以前にも書いたことがあるのですが「スクーター」ってボクの中では手軽なご近所を走り回る自転車の様な乗り物って意識が今でも残ってて、
通常のオートバイとは区別して考えてしまう節があります(笑)。とは言え現在では「スクーター」もだいぶ進化しており、例えば排気量を
見ても大型バイクのクラスに属するモデルまであったりしますしね。ただ、やはりAT(オートマチック)で、足を揃えて運転出来る乗り物
ですから2輪と言うところを除けばやっぱり「別の乗り物」とボクは考えてしまいます(笑)。で、ボクなりに記憶を辿って行こうと思うの
ですが、そもそも初期の「スクーター」が登場した時期って言うのは、奥様が買い物に出掛ける時に「自転車より便利」と言うコンセプトで
生まれたモノだったりしますよね。また「スクーター」が登場するまでってのは、ホンダの「スーパーカブ50」や「ダックス50」、はたまた
「シャリー50」などがそれを兼用してたのですが、それらとは違い、多くの荷物も積める利便性の高い「スクーター」はあっという間に世間
に浸透していくことになります。1970年代の後半辺りから少しづつ登場していますが、現在のいわゆる様相を挺して誕生した初期モデルって、
多分、ヤマハ「パッソル」とか、ホンダ「タクト」だった気がします。この2台に関しては、基本的に「AT」で「足を揃え」て乗れて、前や
後ろに荷台もしくは買い物カゴが付いてて、まさに機能面を見れば「自転車のエンジン付き」で「優雅に乗れる乗り物」って印象を与えたモノ
だったんですよね。1980年代に入るとその進化は一気に加速し始め、原付を中心に飛躍的に車両を増やしていく事になります。遡(さかのぼ)
れば、1982年が「過去最高に売れた年」となるのですが、その台数は国内だけで300万台を超える勢いだった様です。また日本製らしくその後
にも、どんどん新しいモデルが誕生すると、中には速さを求める車両だったり、より利便性を高める車両も登場する様になります。要するに車両
に個性を持たせて差別化を図り出したんですよね。原付オンリーの状態からそれ以上の排気量になって行くのも、それにそった流れの中で現れて
きた印象です。さらに2000年を超えて誕生したムーブメントとなる「ビッグスクーター」たちってのは「スクーター」を、よりオートバイである
と位置付けた車両となるのですが、走りの性能と言うより、設計的は「クルマに近いモノ」が多く、多彩な装置が搭載されて行く様になってい
ますよね。もちろんこの手のモデルは現在でも多く販売されており、国内においてもある程度のシェアーを確保しており、ツーリングを楽しむ
ライダーさんにも受け入れられています。個人的にも何度か複数のスクーターに乗った事がありますが、流石に250ccを超える排気量ともなると
思った以上に速く、タイヤ径が小さいので体感速度も速い印象を受けた記憶があります。ただそうは言え、やはりスロットルをひねっただけで
走る「スクーター」はやっぱり一般のオートバイとは「違う乗り物」って意識は変わらないです(笑)。まぁ、あくまで個人の見解なので正解
とは言いませんが、どうしてもボク的にはスマートでオシャレで便利な「他の乗り物」って思ってしまいますね!(笑)
要するに…、そうなんですけどねぇ!(笑)
ボクは物事を多少ひねくれて考える節があるので、
シフトチェンジを必要としない上に、足を揃えて乗るスクーターはオートバイであって違う乗り物としてしまっています。
とは言え、確かにおっしゃる通りで、ジャンル分けされた中の1台であると言えるかも知れませんし、
多分、そうだと思います。(笑)
大きく分けると「ロードバイク」と「オフロードバイク」そして「スクーター」と分類される感じですね。
考えてみれば大昔からスクーターは存在しており、
ベスパや、国産でもラビットなどがありました。
オートバイのジャンルに属する1台であると考えるのが正解じゃ無いかって、
思うのですが、どうしてもボクの中でオートバイの仲間に入れなくない気持ちが芽生えるんですよね。
そうじゃ無いってどこかで…分かってるのですが…。(笑)
ありがとうございます。