薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

言霊に左右されそうな日本人(三宅薬品・生涯現役新聞N0.290)

2019年03月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.290:2019年3月25日発行
表題:言霊に左右されそうな日本人
副題:言葉は世界各国様々あれど日本語ほど美しいものはないです

(表面)↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。 

  

 (裏面)瓦版のボヤキ
    結婚するもよし、しないもよし


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人生万歳!見え方が変わる!(三宅薬品・生涯現役新聞バックナンバーN0.229)

2019年03月10日 | 当店発刊の生涯現役新聞バックナンバー

 毎月25日に発刊しています当店の「生涯現役新聞」ですが、これをブログアップしたのは2014年陽春号からです。それ以前の新聞についても、このブログ読者の方々に少しでも参考になればと、バックナンバーを基本的に毎月10日頃に投稿することにした次第です。ご愛読いただければ幸いです。

当店(三宅薬品)生涯現役新聞バックナンバーN0.229:2014年1月25日発行
表題:人生万歳!見え方が変わる!
副題:「なんでも仙人マジック」(みやがわみちこ著)を紹介します

 ↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。

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1日1食を2食に戻して太ろうじゃないか!

2019年03月05日 | 朝食抜き・断食で健康

1日1食を2食に戻して太ろうじゃないか!

 4日前に「1日1食1000キロカロリーがやはり理想的な食生活」と題して記事にしたのですが、ある方からコメントをいただき、返コメで「厳しく1日1食とする必要はどこにもないです」と、アドバイスさせていただきました。
 それを契機に、最近の小生の悩みごとである「体重減」対策として、そろそろ昼食を摂らなきゃいかんかなと思っていましたので、“この際、昼食を復活させてやろう!”という気分になりました。つい先日まで1日1食を推奨しておきながら、“なに、2食にするって?、どういう奴じゃ!”と、お叱りを被ることになりますが。
 少々長い話になりますが、最後までお付き合いいただけると有り難いです。

 小生、若い頃は1日に3食も食べていたが、25年前に店(薬屋)に出るようになってしばらくして朝仕事のために朝食を抜いて1日2食生活にし、そのうちセール中は忙しすぎて昼飯を食べる時間がとれなくて晩飯だけにしたことが度々あった。そうしていうるちに、朝昼抜いても耐えられる体質になってしまった。これは小生だけの特異体質ではない。あとから知ったのだが、同業者に何人かいた。これは皆、等しく忙しかったからのことである。
 うちの場合、セールが過ぎればお昼どきに昼食をとる時間的余裕ができ、軽い食事をしていたが、その後、1日1食でもなんら問題がなく、かえってそのほうが望ましいことを知った。もう20年近く前のことであろうか。
 女房も、朝食を作らなくてもいいし、昼食も作らなくていいから、おおいに助かるとばかり、ぜひそうしようということになって、夫婦ともに1日1食にしてしまった。その結果、2人とも体調はますます良くなり、仕事の段取りも簡単になって作業効率がぐーんとアップした。やりかけの仕事が昼食そして食休めで中断させられることがないからだ。
 店が休みの日には、たいてい丸一日百姓仕事をするのだが、これも同様に段取りが実にうまくいくし、食休みを全く必要としないから仕事がはかどるったらありゃしない。やりすぎて最後はバテバテになることがけっこうあるが、空腹感は全く生じない。
 腹が空かないとは何とも不思議なことであり、1日断食、その後2日断食、最終的には3日断食までやり、その間、百姓仕事もやってみたのだが、バテバテになることはあっても腹は全く空かない。必要なエネルギーは、体内脂肪を極めてスムーズに分解する能力を得る(正しくは取り戻す)ことができる体質へと変換しきっているのである。
 ところで小生、去年、古希を過ぎ、ここ数年は体重が減少傾向にある。日に3度食べていた頃は体重が60kgあったが、朝食を抜き、昼食を軽くし、そして昼食を止めて1日1食生活にしたら50kgになり、それがずっと続いていたものの(ただし夏にやせ、冬に太る)、昨年の夏は46kg台となり、今冬やっと48kg台に回復した。
 ちなみに身長は157cmで、BMIは体重46kgで18.7、48kgで19.5
で、いずれも痩せに近い標準に分類される。(45.5kgで痩せの区分に)
 ここ2、3年、冬場は腹いっぱい夕食をとり、その後1時間もすると胃袋に隙間ができるから、やれ餅だ、やれ切干(サツマイモ)だ、それが底を突いた2月後半からはおにぎりだ、などと、再び満腹するまで食べまくって、やっと48kg台に回復。

 餅などを食った後、1時間ほどしてさらに果物(今は甘夏1個)を食べてから風呂に入るのだが、果物だって腹が膨れ、胃に水圧がかかって苦しい。いかんせん満腹だから。
 こうなると、晩飯を食べまくる1日1食生活は胃に負担がかかりすぎるように思う。店は暇なんだし、休みの日の百姓仕事も自然農法に切り替えたから時間的に余裕ができた。そこで、昼飯を再開したらどうだろうと思うようになった、この頃である。
 生活習慣病予防医学の第一人者であった今は亡き小山内博氏は、1日1食をずっと続けておられたが、晩年にはこれでは体がもたないとのことで昼食を復活された。
 女房も2年ぐらい前からそう言うようになり、昼にほんの少しパンなどをつまむようになった。その結果、体重が若干増えた。

 よし、俺もそうしよう!
 というようなわけで、店が休みの一昨日、百姓仕事は早々にやり終えたから、昼飯を食べることにした。インドカレー屋さんに行ってランチセットを注文。少々のスープ・サラダが付いたカレー&ナン。こってりしてうまい。食い終わったら腹いっぱい。
 食休みをとりつつ胃袋さんにお伺いすると、“おい、貴様、いつもより6時間も早く飯を放り込みやがったな。俺はまだ休憩中だ。なにしやがる!”と、たいそうお怒りのようで、胃がもたれるったらありゃしない。肉っ気、脂っ気がけっこうある料理だから当然だ。
 食後3時間して、やっとお胃袋様のお怒りは静まってきた。やれやれ。その間、じっとしてブログ記事を打ったりしていたのだが、だんだん眠くなる。そりゃそうだ、血液は胃袋に多くが回っていってしまっているゆえ、脳みそは酸欠状態になるからだ。
 そして、晩飯はいつもどおり、とまではまいらぬが、まずまず満腹まで放り込むことができた。今日現在、今までのところ胃袋は大丈夫で、便通もよし。
 さて、その日に思った。明日以降はどうしよう。毎日、昼飯食って体重を増やしたいのだが、胃がダウンしてしまっては元も子もない。さすがにカレー屋さのランチセットは重過ぎるから、うどんかソバで軽く(の、つもりがけっこう重いかも)済ますか、である。
 昨日も店は休み。日・月曜日連休にしているからだ。ずっと雨で、暇を持て余す。よって、暇つぶしにタヌキソバを食べに行ってきた。前日よりうんと軽い食事だが、食後は少々胃にもたれる。あとは前日と同様にブログ記事を打ったりして2時間も休憩。そして軽作業を開始。30分で作業が終わったが、体もよく動くし、胃のほうもどうってことない。
 一昨日、昨日とも3時間とか、2時間とか長時間の食休みをとったし、その後もたいして体を動かさなかったんだから、格別に問題が出ることはない、それはわかる。
 しかし、これまで幾度もお付き合いで昼食を、たいていけっこうな御馳走を食べさせられるのだが、その場合は午後にあちこち動き回ったり、長時間の会議で盛んに議論したりするのだが、体がなんとも重だるく感じるし、頭の回転も悪くなる。日頃昼食をとらないから、どうしてもそうなってしまう。
 そうした経験があるから、さーて、これから毎日、昼食をとるとなると、昼からの仕事に支障が生ずるのではないかと心配になる。やはりほんの少々で済ませねばいかんだろうなあ…。でも、そんなんじゃあ、どれだけも体重は増えないだろうし…。
 昼食の量を漸増させていって胃袋を慣れさせることがはたして可能であろうか。しばらく、だましだまし可能なかぎり少しでも昼飯を食ってみて様子見しようかと思う。
 なによりもお胃袋様にお伺いを立てつつ。
 ということで、3月3日に「1日1食を2食に戻して太ろうじゃないか!」と方針変換したのですが、はたして思惑どおりに事は進みますかな。
 1か月後には経過報告させていただこうと思っております。

<追加記事>

2019.04.02 4.2 祝目標体重50kg突破 (別立てブログ)

2019.07.09 1日2食生活に慣れてきたものの…

2019.09.07 9.7 昼食後のうたた寝が習慣になってしまった(別立てブログ)

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権威ある論文のなんと9割もがウソなんです

2019年03月02日 | よもやま話

権威ある論文のなんと9割もがウソなんです

 もう半年近く前になりますが、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑・京大名誉教授が2018年10月1日に記者会見で受賞の喜びを語られました。そのなかで…

 私…は、なにか知りたいという好奇心がある。それから、もう一つは簡単に信じない。
 
よくマスコミの人は、ネイチャー、サイエンスに出ているからどうだ、という話をされるけども、僕はいつもネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だと言っていますし、大体そうだと思っています。まず、論文とか書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる。それが僕のサイエンスに対する基本的なやり方。つまり、自分の頭で考えて、納得できるまでやるということです。…
 
研究者になるにあたって大事なのは、知りたいと思うこと、不思議だなと思う心を大切にすること、教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って、本当はどうなっているのだろうと。自分の目で、ものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。
(部分引用ここまで)

 いかがでしょうか、この本庶佑の発言。
「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」
「教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って本当はどうなっているのだろうと自分の目でものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。」
 この2つは、良識ある研究者であれば、きっと皆が感じていることでしょう。でも、真正面からそれを言うことはできないのです。
 ネイチャーやサイエンスは世界一権威のある学術誌で、それに載せてもらえば研究者は箔(はく)が付くのですし、一目置かれることになりましょう。
 そして、教科書に書いてあること、これは真理として扱われますから、それに異論を論ずるなんてことは恐ろしくてできない、もし、そんなことをしたら学界の大御所やその取り巻き連中から総スカンを食うということになってしまいます。
 でも、それを本庶佑は堂々と皆が注目している記者会見の場で言い切った。こんなことは受賞前には言えなかったことでしょうが、受賞して一気に大御所扱いされたがゆえに言うことができた、そんなふうに小生は受け止めました。
 これを聞いて、苦虫を潰している大御所の研究者が何人もおみえでしょう。そろそろボロが出そうな既発表の研究論文を抱えている方々にとっては脅威です。「あれはウソだった」と烙印を押されるのが早まりはしないかと。

 小生の経験として、地方公務員時代がそうでしたが、この世はいかにも多くのウソが氾濫しており、加えて政府・マスコミを先頭に詐欺師もどきが暗躍し、そうした所から発せられる情報が、さも正しいものとして国民は皆、信じさせられているのです。木っ端役人として小生もそれに加担させられました。
 地方公務員を中途退職して薬屋稼業を継いだのですが、
人の健康を預かる医薬・健康関連の業界とてそうです。いや、最も質(たち)が悪い業界と言えましょう。この業界は命に関わることですから、そんなことはなかろうと最初思っていたものの、いやいやどうしてビックリ仰天です。
 そうしたことから、このブログを建て、真の健康情報を発信せんと奮闘しているところですが、ボヤキがどうしても出てしかたないです。

 さて、何が正しいのか、それをつかむ方法はあるのか、ということになりますが、先達の偉人の名言がいくつかありますので、それを紹介しましょう。

 まずは、アインシュタイン。
 私の学習を妨げた唯一のものは、私が受けた教育である。常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。大切なのは疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。

 次に、福沢諭吉。
 「学問のすすめ」は、第17編まで次々と発刊されましたが、その中で、第15編「事物を疑って取捨を断ずる事」に、真理の追究についての取組み方を示しています。
 信の世界に偽詐(意味:うそ、いつわり)多く、疑の世界に真理多し。試みに見よ、世間の愚民、人の言を信じ、…その信は、偽を信ずる者なり。西洋諸国の人民が、今日の文明に達したるその源を尋ぬれば、疑の一点より出でざるものなし。…ガリレヲ…ニウトン…ワット…何れも皆疑いの路に由って真理の奥に達したるものと言うべし。…進歩して真理に達するの路は、ただ異説論争の際にまぎる(意味:波間を切っていく)の一法あるのみ。而(そ)してその説論の生ずる源は、疑の一点に在りて存するものなり。…疑の世界に真理多しとは、蓋し(けだし:思うに)これの謂(いわれ)なり。

 3人目は無名ですが、横井小楠(しょうなん)。
 小楠は明治2年に暗殺されてしまいましたが、彼は学問の中にまだ生きています。熊本藩の下級武士で、明治維新の青写真を描いた男と言われる実学思想家です。
 その彼が素晴らしい名言を残しました。

 高名な学者の書いた書物を読むことによって物事を会得しようとすることは、その学者の奴隷となるに過ぎぬ。その学者が学んだ方法を研究することが大切であり、学問の本質は、そうした中からこころにおいて道理を極め、日常に実現するための修行である。
 従って、小楠は、講義中に塾生がメモを取ることを嫌い、メモを取っているのを見つけると、そのメモを取り上げて火中に投じたこともあったという。
[参照:徳永洋著「横井小楠(新調新書)]

 小楠は、幕末の表舞台に立ったことがないので、ほとんど無名の人物ですが、坂本龍馬が師と敬い、勝海舟が恐れた“鬼才”です。明治政府樹立後は、木戸孝允、大久保利通らとともに政府の参与という要職に就き、政策立案などで最も重宝がられた人物でもあります。龍馬は凄い男であることに間違いないですが、参照であげた本を読むと、困ったら小楠の所にフラッと立ち寄り、知恵をもらって、さも自分で考えたように装った、実は頭が空っぽの人間であったようにも思えて面白いです。

 いかがでしょうか。本当のことをつかむことはなかなか難しいことですね。
 まずは疑うこと、そして信じないこと。
 わからなくても、そのスタンスを崩さないことがとても重要ではないかと思います。

(備考)
 とっくに投稿していたつもりでいたのですが、下書き未投稿のままになっているのを発見し、遅掛けながら本日投稿した次第です。 

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1日1食1000キロカロリーがやはり理想的な食生活

2019年03月01日 | 朝食抜き・断食で健康

1日1食1000キロカロリーがやはり理想的な食生活

 ネットニュースに次のものが流れました。(2019.2.28デイリースポーツ)
 内村航平もはや仙人?修行僧?1日1食「1000キロカロリーちょっと」
 体操男子個人総合のロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪金メダリストの内村航平(30)=リンガーハット=が28日、都内で開幕した東京マラソンエキスポのトークショーに出演した。驚愕の食生活を明かした。
 食事については「普段はバランスよく食べるようにしていて、試合1週間前になったら炭水化物がほしくなる。そこはランナーの方々と同じかもしれない」と話したが、その後に「朝起きて寝るまで1回しか食べない。あんまり真似しない方がいいかな」と、驚くべき事実を明かした。
 大学生の頃から続けているそうで、食べるのは夜だけ。量についても「1回計ってもらったら、1000キロ(カロリー)ちょっとだった」という。
 それでも練習前に食べると「やる気がなくなってしまう」そうで、「ここまでストイックにやってきてこれが1番合っている」と、もはや修行僧か仙人かというような食生活を明かした。(引用ここまで)

 たいていの方は驚かれ、そして、“そんなんウソだ、信じられん”と思われたでしょう。
 加えて、夕食だけとなると腹が減って昼間なり夜の試合に力が出ないだろうと。
 いえいえ、そんなことはありません。真逆です。少々古い話ですが、プロレスラーの力道山は試合の当日は食事を取りませんでしたし、最近ではスピード・スケートの清水宏保はレースの数時間前には食事を終え、空腹状態で臨んでいたのです。

 内村さんは大学生の頃から続けておられるとのことですから、もう10年以上1日1食で通しておられることになりますが、小生はもう20年近くそうしています。ただし、朝は梅干し1粒のみ口にします。これは、鎌倉武士は朝食抜き1日2食で、出陣に当たっては梅干を食べたという史実によるところのものです。
 こうすると、頭が冴え、やる気は出るし、何よりも仕事効率がぐーんと良くなります。当然ですよね、朝食や昼食で仕事が中断されることもなく、食休めの時間も不要ですから。
 慣れてしまえば空腹感は一切生じません。

 “薬屋稼業で体を動かさないから、それができるんだろう”と言われるかもしれませんが、還暦過ぎから半農半商生活をしており、丸一日、目いっぱい百姓をすることがけっこうあるも、ペットボトルに詰めた水道水をちびちび飲むだけで平気です。
 ところで、昨年、古希を迎え、胃袋の筋肉が硬化してきたのか、晩飯をあまり詰め込めなくなり、10年前は体重が50kgあったものの、今や48kgを割り込むことが多くなり、ヤセギスでいかにもみっともないから、そろそろ昼食を摂らなきゃいかんかな、と、思うようにはなりましたが。生活習慣病予防医学の第一人者であった今は亡き小山内博氏(大正14年生まれ、2003年没)も晩年にはそうされましたゆえ。

 小山内博って誰だ?となりましょうが、無名な存在にされてしまっています。ウィキペディアには載っているだろうと思ったのですが、出ていません。これは、よほど評判が悪いからでしょうね、きっと。
 氏について、若干解説しておきましょう。東京大学医学部卒、(財)労働科学研究所所長を勤められ、当財団で多くの顕著な実績を上げられています。日本軽金属(株)苫小牧工場の従業員1000人の腰痛を3ヵ月で改善した“苫小牧の奇跡” とか、農林中央金庫では長年の小山内式健康づくりが功を奏して健保の財政が黒字となり、他企業が赤字に悩むなか、健保料を引き下げたとか、あまたの功績をあげておられます。
 なお、当財団は、大正8年に倉敷紡績社長大原孫三郎により設立されたもので、その後も倉敷紡績が中心となって運営し、現在の名称は公益財団法人大原
記念労働科学研究所。民間企業の無償資金提供や委託研究費で研究することを基本とし、政府の指示するテーマでなく、自主独立した研究を行う珍しい機関です。
 よって、当財団は独立独歩の研究ができ、その研究所で自分の思いどおりに研究された小山内氏ですから、やはり政府や学界から煙たがれた存在であったのでしょう。ゆえにウィキペディアにも載らない。

 その小山内博氏は、著書「生活習慣病に克つ新常識」(新潮社)の中で、次のように言っておられます。
 さて、適正な体重を維持するための摂取カロリーですが、私の考えでは成人1日1100キロカロリーあたりでしょうか。もちろん体の大きさや仕事の内容にもよりますが、その前後といったところでしょう。老人ホームのお年寄りなら1日700キロカロリーであれば、体重減少がないということです。(引用ここまで)

 いかがでしょうか。小山内博氏は、朝食抜きの1日2食、できたら1日1食をおすすめで、カロリーは1100あたりがいいとおっしゃっておられ、内村航平選手はそれを自分で見つけられたのでしょうが、全く同じになっています。小生も、そう。
 これが理想なのです。スポーツ選手は、やれプロテイン補給だの、3000キロカロリー摂れだの、試合中はスポーツドリンクを飲めだの、と、管理栄養士がおかしなことを言っていますが、これじゃあ能力どおりの力が出ないでしょうし、選手寿命も縮みますよね。

(少食に関連する記事)
 2017.7.12 1日3食でもって皆が「エネルギー変換失調症」になっています
(小山内博氏の健康法に関する記事)
 2013.6.10 アトピーには「水かぶり」が一番!そのうちに自前のステロイドが副腎から良く出るようになります。 
 2012.4.21 ゆっくり走って治す高血圧。低血圧もゆっくり走って改善。上は110、下は70に近づきます。 
 2011.4.6 肝臓病の元凶は飽食暖衣。これといった治療薬がないですから、生活習慣を改めるしかないです。

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