(別立てブログ「一日一楽日記」7月27日付で投稿した記事をこのブログに再掲しました。)
10年くらいの間、1日1食生活をしていたが、加齢とともに体重が減り、2019年3月3日から1日2食に戻した。それから2年半弱たった今日でもって1日2食からさよならし、明日から再び1日1食に戻すことにした。
体重の減少は1日2食にしてストップし、一時昼食を多めにとるようにしたら(といっても腹七分程度)体重はけっこう増えた。でも、いくら慣れたとはいえ、昼食をとると食後の動きは鈍くなるし、眠くもなる。仕事にならない。
よって、1日2食生活をするようになってからでも、百姓をやるときは1日1食で済ませた。このほうが仕事がはかどるし、丸一日断然体調がいいのである。
1日2食にするのは店の営業日だけで、女房がおにぎりを2つ作り、夫婦で1個ずつ食べてきている。ところが、ここ半年ぐらいであろうか、おにぎりが大きくなって(といってもコンビニのおにぎりより少し小さいが)胃にもたれるようになった。梅雨明け後の蒸し暑さで食欲が落ちても、おにぎりの大きさは変わらず、今日は悪戦苦闘しておにぎりを胃に押し込んだところである。
さて、2、3か月ぐらい前からであるが、月に2、3回ほど、背中の左下に鈍痛を感じるようになった。どこか体に具合が悪い所がありそうで、調べてみると、姿勢の悪さなどで一時的にそうなることが多いも、膵臓あるいは腎臓(膀胱なども含む)に何か疾患が生じてきている恐れもあり、とある。
小便の出がとんと悪いから膀胱の疾患ということもあるが、暑くなってから膀胱が悪くなるとは考えにくく、これは過食による膵臓の負担が大きい可能性のほうが高かろう。
さて、今日の昼食後、1時間半ほどしたら、例によって背中の左下に鈍痛を感じだした。犯人は小生には大きすぎるおにぎりに違いない。症状が出る時刻は、いつもそんな頃からだ。最近は歯が悪くなり、今、歯医者通いしているが、あまり噛まずにご飯粒を胃に放り込んでいるから、澱粉を消化するために膵液をより多く出さねばならず、膵臓がギブアップしかかっている恐れが大だ。
そこで、女房に恐る恐る提案した。単に“昼のおにぎりはワシはもう食わん。いらん!”などと言おうものなら、晩飯も食わせてもらえなくなるであろうから、“かくかくしかじか、明日からおにごりなしにしてくれんか”と低姿勢でお願いしたところである。
女房殿曰く“そういえば、去年もそうだったけどお昼はトマトかキュウリを食べていたわね。体の熱を取ってくれて体調がよくなったのを思い出したわ。明日からそうしましょう。”と言ってくれた。やれやれ、である。
だけど、思い出してみるに去年のお昼はそうではなかった。“去年はおにぎりで、トマトやキュウリは2年前いや3年前までだったぞ。お前もボケたか?”などと言おうものなら、女房のご機嫌を損ねる。“うん、そうだった。でも、ワシは今、歯が悪いからキュウリは困るんだ。トマトにしてくれよ。”とお願いし、そうしてもらえることと相成った。助かる~!である。
こうして、2年前いや3年前のように、塩を振ってトマトを丸かぶりする食い方でお昼を済ますことになった。有り難い。もっとも、小生は何もなしのほうがいいのだが、小さなトマト1個で妥協しよう。
こうして膵臓君に休み時間をたっぷり与えてやって、元気を取り戻してあげたいと思っている。もっとも、晩飯を苦しいほどに食っている現状にあって、そちらを何とかせねば膵臓君に負担がかかりすぎであろうが。
しかし、食欲煩悩なるものは何とも抑えがたく、実に困ったものである。もっとも、この蒸し暑さで、昨日はご飯は軽く食べただけで、苦しいほどには食わなかったから、当面、最大満腹までに留め置こう。1日1食であっても、できれば腹八分に止め置くのが理想だが、小生にはまず無理だ。
いずれにしても、食いたいと思ったことがない昼食を明日から食べなくて済むとは、うれしいかぎりである。トマトとて小さいのを1個、昼に食べるというのは、こんなものは水代わりであって、とても昼食とは言えず、明日からの食事は1日1食の範疇に入ろうというもの。