思い返せば登場したのが1999年からなので、今年でちょうど25周年を迎えるスズキ「GSX1300R 隼」ですが、その魅力は圧倒的なサイズと
速さですよね。またオートバイ上級者を思わす「存在感」は現在でも健在です。個人的には大昔に1度だけ試乗車で少し乗った事がありますが、
意外に乗ってしまえば大きさや重さはそこまで感じず、エンジンがトルクフルなので逆に快適に運転出来るって印象でした。これはライバルでも
あるカワサキ「ZZR1400」でも同じ事を感じた記憶です。もちろん一般道を普通に走っただけなので、飛ばせば300km出ると言われましたが、
実際はそんなに飛ばす場所なんてありませんけどね(笑)。基本、大型ツアラーなのでリッター系のスーパースポーツ(SS)とは違い安定感が
あるが故にワインディングでは車体に切り返しが遅れがちになり、あまり飛ばすとちょっと怖い気がします。またこの「GSX1300R 隼」の利点
としては幾度となく「仕様変更」や「モデルチェンジ」を繰り返している割に初期型から大きくスタイルが変わっていない所にある気がします。
要はいつの時代のどの「GSX1300R 隼」なのか?オーナーにならないと明確には判別がつかないってところです(笑)。それが故に、もし古〜い
「GSX1300R 隼」に乗ってても周りからしたらよくわからない…(笑)。存在感のインパクトだけが残るって感じです。で、実際現在の中古市場
を見てみますと、安いものだと35万円辺りから買えるものがあります。これ、性能と比較するとかなり「お得」な気がしますよね。もちろん20年
前とか中途半端に古いですから故障や信頼性がどこまでのものかは、購入時にしっかり吟味しないと「失敗した」になる事は考えられます。多分
パーツは高いでしょうからね!(笑)この手の大型スポーツツアラーはある一定以上の年齢層に人気があり、これはボクの個人的な印象もあります
が、特に50歳代を超えるベテランライダーに好まれてるイメージが強いですね。颯爽(さっそう)と「GSX1300R 隼」で休憩所の駐車場に現れた
ツナギで決め込んだライダーさんがやって来たと思ったらヘルメットを脱ぐとハゲの親父だったり、真っ白になった白髪頭の親父さんだったりする
ケースがあります(笑)。ボク(現在58歳)も同じですけどね…(笑)。要するに「同世代に乗られてる」って印象です。大きいオートバイが好き
って人には値段がこなれてる比較的買いやすい年式のものを選べば、使った費用以上の満足感をあられる気がしますが、いかがでしょう!(笑)