一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

「自然と土」 社

2009年04月21日 18時34分54秒 | オーストリア建築ツアー
▲オーストリアにある「自然と土」という会社の事務所建築


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

実は、明日の2009年4月22日から今月末まで、
イタリアのミラノサローネ国際見本市に行ってきます。

これは、家具やインテリア、照明、キッチン、バストイレタリーなどの
世界最大の見本市です。

この見本市以外にも、ミラノのインテリアショップを廻り、
住宅の内部インテリも見学予定です。

その後、ボローニャ、フィレンツェを廻って帰国します。

見本市では写真は撮れませんから、
それらの写真のブログアップはできません。

それ以外については、
またこのブログでアップしていきますので、

お楽しみに!

というわけで、半年前のオーストリアの建築ツアーも
その前のドイツツアーの紹介も終わっていませんが…

本日は、たくさんの写真をアップしておきますので、
少し間が空くことをお許し下さい。


……………………………………………………………………………




▲外壁にはソーラーパネルです。
基本的に冬を意識していて、いかに暖房費を少なくするか
ということを考えて造られています。
南に大きなガラス窓もそのためです。





▲夏の強過ぎる陽射しを緩和するための庇です。
ストロー(わら)で作られています。






▲道路からの入り口側です。






▲アップで見ると、土ブロックを積み上げて、土を塗ってあるのがわかります。






▲▼内部です。2階建てですが、吹き抜けが大きいので明るく開放的です。







▲▼手洗いです。








▲室内の石張りで、さらに蓄熱効果が生まれます。







▲壁に温水、冷水を流せるようになっています。







▲外壁が厚いです。
40センチの厚さですが、真ん中にはストロー(ワラ)が入っています。







▲内部から庇を見たところ。








▲床と壁の取り合いです。
隙間が空いていますね。
無垢材は乾燥や湿気で動くので、このように隙間を空けないといけません。

私は巾木で隠していますが、無垢のフローリングを張るには
このように隙間を取らなければいけないということを
首都圏では知らない大工さんが多いです。







▲ソーラーや自然エネルギーの利用等を行っても
まだこういう大きな設備が必要になるということに、
少しガッカリしますね。


この建物については、かなり詳しい説明をお聞きしたので、
たくさん説明できるのですが、




……………………………………………………………………………

では、僅かな期間ですが、みなさんお元気で!




横浜市 住宅 設計事務所  

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ボーリング調査

2009年04月17日 20時40分17秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ボーリング調査開始! 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、解体がほぼ終わり、ボーリング調査に入りました。




▲解体の最後の片付けや廃棄が残っていますが、整地もほぼ終わり
ボーリングの機械を搬入して組み立てます。




▲単管やぐらの補強は残っていますが、機械の据付はOKです。




▲内容を確認し、最後の打ち合わせをしてもらいました。





▲セッティング完了!このあとは、スタートです。



この現場では、2箇所のボーリング調査を行います。
戸建て住宅の現場で、2箇所ものボーリング調査を行うのは
費用や期間を考えると珍しいのです。


スウェーディングサウンディング方式は、いつも5箇所行いますが
ボーリング調査費用や期間が何十倍も掛かるから普通は1箇所なのです。


今回は、建物の大きさや重量から、
しっかりとした裏付けのあるデーターを取得するには、
ボーリング調査といえども、対角線の2箇所を行っておいた方が良いので
行うことにしました。

予定では、30メートルの深さまで掘る予定ですが、
かなり強い強度が出ないと、さらに掘り下げる可能性があります。


この鉄筋コンクリート造の建物は、外断熱です。

私のブログを以前から熱心に読んで頂いている方は、
おわかりかもしれませんが、

外断熱は、鉄筋コンクリート造だと
内断熱に比べると大いにメリットはあります。

木造での外断熱は、
皆さんが思っているほどのメリットは無いのです。





横浜市 鉄筋コンクリート住宅 

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チェコ アニメの色

2009年04月16日 18時39分26秒 | スタッフのブログ
▲『チェコアニメを見よう!』の入場券


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日も、スタッフのブログをアップします。

……………………………………………………………………………

設計スタッフのS・Kです。

先日、都筑区にあるフレンチレストランの
『チェコアニメを見よう!』
というイベントに参加しました。


ここ数年、チェコなど東欧圏の素朴な雑貨などが人気です。
TVのアニメ専門チャンネルでは、
「クルテク」という、もぐらが主人公のアニメの放送もあります。

もともと興味もありましたし、
造形教室を主宰している友人がこのイベントに関わるというので、
ちょうどいい機会と行ってきました。

アニメは短編3本の上映でした。
毛糸だけで表現したもの、ぬいぐるみを主体にしたもの、
どれも絵本のようです。
「毛糸玉が動いたら・・・」
「お人形がしゃべったら・・・」
などと空想にひたっている、小さい子の頭の中そのもの、と言ってもいいかもしれません。

また上映後には、展示の絵本もいろいろ見ることができました。
チェコのアニメや絵本の魅力に、色づかいの独特さがあるということで、
私も一冊買い求めてきました。






▲ヨゼフ・パレチェクが描いた『かばのティリーネック』





▲絵本のなかの1ページ(部分)
 暖色系の美しいグラデーション。






▲もう1ページ(部分)、こちらは寒色系グラデーション。



アニメも絵本もクリアな色づかいではなく、
濁った色、くすんだ色の取り合わせの中にやわらかい世界が広がっています。
この微妙で繊細な色づかい、
住空間にも取り入れたいものです。

………………………………………………………………
ぜひ、取り入れてください! (^_^)v by Shimizu




横浜市 住宅リフォームも  

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古家の解体は…

2009年04月15日 20時35分02秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲古い家を解体中です。 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

建替えなどで建物の解体が生じる場合、
土の中から予想外のものが出てくることがあります。

予想外のものが、小判などの貴重なものでなくても、

それがコンクリートの塊やガラ、古い浄化層であっても、ラッキーです。


なぜ、そんなものが出てきてラッキーかって?

本体の基礎着工時に気付くと、工期が延びて費用の負担でも
問題になることがあるからです。

解体業者を単独で頼んで、別の本体業者が後から入る際に
問題が発覚すると、本体業者は責任はもちません。


解体中に発覚しても、当然費用は発生するのが普通ですが、
同時に行えば費用も工期延長も最小限で済みます。

解体業者が、面倒だからと黙って隠してしまったら、
基礎工事のときに初めて発覚します。

解体業者に直接依頼すれば、本体業者に頼むより
価格は安くなりますが、こういうリスクは存在します。
どちらを選ぶかですね。


更地の土地を購入した場合でも有り得ます。
その場合、撤去処分の費用の負担を誰がするかとういうことで
問題になることがあります。

今回の場合は、本体業者が未定なので、
単独の解体業者をさんに依頼したのですが、
追加金額無しでやってもらうようにお願いしています…。(^^)ゞ

基礎着工時に発覚したら、これは不可能です。



▲こんなものが家の下から…



▲右下の穴に埋もれていたもの


以前、コンクリートの大きな地中梁が出てきたこともありました。

今回は古い浄化槽の中にコンクリートのガラを入れて、
その上に家を建てていたようです。
他にもコンクリートのガラをたくさん隠していました。

搬出処分費が高いので、敷地内に埋めてごまかしたのでしょう…。

昔はよくあった話です。

昔の本体業者の仕業か、その前の解体業者か…。


教育委員会に事前届け出を行い、基礎工事の掘削時に立ち会ってもらう
必要のある地域もあります。

その地域で、掘削中に何か考古学に関係する土器などが出てきたら…
発掘調査が終わるまで、工事はストップします。


建て主にとっては、逆にアンラッキーといえるかも…。



横浜市 新築建て替え  

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新しいサッカー場

2009年04月14日 21時28分59秒 | スタッフのブログ
▲新しくオープンした 谷本公園球技場




みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の 清水煬二です。

本日は、スタッフのブログをアップします。

……………………………………………………………………………


こんにちは

インテリアスタッフのKです。

おとといの2009年4月12日は息子のサッカーに付き合い
青葉インターチェンジ近くに出来た谷本公園球技場の
オープニングセレモニーに参加してきました。

今回は施設の一部オープンのみで
今後、野球場なども作られる予定です。(完成は未定)

複数の球技場を備えた公共施設は、市内では青葉区以外の
全区で運営がスタートしており、青葉区が最後のオープンとなるそうです。
施設利用開始は4月14日からです。

ナイター施設も完備した人工芝サッカーグランドで
屋根付のコーチングベンチがついています。







その後ろが観客席です。
(実のところコーチングベンチの屋根で試合が
見えにくい部分もありまして・・・(^_^;))

天気のいい日の
グリーン広がるグランドでの、

のどかな一日でした。


横浜市ホームページ

谷本公園



横浜市 住宅リフォームも 

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パッシブハウス「SOL4」

2009年04月10日 18時33分46秒 | オーストリア建築ツアー
▲昨日に続き泊まったホテル外観です


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

オーストリア建築ツアーの続きです。

もう一度、ホテルを紹介すると、
外観は2階建てのこじんまりした郊外型ホテルです。

屋根は、アスファルトシングル葺きです。




▲屋根の部分の構造、すなわち小屋裏は木造であることがわかります。
これは、私が考えているハイブリット型の200年住宅と同じです。




▲1階のローカの左右に部屋があります。




▲ルームナンバー33 が私が泊まった部屋です。
それがどうした…? 特に意味はありません… (^^)ゞ



次の日の最初は、「SOL4」というパッシブハウスの建物。
床面積は2千平方メートルあります。

国家プロジェクトの援助対象に選ばれ、援助を受けて建ったものです。
今回のツアーでは、これらのプロジェクト対象の建物をいくつも廻ります。




▲上部の外壁はソーラーパネルです。



地熱利用

天井輻射

夏は冷輻射

ソーラーパネルを壁面に取り付け、
建物の15%~20%をまかなっています。


ソーラーパネルの裏側は、40センチの厚みのストロー断熱。
すなわち、藁(わら)が40センチ入っています…。驚きですね。

窓の外には遮蔽ブラインドです。


夏は、天井からの冷輻射、冬も天井からの輻射熱!

私が300年住宅で行いたかった方法です!

でも、天井からと聞くとみなさん、懐疑的。

しかも、冷輻射の話と説明をしても、ピンとこない様子…。



現在、設計中の外断熱のRC造で、これを行う予定だったのですが、

構造設計から、

「コンクリートスラブの中へポリエチレンチューブは
入れないで欲しい」と言われて、断念してしまいました。


コンクリートの熱量を生かす方法を確立すれば、
快適な省エネになるのですが、いろいろ制約があり工夫や譲歩が必要です。

このコンクリートの熱量を生かすゆえ、
コンクリート造の外断熱は有効なのです。

木造の外張り断熱は、断熱性能だけを考えると従来の内部からの断熱の
方が性能を上げられますし、費用対効果を考えるとあまり良くありません。

みなさんがお考えほどは、効果がないのです。
外断熱というインパクトはありますが。

コンクリート造の外断熱は別ですよ。
これは、いろんな意味でメリットはあります。

でも、デメリットもあります。
メリットばかりという選択肢は、この世に存在しません。





▲建物内部 壁は、私が設計した300年住宅と同じようなイメージです。




▲中庭部分にトップライトがありました。
一部の窓は開閉できます。



▲これが、外壁のソーラーパネルです。
現在設計中の外壁にも傾斜を付けて取り付けようとしたのですが、
メーカーが「屋根以外は付けません!」と拒否…。

何かあったら、責任が持てないからのとこと。
閉鎖的過ぎますね。他のメーカーに打診中です。



▲屋上の床部分は、照り返しを防ぐために、コンクリートの上に
ウッドデッキを敷いてあります。



▲この窓の遮蔽ブラインドは、ドイツでもオーストリアでも
ビル等には大変ポピュラーです。
イタリアへ行くとアパートメントには、木製のブラインドというか、
木製オーニング雨戸やシャッターも多くなります。



▲ソーラーパネルの裏側です。下から見たところ。





▲地熱利用といっても、そのためのヒートポンプや装置はかなり
大掛かりです。ドイツでもいくつか見ましたし、
この後のオーストリアでもいくつか見ましたがみんな大掛かりでした。
しかし、これでも通常よりかなりコンパクトになっているとのことでした。

住宅ではコストが掛かりすぎて、やはり無理とのことでした。
この建物は、地下80Mまで掘り下げて、熱の交換を行っています。



▲オフィスの間仕切りです。未焼成レンガです。
製造エネルギーと運搬エネルギーがコンクリートより
有利とのことでした。





横浜市 住宅 建築家  

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通し柱のトラブル相談

2009年04月09日 10時14分11秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ホールダウン金物の写真 (㈱カネシンの製品カタログより) 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日は、神奈川県建築士事務所協会の相談当番になっていたので、
関内で2件のご相談を受けました。

そのあと、設計監理指導委員会が同じ日にあったので、
会議に遅れて参加しました。



本日は、メール相談にブログでお答えします。


最近のコメントには、おととい相談に回答したばかりのものもあります。
ご覧下さい。


RCリフォームについての質問と回答/コメント欄



さて、昨日頂いた新しい相談の要点です。



「2F建て新築中。図面には通し柱が7本あり、実際の建築中に見たら
全て2F部分で寸断され通し柱でないことに気付きました。

工事やり直しか、契約解除か、もしくは、接合部分の補強で対応してもらうか、
どの選択肢が妥当なのでしょうか?」


一般的な構造に関するご質問ですので、
回答もみなさんにシェアーしたいと思います。

私の回答です。

……………………………………………………………………………

構造面なのでご心配だと思いますが、

結論から申し上げますと、補強で大丈夫です。

補強の方法は、ホールダウン金物などで1階と2階の柱を緊結します。

建築基準法にある、数少ない木造の構造に対する法律です。
建築基準法施工令第43条5項ですが、


「階数が2以上の建築物におけるすみ柱又はこれに準ずる柱は、通し柱と
しなければならない。ただし、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有する
ように補強した場合においては、この限りではない。」


とあります。

具体的には、写真のように1階と2階の該当する柱をホールダウン金物を
使って緊結します。これで大丈夫です。



▲このように1階と2階をつなぎます。(㈱カネシンの製品カタログより)


この場合においては構造用合板で固めるという方法は、通常不可です。

写真や図のような方法を選択して、正しく工事をすれば、
同等以上になりますので、構造的にも法的にも問題はありません。


……………………………………………………………………………

最近は、建築検査専門の会社やNPO組織が増えています。
一般の建築士でも対応している場合も多いです。

ですが、中にはいたずらに不安をあおるようなコメントを行う建築士が
多い気がします。それでいて、肝心な点を見落としていたり、
原因の正しい推測が行われていません。

要するに、建築士の正しい知識や経験が不足しているのです。


設計もしっかり行い、工事監理もしっかりできて、現状や現場で何が
行われていて、何が正しく何が悪いか…

こういったことを知っていないと、建築の瑕疵や欠陥などについて
正しくコメントはできないからです。

また、そういうバランスをもって追求している建築士は少ないからです。


弁護士を通して裁判所に出される建築士の鑑定書でさえ、
依頼者に媚びを売っているとしか思えない、

それでなければ完全な無知からくるとしか思えない内容が
書かれていることがあります。


依頼者の機嫌を取るのではなく、建築士としてもっと勉強して、
どうどうと正しい意見を述べられるようになって欲しいものです。




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漆喰塗りと桜

2009年04月07日 18時00分09秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲漆喰のパターンの試し塗りです


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


外壁の漆喰の試し塗りは、合板の上での確認です。


▼漆喰を練っています。この道具までは、我々は手に入りませんよね。





▼室内の漆喰塗りに関しては、内壁に直接塗りでの確認を行いました。





▼同じ現場で、玄関の床が御影石なので、そのカット中です。




▼これが漆喰の材料




ところで…

どこもかしこも、桜が満開です。

事務所の近く、自宅の近く、現場への往来途中…

桜並木に見とれてしまいます。

車やバイクを停めて、または散歩中に、写真を撮っている
光景をよく見かけます。

そこで私も…運転中ですが…何枚か撮ってみました。

それにしても、デジカメだと本当に手軽に撮れますね。




▲遊歩道





▲桜のトンネル…後ろに車が来ていなかったので、
前の車が視界を塞がないようにゆっくり走りました。


▲道路が下っているので、視覚的に桜が高低差をつけて連なり、綺麗です。



今週は、強い風や雨が降らなければ良いですね。




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ウィーン美術史博物館

2009年04月03日 20時30分19秒 | オーストリア建築ツアー
▲ウィーン美術史博物館の豪華なインテリア!
入ってすぐのホールです。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

時間的には、前回の

夜のウィーン

の前だったのですが、

ラファエロやフェルメールの絵を楽しみにして
ウィーン美術史博物館へ行きました。







▲ホールの天井



▲階段を登って…実は、ここにクリムトの壁絵が描かれています。
分かるかな…?私は撮影したのでわかりますが、
みなさんには、暗いからちょっと無理かな…。

この写真でも、よ~く観るか、言われてみると、
あっ、そうか!とわかります。


▲ローカにも彫刻あり



▲こういう展示もありましたが…



▲いよいよ絵画のコーナーへ



▲こんな部屋がたくさんあり…


▲ラファエロや…


▲日本に来るはずだったフェルメールの絵や…



▲たくさん有名な画家の絵もあり…


それらが、目の前でガラスケースに入っていない状態で、
じっくりひとりで観ることができるのが、海外の凄いところですね。



こんなに盛りだくさん、次から次へと
なんて充実した24時間! というウィーンの一日でした!





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アーツ&クラルト展

2009年04月02日 22時20分28秒 | スタッフのブログ
▲アーツ&クラルト展


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日 2009年4月2日(木)は、

昨日からの入社の新入社員を含めて、
全体ミーティングを午前中に行いました。

午後は、横浜市建築士事務所協会と
調停委員の仕事で裁判所へ行ってきました。

本日も、スタッフのブログをアップします。


-----------------------------------------------------------
設計スタッフのFです。

東京都美術館で開催中の「アーツ&クラフト展」へ行ってきました。


▲(写真:パンフレットより)


展覧会は早く行って皆様にご紹介できればと思っているのですが、
気づくと終わり間近f^^;
この展示も4/5(日)までで慌てて行って参りました。

19世紀後半にイギリスで起こった「アーツ&クラフト運動」の全容を
家具や装飾品などで紹介しており、途中休憩したくなるほど展示数の多い濃い内容でした。
あとでパンフレットで確認したところ、約280点も展示されていたそうです。

*「アーツ&クラフト運動」
:イギリスの詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリスが
主導したデザイン運動です。

ヴィクトリア朝の時代、産業革命の結果として
大量生産による安価で粗悪な商品であふれていました。

モリスはこうした状況を批判して、中世の手仕事に帰り、
生活と芸術を統一することを主張しました。
仲間と設立したモリス商会を中心に、
ステンドグラスや家具、壁紙・書籍など様々なデザインを手掛け、
シンプルな美を生活に取り入れるスタイルを提唱していきました。

モリスの運動自体は、結果的に高価な製品を作ることになってしまい、
裕福な階層にしか使えなかったという批判もあるのですが、
生活と芸術を一致させようとしたモリスの思想は各国、
日本の、柳宋悦さんの「民芸運動」にも大きな刺激を与えたそうです。

柳宋悦さんたちが昭和初期に建てた「三国荘」の内装が
2Fの展示室に再現されており、調度品の数々
空間の使い方、見せ方、本当に素晴らしいかったです。



▲(写真:パンフレットより)


生活に美を取り込むことで、気持ちも豊かになることを
実感させられた展示でした。


▲ウィリアム・モリス 壁紙『果実あるいは柘榴』
のデザインを使用したクリアファイルです。

モリスの植物デザインは素敵で
ミュージアムショップで思わず購入してしまいました。


『生活と芸術―アーツ&クラルト展~ウィリアム・モリスから民芸まで』
▲公式ホームページ






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水洗金具/スタッフブログ(7)

2009年04月01日 11時03分53秒 | スタッフのブログ
 グローエのカタログより抜粋 しました


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

4月が始まりました。年度初めですね。

本日も、スタッフのブログをアップします。

……………………………………………………………………………

こんにちは。本日のスタッフブログは、
インテリア担当のKが担当します


GROHEのショールームで見た美しい水栓金具について少し。

海外でのキッチン水栓の主流は最近は
‘スワン型’と呼ばれる白鳥の首のように優雅な形をしたものだそうです。

大きくてその優雅な流線形は雑多なキッチンにあっても存在感があり、
目を引きます。 そこにあるその形を見るだけで幸せな気分になると言うと
少し大げさでしょうか"^_^"?

ワークトップから300mm~400mm立ち上がっているのでシンクに大きな鍋を
入れてもラクラク作業ができ使いよさそうです。 
また取り付け部分中心から吐水口中心までは185mm~ぐらいと
従来型のものと比べるといくらか短くなっているものもあるので
手前の作業スペースがすこーしだけ広くとれます。

ハンドシャワー付のものも多く出ていますが、引き出して使った際に
ホースをつたっていく水を受け止める‘水受け容器’を水栓金具下に
取り付ける必要があります。 
これが結構大きくて壁掛け、置き型兼用でサイズは371x170x93mmです。
グローエの方はこの容器でなくても何でも良いんですが・・・
と話されましたが、保障が効かなくなるそうです。

今回一番に目を引いたK4(写真)はシャワー付、ヘッド引き出しタイプ、
クロームのものだと¥96,800(参考)、また新しく出た同じタイプの
ステンレス製は¥150,000(参考)とかなり高価です。
一度実物をご覧になりたい方は 平和島にあるグローエのショールームまで行かなくても
東新橋にあるアーキテクトカフェに展示してあります。
興味のある方は是非いらしてみてください。


↓↓↓
アーキテクトカフェ汐留:http://www.architectcafe.com/shop/shiodome.html







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