薬屋のおやじのボヤキ

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糖尿病改善「食養」三則:①腸内環境を良好に②食後過血糖を解消③ミネラルをしっかり補給

2011年07月22日 | メタボ・糖尿病

糖尿病改善「食養」三則:
①腸内環境を良好に②食後過血糖を解消③ミネラルをしっかり補給

第1 腸内環境を良好に保つ
 糖尿病に限らず、健康を維持するためには、腸内環境を良好に保つ必要があります。
 善玉菌が様々な有用物を作ってくれますし、悪玉菌の増殖を抑えて毒素の生産をさせなくします。特に糖尿病の方には、次の点で、必須のものです。

お通じが良いと・・・
1 カロリーオーバー解消
 ウンチには、まだ、かなりのカロリーが残っています。大量のウンチが出れば、必然的にカロリー吸収量を少なくします。便秘すると、それだけ身に付くことになります。
 
ただし、下痢は逆効果。腸内善玉菌を数多く追い出してしまいます。

2 免疫力アップと毒素吸収抑制
 善玉菌が免疫物質を作ってくれ、合併症を防ぎます。また、膵臓を活性化します。
 便秘すると、悪玉菌が毒素を作り、これが体中を駆け巡り、膵臓も弱ります。

3 ミネラル吸収アップ
 吸収されにくいミネラルですが、善玉菌が活発に働くと、大腸を酸性にし、ミネラル吸収を良くします。酸っぱい臭いの便であれば、合格です。

 こうしたことから、腸内環境をより良い状態に維持したいです。そこで・・・

 腸内環境改善の心得「五箇条」
1 たんぱく質を控える
  腸内環境悪化の最大要因が、動物性たんぱく質の摂り過ぎです。
  
肉(魚を含む)は1日80グラム以下にし、魚介類中心に。

2 脂肪・油脂を控える
  今日、戦前の18倍も摂っています。脂肪は死亡につながります。
  過剰な脂肪・油脂は、必ず未消化になって、腸内環境を悪化させます。

3 食物繊維・オリゴ糖を積極的に摂取
  腸内善玉菌の餌になるもので、特に「オリゴ糖」で善玉菌が活動的になります。
  毎日、野菜、海藻、イモ類をしっかり食べましょう。
  中でも、「オリゴ糖」がたっぷりの「ヤーコン芋」が最高に良いです。
  なお、「オリゴ糖」の詳細については、左サイドバーのカテゴリー「オリゴ糖」をクリック
 して、ご覧ください。

4 消化促進
  良く噛んで、ゆっくり食べるのが基本です。
  胃腸が弱い方は、消化薬を補助的に使いましょう。

5 整腸剤
  上の四箇条でも快適なお通じが得られないときは、整腸剤の助けを求めましょう。

2 食後過血糖を解消する
 食後過血糖になるのは、インスリンの力量不足
 小腸で炭水化物がブドウ糖に消化され、血液に入ります。このブドウ糖を、インスリンが捕まえて、体中の細胞にしまい込みます。多過ぎるブドウ糖は、肝臓でグリコーゲンに姿を変え、一時的に蓄えられます。
 これでも余りが出るときは、脂肪細胞に皮下脂肪として蓄えられます。このときに、インスリンが大量に必要となります。なんせ、無理やり押し込むのですからね。
 したがって、インスリンを生産する「膵臓(すいぞう)」が酷使されていると、疲れ果てて、インスリンの出が悪くなり、また、活性の弱いインスリンにならざるを得ません。
 そうなると、血糖値が高い状態が続きます。

 高血糖が続くと恐いです
 赤血球が固まりやすくなり、血液がドロドロしてきます。
 また、活性酸素が発生して血管壁に傷ができやすくなり、血液の流れが悪くなります。
 こうして、全身の細胞が酸欠状態になります。
 そうなると、全身の細胞の働きが悪くなり、様々な臓器や器官の働きがにぶります。
 当然に、膵臓がますます働かなくなり、悪循環に陥ります。
 白血球(免疫細胞)の活力も低下し、様々な病気を拾いやすくなります。

 食後過血糖を防ぐ助っ人の力を借りましょう
 血糖値を抑える薬は、強烈に効き、長期連用すると副作用を伴いがちです。
 血糖値を抑える力が弱くても、副作用がない自然食品を愛飲したいです。
 お勧めは、「ヤーコン葉エキス」と「桑葉エキス」の併飲です。
 消化されて出来たブドウ糖をゆっくり吸収させるだけですから、決して低血糖にならず、食後過血糖になるのを防いでくれます。
 でも、これだけでは万全ではありません。高血糖ぎみの方は、どうしても活性酸素が発生しやすく、血液がドロドロ傾向にありますから、血流が悪いです。
 活性酸素を速やかに消し、血流を改善して、全身に酸素供給を十分にしてくれる「銀杏葉エキス」がお勧めです。糖尿病に対する「銀杏葉エキス」の効果については、小生の別立てブログで記事にしておりますので、覗いてみてください。(下記をクリック)
 http://kmiyake.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

 ところで、炭水化物はブドウ糖に消化されるから、食後過血糖を防ぐため、これを食べず、たんぱく質を多く摂って、これをエネルギー源になさる方がおみえですが、これでは、腸内環境を悪化させ、かえって良くないです。
 これと類似した方法として、オリゴ糖たっぷりのヤーコン芋を多食する方法があります。
 オリゴ糖は消化されず、善玉菌の餌になり、ブドウ糖が作られないからです。
 なお、この場合には、有機酸が多量に作られ、これがエネルギー源となります。
 また、オリゴ糖で善玉菌が増え、腸内環境が抜群に良くなり、お勧めの方法です。
 参考までに、小生の別立てブログで「ヤーコン芋で糖尿病が奇跡的に完治」の記事を書いておりますので、参考になさってください。(下記をクリック)
 https://yahkon-oyaji.blog.so-net.ne.jp/2019-03-28-9

第3 ミネラルをしっかり補給
 生命活動は、酵素(多くはミネラルを中心に据えた有機物)が触媒となって、休むことなく、細胞に必要なものを合成したり分解したりして、営まれています。
 しかし、飽食時代にあっても、そのミネラルが不足しがちです。
 その原因は2つあります。
 
第1に、今日の野菜は、化学肥料を用いて連作し、促成栽培されますから、ミネラルの含有量が少ないことです。
 第2に、高たんぱく食により、これが最終的に燃やされて多量の尿素ができ、排尿時に尿素が各種ミネラルを排出させてしまうまうからです。
 加えて、糖尿病の方は、腎機能も弱っていますから、より流出されやすいです。
 従って、積極的にミネラル補給したいものです。
 そして、ミネラル補給すると、糖尿病が大きく改善されます。
 糖尿病に不可欠なミネラル
  亜 鉛     インスリンの合成とインスリンの活性化、糖の燃焼促進
  *マグネシウム   インスリンの合成とインスリンの活性化、糖の燃焼促進
  *カルシウム   インスリンの合成に関与
  セ レ ン   インスリン類似作用、糖の燃焼促進
  マンガン    インスリンの合成に関与、糖の燃焼促進
  ク ロ ム   インスリンの作用を良くする
  モリブデン   
の燃焼を助ける
  
2016.9.30挿入)  

 よって、糖尿病の方は、総合ミネラル剤を積極的にお飲みになると良いのです。 

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長~い夏、ミネラル補給を。ミネラル摂取不足と体外流出のダブルで大幅に欠乏。

2011年07月19日 | ミネラルが最重要

長~い夏、ミネラル補給を。ミネラル摂取不足と体外流出のダブルで大幅に欠乏。

(2012.8.5追記)誠に申し訳ありませんが、この記事に誤りがあることが分かりました。誤っている部分は文字を色変えして表示し、正しい内容を途中で追記しました。なお、詳細は、2012.8.4の “粗製塩が良いのか?「にがり」の功罪を考える” で記事にしましたから、そちらをご覧いただけるとありがたいです。

 生命活動は、ミネラルの働きで維持されています。必要なミネラルは、海水に含まれる元素と、ほぼ同様の構成。生命が海から誕生した証拠です。よって、塩は、精製塩ではなく、「にがり」がどれだけか入った粗製塩を使いたいものです
(2012.8.5追記:
粗製塩に含まれる「にがり」に存在するミネラルはマグネシウムが多少ある程度で、主要な微量ミネラルはゼロに等しい量しかありませんから、塩から各種ミネラルを得ることは不可能です。また、製塩残液の「にがり」には、有害な重金属イオンなど健康を害する恐れのある元素イオンが含まれていますので、これをわざと添加した塩は問題がありそうです。)

 人間は、微細な電気信号を使って、脳から指令を出し、筋肉を動かします。ナトリウムとカリウム、そしてカルシウムとカリウムがそれぞれペアになり、細胞から出たり入ったりして、電気信号の役割を果たしています。
 この4つのミネラルは、バランス良く取りたいものです。特に、夏に不足しがちなのが、マグネシウムです。マグネシウムは、筋肉を緩める信号の担い手です。不足すれば、足がつる、まぶたピクピク。極端に不足すると、心臓の筋肉は縮みっ放し。
 そうなると、突然死の危険さえあります。近年、突然死はあまりニュースにならなくなりましたが、激労の連続で体力的にも精神的にも疲れ果て、その間、ストレスが過剰に掛かり続けた場合には、十分に有り得ることです。
 
これは、そうしたときは、栄養の偏りでマグネシウムの摂取が不足するのに加えて、ストレスでマグネシウムが体外排出されてしまいますから、血液中のマグネシウムが絶対的に不足するようになり、心筋の弛緩が思うようにできなくなってしまうからです。
 忙しく仕事をなさっておられる方は、足がつる、まぶたピクピク、顔面のこわばりなど、筋肉の痙攣を感じられたら、マグネシウム不足と考えてください。

 体の一つ一つの細胞は、巨大な化学工場と同じです。絶え間なく、体に必要なものを合成・分解(代謝)し、老化した細胞を分解して新しい細胞に作り直し(新陳代謝)を繰り返しています。
 化学の実験で、物質の反応に金属触媒を使った覚えがお有りでしょう。人体では、その中心に金属が位置している「酵素」が触媒の役割の多くを担い、物質の合成・分解に日夜働いています。
 「酵素」を構成するに、特に重要な金属が、亜鉛、セレン、鉄、銅、マンガン、クロム、モリブデンなどの微量ミネラルです。また、カルシウムやマグネシウムも同様です。
 これらは、一つでもかけると、生命活動に大きな支障を来たします。
 ここで、補足しておきますが、案外知られていないのが、ミネラルの活性酸素を消す働きです。赤ワインのポリフェノールとか、お茶のカキテンとか、体外からそうしたものを取り入れないと活性酸素が消せないように思われていますが、実は、主力は体内で作られる「酵素」でして、ミネラルが活躍してくれているのです。
 その詳細については、小生の別立てブログの記事「銀杏葉に含まれる
活性酸素を消す3成分」の中で述べておりますので、ご覧になってください。
 http://kmiyake.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

 ところで、ミネラルは、骨や肝臓などで、ある程度備蓄できますから、昔はさほど問題になりませんでした。
 しかし、昭和30年を境とし、食生活が洋風化して動物性たんぱく質を多く取るようになり、かつ、野菜は化学肥料の多用と連作で促成栽培されるようになりました。
 ミネラル危機の到来です。
 動物性たんぱく質の過剰摂取は、せっかく摂取したミネラルを体外へ流出させ、また、促成栽培した野菜はミネラルの含有量が少ないです。
 こうして、今日では、ミネラル不足が深刻となってきたのです。
 ちなみに、平成21年国民栄養調査による成人の平均的充足率を示しておきましょう。
   ナトリウム  131
   カリウム    79
   カルシウム   73
   マグネシウム   79
   亜鉛      78
   鉄       61(20∼49歳の女性の平均、他の年齢階層は充足)

 大多数の方が、塩分(ナトリウム)の取り過ぎ(ただし、ナトリウムはカリウムとバランスを取れば良く、減塩に神経質になる必要はありません。)以外は、ミネラルがかなり不足という状態です。
 これでは、心配です。多くの方が、恒常的なミネラル不足にあります。
 積極的に各種ミネラルをバランスよく毎日取らないと、必ず体に変調をきたします。
 今のうちは、春から初夏にかけて備蓄したミネラルが使えますから良いですが、お盆過ぎ、9月と、涼しくなるにつれ、体のだるさを訴えるようになります。
 これがミネラル不足の症状です。それが、今のうちから体がだるいようでは、この先が思いやられます。汗をかく時期ですから、どんどんミネラルが汗とともに失われます。
 積極的にミネラルを補給したいものです。
 ところで、ミネラルを失わないために、汗をかかないとどうなるでしょうか。
 たしかに、ミネラル流出は減りますが、毒素が体に溜まってきます。尿では出せず、皮膚からしか出せない毒素もありますから、この時期、汗はかきたいものです。
 なお、毎日適度に汗をかいていると、毒素を十分出して、ミネラルをたいして出さない汗になってきます。体が上手に汗をかくようになるのです。
 今年は、長い夏になりそうです。
 汗を上手にかき、ミネラルを補給して夏バテを防止しましょうね。

関連記事:2013.6.27 汗で失うミネラル…

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今月の笑い話ベスト5<チャイナ版>(6月)

2011年07月01日 | 笑い話&回文物語

<笑話:546>私のもの

ある夫婦が口げんかをして、お互いに譲りません。

ついに、夫が怒って、こう言いました。

「お前は直ぐにカッカする!自分のものをまとめて、とっとと出て行きやがれ!」

妻は涙を流しながら、荷物を自分のバッグに詰めました。
そして、大きな麻袋を夫に放り投げました。

夫は驚いて、「何をするんだ?」と聞きました。

すると、妻は、ほえるような大声で、こう言いました。

「あなたも私のものだから、早くこの袋の中に入りなさい!」

 

<笑話:551>現象

新しいオフィスビルの中庭に池があって、何匹かの錦鯉が飼われていました。
そのビルの警備員は、ある特別な現象を発見しました。

フランス人:
その池の傍らに座って、その場の雰囲気を少し味わってから、職場に向かいました。

アメリカ人:
足を止めることもなく、あたふたと歩き去って行きました。

日本人:
子細に観察し、養魚設備と魚の両方が日本製と知って、はじめて
喜び、その場を離れました。

中国人:
キョロキョロと周りの状況を確認してから、警備員にこう聞きました。

「この魚を食べたら、味は悪くないか?」

 

<笑話:553>夏には冷房費

職員:「他の会社では冬に暖房費、夏に冷房費があります。なのに我が社では暖房費も
   なければ冷房する気配もありません。」

社長:「それは良い兆候だ。」

職員:「なぜですか?」

社長:「我が社は年中“春の陽気”だってこと!」

 

<笑話:552>女性セレブ靴屋に行く

ある女性セレブが靴屋に行きました。何足も試着しましたが、どれも合いません。

そこで、靴屋の店主は、かがんで彼女の足の寸法を測りはじめました。

ところが、この女性は近眼だったので、店主のハゲ頭を見て、自分の膝頭が出てしまったと勘違いし、あわててスカートで隠しました。

すると、彼女の耳に聞こえたのは、店主のくぐもった叫び声:

「畜生め、また停電しやがった!」

 

<笑話:548>ヤモリとワニ

1匹のヤモリが工事現場で遊び呆けていました。

ちょうどそのとき、1匹の大きなワニがやってきて、一口でヤモリを食べようとしました。

切羽詰ったヤモリは前進して、ワニの足にぐっと抱きつき、大きな声で言いました:

「ママ!」

ワニはビックリしましたが、直ぐにハラハラと涙を流して言いました:

「子よ、ここで働くのは止めなさい。半月で、こんなにも痩せてしまって・・・」

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