規は残り少ない命をそうした心構えで日々過ごしたという。これに感銘を受けた小生は、まだまだ元気いっぱいであるが、うんとゆったりした時間感覚を持ち出し、言葉を変えて、人生は「今、ここを生きる」「一日一日を坦々と生きる」、その繰り返しでいく、そう観念したところである。
 よって、今日から(もうずっと前からとも言えるが)「赤秋時代を坦々と生きていこう」とした次第である。
 これから「老い」の時代にますます入るのであり、小生、まだまだ未完熟だが、だんだんと心身ともに熟していくのは間違いない。そして、完熟したときに、この世とおさらばするのだが、次代、次々代の人たちに、樹木が枯れて大地へ還ることによって若木を肥やす滋養となるのと同じように、小生が残したなにがしかのものどもが、少しは彼らの滋養になってくれればと願っているところである。
 「赤秋時代を坦々と生き」ていけば、それが実現も、ごくごく小さなものではあろうが、叶うのではなかろうか。
 それと、もう一つあった。「立つ鳥跡を濁さず」。これも忘れてはならないことで、そのためには決してボケてはならぬ。頭を毎日使い、脳トレも欠かさないことだ。この日記を書き続けることも、少しはボケ防止に効果があろうというもの。
 ついでながら、小生の<座右の銘>は、次のガンジーの言葉である。
 「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」
 

(備考)一日一楽日記に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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「平床寝台・硬枕」を始めて間もなく8年、いい健康法だ

2023年07月29日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

7.28 「平床寝台・硬枕」を始めて間もなく8年、いい健康法だ

 2015-10-01「本格的に平床寝台・硬枕を始める」を記事にし、間もなく8年になる。
 その前、3年間ほどは年の半分(夏季)は、寝るときは畳の上に横になり、ヨシズを切って丸めたものを首の下にあてがって寝ていた。ヨシズは円柱状で曲率が大きく(半径が小さい)首骨の一部にしか当たらないから、最初は痛みが激しかったが、そのうち随分と慣れてきた。もっとも一晩中あてがっているのは不可能で、頭にかって横寝したりしていた。
 その後、2015年10月から、正式な「平床(へいしょう)寝台・硬枕(こうちん)」にした。戦前に確立された「西式健康法」の一つで、今でもファンは多く、これを勧めておられる医師もけっこう多いようだ。
 
 「平床」とは15mm厚のベニヤ合板であり、これを寝台とするもので、毛布やシーツは敷かないのが正式なもの。前後に歪み過ぎた背骨の矯正をするためである。「硬枕」とは丸太を縦に半分に切った半円状の硬い枕を首にあてがって寝るというものである。これによって、首骨の歪みを正常化する。
 小生の場合、「平床」は15mm厚のベニヤ合板では、いかにも重く、これでは片付けるときに往生しそうで、畳の上で使うのだから9mmでも凹むことはないだろうと、それをホームセンターで購入。税込1280円と安いものであった。ベニヤ板の淵や角にサンドペーパーを掛け、雑巾で全体を2度拭きし、綺麗にして完成。
 一方の「硬枕」は、西式健康法の本部「西会」の推奨店へ注文して送ってもらった「木枕」で、総桐であるが、中は空洞で非常に軽い。送料を含むと6000円と高価であった。これは「平床」を作った前日に届いた。少々小さかったから、木枕の下に畳んだタオルを敷いてうまく首骨に当たるようにして(その後は、木枕をタオルで包む)使用。
 話によると、「平床」も「硬枕」も、最初は痛くてとても使えない人が多いそうだが、小生の場合は「硬枕」はヨシズの円柱に比べて刺激が全然少なく、物足りなさを感じたほど。でも、「平床」のベニヤ板は畳と違って全然凹まないから、ケツが痛くてしょうがない。慣れるのに半年以上かかった。 

平床寝台.jpeg


 ここのところの猛暑で、暑さ対策を重視すれば、「平床」のベニヤ板よりは、畳のほうが熱を逃がしてくれるから畳の上で寝た方が良かろうが、ベニヤ板に慣れてしまうと、畳は柔らか布団のような感じがして落ち着かない。
 よって、パジャマ姿で、シーツも敷かずにベニヤ板に寝て、木枕を首に当て、タオルケットもなし。木造の古い農家ゆえ、エアコンは不要。せいぜい扇風機を斜め上方に向け、弱風で首振りさせる程度で熟睡できる。
 ただし、今年は足の指先に冷えを感じるようになった。間もなく後期高齢者となり、低体温となってきたからだろう。よって、足首から先をタオルケットに潜り込ませる。

 厚手のベニヤ板と半円形の木枕という、この正式な「平床寝台・硬枕」、8年も経つと、最高級の寝具と思えるようになった。首骨の正常化は、肩こり・頭痛・目の障害などの解消に大きく貢献するし、背骨の正常化は、思わぬ内臓疾患に効果的とのことだが、腰痛改善にことのほか効果を発揮する。百姓をやるとき、けっこう腰をかがめて作業するが、その姿勢から直立するとき、腰の痛みから容易には直立できないのが、「平床寝台」にしたら、それが大きく改善された。もちろん普段に腰痛を感じたことは一度もない。
 今朝もすっきりした目覚め。「平床寝台・硬枕」さまさま、である。

 皆さんにもお勧めしたいところだが、いきなり正式な「平床寝台・硬枕」に入ったら、悶絶するしかなかろう。「硬枕」は5秒ともたない。「平床寝台」もせいぜい10秒といったところだろう。
 始めるなら「硬枕」の代わりに「タオル枕」であり、「平床寝台」は畳である。
 「タオル枕」の作り方については以下の記事をご覧あれ。
  首・腰タオル枕健康法(三宅薬品・生涯現役新聞N0.272)

 

(備考)一日一楽日記に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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5.1 足がつる~!、そんな症状が出始めたら芍薬甘草湯、1分で治まる

2023年05月03日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

5.1 足がつる~!、そんな症状が出始めたら芍薬甘草湯、1分で治まる

 先週の月曜日もそうであったが、今日(月曜日)も、晩酌後に横になってテレビを見ていたら、“足がつる~!”という「こむら返り」の前兆現象が現れた。ふくらはぎが痛み出したのである。加えて、手の指も2本ほどがこわばりだし、曲げ伸ばしがしにくくなった。
 このまま放置していたら、「こむら返り」のひどい痙攣を起こして悶絶することになる。こうしたとき、その前兆現象が現れたら早速に芍薬甘草湯を1包飲むことにしている。
 “いかん、足がつりそうだ”と女房に告げ、薬箱から取り出してもらい、芍薬甘草湯を1包飲んだら、痛みもこわばりも、たったの1分で治まった。先週もそうであった。
 足がつった場合、芍薬甘草湯(粉末)の効果は、5分(液剤の場合は3分)で現れると言われているが、小生の場合、その前兆が生じた場合にあっては、その5分の1の時間で効くのだから、不思議なものだ。半分自己暗示にかけているのかもしれぬ、と思わせるほどに。

 さて、小生の場合“足がつる~!”となるのは、2日連続して百姓仕事をした場合であることが多い。原因としては、筋肉の疲れと、知らず知らず汗をかいてかなりのミネラル流出を起こしていることに加え、若干の脱水状態になっていることが後押ししているようだ。
 百姓仕事をやるときは、朝飯・昼飯ともに抜き、朝、梅干1粒を食べるだけだ(店の営業日には朝飯抜き、昼飯は小さなおのぎり1個を痩せ防止のためにやむなく口にするが)。朝昼抜きだと体がよく動き、食休めの時間がゼロだから作業効率が上がる。小休止に水を1口飲むだけで、7~8時間労働する。今の時期(春の土用)であれば暑くもないから、500mlのペットボトル1本分の水道水で事足りる。これでは若干の脱水状態になっているに違いないが、後期高齢者(まもなくそうなる)ともなれば、汗をかいても口の渇きはほとんど生じなくなるのであり、無理にまずい水道水を飲むこともなかろうというもの。
 なお、小休止のとき、口の周りをなめると塩っ辛い。知らず知らず顔にかく汗で塩っ辛くなっているのであり、各種ミネラルもけっこう体外流出していることだろう。

 「こむら返り」は、特定の疾患や機能障害の場合であったり、下痢や嘔吐での過大な水分流出の場合であったりするも、たいていは筋肉運動に関係している。あまりにも体を動かさない人がなることもあるが、過剰な筋肉運動と発汗の両方が相まって生ずることが多いようだ。
 筋肉は、マグネシウムイオンの働きによって弛緩する(ゆるめる)。マグネシウムは様々な食品に含まれているが、一般に不足しがちなミネラルであり、汗をかけば各種ミネラル流出が起きて、マグネシウムも流出し、マグネシウム欠乏を引き起こしやすくなり、筋肉運動のとき弛緩作用の機能発揮が不完全になるというものだ。また、ふくらはぎなどの筋肉に存在する過収縮を予防するセンサー(腱紡錘)はマグネシウムが不足するとその機能が低下するため、弛緩がさらに難しくなるとのことである。

 毎日の食事で、マグネシウムを多く含む食品を意識して摂ればいいのであろうが、そうした食品は一般にカロリーも多く、胃にも負担がかかるから、小生は総合ミネラル剤を毎日飲んでいる。総合ミネラル剤のその目安量はマグネシウムにあっては1日所要量の1/3程度であり、これでは不十分と思われ、あっさりした食事となる夏場は5割増しにして、1日所要量の1/2程度を補給するも、それでも「こむら返り」は防ぎえない。大量発汗したら各種ミネラル流出も激しくなり、マグネシウム不足は避けられないのであろう。
 年を食うと、もう一つ「こむら返り」を起こしやすくする要因が生ずるようだ。筋肉の衰えで相対的に筋肉1本1本に無理がかかるのに加えて、加齢とともに運動神経細胞が減っていくことも影響しているとのこと。

 こうなると、予防法をとるのは難しくなり、対処療法をとるしかない。それには「こむら返りには芍薬甘草湯」が一番であり、これを常備薬として薬箱に入れておくことだ。うちではそうしている。
 いずれにしても、百姓をやって大汗をかいたときには“今日は来るぞ”と用心し、芍薬甘草湯をさっと飲めるようにしている小生であるが、晩酌によるアルコールが大きな要因にもなっていそうだ。しかし、晩酌はやめられない。特に丸一日百姓をやった、その晩の断酒なんて死んでもできん!

(備考)一日一楽日記に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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4.30 半日かけて久しぶりのチラシづくり

2023年05月02日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

4.30 半日かけて久しぶりのチラシづくり

 昨夜からの雨で今日の午前中は百姓仕事ができぬ。そこで、午前中、半日かけて久しぶりのチラシづくりを行った。といっても、まるまる新規のものではなくて改訂版だ。サプリメント・マルチビタミンミネラルのチラシだが、従前のもの(大容量)が製造中止になったので、別のメーカーの大容量のものに切り替え、その直しを入れねばならぬのである。
 これだけなら簡単だが、チラシの中にミネラルの充足率を入れている。もう10年ほど前のものだから、最新のものに置き換える必要がある。厚労省による国民健康・栄養調査の最新のものを検索したら、少々古く、調査実施時期は令和元年11月で、令和2年10月発表のものしかなかったが(その翌年からコロナがために調査中止)、やむを得ない。データ抽出や所要量(目安量、推奨量)から求めた充足率は、とびとびに選択した年代別に、昨日計算してある。
 20歳台、40歳台、65~74歳、75歳以上の4つを選んだが、この作図が面倒な作業となる。これに2時間ぐらいかかっただろうか。
 そして、これらをスキャンして編集し、ワードで作ったチラシに張り付け、うまくレイアウトする。これにまた2時間ほどかかった。ワードは便利なもの。レイアウトするに、立て伸ばししたり、横伸ばししたりでき、きれいに収まるから有り難い。
 こうして、半日かけて久しぶりのチラシづくりを行った次第。そして、雨がすっかり上がった午後、まだ畑には入れないので果樹の剪定を行う。慌ただしく過ぎていった晴耕雨読の今日一日であった。

 ところで、ミネラル充足率に興味がおありの方も多かろう。それを以下に紹介しよう。

ミネラル20台.JPG

 

ミネラル40台.JPG

 

ミネラル高齢者.JPG

 

ミネラル後期高齢者.JPG



(注)若干の補足説明
1 カルシウムの低充足率
 カルシウムが各年代とも大幅に不足しているという結果になっているが、これは厚労省が定めた所要量が大きすぎるからである。年代や性別によって所要量は異なるが、選択した4つの年代にあっては1日600~800mgとされている。
 これは、戦後に、欧米人は牛乳をがばがば飲んで骨の原料になるカルシウムをたくさん摂っているから背が高いのであり、彼らに追い付け追い越せとばかり”牛乳を飲もう運動”を行うという政策から来ている。
 しかし、これは栄養学的に間違いであることははっきりしている。日本人の場合、牛乳以外のものから1日400~500mgで事足り、いずれの年代もカルシウムは足りているのが、本当のところなのでる。
 でも、間違いであっても、それがずっと続けられていると、悲しいかな資本主義経済下にあっては“間違いが「絶対的に」正しい”とされてしまう。
 なぜなら、これまで推進してきた酪農振興の看板を外したらどういうことになるか。廃業・倒産で路頭に迷う人がどれだけでるか。それを考えてみよ、である。
 そしてもう一つ、これは日本の特徴だが、酪農関連業界に天下って甘い汁を吸っている数多くの高級官僚が失職してしまうじゃないか、である。
 その犠牲者が、子供たちである。まったく飲む必要のない牛乳を、毎日学校給食で飲まされ続けているのであるから。子供たちの健康を考えれば、学校給食には牛乳ではなくてメザシを出すべきなのである。

2 調査時期の問題
 抽出した家庭に自宅で食べた料理の食材を事細かに報告してもらい、それをもとにして解析するのだが、毎回11月調査となっており、この時期は「馬肥ゆる秋」であって、1年で一番飽食する。もし夏に調査したら、あっさりした食事となり、各種栄養素は随分と低い摂取量になる。
 よって、夏場はミネラル摂取不足となるのは必至。加えて、汗で流出するミネラルであり、夏場にミネラル欠乏症が多発する。
 これからの時期、皆がミネラル不足となります。“さあ皆さん、毎日総合ミネラル剤を飲みましょう。”と、当店はお客様に勧めているところです。飲む必要がないカルシウムもたっぷり配合されたものを。これも商売上やむを得ない。なんせ資本主義経済の下で商いをやっているのだから。

 

(備考)「一日一楽日記」に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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中高年の目の健康法は「一に目の周囲のマッサージ、二に目洗い、三に目の暖め」 これで随分と良くなります

2023年04月29日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記
中高年の目の健康法は「一に目の周囲のマッサージ、二に目洗い、三に目の暖め」 これで随分と良くなります
 
先日、別立てブログ「薬屋のおやじの“1日1楽”&”2日前”の日記」で次のとおり記事にしました。以下をまずお読みになってください。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
4.22 ちょっとしたアドバイスをしたお客様から感謝の礼状をいただく
 今月初めのセールでご来店になったお客様、「目が見えにくくなって眼医者に行ったが、治しようがないと言われた。何か目に良い健食はないか。」とのお尋ね。
 「目にいいと言われる健食はあまたあれど、これといって効くものはないです。よって、当店では扱っていません。」と返答。
 どのような症状なのかを聞いてみると、「光視症」か「加齢黄斑変性」の症状のようでもあるが、そうでもないようで、診断に苦しむ。
 まあ、ここは何はともあれ、当店の立場(商品が売れる)からすれば、目洗いが第一。目薬を差してみえるかと問うと、1日1回差しているとのこと。そこで、少なくとも1日2回、できれば何回も、目を洗うことを意識して、今使っておられる目薬を差して目の汚れをとると、良くなる可能性はあるとアドバイス。
 これは、昨年12月17日に、この日記に書いた、我が眼ん玉の健康法である。
 名古屋で自由診療をなさっておられるお医者さんから小生が受けたアドバイスであり、そのときはまだ2か月しか経過していなかったが「光視症」そして「加齢黄斑変性」の症状が、そのおかげで出なくなっていた。それから4か月経つも、全く大丈夫だ。ほんと、この先生には、ときおりツボを得たアドバイスがいただけ、大いに助かっており、感謝しきれないほどである。
 さて、一昨日のことであるが、そのアドバイスを差し上げたお客様から、毎日幾度か目薬を差していたらだんだん良くなり、物が見えやすくなったと、喜びの礼状が届いた。
 まだ2週間しか経っていないが、思いのほか早く改善の兆しが出てきたもんだ。
 こりゃスゴイ! よかったぁ~! 
 礼状をくださったお客様に感謝、そして、なによりも良きアドバイスをくださった名古屋市のお医者さんに感謝、感謝、感謝。
(再掲ここまで)
 
 この「一日一楽日記」では、目薬のことしか書きませんでしたが、小生にアドバイスくださったお医者さんから幾つかの方法を教えていただきました。それをかいつまんで紹介しましょう。
 
 1番のお勧めは、目の周囲のマッサージです。なにせ人類、余りに目が酷使されているので、目の周りの養分・血液まで奪われ、目の周囲のツボは押すと痛いところばかり。
 2番目にお勧めは、目洗い。目洗いで、眼内の毒を流せ落とせることは、証明すみなので、色々とその方法を試行錯誤されるとよいでしょう。
 3番目が、目の暖めです。(これで、血流が良くなるんでしょうね)
 これらに付け加えるとすると、全身の老廃物対策です。
 とのことでした。
 
 要するに、
 中高年の目の健康法は「一に目の周囲のマッサージ、二に目洗い、三に目の暖め」 これで随分と良くなります
 というものです。
 小生もこれを実感しておりますし、当店のお客様には思わぬ即効力を発揮したのです。白内障とて、この健康法を続けていれば、予防できましょう。
 中高年の皆さんに、お勧めの健康法です。
 
<関連記事>
 
 
<備考>「一日一楽日記」に関して
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
コメント (3)

4.19 久しぶりに測定してみた自分の血圧と血流

2023年04月20日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

4.19 久しぶりに測定してみた自分の血圧と血流

 当店には血圧計と血流計が置いてある。希望したお客様を測ってあげたり、血管系に障害がありそうな方の診断・アドバイスに使っている。十数年前までは、積極的にこれを用いて顧客の拡大、売り上げ増大に大きく貢献させていた。
 それが、年々欲がなくなり、面倒にもなり、今ではほこりが被った状態にある。年に1回使うかどうかといった状態まで落ちてしまった。
 この血圧計、電池切れしていないか? この血流計、今でも動くか? である。
 今日は女房が出かけ、一人で留守番だ。客は来ないし、実に暇。
 そこで、久しぶりに自分の血圧と血流を測定してみた。
 その結果は次のとおり。
  血圧(上)126 (下)76
  血流計 評価E(年齢換算<※自分で勝手に決めた物差し>70歳)
(注 ※ BCチェッカーを使用 その測定結果の見方によると、「E」は「70歳以上の人の標準」とされている。)
 

 最初に血流評価。
 自分は今74歳だから、年相応となる。10数年前は実年齢60歳に対して、30歳か40歳の血流年齢であった。これは、その頃までは店内でけっこう忙しく動き回っていたから、血管が若々しい状態に保たれ、血液がかなりスムーズに流れていたからであろう。
 ところが、今では営業日は椅子に腰かけてじっとしており、携帯の万歩計の示す歩数は2千歩台であるゆえ、たとえ週2日の定休日に百姓をやれども、血流はどんどん悪くなってきて、年相応になってしまった、といったところだ。
 ここ数年、年に1回ぐらい血流を測っていると思うが、ずっと評価はEで、年相応のままである。加齢とともに血管の動脈硬化が進んで、血流は悪くなる一方になってしまっているのは致し方ないといったところであろう。

 次に、血圧の評価。
 上の血圧は「年齢+90」あってよい。これも、加齢とともに血管の動脈硬化が進んでいくから、十分な血流量を生み出すためには、心臓が生み出す拍動をだんだん強くして、つまり血圧をアップさせねばならないからだ。
 で、自分はと言うと、74+90=164あってよい。血圧も年に1回ぐらい測っていると思うが、記憶では140台のことが多い。126と、こんなに低いのは、今日は数時間じっと“安静”にしていたからだろう。血圧は日変動も激しい上に、体の動かし方の程度でいくらでも増減するから。
 問題は、血圧の(上)(下)の比率である。上を110に固定してみてみると、
  126:76=110:66
 理想は「110:70」である。合格範囲は「110:65~75」(※これも自分で勝手に決めた物差し)で、「110:60以下」なり「110:80以上」(これは西式健康法で西勝造氏によって指摘されている)となると、気を付けねばならない。
(注 ※ 西勝造氏によれば、「110:60~80」までが安全範囲とされているが、アメリカ人の健康体の標準は「110:74」付近にあり、日本人についてのそれは「110:64」を示しているとのことである。そうしたことから、理想値と危険値の真ん中を取って、小生は、合格範囲を「110:65~75」としたところである。)
 小生の場合、67歳のときの測定値では(上)137、(下)84で、比率は「110:67」となっており、72歳のときの測定値では(上)141、(下)79で、比率は「110:62」となっており、今回の測定値も、同様に血圧(下)が相対的に下がりすぎている傾向にある。
 ところで、10数年前までは、百姓仕事もあって体を良く動かしていた夏場(誰しも冬より夏は低い傾向にある)は、血圧(上)110台、(下)70台であった。これは、老若にかかわらず狩猟採集民のたいていの人の血圧「(上)110、(下)70」に近いものであって、毎日十分に体を動かし、粗食で腹八分を通していれば、こうした値となる。
 その当時、”どうだ、俺は素晴らしい血圧だぞ!”と威張っていた。
 でも、もう威張れなくなった。逆に今日の測定値は、「年齢+90」の164に遠く及ばない、たったの126しかない小生ゆえ、心臓が生み出す拍動が弱々しくて、総身に血液(特に酸素)が行きわたらず、特に脳が酸欠状態になってはいまいかと、心配になる。これでは、ボケ街道まっしぐら、となるからだ。
 “もっと血圧よ、上がってくれ!”と叫びたくなる、我が虚弱な心臓である。もっとも、今日は非日常の生活状態にあるから、我が心臓が少々サボっていても、まあまあ許されるということになろうが。

(備考)「一日一楽日記」に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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11.22 眠れない 悪い夢を見る そんなとき 炭酸飲料 飲んで熟睡 

2022年11月23日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ“一日一楽日記”で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

11.22 眠れない 悪い夢を見る そんなとき 炭酸飲料 飲んで熟睡

 ここのところ百姓仕事を丸一日したとき、寝る前あたりになって喉の渇きを覚える。さして重労働でなくても、知らず知らず汗をかいているのであろう。でも、全然暑くないから、水分補給をほとんどしないので、体が干乾びてしまっていると思われるのである。仕事中には、これに全く気付かない。これは、年寄りの特徴のようである。
 夕飯で、しゃびしゃびの焼酎の湯割りや味噌汁を飲み、かつ、食後に果物を食べて、けっこう水分補給されているはずであるのだが、その時点では体がたいして水分を要求しない。食後に緑茶を飲むも、ほんの少々しか体はこれを求めないのである。
 なんとも不思議。年老いたら、水分調節機能がバカになっているのか?
 食事してから2時間も経たないうちに入浴するが、十分に体が温まってからあがるので、そのとき若干汗をかいているかもしれない。これが原因して喉が渇くのかもしれないが、しかし百姓仕事をしないとき(店番していてほとんど体を動かず、コーヒーなどで水分補給は頻繁にしている)は、入浴後に喉の渇きを覚えることは全くないから、これが原因ではなかろう。
 寝る前あたりになってやっと喉の渇きを覚えるなんて、やはり年老いて水分調節機能がバカになっているのであろう。なんとも怖い話である。

 さて、百姓仕事を丸一日したとき、寝る前あたりになってこうしたことが多くあるから、ここのところ寝る前に炭酸飲料を飲むことが多くなった。500mlペットボトルを買ってきて、半分飲んで、残りは翌日飲む。ハーフサイズと値段がわずかしか違わないから、こんな飲み方をしている。2日目は炭酸が若干飛んでいるも、まあまあおいしく飲める。
 そして、炭酸飲料を飲むと、不思議なことに何だか心が癒された気分になる。思い起こすに、亡きおふくろが元気だった80代の頃、全然胃は悪くなかったのであるが、盛んに炭酸飲料を求めた。よく買ってきてやったが、これを飲むと“す~っとして気持ちいい”と言っていた。やはり炭酸飲料には、心を安寧にする効果があるようなのである。
 これは炭酸ガス効果であって、太田胃散が効く最大の要因(直接的にではなく間接的に胸やけに効く)になっている。このことについては、メインブログで過去に記事にした。
 → 太田胃散が胸やけに効くわけは意外なところにあり

 そして、小生には、また別の効果が出てきているのを知った。炭酸飲料を飲まなくても床に入れば直ぐに寝付けるのだが、通常、悪い夢をよく見る。でも、炭酸飲料を飲んで寝たときは、悪い夢を見ないのである。臨床データは、ここ1か月ほどで、まだたったの10例ほどしかないから、その相関関係に有意性があるとは言えないが。
 でも、ここは、炭酸ガスによって副交感神経ががぜん優位になり、その結果、心が癒され、いい気分になって、心の安寧が保たれているからではなかろうか。そう思いたい。
 ということで、表題は「眠れない 悪い夢を見る そんなとき 炭酸飲料 飲んで熟睡」と言い切ってしまった。きっとそうであろうと信じたい。
 なんだかおふくろ同様に炭酸飲料中毒に陥りそう。今日も飲みたいが、やめとこう。特に明晩は、交感神経を優位にせねばならんから、絶対飲んではならぬ。なぜならば…。理由は明日の“一楽日記”をご覧あれ。

(備考)「一日一楽日記」に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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7.15 書き始めて10年 この日記(“一日一楽”日記)の総閲覧数 100万を突破

2022年07月16日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ「一日一楽日記」で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

7.15 書き始めて10年 この日記の総閲覧数 100万を突破

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
 2012年8月29日から“一日一楽”日記を書き始めました。最初の頃は、三日坊主で終わりはしないかと少々心配でしたが、難なく続けられてきています。少々しんどかったのは、毎日、朝から“楽しいこと探し”をせねばならないことでしたが、これがまた楽しい。
 この日記は自分のためでもありますが、我が稼業は薬屋であり、精神的悩みを抱えたお客様もけっこうあり、こうした日記を書くこともそうした悩みに効果的と思われ、お客様にお勧めするとともにブログアップもしたところです。
 ほぼ毎日書き綴って10年の歳月が過ぎ、このブログの総閲覧数が、今日のお昼でついに100万を突破しました。感慨深いものがあります。
 ところで、このブログの日毎の訪問者数は分かるようになっているものの、累計となるとそれが分からず、日毎の総閲覧数の累計しか示されません。
 総閲覧数というのも捉えにくい概念ですが、次のように説明されています。
 「閲覧数」とは、記事が閲覧された回数です。ここでの記事とは、記事個別で持っているURLを指します。自分のブログトップページでは、最新順に記事が表示されますが、このページの閲覧回数は、各記事の個別ページを開いていない為、「閲覧数」には含まれません。同様に、カテゴリごと、および月ごとのページで、記事が表示される回数も、「閲覧数」には含まれません。
 また、「閲覧数」はその記事を投稿した日から本日までの累計値で表示されます。
 「総閲覧数」とは、自分のブログで他の人が閲覧できる全ページの合計閲覧数です。各ブログの「管理ページ」のトップで確認することができます。

 ということなので、訪問者の総数とは異なったものとなりますが、日毎の訪問者数と閲覧数を比較すると、訪問者数の約2倍の閲覧数となっていますから、訪問者の総数はざっと50万人といったことになりましょうか。
 いずれにしても、100万という総閲覧数に達したということは、とても大勢の方々に小生のブログにアクセスしていただいたということであり、非常に有り難く思っているところであります。
 でも、小生がつけている日記の内容はどうでもよく(これは目を通していただく必要はない)、お願いしたいのは脚注の※1をご覧いただいて、この際、ぜひ皆様にも“一日一楽”日記を付けていただけると、このブログも生きてくると感じています。
 暗~いご時世にあって、毎日楽しいこと探しをし、もって毎日心が明るくなる、これを実感している小生です。今日も朝から楽しい! いい一日の始まりだ!

(備考)「一日一楽日記」に関して
2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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1.22 やっと新型コロナウイルスを少しだけ浴びることができたかも

2022年01月23日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(昨日、一昨日に引き続き、今日もまた別立てブログ「一日一楽日記」1月22日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

1.22 やっと新型コロナウイルスを少しだけ浴びることができたかも

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
 爆発的に感染が広がっている、今般の新型コロナウイルス・オミクロン株である。例年のインフルエンザ並みであろうか。それと同様であれば、1週間で100万人が新規に感染したっておかしくない。インフルであれば、往々にしてそうしたことがあるから。もっとも、インフルの場合の感染者とは発症して医師の診察を受けた者を言い、その推計値であるが。
 このオミクロン株、感染者(新型コロナで陽性反応を示した者)の症状は、無症状であったり、極めて軽症で済む場合が多く、発症しても普通の風邪の症状と大差ないようである。よって、症状は例年のインフルより軽微のようであり、ましてや重篤な症状を示すのはごく少ないようだ。

 そうなると「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となる。なぜならば、特措法によれば、その要件は政令に委任されていて、政令では「当該新型インフルエンザ等にかかった場合における肺炎、多臓器不全又は脳症その他厚生労働大臣が定める重篤である症例の発生頻度が、…(通常の)…インフルエンザにかかった場合に比して相当程度高いと認められる…。」となっており、くわえて「厚生労働大臣が定める重篤である症例」は何も定められていないのであるからして。
(この段落はネットニュースによって知った知見)

 小生思うに、新型コロナの疾病特性は、その後に判明してきた「血栓症」であるゆえ、厚労省が省令で「血栓症」を症例として掲げておけば、まだ言い逃れができたものを、である。もっとも、オミクロン株は、旧株と違って血栓症をどれだけも引き起こさないようであるから、やはり「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となろろうが。

 さて、一昨日に当店にいらっしゃった、とある方(個人情報保護のため、お客さんか業者かその他の方かは伏せておく)から、今日、“申し訳ございません”と電話があった。なんのことかといえば、次のようなことであった。
 同居している息子が今日、新型コロナのクラスター濃厚接触者と判定され、陽性反応が出たから家族一同しばらく自宅に引きこもることにしました。息子が感染したのは3日ほど前のことであり、私も直ぐに息子から感染したかもしれません。よって、一昨日、お店に伺ったときに、あなたにもうつしたかしれないです。私は今、何も症状は出ていませんが。

 お出でいただいた方は、まだPCR検査を受けておられなかったから、感染しているかどうかは不明だし、1日やそこらで息子さんからはたして感染しているかどうかも怪しい。なんせ症状が出ていないんだから。万一その方に感染していたとしても、まだ保有するウイルス量はわずかであろうし、ましてや他人にまき散らす量となると更に少なくなるであろう。でも、対応した小生に飛んできたウイルス量はゼロとは断定できない。
 もし、新型コロナウイルスを浴びるなら、初回は少量がいい。少量なら、水際(口腔内、喉、鼻)で待ち構えているマクロファージなどの免疫細胞の働きによって(これは呼吸に合わせて、片時も怠ることなく様々な雑菌やウイルスに対して働いている)、いとも簡単に新型コロナウイルスをも殲滅できてしまうのである。
 そして、これを一度経験しておけば、次回に大量の同じウイルスを浴びたとき、前回の訓練でそのウイルスをやっつける力が増強されていて、そう簡単にはウイルスを体内侵入させないのであるからして。その方からは、浴びたとしても、たぶん訓練にもならない量のウイルスだろうから、意味がなかろう。少々残念ではある。
(注:ワクチンはウイルスの体内侵入後にしか働かない。ウイルスはヒト細胞に侵入するためのドリルを持っていて、そのドリルにカバーをかけて侵入できなくするのが抗体であり、ワクチンは抗体を速やかに作りだすだけの働きしかもっていない。よって、ウイルスの型が違ってくると、ドリルの形が変わってしまい、従前のカバーであってはうまくドリルを覆うことが難しくなり、ヒト細胞に侵入させてしまう恐れがだんだん増えてくる。)

 まあ、そう感じて、その方には、次のようにお話ししておいた。
 一切問題ないです。きっとオミクロン株でしょうから、これは単なる風邪で、旧型コロナと変わりないです。我が夫婦は商売柄、日頃からあれこれ工夫して免疫力を高めていますから、万一ウイルスを浴びていたとしても、そんなものは跳ね飛ばしてしまいますし、私どもがさらに他人にうつすなんてことも絶対ありませんから、ご安心ください。わざわざご連絡いただきまして恐縮です。

 なお、この方には、風邪予防の基本的事項(感染予防対策ではなく、免疫力を高める方法)を念のため、お話ししておいたところです。
(注:ノロウイルスなどの食中毒、赤痢菌、コレラ菌など経口感染は、感染予防対策が全てとなるが、風邪ウイルスなどの空気感染・飛沫感染の場合は水際(口腔内、喉、鼻)における免疫強化対策が圧倒的に重要なものとなる。家族の誰かがインフルエンザに罹っても、家族の多くが発症しないのは、水際における免疫力が付いているからだ。)

 それにしても、こうした奇特な方もいらっしゃるのですね。有り難いことです。
 残念なのは、息子さんがうちの店に来ていただけなかったことです。もし、来ていただいていたなら、適量のウイルスを浴びることができたかもしれません。もっとも、当店には全く縁のない息子さんですから、これはどだい無理な話ですが。

 今日は長々と書き綴ってしまいましたが、皆さんも感染予防対策に過度に神経質になるのではなく、それよりも免疫力を付ける日常生活に心がけていただき、少しばかりオミクロンを浴びたほうが免疫力がより高まることを知っておいていただきたいです。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

 

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1.21 DMを毎月送ってほしいからと切手を持ってこられるお客様

2022年01月22日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(昨日に引き続き、別立てブログ「一日一楽日記」1月21日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

1.21 DMを毎月送ってほしいからと切手を持ってこられるお客様

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
 昨日のことである。車で小1時間かかる遠方から、ここ2年来いらっしゃっているお客様が久しぶりにご来店になった。ある疾病で健康食品のお求めが目的であったのだが、長年患っている別の疾患の相談もあった。昨日は、我が夫婦2人とも、まれにみる頭脳労働でほぼ丸一日悪戦苦闘していたのだが、午前中の、少々作業中断していた時間帯でのご来店であったので、十分な対応ができたのではないかと、後から思うにホッとしたところである。
 そして、そのお客様が帰りがけに、「何か月かに1回しか訪問できないのに毎月DMを送っていただき有り難うございます。これからも引き続きよろしく送付のほどを。」と、84円の記念切手20枚を置いて行かれた。DMなんて一方的に店から送るのだから、そんなことをしてもらっては、とても困るのだが、ここは、感謝の言葉を述べて、有り難く受け取るしかなかった。今後はそのような配慮はご無用と、お断りしながら。
 この方からは、これで2回目となる切手の受け取り。別の方からも以前にこうしたことがあって、面食らった。世の中、こうした奇特な方がけっこういらっしゃるようだ。頭が下がる思いがする。自分も、誰かに助けられたら、素直にこうした感謝の意思表示をしなきゃいかんことを学ばされた。
 そして、幾人かの方々には、DMに入れる当店新聞などがどれだけかはお役に立てているようで、お礼の言葉をいただくことがけっこうあるのだが、これからはDMをもっと充実させ、毎月、質の高い情報提供をせねばならない、そう思いを新たにしたところです。
 今、来月の月初めセールに向けてDM作成を進めているところ。当店新聞づくりはこれからだが、構想はできている。当店お客様のためになるいいものに何とかして仕上げよう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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1.20 夫婦2人、丸一日頭脳労働で寒さ吹っ飛ぶ

2022年01月21日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ「一日一楽日記」1月20日付で投稿した記事を久しぶりにこのブログに再掲しました。ITオンチの我が夫婦、そのドタバタ劇をお楽しみください。)

1.20 夫婦2人、丸一日頭脳労働で寒さ吹っ飛ぶ

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
 昨日の夕刻、そろそろ来月のセールに向けてカラーチラシを作ろうと、最近購入し直したプリンターを使って、元になる白黒チラシのスキャンを試みた。
 パソコンに保存してあるファイルを呼び出しての印刷は今まで何度かやったが、スキャナーを使うのは買って初めてのことである。
 こんなのは、前の機種で何度もやっているから、鼻歌交じりで簡単にできようと高をくっていたのだが、それがうまくいかないのである。前の機種とは操作方法が違うようだ。パソコンで検索してQ&Aを見るも要領を得ず、スキャン不能が続く。おかしい。
 そこで、今朝から再挑戦。でも、あれこれ調べてみても、一向に解決策が見つからない。ギブアップ寸前のところで、購入したプリンターに付いてきた一式書類の中に簡単なマニュアル本があって、そこに操作方法が載っていた。それによると「USBメモリーをスキャナーに差し込む」とあるではないか。2時間ほどいろいろと調べたが、そんなこと全く指示されていなかった。見落としかもしれんが。
 ところで、USBメモリーを使うなんて、滅多にやったことがない。最近パソコンがだいぶいうことを利かなくなって、そのうち壊れはせんかと不安になり、2か月ほど前に、1個だけ持っているUSBメモリー(これはパソコンを更新する前に旧機に保存してあった各種ファイルを取り込んだもので、他人にやってもらった)に、その後に作ったファイルを上書き保存できないかと思い、あれこれやってみたところ、うんともすんともいわなくなってしまった。たぶん、おかしな操作をしてUSBメモリーを壊してしまったのであろう。
 そこで、一昨日だったか、ホームセンターで新たなUSBメモリーを買ってきて、各種ファイルを保存したばかりである。これも少々手こずって、汗をかきかき何とか納まったが。
 で、プリンターにそのUSBメモリーを差し込んでスキャンしたのだが、どこに保存されたのか、それを探すのに苦労したし、見つけたファイルをパソコン本体に取り込むのにも一苦労。やっとそれができて、その後のチラシ作りは何度もやった以前の要領でいけばよく、スムーズにカラーチラシは完成できた。

 さて、概ね目途がついた頃に、今度は、女房が化粧品会社の端末の更新に取り掛かった。そのマニュアル本によると、途中でWi-FiのQRコード(二次元バーコード)を読み取って、次にステップする段取りになっている。女房にはこれがチンプンカンプンでギブアップ。小生に助けを呼ぶも、これまたどうしていいか分からない。そこで、相談窓口に電話して、その指示に従うも、いまだスマホを持っていないから、QRコードなんて読み取ったことがなく、実に不慣れなものだから的確に読み取れない。第1の方法をあきらめ、第2の方法を指示されたから、それに従うも、これまた悪戦苦闘。QRコード読み取りだけで2時間はかかったであろう。
 その後がまた大変。相談窓口の指示を夫婦2人で聞きながら、先へ進めるも、所々でゴッツンコする。なんとか最後まで漕ぎつけて端末の更新に成功するも、端末立ち上げの初期画面に不具合が出た。これを正すのに、また1時間ほどかかった。
 なんやかやして、端末更新が終了したのは午後4時であった。

 小生は朝一番からスキャナーと悪戦苦闘し、ほっとしたところで女房の端末更新に付き合わされて、ほぼ丸一日頭脳労働。女房も、10時頃までマニュアル本を読み、その後は、何度かのソフト読み込み待機休憩を挟みながら、長電話しっ放しで端末更新に悪戦苦闘し、これまたほぼ丸一日頭脳労働。
 今日も寒さ厳しい一日であったが、夫婦2人とも全くの寒さ知らず。頭脳労働で脳味噌がだいぶ加熱され、その余熱が体中を駆け巡ってくれて、体温をアップさせてくれたのであろう。筋肉運動よりもずっと多量の熱を発生させるのが、どうやら脳味噌のようである。
 この頭脳労働で、夫婦2人そろってグッタリ。でも、心地好い疲れである。もっとも、スキャナーにせよ、端末にせよ、もっと簡単に操作できてよいものを、である。最初に仕組まれたソフトが悪い、と言いたい。まあ、ここは、良きボケ防止、いや、それどころか脳の若返り、きっと脳年齢は10歳若返ったのではなかろうか、そう考えることとし、とても有り難いことであった、と喜ぶことにしようではないか。ちなみに我が夫婦の実年齢は、2人合計で143歳である。
 そして、長時間、ずぶの素人にお付き合いいただいた相談窓口の方に深く感謝。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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8.8 当店の定番となった盆正月の9連休、初日は畑仕事で大汗をかく

2021年08月09日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ「一日一楽日記」7月27日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

 今日8日は日曜日で明日9日は月曜日、当店の定休日だ。そして毎年お盆は13~15日を臨時休業する。従前なら10~12日は営業するのだが、今年は11~12日に湯治に行くし、12日に息子夫婦が帰省する。となれば10日だけ営業する手はあるが、セールが終わった直後であり、お客は滅多に来ん。
 というようなわけで、9連休にしてしまった。というか、我が夫婦も歳を食い、かつ息子夫婦そして娘は必ず盆正月に帰省してくれるから、その受け入れ準備で女房も忙しい。お盆前に2~3日の休みがどうしても必要になる。よって、ここ2年ぐらい盆正月は9連休としており、これが定番となった次第。
 
 小生は、9連休だと百姓仕事がはかどって実に有り難い。ところが、今年のお盆は小型台風の襲来とそれに続く停滞前線の影響で雨また雨の予報だ。雨の合間のわずかな時間を使って畑仕事をするしかないが、たっぷりと水を含んだ土は触ることができない。
 要するに今日1日しかまともな百姓仕事はできないのである。ところが今日は猛烈な炎暑だ。正午に切り上げようと考えていたが、11時半にはあまりにも暑くなり、無理すりゃ日射病(「熱中症」という言葉は好きになれない)になる。よって、畑仕事は中途で放り出し、避難することにした。
 作業再開は午後3時。気温は11時半時点より高かろうが、この時刻となると湿気がだいぶ抜けるし、風がけっこう出てくるから、体表からの気化熱で熱が体にこもることはない。もっともじわじわと汗が出続けるから、小まめに水(といってもペットボトルの水は直射日光が当たって湯になっているが、胃にとてもやさしい)を一口ずつ補給する。
 これで5時すぎまで百姓をやったのだが、午前中の大汗と日暮れ前のじわじわ汗で体からミネラルがかなり抜けている。特に影響が顕著なのがマグネシウムである。これが欠乏すると筋肉はけいれんを起こす。
 午後5時半頃からファーマー日記を付けるためキーボードを叩き始めたのだが、左右の指が2、3本つってしまい、痛くてかなわん。指先の自由も失われるから、途中で日記を付けるのは止め、シャワーを浴びて、芍薬甘草湯を1包飲む。これで直ぐに治まるも、夕食後は晩酌の影響もあって、今度は足がつるようになる。よって、芍薬甘草湯をもう1包飲む。
 芍薬甘草湯は1包飲めば十分に効いてくれるのだが、このようにたて続けに2包飲まないと十分には効かないこともある。大汗をかき過ぎたからだ。
 総合ミネラル剤は毎日飲んでおり、今日は目安量の倍量(1日所要量の2/3)を2回に分けて飲んだのだが、マグネシウム補給量を上回る流出があったのであろう。
 いずれにしても、百姓をやって大汗をかいたときには、芍薬甘草湯ほど頼りになるものはない。今年の夏、これで3回お世話になった。芍薬甘草湯様様である。

 この芍薬甘草湯ですが、このブログの過去記事で紹介しました。
  筋肉が痙攣したら芍薬甘草湯(三宅薬品・生涯現役新聞N0.245) 
 ご覧になってください。

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7.27 明日からは再び1日1食の健康食生活に

2021年07月28日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ「一日一楽日記」7月27日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

 10年くらいの間、1日1食生活をしていたが、加齢とともに体重が減り、2019年3月3日から1日2食に戻した。それから2年半弱たった今日でもって1日2食からさよならし、明日から再び1日1食に戻すことにした。
 体重の減少は1日2食にしてストップし、一時昼食を多めにとるようにしたら(といっても腹七分程度)体重はけっこう増えた。でも、いくら慣れたとはいえ、昼食をとると食後の動きは鈍くなるし、眠くもなる。仕事にならない。
 よって、1日2食生活をするようになってからでも、百姓をやるときは1日1食で済ませた。このほうが仕事がはかどるし、丸一日断然体調がいいのである。
 1日2食にするのは店の営業日だけで、女房がおにぎりを2つ作り、夫婦で1個ずつ食べてきている。ところが、ここ半年ぐらいであろうか、おにぎりが大きくなって(といってもコンビニのおにぎりより少し小さいが)胃にもたれるようになった。梅雨明け後の蒸し暑さで食欲が落ちても、おにぎりの大きさは変わらず、今日は悪戦苦闘しておにぎりを胃に押し込んだところである。
 さて、2、3か月ぐらい前からであるが、月に2、3回ほど、背中の左下に鈍痛を感じるようになった。どこか体に具合が悪い所がありそうで、調べてみると、姿勢の悪さなどで一時的にそうなることが多いも、膵臓あるいは腎臓(膀胱なども含む)に何か疾患が生じてきている恐れもあり、とある。
 小便の出がとんと悪いから膀胱の疾患ということもあるが、暑くなってから膀胱が悪くなるとは考えにくく、これは過食による膵臓の負担が大きい可能性のほうが高かろう。
 さて、今日の昼食後、1時間半ほどしたら、例によって背中の左下に鈍痛を感じだした。犯人は小生には大きすぎるおにぎりに違いない。症状が出る時刻は、いつもそんな頃からだ。最近は歯が悪くなり、今、歯医者通いしているが、あまり噛まずにご飯粒を胃に放り込んでいるから、澱粉を消化するために膵液をより多く出さねばならず、膵臓がギブアップしかかっている恐れが大だ。
 そこで、女房に恐る恐る提案した。単に“昼のおにぎりはワシはもう食わん。いらん!”などと言おうものなら、晩飯も食わせてもらえなくなるであろうから、“かくかくしかじか、明日からおにごりなしにしてくれんか”と低姿勢でお願いしたところである。
 女房殿曰く“そういえば、去年もそうだったけどお昼はトマトかキュウリを食べていたわね。体の熱を取ってくれて体調がよくなったのを思い出したわ。明日からそうしましょう。”と言ってくれた。やれやれ、である。
 だけど、思い出してみるに去年のお昼はそうではなかった。“去年はおにぎりで、トマトやキュウリは2年前いや3年前までだったぞ。お前もボケたか?”などと言おうものなら、女房のご機嫌を損ねる。“うん、そうだった。でも、ワシは今、歯が悪いからキュウリは困るんだ。トマトにしてくれよ。”とお願いし、そうしてもらえることと相成った。助かる~!である。
 こうして、2年前いや3年前のように、塩を振ってトマトを丸かぶりする食い方でお昼を済ますことになった。有り難い。もっとも、小生は何もなしのほうがいいのだが、小さなトマト1個で妥協しよう。
 こうして膵臓君に休み時間をたっぷり与えてやって、元気を取り戻してあげたいと思っている。もっとも、晩飯を苦しいほどに食っている現状にあって、そちらを何とかせねば膵臓君に負担がかかりすぎであろうが。
 しかし、食欲煩悩なるものは何とも抑えがたく、実に困ったものである。もっとも、この蒸し暑さで、昨日はご飯は軽く食べただけで、苦しいほどには食わなかったから、当面、最大満腹までに留め置こう。1日1食であっても、できれば腹八分に止め置くのが理想だが、小生にはまず無理だ。
 いずれにしても、食いたいと思ったことがない昼食を明日から食べなくて済むとは、うれしいかぎりである。トマトとて小さいのを1個、昼に食べるというのは、こんなものは水代わりであって、とても昼食とは言えず、明日からの食事は1日1食の範疇に入ろうというもの。

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7.23 ついにオリンピック開会式を迎えたが複雑な気持ち。でも、ニッポン頑張れ!と応援しよう

2021年07月24日 | 薬屋のおやじの一日一楽日記

(別立てブログ「一日一楽日記」6月28日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)

 難産でしたなあ東京オリンピック。オリンピック誘致の頃は、あまり賛成できなかった。くそ暑い真夏の東京で、それも梅雨明け後1週間は湿気たっぷりの猛暑に見舞われるのであり、わざわざその時期を選んで開催するなんて、選手にとってこれほど過酷な条件はないのであり、商業主義も甚だしい。東京でやるんだったら前回と同様に10月にやれと。
 でも、コロナがために中止になりそうだったところを1年延期しての開催にこぎつけたのは立派であろう。コロナ過で夢も希望も無くなった今の世界にあって、何か楽しいこと、夢のあることが一つでもあってほしい。そして、特にアスリートたちは幼少からオリンピックを目指し、夢を実現しようとしている若者が多いことだろう。それを参加もさせずに夢を摘んでしまうのは、あまりに気の毒だ。
 しかし、政府の対応はいかにも情けない。これほどのビッグイベントを開催するのだから、コロナ対策をちゃんとしておかねばならないのに愚策しかよう打たんかった。イギリスではコロナ接種を積極的にすすめ、ウインブルドンもサッカーヨーロッパ選手権も観客は満員・ノーマスクで先日開催した。感染者数は毎日何万人も出しているが、コロナでコロリと逝きそうな年寄りや病弱者は、あらかたがワクチンを接種ずみで、そのワクチンが強力にコロナウイルスに効くことが分かったから、これでもって国民の大半はもう死にゃあせんという理屈だ。現に、イギリスの感染者数はうなぎ上りだが、死者数は完全収束に向かっており、コロナ過は去ったといった状態だ。
 どうして、日本国政府はイギリスとどっこいどっこいの施策をよう打たんかったの、と言いたい。接種率がイギリス並みに達していれば、観客満員・ノーマスクでオリンピックを開催できたものを。それを直前になって無観客で開催するというのだから、これほど恥ずかしいことはない。あまりにみっともないからオリンピックを返上する、今からでは遅いから中止する、としたほうが、まだいいんじゃないか。
 無観客にすることについては腹立たしいかぎりだ。お江戸の将軍様も、各藩の殿様たちも何を考えてんだ、と言いたい。今、コロナ第5波というが、先進諸外国からみれば、日本ではコロナが流行っていないと言っていいほどの低感染者数であり、加えてコロナで死んでいくのは年寄りばかりであり、彼ら年寄りの9割近くは少なくとも1回目のワクチンを接種ずみであり、その彼らはワクチン効果でもう死にゃあせんのだから、オリンピックで会場が三密となり、それがために(その恐れはプロ野球の実績からして極めて小さいと思うが)コロナが流行ったところで何も問題ないではないか。今の将軍様も殿様たちも自分の立場しか考えない、肝っ玉が小さい輩ばかりで、ほんと嘆かわしい。総退陣していただいて、江戸時代の将軍様や殿様に代わっていただきたいほどだ。昔のこうしたご歴々の多くは、責任をもって民のことを考えてくれた賢人政治家であったのだから。加えて、江戸時代の将軍様や殿様は、民に娯楽となる祭などを積極的に開催してくださっていた。
 小生の場合は、オリンピックはテレビ観戦だから無観客でもさほどかまわないが、生で観戦するのを楽しみにしていた御仁も多いだろうし、アスリートたちも晴れの舞台が無観客では、練習試合みたいな気がしてきて拍子抜けし、十分に実力が発揮できないだろう。他人事ではあるが、なんとも口惜しい。
 今晩、楽しみにしていた開会式をテレビ観戦したのだが、演出家2人が古傷がためにあれやこれやで直前に首を切られ、その関係分がカットされたのかどうかわからないが、なんだか簡素で、本来のエンターテイメント性が発揮できなかったのではなかろうか。それにしても、初っ端のドローンで地球を形どる演出には度肝を抜かれた。これがあまりに凄すぎたから、後が地味に感じたのだろう、それ以外に興味を引かれたのは聖火台が面白い仕掛けになっていたことぐらいなもの。
 ところで、大会関係者はコロナでピリピリしているはずなのに、入場行進は過去の例にならって延々と2時間ほどもやらせる。これじゃあ、待機していたり、入場して待っているアスリートたちは長時間三密となり、だれか1人でも感染者がいれば相当広がるおそれがあるんじゃないの。ここは閉会式方式で短時間でやらにゃあかんわ。テレビ観戦している小生は、とてもじゃないが付き合っていられず、録画しておいたテレビを見たり風呂に入ったりして、後半のイベントを見ることにしたところである。

 いずれにせよ、世界中から集まってくれたアスリートたちには我が将軍様や殿様の愚策コロナがために何かと不自由をおかけし、興醒めとなる無観客試合で戦ってもらわねばならぬが、皆さん精一杯頑張ってほしい。そして、念願の夢をつかんでほしい。小生、そう思いながら、これから毎晩オリンピックゲームを観戦させていただくことにする。そして、ニッポン頑張れ!メダルを取れ!君が代を聞かせて~!と応援しよう。皆さんも祭を楽しんでくださいね。

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