薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

適正血圧は上下の比率が110:70を最適とすべし、です。

2021年12月29日 | 高血圧

適正血圧は上下の比率が110:70を最適とすべし、です。

 半年前にこのブログを見て当店ホームぺージへメールで健康相談いただいた方から、その後の体調について経過報告がありました。
 最近はこうした相談が月に1件ぐらいに減っていますから、“ああ、あの方か”と覚えていていいはずなのですが、歳を食っていますから(73歳)、“はて、どんな相談を受けたのだったっけ?”と思い出せなかったものの、そのときのメールのやり取りがぶら下がっていましたから、“ああそうだった”と思い出しました。
 半年前のやり取りと今回の経過報告をかいつまんで紹介しましょう。

 60歳超えの男性。3年近く前に軽い心疾患を患い、それ以降、降圧剤を2種類飲み続けていたら、腎機能が落ちてきたり、血糖値が上がったりし、加えて、血圧がだんだん上がってきて、血圧(上)が常時180ほどになった。そこで、小生のアドバイスを受け、かかりつけ医師と話をし、一切の薬を絶つことに。そうしたら血圧(上)がすぐに200ほどにアップ。これは今年の6月のこと。
 その後、血圧は若干下がりぎみになるも、寒さ厳しくなった現在は血圧(上)が200超えを頻発。ただし、断薬により体調はすこぶる良好となり、検査数値も軒並み改善。主治医も検査数値改善には驚いている。
 なお、血圧の上下の比率は110:65~75をキープしており、最適比率である110:70を概ね維持している。

 ということです。今まで健康相談をいろいろ受けてきましたが、スパッと断薬することをお医者さんに正直に話をされた方は10人に1人あるかないかです。この方の勇気に敬服しました。
 そして、断薬された方からは、たいてい体調が良好になったとの報告を受けています。生活習慣病に使用される薬の長期服用を止めた場合は、まずこういう結果となるのが普通です。

 で、今回の経過報告において、常時血圧(上)が200超えであっても心配ないか、との念押しの質問であったのですが、次のように回答しました。

 血圧の上下の比率が110:65~75の範囲に収まっていれば、西勝造氏の理論からして、上の血圧が2百数十までは大丈夫

 この理論は西勝造氏が、世界各国の文献や自分で集めたデータをもとに、すでに戦前において構築されたものですが、後にも先にもこの理論を評価する者は日本の医学界にほとんどいないようで、全く知られていません。とても残念なことですが、「適正血圧は上下の比率が110:70を最適とすべし」なのです。
 西氏の専門は土木工学でして、血圧理論も弾性力学からのアプローチで裏付けされたものです。そして、医学については幼少時のあまりの虚弱体質からの脱却を独学で学び取られた方ですから、実体験に基づいており、その分、西式健康医学は信頼が置けるというものです。
これについての概説は「高血圧について基本的なお話し(自分の血圧を測ってみて)」をご覧ください。 

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自転車に乗って健康づくり(三宅薬品・生涯現役新聞N0.323)

2021年12月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.323:2021年12月25日発行

表題:自転車に乗って健康づくり

副題:太ももの筋肉増強と行動範囲を広げ、心身ともに生き生き!

 当店のお客様は高齢のご婦人が多く、けっこう遠方からでも元気に自転車でお買い物に来ていただく方が多いです。ところが、80歳を過ぎ85歳になろうものなら、家族から「おばあちゃん、危ないから、もう自転車に乗っちゃダメ」と言われるようになり、90歳ともなると自転車を取り上げられてしまうケースも。
 こうしたことが、最近しばしば出てきたものですから、“これではいかん、何か手を打たねば”と、お年寄りにとって自転車の効能に計り知れないものがあることを記事にし、当店の高齢のご婦人のお客様に理論武装していただきたく、この新聞をDM発送したところです。
 多くはネット検索して自転車の効能を調べ上げたのですが、思いのほか大事な効能が数多くあるのを知り、びっくりしたところです。
 運動不足の若い方にも参考になると思います。ご一読あれ。

(表面)↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。以下同様です。

   

(裏面)瓦版のボヤキ

    当店単独「歳末たばこ祭」をしつこく続ける

 当店薬屋はたばこ屋でもあります。対面販売でたばこのカートン売りをするときは、どの店もなにがしかの粗品(ライターが多い)を出していますが、自販機買いのお客様には何ら粗品を渡していない店がほとんどです。
 これでは自販機買いのお客様に申しわけなく、年に一度は「当たり券」をたばこの箱に貼り付けてライターをサービスしているところです。
 これを25年も続けているのですが、長年続けられたわけを瓦版のボヤキとして皆様に紹介させていただきました。

  

 

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おみくじを引いたら大吉と出たオミクロン株

2021年12月04日 | 風邪・インフルエンザ・コロナ

おみくじを引いたら大吉と出たオミクロン株

 新型コロナウイルスもいつの間にか、ギリシャ文字のオミクロンまで来てしまいました。オミクロンは15番目の文字ですが、2文字飛ばされていたから13番目の変異株。もうそんなに変異してしまったの?です。
 さて、このオミクロン株、感染力が今までのものよりいっそう強いということから、厳しい出入国禁止措置まで取ろうという動きが世界各国で出ています。特に日本においては。加えて、ワクチン接種も3回目を急げとばかり諸準備が整えられつつあります。

 ちょっと待ってくださいよ、です。
 コロナ騒動が始まる前、コロナウイルスの性状とはどんなものか、それは分かっていました。1本鎖のRNA型ウイルスですから、2本鎖と違って、遺伝子が何らかの原因で改変しても修復機能が働かず、とても変異しやすいウイルスであると。よって、一度コロナ風邪に罹患し、体内で抗体が作られたとしても、しばらくすればその抗体が効かなくなり、またまたコロナ風邪を引くというものです。ですから、ワクチンを作っても直ぐ効かなくなる、ということでした。
 それが分かっていても、“ワクチンが効く、ワクチンが効く”と世界中で言われ続け、さも効いたかのように思わせられてきました。ところが、2回目接種が終わって間もなくしたら、“効きが悪くなったが、3回目の接種をすれば防げる”なんて、こんなのは詭弁ですが、もう効きもしなくなったワクチン接種へと世界中が進んでいます。

 ところが、とうとうその化けの皮がはがれかけたようです。今、南アフリカでオミクロン株が大流行しているようですが、同国疫学モデリング分析センターの調査では「最近の再感染(オミクロン株)は、第1~3波のいずれの段階で初感染していても起きており、特にデルタ株の流行時に感染した人が再度、感染するケースが多い。」と警告しています。(昨日のネットニュース)
 こうしたことは予想されていたことですから、製薬会社はオミクロン株の抗体を持つワクチン製造へと舵を切っているようです。そして、また2回接種させ、しばらくしたら3回目の摂取をさせる、これでもって製薬会社はワクチンが売れて売れて笑いが止まらん、ということになりましょう。

 いいかげんにせえ!です。
 ウイルスというものは気まぐれ的に変異していくものですが、その毒性は、まれに一時的に高まることはあるものの、直ぐに弱毒化していくのが通常のウイルスの姿であることは、コロナ騒動が始まる前に言われていたことです。よって、今般の新型コロナも同様な経過をたどるものと考えるのが素直な見方です。
 案の定、今日のネットニュースで「世界保健機関(WHO)は3日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関連した死亡例の報告は今のところないと発表した。」とありました。もっとも、南アフリカでの12月3日のコロナ感染者数16,055人、死者数29人とあり、死者のうち何人がオミクロン株によるものか特定できないから「今のところ死亡例はない」ということになったのでしょうが。
 いずれにしても、オミクロン株が広がっている南アフリカでも死亡率は低いものですから、新型コロナウイルスはますます弱毒化していると考えていいでしょう。そして、ギリシャ文字は24文字しかないですから、あと9文字で使い尽くしてしまいますから、少なくともそんな頃には新型コロナは旧型コロナと同程度の毒性に落ちてしまうのではないでしょうか。

 皆さん、2009年の春に日本でも大騒ぎした新型インフルエンザのパンデミックを覚えていらっしゃいましょう。メキシコで強毒性の新型インフルエンザが見つかり、瞬く間に世界中に広がったインフルエンザウイルスですが、世界中に広がる段階で旧型インフルエンザよりも弱毒性に変わってしまい、防疫も肩透かしに終わってしまった、有り難い例を。
 今般の新型コロナは、そのときのように早くは弱毒化しませんでしたが、オミクロン株が旧型コロナ並みに弱毒化したものであることを期待したいものです。

 ただし、「風邪は万病の元」とも言います。風邪をこじらせて肺炎を併発すれば命は危ういです。これから寒さが厳しくなります。免疫力を正常化させる養生が肝腎です。強毒性の新型コロナであっても、これを心がけていれば、「感染すれど発症せず」で終わってしまうのが、コロナウイルスなのです。

 それにしても、ギリシャ文字の一つ「オミクロン」なんて覚えにくいですね。どうやって覚えようか、そこで思いついたのが神頼みの「オミクジ」。前3文字が一緒で、後ろに麻雀の当たりである「ロン」と付ければいい。これは「オミクジを引いて当たった」というものであり、大当たりの大吉だ!というもの。
 表題にしましたように「おみくじを引いたら大吉と出たオミクロン株」となることを祈っています。

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