薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

がんを患った友人をどうやって治癒へ向かわせる手助けができるか

2018年05月31日 | 癌(がん・ガン)

がんを患った友人をどうやって治癒へ向かわせる手助けができるか
(最新更新:2018.9.22)

 小生の50年来の友人が、高齢者となってから急性骨髄性白血病を発症したのが昨年の今頃のことであった。
 マニュアルどおりの治療を大病院でしてもらうこととなり、抗がん剤でがん化した白血球を徹底的に叩くことになった。それによって感染症を拾う恐れが多分にあるから、面会謝絶となる。よって見舞いには行けない。
 また、検査の過程で、けっこう重症な腎臓病であることも判明したのだが、これの治療法はないとのことで、放置されることとなった。
 高齢者の白血病治療となると、助かる率は大きくはない。加えて腎臓病も併発しているのだから、めでたく退院となることは望み薄と思われた。
 そこで、彼が心の整理をきちんとできるよう、これはいいぞと思われる本、薬屋稼業という仕事がら、お客様への贈呈用にしようとストックしている本のなかから選んだ2冊を病床で読んでもらうことにした。心の安寧が何とかして得られないかと考え、そうすることにした次第である。
 その後、半年ほどが過ぎ、運よく無事(半分強引だが)退院できたとの電話があったのが年末であった。しかし、超遠方であるからして見舞いに行くのは3月を予定した。そして、見舞い代わりに、腎臓のほうは医者に見放されているから、腎臓の滋養強壮にいい漢方薬「鹿茸製剤」の大箱を送っておいた。
 それをたぶん飲み終わった頃、続けてそれを飲まないかと電話しようと思っていたところ、彼の奥さんから、再入院となってしまったとの電話があった。2月のことだった。
 彼の場合、2つの病気を抱えて再入院となると、これはもうお陀仏だろう。彼に今度会えるとなれば、それは葬儀での死に顔となりそう。
 そうしたところ、数日前に彼から元気な声で電話があり、“退院できました。体の調子は良く、食事もうまい。腎臓のほうも検査数値がぐんと良くなりました。”とのことであった。
 “今度会えるのは葬式のときかと思っていた。よかったなあ。俺、あれこれ用事があって、会いに行けるのは来月下旬となるが、待っててくれ。”と返事をしたところである。
 さて、見舞い代わりに何か送らねば。腎臓が持ち直したとなれば「鹿茸製剤」は置いといて、がんにいいと言われる健康食品を飲んでもらおうということにし、数日前に送ったところである。
 そして、一筆したためておいた。
 がんは、どちらかといえば「心の病」と捉えたほうがよく、免疫力を高める健康食品は気休めにしかならないと思うが、どれだけかは「心の支え」になってくれるであろうから、無駄にはならないであろうというものだ。
 で、何としたためたか。それを以下に紹介しよう。(個人情報保護のため一部改変) 

〇〇様、あらためてご退院お喜び申しあげます。
急性白血病の発症のうえに、けっこう重症な腎臓病までもが見つかって、案じておりましたが、幸運にも腎臓のほうは大きく改善したようで何よりです。
差し上げた「霊鹿参」がいくら腎臓に効くと言っても、1箱飲んだくらいでは、そこまでの改善力はなく、これはきっと〇〇さんの自然治癒力がまだまだ大きかったからでしょう。
あとは血液のがんの再発防止です。がんに対する免疫力のアップをせねばなりません。これもご自身の自然治癒力のアップということになりますが、同送しました「参霊茸」がどれだけかのお役に立つのではないかと思っています。
お見舞いがわりに、とりあえず送らせていただきました。
これは、10数年以上前から売られている健康食品ですが、発売当時、がんに対する免疫力を向上させる効果があると言われていた「田七人参」「霊芝」「アガリクス茸」の原末をブレンドしたものです。
たいへん飲みにくいものですが、良薬は口に苦しで、1日2~3包(目安量は3包)お飲みなってみてください。
なお、がんからの脱却は「生き方を変える」つまり「心身ともにストレスがかからない生き方」が何といっても重要になります。
がんに罹った人は、「こころ」か「からだ」あるいはその両方に長期間知らず知らず過剰なストレスがかかり続けた結果として発がんした、というケースが大半です。
よって、「自分は今まで十二分に頑張った。」と自分で自分をほめてやり、「そのような頑張りはもう必要ない。なぜならば、一生分の頑張りは今までにやりつくしたであろうから。」と捉えて、これからは『悠々自適有限会社』の人生、つまり「毎日余裕をもって暮らすにつきる」という生き方に変えれば、がんのほうから逃げていく、ということになりましょう。
それでは、来月下旬にお会いできるのを楽しみにしております。
平成30年5月26日

                              三宅和豊

 

 と、いうふうに対処したところですが、見舞いに行く頃に再々入院となってしまいはしないかと気をもんでいるところです。来月下旬に彼に無事に会うことができたら、贈呈した本の効果なりなんなりを追記することとします。

(6月30日追記)
 当方3人(従兄弟同士)で26日に白血病治療中の彼のところへ見舞いに行ってきた。ここのところ体調がよく、何を食べてもおいしいとのことで、従業員数名を抱える会社社長として職場へもちょくちょく顔を出しているとのことであった。なによりである。奥さんの話では、彼は頑張りすぎるのでブレーキを掛けるのが大変だそうだ。これは性分として何ともならないかもしれない。
 怖いのは感染症を拾うことであり、マスクをしていたほうがいいのだが、うっとおしくて、あまりしていないようであった。
 当初の予定では、夕食は当方3人でホテルの近くで料理屋を探して食べることにしていたが、彼は体調がいいからと、奥さんも加えた5人で料亭を予約してくれており、3時間強も付き合ってくれた。
 進呈した自然治癒力アップのための「参霊茸」については、飲みにくくて飲みたくないようであったので、続けなくてもいいよ、と返事したところである。
 というようなわけで、彼に備わった自然治癒力が今のところ大きく働いているようであった。

(9月22日追記)
 彼の奥さんから電話あり。主治医から旅行に出かけてもよろしいとの了承を得て、1週間前に泊りがけの旅行を楽しんだ帰りに急に発熱。急きょ入院して治療を受けるも帰らぬ人となった。
 奥さんの話では、小生が見舞いに行って以降、ずっと元気で、あまりにも突然の出来事で、信じられないとのこと。
 享年70。ちと早いが、旅行を楽しみ、入院わずか1週間でピンピンコロリと逝けたのだから、当人も満足しているのではなかろうか。

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プチ断食のすすめ(三宅薬品・生涯現役新聞N0.280)

2018年05月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.279:2018年4月25日発行
表題:プチ断食のすすめ
副題:夏は食を断って毒だしするのにちょうどいい時期です

 だれでも簡単に「プチ断食」できる方法として、一つに「朝食抜き」、もう一つに「1日断食」があります。その注意点を簡潔にまとめました。
 「プチ断食」のやり方については、数多くの手引書がありますが、それらを基本にしつつも、多くは実体験を踏まえて紹介したものです。

(表面)↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。


(裏面)瓦版のボヤキ
    IT(アイティー)(コンピュータ情報技術)に悪戦苦闘

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「食い改め」をしませんか(三宅薬品・生涯現役新聞バックナンバーN0.219)

2018年05月10日 | 当店発刊の生涯現役新聞バックナンバー

 毎月25日に発刊しています当店の「生涯現役新聞」ですが、これをブログアップしたのは2014年陽春号からです。それ以前の新聞についても、このブログ読者の方々に少しでも参考になればと、バックナンバーを基本的に毎月10日頃に投稿することにした次第です。ご愛読いただければ幸いです。

当店(三宅薬品)生涯現役新聞バックナンバーN0.219:2013年4月25日発行
表題:「食い改め」をしませんか

副題:米国の食生活改善指導は日本の食養を元にしているのです

日本人の生活の知恵、昔ながらの食事が何といってもベストなのです。
1 季節の旬の物を食べる
2 食べ物は極力丸ごと全部を食べる
3 三里四方のなるべく近場で採れた物を食べる
4 体を冷やす・温める食品を上手に組み合わせる
5 発酵食品(特に味噌)を毎日食べる

 ↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。 

(参考)「健康には何よりも美肌の腸壁づくり」より関連部分を抜粋
 アメリカでは、1977年の「マクバガン・レポート」を機に、国家をあげて食事改善が進められてきました。
「マクバガン・レポート」は、その後のアメリカ人の食生活に大きな影響を与えましたので、少々説明しておきます。
 これは、アメリカ政府が生活習慣病の急増原因を解明し、根本的な対策を立てるために、世界中から学者を集め、7年の歳月をかけて詳細に調査研究された結果です。
 報告書は5000頁にわたる膨大なものですが、原因は間違った食生活にあると結論づけられ、「江戸時代の元禄以前の日本食が最も健康に良い」と、「玄米菜食」が高く評価され、「肉を大幅に減らして、穀類を多く摂るべし」として、栄養の所要量が提示されました。これに対して、アメリカの畜産業界と砂糖業界が猛反発し、その後に紆余曲折はあったものの、現在のアメリカの栄養摂取指針は基本的にはマクガバン報告を踏まえたものになっているようです。
 なお、この食生活改善は大都市、特に東部諸州の大都市で進んでいるようです。
 元禄以前の日本食への回帰を進めているアメリカ人、マクバガン・レポート以前の「焼肉オンリー」で“霜降り牛”の味覚を楽しんでいる日本人。恥ずかしい限りです。

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