一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

横浜市の木造住宅耐震診断士

2007年07月31日 16時48分56秒 | 住宅リフォーム・耐震
みんさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

先日の日曜、2007年7月29日は、横浜市の木造住宅耐震診断士の試験でした。

私だけでなくスタッフにも受験してもらいました。こういう制度には、ボランティアのつもりで協力しています。我々の知識を還元することで、社会貢献できればと考えています。他にも、介護関係の改修で現場へ行ってアドバイスを行うもの、住宅相談、建築紛争調停委員、設計監理委員などもその一環としてミタス一級建築士事務所では行っています。


今までもこの制度はあったのですが、2007年9月から内容が変わります。

耐震診断の方法として、全国的にメジャーなものには大まかに

・簡易耐震診断
・一般耐震診断
・精密耐震診断

の3通りの診断方法が確立しているとお考え下さい。

他にも独自の診断方法を行っているケースは、もちろんあります。

今までは、簡易耐震診断という方法で古い住宅の場合は耐震診断を横浜市が負担し、皆さんには無料で行っていました。9月からは、一般耐震診断という方法で、パソコンを使ってもう少し詳しく調べることになりました。

これは目視検査による診断で、もしこれで耐震補強が必要となれば、次に精密診断を行って耐震設計が正しいものかどうかも確認した方が良いのです。

精密診断では、少なくとも床下や天井裏を観ることが必要で、場合によっては剥がしてみないと不明という場合もあります。ですから、まず一般診断でそこまで必要かどうかを確認するのです。


今後も古い家(昭和56年6月以前に着工が目安)は、横浜市が調査費用を負担してくれます。


横浜市 まちづくり調整局 木造住宅耐震診断士


この試験では550人くらいの専門家が受験しましたが、150人くらいが合格予定とのことです。

調査をして、パソコンソフトに入力して計算して結果を求めるのですが、コンピューターは、入力を変えると答えが変わります。そのため、正しく内容を理解しているか、手計算でも計算できる能力があるかなどが試験で問われました。


耐震診断に関しては、まだまだ紛らわしい怪しげな民間業者、公的な機関や認定されているかのように間違えさせる名前や説明が付いた業者も多いので、注意です。

それらの業者もコンピューターを使っていることはありますが、結局、金額ばかり高い金物での補強工事が必要な結果が出ているというケースは、注意です。

といっても皆さんには、わかりにくいと思いますから、耐震診断や補強工事に関しては、ある特定のお業者の言うことを信じてすぐ決めることはやめて、他の建築士に確認してからの方が良いでしょう。





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新潟中越沖地震について

2007年07月25日 14時43分16秒 | 住宅リフォーム・耐震
みんさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

新潟中越沖地震の地層調査で、「地盤の液状化以上に被害拡大に影響していたことがあった。それは、地震波がお椀状の硬い層にぶつかり、もどって来た地震波が干渉し合って増幅した」というような内容のコメントがありました。

この内容の真偽はわかりませんが、本当なら液状化以上に被害への影響が強かったという部分が、ショックです。

住宅の敷地内だけの地盤調査では、ここまでは読みきれません。

もともと地震については、大地震の度に新しい発見がありますから、構造計算上は大丈夫といっても、「現在わかっている範囲で例外を除いて、モデル化内の一般的条件内では大丈夫」という意味なのです。


現在わかっている範囲から、かなり絞って最大公約数的に簡素化していますから、その条件とその範囲内でしかOKということにはなりません。

すべてを満たしてOKという設定は、敷地もすべて異なり、建物もすべて違います。やってくる地震もすべて異なりますから、不可能です。


このためミタス一級建築士事務所が、より安全にと考える方法として、

①決められた基準以上の耐震性を持たせること。例えば、1.5倍とか2倍とかにしてしまう方法です。鉄筋量を増やしたり、筋交いにあたる量を増やしたりします。

 これに異論のある方はいませんね。


ふたつめは、これが行われていないのですが、

②地震の力を建物の中にどのように流していくか、これを考えながらプランを含めた設計をしなければなりません。建築基準法や性能表示でも、こういうアナログ的なことに対する取り決めもチェックもありませんから、こういう考え方をした設計は、あまり行われていません。

これをもう少し説明すると、地震力を受けると1階はもちろん、2階も揺れて踏ん張ろうとします。その力は、2階の筋交いなどの耐力壁を通して2階床の梁から1階の耐力壁に伝わります。ここが重要な点ですが難しくなるので説明はカットします。

この部分に関しての考慮が無いまま、意匠面や見映えを優先してプランニングされ設計されがちなのが問題なのです。

さらに、1階の耐力壁から土台そして基礎、最後は地盤へと力を逃がしていくことになります。

この流れができていないと、大きな力が加わると家は接合部分で破壊されます。ミタス一級建築士事務所のホームページの中越地震の写真をご覧になれば、この意味が分かり安くなると思います。

筋交いなどの耐力壁が少ない家が壊れるのは、このためです。家が地震から受けた力を地盤に流しきれず、接合部分に力が集中して耐え切れず破壊されるのです。これは、木造だけではなく、鉄骨造も鉄筋コンクリート造でも同じです。

耐力壁が量的に基準以上あっても、1階と2階の耐力壁のバランスが悪いと、力を逃がす流れができず、接合部分が破壊されてしまいます。

この上下のバランスを考えたチェックや指針はありませんから、残念ながらあまり意識されていません。



最後は、

③これら地震を考慮した設計が、本当に正しく工事されているのかどうかの確認や指導が必要ということになります。


この3つの考え方は、耐震面などの構造面だけでなく、耐久性や断熱性などの建物の基本性能にも全く同じような考え方の設計方針と細かいチェックが必要だというのが、ミタス一級建築士事務所の考え方です。




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基礎コンクリートの養生

2007年07月23日 18時26分42秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ コンクリートの打設が終わりました



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

基礎コンクリートの打設を先週末に行いました。

・雨が降りそうな気配のとき
・激しい日射が予想されるとき
・夜に凍結が予想されるとき

には、養生をしなければなりません。

具体的には、シートやムシロ(最近はほとんど見ませんね)などを掛けてあげます。

今回は、立ち上がりコンクリートでしたが、ベース部分の打設でも必要なときには、工夫して行うことになります。




▲ 養生シートなどを上から掛けておきます




そしてコンクリートを打設したら、24時間は作業させてはいけないことは、以前からブログを読まれているかたは、おわかりですね。

黙っていると、墨だしという作業をしたり、ひどいパターンでは、翌日に型枠をはずすことを平気で行う職人さんもいます。住宅の基礎では、コンクリートを打設した後、こういうことを注意する人がいませんから、これが当たり前のように行われている現場もあります。

今の季節のように夏の場合、日照りが続くと、私はコンクリートに水を撒きに行きます。コンクリートが固まるには、水が必要だからです。

冬にコンクリートが凍結してなぜ悪いかというと、この凝結に必要な水が凍結することにより供給できなくなることと、内部に混ざった水が氷となって膨張しますから、コンクリートの強度が望めなくなります。

コンクリート打設中の雨は問題ですが、表面が固まってからの適度な雨はかえってコンクリートにプラスになる面があるのです。




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個別相談

2007年07月21日 20時19分35秒 | 建築家の日記
みなさん、こんにちは。今朝も早くから動いているミタス一級建築士事務所の清水です。

朝一番で現場の再検査やコンクリート打ち現場の確認、手直し指示の現場確認を行ったあと、

本日は勉強会の替わりに個別相談会を行いましたので、午前と午後を合わせて4件の方のご相談や打ち合わせをいたしました。

早くに予約された方でお越しにならなかった方がいらっしゃいましたが、他の方をお断りしてしまっていたので、申し訳ないことをしてしまいました。今後は、今回のようなパターンでは、別の日にも対応させて頂くことにいたします。

来月は8月ですので勉強会は、お休みです。9月までお待ち下さい。

今月も残り少なくなってきました。残りの日数の半分近くは、ボランティアや講習会出席、試験など仕事以外の仕事で消えてしまいます。

新潟中越沖地震も気になっていて、現場を確認に行くか、応急危険度判定士の要請があればいかなくちゃと思っていますが、2日間は掛かるでしょうから、まだ予定を組めません。来月の初めに行けなければ、今回は行けません。





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設計事務所は信用できない?

2007年07月20日 18時13分44秒 | お勧め(建築編)
みなさん、こんにちは。

先日、何かのアンケートで、「設計事務所は信用できない」と思われている方が28%という数字を見てショックを受けました。姉歯さん事件以来、建築士の信用が落ちたのだと思います。

信用できると考えている方が、もちろん多いですし、28%という数字は他と比べてどうなのかということは、わかりません。お医者さん、弁護士、おまわりさん、学校の先生…と比較するとどうなのでしょうか。設計事務所ですから、病院とか法律事務所とかと比べるものかもしれません。


皆さんに知っておいて頂きたいのは、いつもみなさんから直接依頼を受けて仕事をしている設計事務所と、業者の下請けを中心に仕事をしている設計事務所とは、立場が異なるということです。

何度もお伝えしているように、みなさんから直接設計監理の依頼を受けていれば、鉄筋の量を減らして工事業者のご機嫌を伺う必要は無いのです。

例えば、

私は基礎鉄筋の量を少ないときでも2倍、地盤に不安があるときには建築基準法の3倍以上の鉄筋量を設計で指示しています。これは、地盤調査をして、地盤改良の必要がなく、10年間の第三者保証を有料で付けてもなお、私が不安を感じるときは3倍以上にしています。


10年保証がついていても、住宅は最低50年間はしっかりしておいて欲しいですし、地盤改良を行っていても地震で地盤に問題が生じて傾く可能はあります。

将来、万一、地盤沈下や不同沈下が起こった場合でもこのようにしておくと、基礎が折れにくく、折れなければ復旧は可能ですし、布基礎や鉄筋量の少ないベタ基礎に比べると対応が簡単になります。

鉄筋量を増やすと値段が上がるのでは?とご心配されると思うのですが、家全体の価格からしますと、僅かです。木造2階建ての基礎の鉄筋量を3倍にしても、40坪の家で、15万円くらいのアップでしょう。


もしこれが、業者から仕事をもらっている設計事務所ならどうなるでしょうか?

業者から、「勝手に余計なことするな!その金どうするんだ」と叱られるとか、お金の問題を皆さんに確認してクリアーしても、いつもと異なる面倒なことはトラブルの元なので非常に嫌がられます。そうすると業者からの仕事が少なくなります。

注文をくれる工事業者から評判の良い設計事務所というのは、皆さんの立場から見てどうこうではなく、工事業者の立場で考えてくれる設計事務所ということになります。

但し、そういう下請け的な立場でもがんばってポリシーを保ちながら仕事をしている設計事務所の方が、圧倒的に多いですから念のため。


では、設計と工事を一緒にしているところでは、どうなのかというと それ以上に工事業者寄りなのは、明らかですね。

一流のハウスメーカーの基礎でも、「僅かな鉄筋量をカットして、こんなところでコストを落さなくても…」と見ると疑問に思うことがあります。安い建売より少ない基礎鉄筋量というケースもあります。

1万棟を建てていれば、1棟につき1万円のコストダウンするだけで、1億円の純益です。大企業なら大した金額ではないと思われるかもしれませんが、有名ブランドの大企業でも赤字になり大幅リストラを行うことがあったように、1棟で1万円コストダウンというのは、たくさん造っているところほど物凄いことなのです。

そのため、いかにコストを落とすかを研究していますから、3千万円の家で10万円を落とすために、「重要な部分でも隠れてしまうところや、一般の方がわからない部分をカットしたり、品質を落とさないで欲しい」と思うことがあります。見える部分や見映えには当然お金を掛けますが…。


カナダでは、設計と工事は同一会社で行うことを禁止し、設計者の裁量と権限が大きく、同時に責任も厳しくなっています。工事の第三者検査も日本と異なり、義務として役所でその費用を徴収して、かなり回数も質も厳しく検査を行っています。

このように設計者が工事業者の上の立場にならないと、日本の住宅の質も上がらないでしょう。

ミタス一級建築士事務所のようにみなさんから直接仕事を頂くことだけで、スタッフを抱えながら仕事を行っている設計事務所は、日本では残念ながら非常に少ないのです。


大学の建築学科を卒業しても設計事務所に入ると修行で給料は安いです。本当に好きな人しか続かず、独立してかなり時間を掛けた割りには、僅かな設計監理料しか手にできません。継続して仕事があるとは限りませんから、何より不安定です。


そのため、独立しても常に仕事が入ってくる業者の下請け仕事は、慣れれば同じパターンでこなしていけるので、安くても掛ける時間を考えるとそちらの方が良いという考え方もあります。将来のために、今だけはということで行っている設計事務所もあります。



6月20日以降、建築確認申請費用が3倍以上になりました。
内容がともなってくれれば良いのですが、

本当に品質を求めるのであれば、以前から述べているように

・設計監理と工事会社は別にすること
・実際に住む人が設計と監理を建築士に依頼する
・工事中の検査をもっと厳しく行う

というパターンでなければ、期待するのは難しいのではないか、と私は感じています。

皆さんは、どのように思われるでしょうか?




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全館冷暖房の注意点(2)

2007年07月19日 17時57分50秒 | 住宅ノウハウ・実例
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

2007年7月12日の「全館冷暖房の注意点」の続きについてリクエストがきました。

例えばカナダでは、ダクト(冷暖房の空気などを通していく配管)が金属でツルツルしています。これは、掃除をしやすいようにです。ビルなどではありますが、日本の住宅に使われる掃除できないダクトとは異なります。

また、フィルターは日本のような高性能なものではありませんが、単純で大きく簡単に洗えて何度でも使えます。機械本体も地下室や多きな部屋に置いてありますからメンテはしやすいのが羨ましいです。

結露の結果、カビ、ダニの死骸、細かいゴミを吸い付ける可能性のある熱交換器などは、当然付けていません。

日本でも、こういった問題点をクリアーしたものが開発されているのかもしれません。

全館冷暖房は、断熱性能をあげて、省エネルギーで行うべきですが、たいした断熱性能の無い住宅でも、このシステムを使っています。これは無駄です。断熱性能を上げるために、少しお金を余分に使ってもらえば良いのですが、オプションでも拒否されることがあるのが不思議です。


このダクトのゴミやダニ、カビの問題を考えると、24時間換気でも同じように考えます。すなわち、排気に関してはダクトを使っても構いませんが、給気に関してはダクトを使わないようにするのです。

寒冷地でも、例えばスウェーデンのパーゴというメーカーのもので、給気は壁に穴を開けて、簡単に洗えるフィルターの個別セットで自然給気です。

排気に関しても私は個別に付けますが、このパーゴというメーカーのものは、ダクトを使っています。24時間排気し続けるので、給気と異なり室内にホコリなどが戻りませんから、あまり問題は無いのです。






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深基礎について

2007年07月17日 15時59分47秒 | 住宅ノウハウ・実例
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日は、深基礎を含めての配筋検査に行きました。

雨のなか、職人さんや現場監督が仕事をしてくれていました。

雨の関係でデジカメは故障が恐いので使わず、いつものように35ミリフィルムで写真を撮りましたので、残念ながら画像のアップはできません。

深基礎にすると、コンクリートの打設の回数が一度増えますが、今回はそれを一体で打設となりました。この場合、型枠を合板でハメ殺し(埋めてしまう)にしてはいけません。腐らないセメント版のようなものであれば可能です。

または、コンクリートをたくさん流し込んでしまう方法もあります。

コンクリートは、かなり無駄になりますが、打ち継ぎが無くなり一体となり、かなりの量を使います。業者が希望したので、OKにいたしました。

この現場では、基礎の鉄筋量を増やし、通常の3倍以上を使っています。

そのため、職人さんや現場監督から念押しの確認があったくらいです。

コンクリートを打設してもらったら、24時間は何の作業もしてはいけない、ということは、このブログを良く読んでいる人は、知っていますね。

明日は、天気が回復するようです。

私は明日は朝から一日中、横浜市庁、横浜市事務所協会、神奈川県事務所協会の会議や、調停委員の仕事で裁判所など横浜関内にいることになります。



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台風と地震

2007年07月16日 16時30分00秒 | 建築家の日記
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

関東では、昨日の台風の被害が一部の地域を除き大きな被害にならなくてよかったです。

また、中越に本日7月16日、地震が来ましたから、台風がそのまま北上していたら、中越地方は台風と地震のダブルパンチでした。太平洋側にさっていってくれて本当に良かったです。最悪の事態は回避できたということでしょう。

建築の構造計算では、「台風と地震が同時に来ることはないだろう」という前提の上で、計算を行っています。

これからも温暖化の影響で大型台風は、ますます増え続けると思いますから、将来この前提を変えなければならない状況にならぬよう願っています。

さて、7月16日の本日は、天候も含めあまり祭日の海の日らしくない海の日でした。そういえば、休みをとるスタッフが多いということくらいで、現場も動いていますし、通常通り仕事をしています。


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工事中、台風で家が潰れたら?

2007年07月14日 16時42分30秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲工事中ですがこれで、ひとまず台風対策の完了時の状態です。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

明日2007年7月15日の台風の直撃は避けられそうにありません。

本日は現場で台風対策の指示と最終確認に行ってきました。

サッシが付いた状態で、風が入らないところまで現場が進んでいれば問題はないのですが、外壁合板を張り始めたところで終わるのが一番不安です。

そのため、窓が付く予定の部分も含め、すべて合板で囲ってしまい、風が入らないように至急完了させます。屋根も葺き終わりたいところです。

皆さんが現在お住まいの家でも、窓を開けっ放しで台風の直撃を迎えると屋根が飛ぶ可能性はかなりあります。


現場でも同じで、骨組みだけの状態で風が自由に抜ければ良いのですが、そうでない状態であれば、壁を塞ぐしかありません。

また、当然ですが足場に張っている養生ネットも畳んでおきます。一見風が抜けそうな養生ネットでも、足場を倒してしまうことがあります。





▲これが、前日の指示前の状態です。
窓や玄関部分もまだ完全に塞がれておらず、ネットも畳んでいません。



▲足場のネットを束ねて、窓は塞ぎます。
玄関入り口も最後に塞ぎますが、対策完成は一番上の写真です。



では、本日の本題です。工事中に台風や地震で家がつぶれてしまったらどうなるのでしょうか?誰が責任を取るのでしょうか?

請負契約すなわち注文住宅なら、発注者である みなさん です。
売買契約の建売なら、販売者すなわち業者です。


工事中の地震や台風の天変地変のリスクは、請負工事の場合原則として発注者のリスク負担です。
原則というのは、工事業者が善良な対応や対策を取っていた場合です。この見極めが難しいですね。ハウスメーカーなどの契約書には、問答無用で発注者の負担と書いてあることもあります。
但し、火災に関しては人災ですので、工事業者負担であり、業者の加入している火災保険が適用されます。

このため、心配な現場では私が事前に指示を行い、確認を行って台風を迎えます。本来は現場監督の仕事ですから、設計事務所の私が指示や確認をすることではありません。

私が設計監理している現場では、私を信頼して依頼されたかただけですから、こういう大きなリスクの可能性を秘めている場合は、陣頭指揮を取ります。

私がまだ勤めていた頃、かなり昔の現場のことです。大雨の日に現場監督のミスで雨が家に流れ込んでいる状況を現場の観回りで見つけました。

その日は、会社の決起集会、というか慰安会で社員全員が本社に集まって、報奨金をもらい、立食パーティーのあと仲間同士で飲みに行く日で、他のみんなは既に出発していました。携帯電話の存在さえない時代でしたので、ずぶ濡れになりながらも、急いで応急の処置を施しました。応急といってもひとりで2時間以上は掛かりました。決起集会にも当然行くことはできませんでした。雨の中で夜にひとり、現場監督のミス、楽しみの決起集会が流れ…ということで強烈に覚えています。現場の手直し作業自体は、もっと強烈な想い出はたくさんありますが、まあ、楽しい想い出でもありますね。

昔から何でもやるべきポイントは、何がなんでも妥協せずにひとりでもやるという主張をいつも激しくしていますので、

私の性格を知っている現場監督や工務店社長、職人さんは雨に濡れながらでも文句を言わずに仕事をしてくれます。

レベルや意識の低い現場監督の場合は、必然的に私から怒鳴られることになります。お客様の中には、私が激しく担当者や現場監督を叱責している場面に出くわした方が何人もいらっしゃいます。

基本的には、感謝しながら、ほめながら、お願いしながらという気持ちでいるのですが、社内のスタッフに対しても同じで、

具体的なミスのことを叱ることはなく、その甘い考え方に対して、つい我慢できずに叱責してしまうようです。まだまだ人間的に未熟ですが、裏を返せば、そういう熱い部分があるから、365日24時間対応と言いきれるのではないかと思います。

今回の台風は日曜に直撃予定なので、プライベートな部分はすべて排除して対応できるようにしています。




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建売住宅の完成検査

2007年07月13日 17時08分12秒 | 住宅検査・トラブル相談
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日は、朝は建売を購入される方と完成検査に行き、台風が心配なので現場を廻っていました。

両方のお話をしたいのですが、台風の件は明日にでもいたしましょう。


建売の完成検査ですが、何をチェックするのでしょう。
事前にお願いしておいたので、ぞろぞろと相手の業者の担当者も、たくさん立ち会ってくれました。

みなさんにお願いしていることは、「気になるキズや汚れは、チェックして伝えて下さい。」私は、そういう部分はあまり指摘しません。主観的なことですし、皆さんにもわかるからです。

床下など目視であっても、皆さんが見てもわからない部分は必ず確認します。

機械の測定では、床や壁の水平垂直をレーザーレベルで測定したり、構造材の含水率を測ったりします。

しかし、一番大切なのは総合的に観ること、現象を見てその原因を類推したり、点と点を結ぶような考え方ができるかどうか必要です。こういったことはマニュアルのチェックリストでは決してできません。検査機関が何百項目ものチェックリストを作ったとしても、意味がありません。

すべての現場は異なったもので、現象も工法も材料も違います。

機械的なチェックでできれば楽で良いのですが、業者とのやり取りや、指摘する事項についてしっかりとした知識が必要です。

現場でのチェック以外に必要なのは、建築確認申請の確認、筋交い計算や構造計算のチェックが必要です。筋交いが入っているはずの部分に壁がなかったことがあります。耐力壁については、必ず照らし合わせます。

建売の場合は、重要事項説明書のチェックも行います。融資特約などの確認は、見落としがちですが注意が必要です。

私が建売物件の調査を依頼されるときには、重要事項説明書と建築確認申請はできるだけ事前に用意して頂きます。筋交い計算が付いていない場合もありますから、その書類もあれば、用意してもらいます。なければざっと私が計算しますが、どこにどういう筋交いや耐力壁が存在するかを、ハッキリさせておかないといけません。

筋交い計算書が付いていて、計算上の見掛けはOKで建築確認も検査済みまで終わっていても、実際には計算間違いで必要な3分の1しかなかったこともありました。

これらの書類と現場の両方を確認することが大切になります。


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全館冷暖房の注意点

2007年07月12日 13時15分03秒 | 住宅ノウハウ・実例
みなさんこんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

全館冷暖房について、お話しましょう。

高級住宅には、集中方式の全館冷暖房がついていますが、私はお勧めいたしません。

なぜなら、日本のメーカー品は、熱交換器が付いていたり、ダクトがフレキシブルというグニャグニャ曲がるスパイラル状のものを使っています。フィルターは、2階の天井にあり、半年に一度交換しないといけません。

今、記述した部分のどこがいけないのでしょうか?

まず、熱交換器があるというのは、省エネルギーで良さそうなのですが、結露が起こり、そこに細かいホコリやダニの死骸、花粉などが付着してカビが発生することがあります。日本では、高性能のフィルターを使うことで、これをカットしようということですが、高性能であればあるほど清掃や交換が必要です。

半年に一度、本当に永遠に行うでしょうか?

スパイラル状のものは、内部に凹凸ができるので、そこにゴミが溜まり易く、そもそも問題があります。配管の中は清掃ができないのですから、いくらフィルターが高性能でも、半年に一度では、やはり溜まっていくのではないでしょうか。


給排気を集中コントロールして、全館冷暖房という考え方は、アメリカのビルで当初スタートしました。そこで、問題が発生しました。シックビル症候群という、現在のシックハウスと同様の問題点なのです。

ホコリやカビが吹き出だしてくるのですから、アレルギーのある人には特に問題となりました。

それらの問題をクリアーするために、私が見た限りでは、北米では日本とは似て非なる考え方で対応しています。うわべだけを真似をして、日本流に工夫をしたつもりでしょうが、問題を残しているのです。

これと同じようにうわべだけ真似をして、昔、社会問題になったことがあります。

2×4工法に断熱材を導入したまでは良かったのですが、日本独自の安易な考え方で断熱材の商品を造り、工事を行っために、約25年前には壁体内結露によるカビなどが大問題になったのです。


これは、24時間換気でも同じリスクがあります。
そのため、私は第三種換気で対応しています。


次回は、北米の考え方との違いをもう少し詳しくお話しましょう。





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住宅の耐震診断

2007年07月11日 13時01分34秒 | 住宅リフォーム・耐震
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

昨晩は、横浜市の住宅耐震診断制度が9月から変更になるので、その講習会に参加していました。

今月末に試験があり、8月に認定講習などがあります。

横浜市は、全国の自治体の中でも耐震に積極的に取り組んでいます。

最終的には、昭和56年以前の建物すべてを耐震診断はしておきたいとのことです。横浜市にお住まいの皆さんで、昭和56年以前の建物の場合、横浜市の全額費用負担で耐震診断を受けることができる可能性が高いので、調べてみてください。

不明な方は、下記の横浜市建築事務所協会で調べるか聞いて下さい。

横浜市建築事務所協会




横浜市以外の地区でも、自治体によって何らかの制度はあります。ほとんどが、昭和56年以前の耐震が対象です。

一見すると公的な機関か?と思わせる広告、チラシ、企業名、組合名などがありますので、注意してください。

リフォームを行うときは、正しい耐震補強を行うチャンスです。純粋な耐震補強自体は、壊して復旧する費用を除けば、大した金額にはなりません。高い金額にんあるようでしたが、疑ってください。

ですから、リフォームで壊して復旧に合わせてが良いのですが、悲しいかな、正しい工事を行えない業者がほとんどです。


建築士以外で、正しい補強工事方法を考えて指示できる人は、稀です。
建築士であっても、正しい補強工事方法や工事方法を知っていることは少ないです。
建築士と名乗っていても、実際には資格がない悪質な担当者だったことがあります。しかも、やっていたことはとんでもないことでした。

皆さんに簡単にできる防衛策は、

・飛び込みの業者は疑う
・複数の業者に見てもらう
・高い値段の金具を付けたがる業者には注意をする

・事務所を構えた建築士にお願いをする
・役所などで工事業者や建築士のリストを入手して選ぶ

ということでしょうか。




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悪徳リフォーム会社

2007年07月09日 16時57分33秒 | 住宅検査・トラブル相談
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

先日、消費者センターの依頼で現場を拝見したのですが、悪徳リフォーム業者の一般的な例をご紹介しましょう。

悪徳リフォーム会社でなくても、リフォームのときにちょっとやってくれていれば耐震補強の必要がなかったのにという無知な業者もいます。

後者は、非常に多いのですが、本日は前者のお話です。


悪徳リフォーム会社の手口は、

最初は、排水管の清掃とかちょっとした手頃な金額での工事で実績をつけるケースもあります。きっかけは、巧妙になってきています。

ここで終われば良いのですが、次は必ず床下か天井裏の話になります。家が壊れるとか地震が来ると危ない、シロアリがやってくる、シロアリがいる、床下の湿気が多くて腐る。といった内容です。

耐震補強の話も出てきます。補強に大げさな金物を使うものは、悪質な場合が多いです。

業者の担当者は、引っ掛かった1軒の家からは、何度にも渡って悪質な工事を受注します。彼らなりのストーリーがあって、床下の湿気関係で、もうこれ以上床下の湿気関係では注文は無理といというころまで繰り返してから、次に耐震関係で騙してしまおうというような具合です。

水廻りのリフォームを得意として、通常の何倍もの金額で注文を取ってしまうこともあります。

ですから、1回や2回ではなく、何十回にも渡って被害を受けるのですが、被害を受けた方が、なかなか騙されたと気づかいないのです。

必要ないと断っても、あまりに長い時間説得されるので、お年寄りはついOKをしてしまうようです。お年寄りどころか、それほど歳を取っていない方も騙され続けていたこともあります。何回もそして何社からもです。


驚いたことに説明をしていっても、すべての事項に説明をしないと、いくつかは業者の言っていたことが正しいと思っていることです。

みなさんも、ご年配のご両親が単独でお住まいなら、ときどき確認した方が良いでしょう。

見えない床下や屋根裏、一度受け入れると何十回もやってきます。

万一おかしいと思ったら、消費者センターに相談することも有効です。同じような業者が同じような手口で動いていますので、情報が集まれば集まるだけ動きやすくなりますし、単独でも電話相談でもアドバイスや情報をもらえます。

おかしいとわかれば直接業者にも電話をしてくれますから、多少良心のある業者や、まだ被害額が小額であれば、返してくれます。

悪質かつ高額で、建築士の判断が必要な場合、今回のように現場確認してくれることもあります。たくさんの相談があるので、現場を確認できるケースはなかなか少ないそうですが、消費者センターは全国にありますから、気軽に相談をしやすでしょう。

まだ決着が付いていないので、今回の床下や天井裏の写真と解説は、別の機会にお見せしましょう。




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住宅の遣り方

2007年07月07日 14時34分06秒 | 住宅検査・トラブル相談
 ▲ 貫を一定の高さに打ち付けて、家の高さと位置を確定します。 



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日は、遣り方 といって、家の位置や高さを決めてしまう事前の準備を行いました。





▲これは、鎮め物 といい、家の真ん中、基礎の下に埋めてしまいます。
地鎮祭で神主さんから頂いたものです。この家のお守りですね。
この陶器の中には三種の神器、剣、鏡、勾玉が入っています。





▲コンクリートの下は砕石を敷いて、ランマーで転圧します。






▲これは、家の位置を決めた対角線を計っています。
対角線の数字が異なっていれば、直角にはなっていない、
平行四辺形になっているということですから、その確認です。
ちなみに、ここは、両方とも11メートル36センチでOKでした。



明日は、以前もお話したように建築士の集まりがあり、徹夜で語り合うことになりそうです。




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本日の上棟

2007年07月05日 19時51分00秒 | 建築家の日記
▲ 屋根の垂木がもう少しで完成です



みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、雨で延期になった上棟がありました。

昨日は、事務所で徹夜で朝の7時にようやく仕事が終わり、いったん帰宅。30分の仮眠で、消費者センターからの依頼で悪徳リフォーム会社と思われる被害者の家での現場確認。この話は、似たような話を含めたくさんあるので、いずれいたします。

その後、上棟現場へ。昼食の時間が無いため、車で運転しながらコンビニのおにぎり。でも、痩せないのが不思議です…。(笑)


チェックして、気づいた点の検討と手直し指示をして一度事務所へ戻りました。仕事をしていると、「なぜこんなに眠いのだろう…。」と思ったら、朝に40分の仮眠しかしていなかったからでした。

事務所のソファーで、30分ほど仮眠後、現場へ。


屋根の垂木が終わりかけていました。私は上棟のたびに、現場を観ると心配になります。何が心配かというと、私の設計する住宅は、屋根が廻りの家より明らかに高いからです。「高さの計算を間違えていないよなぁ…。」と何度上棟を迎えても思います。

建ペイ率や容積率は平面的なものですが、これは多くの皆さんはギリギリの大きさをリクエストをされます。高さには以外に無関心なのですが、私は高さも含めてどこまで可能かを考えて設計しますから、どうしても大きくなります。

同じ床面積でも当然工事費用は高くなりますので、同じ費用で少しでも平面的に大きくというご要望の場合は別ですが、高い天井の開放的なメリットなど、費用を掛けただけの価値はあります。

本日の上棟では、四方を塩と洗米と御神酒で清めました。挨拶と紹介、私から簡単な話をして、最後に施主からおみやげがありました。

今は、現場で乾杯だけでも飲酒運転の関係でご法度ですから、せっかくの機会だから上棟を簡単にでもしておきたいという方には、このパターンで、缶ビールと簡単なおつまみのおみやげを渡す方法は良いと思います。ご祝儀は無くても良いでしょう。

職人さんたちが帰ったあとに、骨組みだけの2階に施主とのぼり、記念撮影をしておきました。風が涼しくて気持ち良かったです。




▲屋根はまだ、載っていません。





▲もう少し、この2階部分を固めてからこの上の部分へと進みます。






▲2階の床の部分で、既に結構高い位置になります。


今まで地下車庫などの工事を行っていましたので、本日の上棟でようやく家の大きさなどがわかりましたとおっしゃっていました。自分の家を造っているという実感が、一番湧くときだと思います。

一流のハウスメーカーに最初は頼まれていた方で、どちらにするか最初は少し迷われたと思いますが、「先生に頼んで良かった」とご夫婦でおっしゃって頂きました。

上棟の時点だけでなく、完成後、そして入居後、何年経ってもそう言って頂けるようにすることが、ミタス一級建築士事務所の使命であり、私が追求しているところです。




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